会社を辞めたい、その気持ち分かる。たぶんそれ正常。というか僕は現に新卒で入った会社を辞めてるし。

・いつ転職するべきか分からない
という人にむけて書きました。

会社はいつ辞めても良いってものでもない。入ってすぐに辞めると、それはそれで経歴書に傷がついてしまう。
会社を辞めるべきタイミング
- 年収UPしたい
- 人間関係に難あり
- 今以上の成長が見込めない
- 年齢が30歳前後
定年もどんどん引き上がっている。一日のうちの1/3から半分は仕事をしている。つまり意識して環境を変えないと、ずっと今のまま。

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新卒の会社を辞めて1年以上経過した
辞めたんす。おれ、辞めたんすよ。新卒で入った会社は辞めちゃった。5年近く勤めたことになるのかな。
転職した会社も早いもんで、もう一年以上も経つ。時間が経つのは本当に早い。一概には言えないとは思うけど、僕は転職して良かった。
ちなみに転職活動していた時のスペックはこんな感じ。
- アラサー
- 勤務歴は約5年
職種はほとんど変わらず - 学部卒、一浪一留
- 理系だけど、文系就職
- 前職での評価は平均、もしくはそれ以下
上司ととにかく相性が悪かった - TOEICの最高スコアは800点オーバー
帰国子女でもなく、海外の大学を出ているわけでもない。一般的でもないけど、そこまで珍しくもないってくらい。
TOEICのスコアは留年した時に、暇すぎて取得したもの。学生時代だからかなり昔なんだけど、思いのほかプラスに働いた。日本人は本当に英語信仰が強いんだと思う。
転職活動そのものは、本格的に始めるとすぐに終わった。1ヶ月半〜2ヶ月くらい。
誰もが名前を知っている有名企業に、2社内定をもらってフィニッシュ。どちらも年収アップだったし、我ながら上手いこといったんだと思う。
「転職」って概念はかなりポピュラーになってきたけど、ハードルはまだまだ高いらしい。80社応募、1社内定、エージェントいわくこんなバランス。
書類選考をパスするのも5〜8%の確率なんだとか。YouTubeとかでも転職サイトの広告は山ほど出てくるくせして、意外と無理ゲー。

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あと最後に強調しておきたいのが、「前職での評価は平均、もしくはそれ以下」という部分。
別に新卒で入った会社で、「デキる社員」ではなかった。評価で平均以下をつけられたことも何回もある。
それでもキャリアアップの転職をしたし、年収も上がった。面接時の口八丁もあるのかもしれないけど、今の会社の評価はそこまで気にしなくても良い。
評価って非常に曖昧なもの。その人のスキルよりも、上司からの好き嫌いに大きく依存する。職場の人間関係にハマっているかにも影響される。
もしあなたが今の会社で評価されていなくても、環境を変えれば評価される可能性はめちゃくちゃある。
なぜ新卒で入った会社を辞めたのか?
会社の辞め時を考えるにあたって、まずは僕がなぜ新卒で入った会社を辞めるに至ったかを書きたい。というか、書かせてください。聞いてほしんだよ。
理由の大きくは以下の3つ。
- 先輩社員が次々と辞めていた
- 単純にブラックだった
- 会社の雰囲気や人間関係に馴染めなかった
「今の会社でバリバリ働いて、吸収しきったから」なんて言えれば良かったんだけど、そんなことはまるでない。

お世話になってた先輩たちの多くが、30歳を前に転職していた。身近に転職している人がいると、選択肢として意識しやすい。
しかも先輩はほぼキャリアアップの転職をしてた。ここも大きかった。「まぁおれもできるっしょ」ってテンションになれた。実際にできた。
だからもしあなたが不安を感じているのなら、そんな不安は無視してほしい。近い人にキャリアアップの転職をした人がいたら、「自分もできるかも」って思えるし。
一浪一留で、新卒で入った会社に馴染めなかった僕でも上手くいったんだから。あなたもいざやってみたら、きっとできる。
そして何より大きいのが、自分と会社のミスマッチ。結局転職したい人の大半なんて、ここに行き着くと思う。
会社の風土に馴染めていない。会社の人間関係が嫌でたまらない。上司との仲が悪すぎて、仕事しても評価してもらえない。マジで僕はこんな状況だった。
まず新卒で入った会社は、ゴリゴリの体育会系の会社だった。「スマート」という言葉を辞書で引いたら、対義語として載ってるレベル。
同期は頭はそこまで賢くなくても、アメフトやラグビーやサッカーなど、とにかく部活の主将をやっていた人が多かった。
ちなみに僕はゆるいテニサーだった。しかもテニスはほぼしない系のテニサー。ちなみに中学校と高校の部活は途中で辞めた。
内定もらった時点で、自分には合わないと気付くべきだったんだけど、平均年収の高さに目が眩んで入社してしまった。人の欲というのは本当に愚かなものだ。
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あとは普通にブラックだった。BtoBの会社だったこともあり、知名度がそこまでないのが運の尽き。
知名度がある会社がやらかしたら、すぐにニュースになる。しかし知名度がなければ、騒ぎになりづらい。ニュースとしてヒキがないし。



飛び込みで亡くなった人もいた。これは僕が一年目の時。三年目の時には隣の部署の顔見知りの人が、首を吊っていたっけな。
「こんな会社には定年までいられない」と心のどこかにはずっと思ってた。一念発起して転職サイトに登録したあの頃の自分にエールを送りたい。
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会社の正しい辞め時はいつなのか?

今の会社に不満を感じている人は、全てこの疑問を感じていると思う。

会社を辞めるべきタイミング
- 年収UPしたい
- 人間関係に難あり
- 今以上の成長が見込めない
- 年齢が30歳前後
年収UPしたい
年収UPを目指すために、会社を辞めて転職するのは非常に合理的。
そもそもの前提、サラリーマンの年収というのは、その人の実力では決まらない。フリーランスとか自営業だと別やけどね。
サラリーマンの年収は、業界と会社によって決まる。大企業の平社員が、中小企業の役員よりも給料が高い。こんなことも普通にあり得る。
今の会社で成果を出して、出世を狙う。確かにこれでも年収は上がる。しかし手っ取り早く年収を上げたいなら、転職一択。
今よりも平均年収が高い業界や会社に転職する。こっちの方が早く確実に年収はアップする。

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人間関係に難あり
人類が太古から抱えていて、おそらく今後もずっと悩み続けるであろう課題。そう、人間関係。
会社にはやはり社風がある。「個性を大事にしよう!」って社長がメッセージを出してる会社も多いとは思う。
でもそんなのは全部ウソ。決まった範囲内で、ちょっと差がある程度を求めてる。その会社の雰囲気に合わない人は、徐々に排他されてしまう。
自分を受け入れてもらいたいなら、似た人が多い会社に移るべき。間違っても会社の雰囲気が変わるのは待ってはいけない。半世紀はかかるから。
異動して違う部署に行ったら雰囲気も多少変わるかもしれませんが、それも所詮は気休め。本当の本当に人間関係に悩んだなら、さっさと辞めるべき。
接していて苦痛な人間関係に身を置きすぎると、自尊心はすり減るし活力もなくなる。将来の自分への足枷になるだけ。
今以上の成長が見込めない
これはめっちゃポジティブな理由。ある程度業務を覚えて、これ以上吸収できないって思ったら、辞めてしまっても良い。
同じ会社で安定した生活も良いけど、成長はない。リスキリングなんて言葉もあるし、今覚えたスキルだけで一生は食っていけない。
若くして成長機会を失うのはもったいない。人生は体験が全て。多くの経験を積むことは絶対的な善である。


年齢が30歳前後
「とりあえず三年は勤める」って言葉がある。これは意外と真実だと思う。あまりにも早く辞めると、どの会社からもネガティブに見られる。
しかしこの三年を過ぎると、一気に状況は変わる。徐々に転職市場で値段がつくようになる。
社会人歴が3〜10年、年齢にして30歳前後。ここが一番転職市場では売れ時。脂がのりまくってる。
- 社会人の基礎ができている
- 即戦力として使いやすい
- まだ若いので、成長の余地が残っている
こんな理由で好意的に見てもらえる。
育成の手間もそこまでかからない。かと言って、成長しきってもないから、まだポテンシャルはある。絶妙にいいとこ取りしてるのが、30歳前後。
大学生が就活の際に「新卒カード」を持っているように、この時期は「転職カード」が僕らの首にぶら下がってる。意識できてない人も多いけど。
必ずしも転職する必要はないけど、このカードの賞味期限を切らすのはあまりにもったいない。とりあえず何社か受けてみても損はない。
女性が結婚適齢期を逃すまいと婚活に勤しむのとどこか似ている。価値が下がる前に、高い値段がついているうちに、売り抜けてしまうのは賢い判断。
辞めるも辞めないも自分次第
色々書いたけど、結論としてはどっちでもいい。辞めても、辞めなくても、どっちでもいい。
投げやりに聞こえるかもしれないけど、結局は自分で決めるしかない。逆に言えば自分で決めたなら、それが正解。
僕みたいに辞めた人は、「会社を辞めて良かった」って言う。一つの会社で勤め上げた人は、「辞めなくて良かった」って言う。
世の中はそんなもの。人はこれまでの自分の選択を肯定したがる。だから人によって答えは変わる。
「会社を辞める」、「会社を辞めない」、どちらもメリットとデメリットがある。まずは自分で吟味する。
自分の状況や人間関係やメンタルをもとに吟味する。最後は自分で決める。他の人に決めてもらってはいけない。


まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 会社の評価は今ひとつでも、キャリアアップの転職ができた
- 年齢が30歳前後なら、転職市場で高い価値がつきやすい
- 会社を辞めるかどうかは、最後は自分で納得感を持って決める!
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!