相手目線で物事を考えないと、損します。全く同じことをする。ただ相手の立場で考えていたか否か、これだけで受け取られ方が大きく変わってしまいます。
もともと他人への興味も配慮もない、なんともフォローしがたい僕。相手の立場で考えれていないということで、損をしてきたこともしばしば。
「自分が言いたいこと」=「相手が聞きたいこと」ではないんです。せっかく成果を出したり、努力をしても、相手がどう受け取るかかは別問題なんです。
あなたもこれまで損をしていたかもしれません。仕事でも恋愛でもなんでも、今まで過小評価されていたかもしれません。この状況を打破するコツは「相手目線」なんです。

・実績や行動の割に、パートナーや周囲の人間の評価が低い
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 相手目線になることは、究極的に自分が損をしないため
- 相手目線に立ち、「短く的確に」説明しないと、伝わらない場面も多い
- 「1分で話せ」を読んで、「メタ認知力」を鍛えよう
面倒だけど、相手目線で考えよう!
ダルいですよね、相手の目線で考えるのって。分かります。僕ももともとそういう人間なんで。


そう思って生きてきたのですが、それだけだと詰まることも多い。損する場面がめちゃくちゃ多いんですね。
こうなって、ちょっと思考を転換させました。ポリシーを変えるわけでなく、捉え方を変えてしまうと。

あくまで自分の為に、相手の立場に立って考えることにしようというわけです。いるか分からないですが、

なんてハードコアな人も、あくまで自分の為と割り切って相手の目線で考えていきましょう。大丈夫です、僕も自分さえ良ければ何でも良い人間なんで。
何かを伝える時、話をする時、コミュニケーションをとる時。全て相手目線で考えるようにしましょう。嫌いな人間や、あなたの時間を奪ってくる人達から自分を守る保身術でもあるわけです。
相手の立場で考えておけば、無用なトラブルは起きづらくなるわけですから。リスクヘッジです、あなたのエネルギーや時間はプライスレス。
相手目線に立っていなかった僕の失敗談
思い返せば、損ばかりしていた気がします。プライベートでも、恋愛でも、仕事でもそうなんですね。成果や努力に見合った評価を受けていない気がするんです。


あなたも損している様に感じたことないですか?色々積み重ねてきていたとしても、全くの水泡に化したというか。全然自分の成果にフォーカスしてもらえていないというか。
例えば、異性に良かれと思ってしてあげたのに、全く喜んでもらえていないとか。会社の会議での発表や、資料作成で手間をかけたのに、評価されないとか。
会議で1時間発表して、後日にその会議の参加者から全然的外れな質問が来たのです。「ちゃんと聞いておいてよ・・・」と思って回答したんです。しかし、たて続けに数人に同じ様な質問が来ました。おかしいぞ。。。
こんなんばっかりでした。ある時気付いたんです。こういう取り組みは、相手の利益のためでなく、自己満足のためにしていたんだなと。
自分は「おれ、やってるぜ!」と気持ち良くなる。しかし相手からすれば、別にありがたくもなんともない。理解されていない、汲み取ってもらえていない。こういうことって結構ある。
受け入れたくはないですが。。。自分の努力や成果を誰も必要としていない。もしくは相手のニーズに沿った形で提示できていないというパターン。
逆の立場になって考えてみましょう。いませんか、誰かが会社の会議で長々と話すけど、特に得るものがない時。ありますよね。
資料も情報量は多いけど、特に自分には活きてこないものばかりというか。話を聞いているうちに、思わず全然関係ないことを考えてしまうというあのやつ。


実は気付いていないだけで、自分もその人と全く同じことをしてしまっているんです。認めたくはないけど。。。
ビジネス書やブログもそうです。人気のあるコンテンツは、人のニーズに応えたり、悩みを解決するものがほとんど。相手の目線に立っているものこそ、みんなが注目してくれるし、受け入れられるのです。
これからは、相手の立場で考えて損をしない
自分の立場を良くしたり、損をしないために、相手目線を心がけましょう。会社の人間が気に食わない人らばかりでも、相手の視点で考えていきましょう。
そうすれば、今よりもっと嫌いにならずに済みます。トラブルが減るから。一番手っ取り早くて、効果的な方法が、質問に短く的確に回答すること。

という方もいると思います。でもここでポイントは、「短く的確に」答えるということ。
回答はしていないわけではないのですが、自分の苦労話を言ってしまうってやつ。 僕もやってしまいがちで、かつ他の方もしちゃっている行動だと思うんです。
突き詰めれば、「Yes」か「NO」で返答できる。しかし、

という様に、無意識に自分のしてきた過程を長々と話しちゃう。聞いている側だと、全然無くてもいい話だと分かるのですが、いざ話す側になると分からなくなるんですね。
自分が話したいこと、相手が聞きたがっている情報、これらは必ずしも一致しません。まずはこれを肝に命じましょう。
恋愛でもそうですよね。言っている側は気持ちよくなるけど、受け手としてはそこまでありがたくもない言葉とか。行動でもそうですよね。
相手のニーズではなく、自分のウォンツに従って行動・発言する。

と勝手に思い込んじゃう。でも相手目線からすれば、不要なのでそこまで効果がない。これを見て、

と何故か状況は悪くなってしまう。



「1分で話せ」に学ぶ相手目線!
相手目線で考える、これがモロに求められる機会はいくつかあります。会議や会話の際など、相手に伝えるという場面が多いですね 。
伊藤羊一さんの「1分で話せ」という本にその極意が載ってあります。伊藤さんは現在会社の代表取締役をしています。
特に面白い経歴をひとつ。孫正義の後継者を見つけ育成するというソフトバンクアカデミアという学校にかつて所属していました。
実際に孫正義にプレゼンする機会も多くあったそう。そのプレゼンで、国内CEOコースにおいて年間1位の成績を修めていたそうなんです。
つまり、伝えるプロが書いた伝える極意が詰まったのが「1分で話せ」という本。全社会人に読んでほしい、伝え方で損をしない為にも是非読んでほしい。
この本でまずいきなり突きつけられるのが、「人は相手の話の80%を聞いていない」ということ。
そのため、1分で話せるように話を組み立て伝える必要があるんですね。というか、1分でまとまらない話であれば、結局何時間かけて話しても伝わらないってことなんです。
どんな話でも1分で伝えることができる、念頭に置いておきましょう。
そしてこの本の中でも、重要視されているのが相手目線になること。一方的に自分がこう思うと言うことを伝えても、相手は動いてはくれません。
自分が「相手に伝えたい」という視点しか持っていない。そうなれば、その話を聞いている相手の気持ちが理解できないし、結果として相手に伝わらないということなんですね。
話している自分、そして相手を俯瞰で見るのが大事。意識するかしないか、大きく変わってくるポイントです。
主観の自分を意識することを「メタ認知」と言います。優れたビジネスリーダーはこの「メタ認知」力が優れています。
自分の都合や思いだけ、これだけでは周りの人間やチームのメンバーはついてきません。自分が進める施策に賛同してくれているだろうか、自分の発する言葉が相手に伝わっているだろうかなど。
優れたリーダーは相手から自分がどう映っているかを考えます。チェックしながら、自分自身の行動、振る舞い、言葉などを相手に合わせて少しずつ修正しているんです。

【関連記事】モテる為にはこれを読め!
恋愛でも相手目線が欠かせません。これを機に、「もっとモテたい」と思った方に向けて。大島薫さんの本を読んでみて下さい。
体は男だけど、服装や中身は女性という大島さん。男性・女性ともに気持ちがわかっているアドバイスは唯一無二なんです。
赤裸裸とはまさにこのこと。
【関連記事】店員さんには偉そうな態度をとるな!
相手目線ができていない、この極みが店員さんへの横柄な態度。店員さんに限らずに、立場が下の人間に対して、横柄な態度をとる人は多いです。
会社でばっきばきの上から目線で接してきて、後にパワハラ・セクハラで左遷された人達の話(実体験)も踏まえて、お届け致します。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 相手目線になることは、究極的に自分が損をしないため
- 相手目線に立ち、「短く的確に」説明しないと、伝わらない場面も多い
- 「1分で話せ」を読んで、「メタ認知力」を鍛えよう
僕ももっともっと読者視点を意識して、記事を書いていこうと思います。世の中の作品や創作物って、作った人でなく、受け取った人達が評価するんですよね。
自己満足で続けているブログではありますが、せっかくだったら色々な人に楽しんでもらいたい。僕もまだまだです。キーワードは「相手目線」、一緒に頑張っていきましょう!
ではでは!