日々の生活はもっと彩りに満ちていた方が良い。そこで有効な手段となるのが、BGMとしての音楽。
聴いただけでテンションを上げてくれたり、自分を鼓舞してくれる音楽も確かに良い。しかし気付かずに自然と溶け込んでいる音楽こそ真のBGM。
音楽にハマりだしてから10年以上。所有しているCDは1,000枚超えてからあんまり数えていない。
これが僕の持論。その中で在宅勤務に絞って考えてみました。
在宅期間時にハードな曲や、アッパーなビートをかけると集中力が切れてしまいそう。自然に仕事が捗るような音楽を紹介していきます。
・音楽をもっと生活に取り入れたい
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 全ての音楽には聴くのに適した時間帯やシチュエーションが存在する
- 在宅勤務時に最も聴いてほしいアーティストは、Brian Eno(ブライアン・イーノ)。
- テンションを一気に上げられる音楽も良いけど、生活に溶け込む音楽も計り知れない価値がある
記事の前に自己紹介!
・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました ・20代で貯金1,200万円達成
・映画・読書・音楽と膨大なインプットから、生活に人生を充実させるノウハウを発信
音楽があると生活は一気に充実する
僕はとにかく音楽が好きだ。ハマったのはちょっと遅咲きで、高校生の頃だった。
多感で思春期な中学校の時にハマる人が多い印象ですが、僕はその少し後。高校1年生の時の誕生日プレゼントで、両親からiPodを買ってもらったのがきっかけでした。
そこからずっと音楽を聴きまくっている人生。一番好きなアーティストはUKのバンドのRadiohead。海外の音楽を中心にずっと聴いていました。
20代の頃とあるきっかけで日本語ラップを聴き始めます。そこからはラップもずっと聴いている。
「洋楽 × 日本語ラップ」という意味のわからない組み合わせをしているのが僕。異種交配もいいところ。自分以外で出会ったことはない。
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そしていまだにサブスクサービスを一切利用していない。CDで音楽を聴き続けるというストロングスタイル。
家ではCDをかける。CDで買ったのを、iPhoneに取り込んで、外で聞いてる。CDがないと僕の音楽は始まらない。いずれレコードも集めてみたい、なんなら。
老舗CDショップの店員に、「CDでしか音楽を聴いていないんです」と言ったら、若干キモがられた。それが僕。
「洋楽 × 日本語ラップ × CDのみ」、ここまで掛け合わせると、世界中で他にいるのかってレベル。きっと僕しかいない。気付かないうちに、唯一無二の存在になってました。あざす。
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ブログのこれまでの記事数はこれまで500越え。ありがたいことにネタ切れはなくここまで来てます。
毎回「次は何を書いたもんかな」っていつも考えてる。素案を出して、ノートにメモする。記事の流れを紙に書いて、記事にしています。
案出しで悩んでいた時に、
と改めて気付く。やはり人間は当たり前になりすぎたものには、改めて着目するのは難しいですね。
幸福の青い鳥は近くにいました的なやつ。音楽について書いてみようって気分になりました。
おそらく僕は同世代に比べて音楽に詳しい。悲しいことに最近の日本の流行りの曲以外は、だいたい分かる。日常会話においては、ちょっと致命的なんやけど。
職場で上司が学生時代だった頃の80年代の音楽の話をしてついていけたのは僕だけだった。僕以外は誰もGuns N' Rosesもメタリカも聴いたことなかった。ド定番なのに。
大学生の頃にハワイに旅行に行った。現地の同世代と話す機会があり、音楽の話になったけど、僕の方が全然詳しかった。
話していたカフェで流れていた曲を彼らは全く知らなかった。僕はほとんど曲名まで言えた。
とにかく何が言いたいかっていうと、
音楽には聴くべきタイミングがある
10年以上、本腰を入れて、音楽を聴き続けてきた僕の持論。
この持論自体は音楽にハマってすぐに出てきたもの。つまりこの論自体を、10年以上提唱し続けてる。
僕は日本語ラップは大好きだけど、作業中は聴かない。読書中、仕事中、ブログを書いてる時には向いていない。
外を歩いている際や、風呂に入っている際にしか聴かない。音楽はそれぞれ聴くべきタイミングが存在する。
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世の中の雑誌を観てみると音楽特集のものも多いですが、
なんて細かくカテゴリー分けされてるものもあるくらい。
物事には全て適したタイミングがある。上司が機嫌が悪そうな時に話しかけるよりも、調子が良さそうな時に話しかける方が良い。
株価が5%以上下がったら、損切りした方が良い。20%とかまで下がったら遅すぎ。
リンゴは冬に食べた方が良い。ナスやピーマンは夏に食べた方が良い、というかもう名前が夏野菜なんだから。
ただ親孝行はいつしても良い。親孝行に関しては、思い立った時にしても良い。
話は脱線しましたが、とにかく音楽には聴くべきタイミングがある。大きな括りでいえば、朝か夜かなど。
適しタイミングで聴くと、より音楽は効果を発揮します。人生に一気に彩りが増す。
在宅期間時に聴きたい音楽はコレだ!
長くなりましたが、在宅勤務時に聴くべきアルバムを5枚紹介します。
多くの企業で在宅勤務が浸透して早くも約2年。僕も在宅勤務は3年目になりました。この2年間で最も在宅勤務中に聴いた記憶のあるアルバムに絞ったのがコレ。
在宅期間時に聴きたい音楽は?
- Brian Eno「Reflection」
- Brian Eno「Music For Airports」
- Brian Eno「Thursday Afternoon」
- BECK「Morning Phase」
- Sigur Ros「Valtari」
このアルバム達はとにかく溶け込む。生活に溶け込んで存在感を消す。しかし確実にその場の空間をレベルアップさせてくれます。
Brian Enoのアルバム3選
僕の在宅勤務のライフスタイルにおいて、欠かせないのがBrian Eno(ブライアン・イーノ)。古参のイギリス出身のアーティストです。確かもう70歳過ぎだったはず。
環境音楽であるアンビエントミュージックでジャンルがあるのですが、そもそもそのジャンルを生み出した人。始祖鳥的な。
イーノは昔に交通事故に遭遇、入院を強いられることとなりました。入院の際に友人が持ってきたハープのレコードを聴いていました。
しかしレコードが壊れていたのか、スピーカーの片方のチャンネルからしか音が出ていませんでした。音量も小さく聞きづらかったのですが、なぜか不思議とそれが心地良い。
ここで「環境の一部になる音楽」を作ろうと思い至ったそうです。確かに入院中は穏やかな音楽を聴きたくなりそう。
多くのアーティストのプロデューサーも行いながら、自分で精力的に作品をリリース。
そんなイーノの環境に溶け込む音楽は、在宅勤務にまさにピッタリ。思考や作業を邪魔しない。むしろ助長してくれる。
まずおすすめは「Reflection」。イーノはアルバムごとにコンセプトが決まっていることが多いんです。
このアルバムのコンセプトは「熟考を促す」というもの。さまざまな物事について思索に耽る時に、後押ししてくれる作品。
考え事をする時に最適な環境を作る、ということに特化した音楽。ありそうでなかなかないコンセプト。
と今になって思う。卒論を書く時に、ひたすらBGMにしていた気がする。
在宅勤務のために一枚だけ選べと言われたら、僕は間違いなくこのアルバムを選ぶ。
続いては同じくイーノの作品「Music For Airports」。
これもめちゃくちゃに良い。かけるだけで、いつもの自分の部屋が、いつもの自分の部屋じゃなくなる。
タイトル通り「空港で飛行機を待つ時に聴く音楽」がコンセプト。空港の空気を浄化するために音楽を流してはどうか、という思いつきから生まれた作品。
実際にニューヨークのラガーディア空港にも流れていた時期もあったんだとか。
とにかくリラックス効果がハンパない。聴いていると穏やかに時間が過ぎていきます。緊張しがちな在宅勤務の時に聴いてほしい。
続いては「Thursday Afternoon」。コンセプト分かりますか?
もうアルバム名を見たまんまです。「Thursday Afternoon」やで。
これもまた思考を邪魔しない。とにかく木曜日の午後はこれを聴くってオシャレルーティンを作ってほしい。
BECK「Morning Phase」
1990年代から活動している天才音楽クリエイターBECK。12枚目のアルバム「Morning Phase」。
とにかく「朝に聴く音楽」という括りで見れば、銀河系で一番優れてる。平日だろうが休日だろうが、どんな日の朝に聴いても素晴らしい。
2015年に行われた「第57回グラミー賞」では「最優秀アルバム賞」と「最優秀ロック・アルバム」と「最優秀エンジニア・アルバム」に選ばれました。
朝起きて「なんか元気が出ない」って日は、是非このアルバムを聴いてから一日をスタートしてほしい。
Sigur Ros「Valtari」
音楽の持つ美しさという点でいけば、地球上のどのバンドをも超越しているのが、アイスランドのバンドSigur Ros(シガーロス)。
僕は10年以上もファンでブログを開設して、数ヶ月後になんと来日公演があり、ライブを観ることができました。
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さっきのBECKの「Morning Phase」は朝に聴くべきアルバムですが、こちらは俄然夜に聴いてほしい。
在宅勤務中に聴いても良いし、終わってリラックスしたい時に聴いても良い。とにかく部屋の空間をかけた瞬間から変えてくれる。
特に僕が好きなのはこの楽曲。ぜひ聴いてみてください。
生活にBGMがほしい
音楽にハマって10年以上。なんだかんだ毎日音楽は聴いてる。
音楽が僕の人生のBGMなんです。逆にTVは一切見ない。CDをかけて、部屋に音楽が流れる、それがスタンダード。
音楽がなくても生きていけるけど、味気ない。何か足りていないような、大事なパーツが欠けているような、そんな気がする。
世の中では一気にテンションを上げられたり、すぐにハマるキャッチーな曲が持てはやされがち。
しかし僕らの仕事や家事や趣味などの生活を邪魔せずに、しかし確実に側にいてくれる音楽。生活に溶け込んでいる音楽は、世の中で思われている以上に価値がある。
もっと生活の質をあげたい、QOLを高めたいって人に、僕らできるアドバイスはこれだけ。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 全ての音楽には聴くのに適した時間帯やシチュエーションが存在する
- 在宅勤務時に最も聴いてほしいアーティストは、Brian Eno(ブライアン・イーノ)。
- テンションを一気に上げられる音楽も良いけど、生活に溶け込む音楽も計り知れない価値がある
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
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