会社の仕事をしていても、日常生活を送っていても、評価されることは難しい。
そしてそれと同様に難しいのが、ブログやYouTubeの発信活動など。(YouTubeはやっていませんが)
労力をかけても、時間をかけても、自己研鑽を積んでも全然評価されない。PV数は増えないし、再生回数は伸びない。
しかし嘆くなかれ、これが普通なんですね。現代では人気の中央集権が進んでいます。社会的に流行りまくっている超人気コンテンツかそれ以外かって感じ。

僕なんかブログを始めてもうすぐ4年になるけど、いまだに評価されていない。なんでやねん、泣きたくなる。でも仕方ない。
いつ日の目を見るのかは誰にも分かりません。でも僕らにできるのは、継続することだけ。
実力があっても成果が出るとは限らない。運もタイミングもある。だから波に乗るまで、続けるしかないのです。

・頑張っても、人から評価してもらえない
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 発信活動において、努力や成果が報われないのがスタンダード
- 発信者になる時は、コスパ志向を捨てて、とにかく継続を意識する
- 人からの評価はコントロールできない、自分でコントロールできるものだけに注力する
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・20代で貯金1,200万円達成
・映画・読書・音楽と膨大なインプットから、生活に人生を充実させるノウハウを発信
発信している人全てが抱えている苦悩
会社の仕事を頑張っても頑張っても、それに見合った評価を上司がくれない。これは全職場できっと一人は抱えているであろう不満。
人間関係で良かれと思って振る舞っても、評価されないこともある。自分ではサービスしているつもりなのに。
人同士の関係なので、どうしても好き嫌いは出てきます。努力しても成果を上げても、評価されないなんてケースも出てきてしまう。
そしてそれと同等かそれ以上に、辛いのが発信にまつわる話。
ブログやYouTubeやInstagramなどのSNSで発信している人たちに共通するである悩み。完全に僕も含んでる。

ってこと。もちろん超がつくほど成功してる人はいます。しかしピラミッドのトップ中のトップだけ。
そもそも報われていない人は、普通に生活している人の目には止まらない。ネット検索しても、YouTubeのホーム画面にも、出てこない。だから存在に気付いていないだけ。
発信者の中で圧倒的な格差がついているんですね。成功している発信者を見て、憧れて始める。でもそんなのは一部だと気付き、大半は諦める。
発信活動は楽しいです。アウトプットすることで得られる充実感は、代替が効きません。
しかしその分悩みもある。インプットするよりも、アウトプットする方がそりゃ大変。
ネタ切れの危険性とも常に隣り合わせ。発信したい内容がなくなった、燃え尽きたってケースもあるし。
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職場や学校などは、物理的にも心理的にも距離が近いだけに関心を持ってもらいやすい。
職場で曰く付きの人や、仕事ができない人でも、その人へのPV数は高いって言い方もできます。
しかしネット上の発信では、そもそも目に留まらない。まず存在を知ってもらうことから始めないといけない。ここが大変。
どれだけ中身が詰まったものを作っても、クオリティを追求しても、誰かに見てもらわないことには始まらない。
もし今からブログなりYouTubeなり発信活動を始める人がいるなら、僕からできるアドバイスはこれだけ。
トップ中のトップの成功者を見て、「自分もなれる」ってなんの根拠もなく、始める人にまずお守りとして伝えたいことはシンプル。

頑張りと成果は比例しないなんて日常茶飯事。「なんでこんなにやってるのに!」ってキレたら野蛮人。
ちなみに僕は去年の今頃にワードプレスに移行。なぜかそこからPV数がずっと3割減くらいになってる。
サイトの見栄えも直したし、そこから100記事くらいは書いてるのに。なんでや。こんなにやってるのに。
人気の格差は存在する
悲しいかな、現代には人気の格差が如実に存在しています。
テレビがメディアの中心だった頃と比べて、多様化はされてきていますが、それでも差はある。
社会的にも話題になる超ヒットと、日の目を浴びない作品。この二極端になってるんです。
「鬼滅の刃」とか「呪術廻戦」とか、ここらへんは超人気。共通用語として会話にも出てきます。しかしそうでない作品たちは、分かる人にだけ分かるみたいな立ち位置。
なんなら音楽でも映画でも、自分は大好きでも、「これはオレ以外誰が観てるねん」って思ってしまうものもある。
テレビを見ても出ている芸能人や俳優やお笑い芸人は、たいがい決まってる。人気者たちで数が決まってるイスを、何個何個も所有しちゃってる。
どの分野においても、その分野のほとんどの人気を掻っさらってる強いトップがいる。「人気の中央集権」が成立してる。
僕が4年くらい継続しているブログ業界ひとつとってもそう。全てのアクセスの8割は、上位の2割の人気ブロガーに集中していると思う。
所得分布で上位1%にあたる人々が、全体の60%を占める中間層を上回る富を保有。In America。
マジでこれと同じ。一部に集中しすぎ。バランス悪すぎ。
YouTubeの再生回数、音楽アーティストの人気やサブスクの再生回数、映画やマンガなどのコンテンツ。全てに格差がある。
好きでよく聴いている日本語ラップ。めちゃくちゃ曲も良くて、活動歴も長い大好きな実力派のラッパーがいるのですが、YouTubeの登録者数が数千人でした。

とびっくりしたり。ゴリゴリの実力者でも、上手くいってない場合もある。発信活動はなんとも難しい。
これから僕らができることとは?
さて凹んでいても仕方ありません。これからです、人生は。僕らに何ができるか。ここを考えましょう。
曲がりなにも発信活動を、4年間続けてきた。その中で常々感じることは、このふたつ。
発信活動の心構えとは?
- コスパ志向は捨てる
- ただただ、ただただ、継続あるのみ


コスパ志向は捨てる
僕らが消費者の時。生活用品を買う、服を買う、家電を買う。電気とか保険の契約をする。
こんな時はコスパを追い求めても良い。むしろそうするべき。同じ値段で、より効果的なモノを買う。これは賢い消費者と言えます。
しかし、しかしです。自分が生産者・発信者となる際は、コスパ志向は一切捨て去るべき。だって割に合わない期間の方がはるかに長いんだから。
ちなみに僕はブログを始め2〜3年経った時の時給はなんと25円。時給25円。いや、もう一回言っておこう。そう、時給25円。


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正直コスパなんて考えたらイカれてしまう。誰が、どう見ても、崩壊してんだから。そこらへんのブラックなバイトを探す方がまだマシ。
僕が続けられたのは、単純に楽しかったから。お金儲けしようが一番の原動力にだったら、きっと今頃やめてた。
発信活動のモチベーションに「楽しさ」がないと、続けるのはなんとも難しい。
努力に見合った成果が出ないのがスタンダード。運の要素もある。実力面で充実してても、日の目を見ない人も大勢いる。
だからコスパなんて気にしない。1時間頑張ったから1,000円は儲けたいなんて、最初に思ってスタートしたら、理想と現実のギャップにやられてしまう。
ただただ、ただただ、継続あるのみ
どこで努力が実るか分からない。いつ僕らの花が咲くのかは、誰にも把握できない。
だから来る日に備えて、僕らは続けるしかない。成功ノウハウはきっと数多くある。
サムネを変える。キャッチーなタイトルにする。ターゲットを絞る。上手くいってる人から盗めるポイントは確かに数多い。

でも結局これ。続ける。ただただ愚直に継続する。これに勝る成功法則なんてきっとない。
現パナソニックの創始者である松下幸之助の名言。

とにかく成功するまでやれば、失敗しない。分かる。言葉遊び感は確かにある。
こち亀の漫画で両津勘吉がお金儲けのために、正月に大型トラックに特設神社を作る。寄付を募るって話がありました。
「1000円寄付していただいた方には直接祈る」と言って、受験生からお金をもらう。そして両さんは自信満々に、こう告げます。


ちょっとこれと似ている。しかしやり続けないことには、成功はない。

と反論する人もいるかも。
分かる。これも分かる。やり続けても成功せずに、天に召される可能性ももちろんある。

としか正直言えないけど、とにかく継続するしかない。
継続だけが、万人に開かれた、唯一の公平な、再現性の高い、成功ノウハウ。茨の道ではあるけど、急がば回れ。
評価される・されないは、他人軸である
人からの「いいね」や、高評価は僕らにはどうしようもできない。人の気持ちだから。その人の胸三寸。
僕らでは左右できないものに一喜一憂してもムダ。他人の軸で生きても仕方ない。
雨の日に「なんで雨やねん」ってキレてみても、状況は変わらないのと同じ。どうしようもないものは、どうしようもない。
かたや発信のクオリティを上げるとか、発信を継続するとかは、完全に自分軸。100%自分でコントロールできるもの。
自分でコントロールできるものだけに注力する。自分で変えられるものだけに対象を絞る。

最近僕が読んで感銘を受けた本「鋼の自己肯定感」。シリコンバレーに在住&勤務歴22年を誇る宮崎尚子さんの著書。
最先端の研究結果と、実際に働き生活していたシリコンバレーの習慣から、生み出された自己肯定感を高く保つ方法が載っています。

この本の中では、自己肯定感を次の様に定義しています。

何かができるって気持ちである自己効力感、誰かの役に立っているという自己有用感、全く含めてません。あくまで自分軸。

とも書かれています。
発信にしても同じ。人からの評価を受ける、「いいね」の数を稼ぐ、PV数が伸びる。こんな条件がついていなければ、自信を持って発信できないならあまりにも窮屈。
他の人の評価や反応は一切関係ありません。いやある事はあるんですが、もう気にしてはいけません。
ありのまま自分が楽しんで発信をする。結果として他の人からの評価がついてこればラッキー。これぐらいに考えておきましょう。
僕らができることとしては、ただ発信活動を楽しむ。そして他の人からの反応からは解放される。これだけできれば大丈夫なのです。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 発信活動において、努力や成果が報われないのがスタンダード
- 発信者になる時は、コスパ志向を捨てて、とにかく継続を意識する
- 人からの評価はコントロールできない、自分でコントロールできるものだけに注力する
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!