昨年30歳になりました、楽しい20代でしたが、心残りもある。最も大きな心残りが、瞑想の習慣を定着させれなかったこと。
瞑想の効果は数々の研究で明らかになっています。毎日継続するだけで、脳が変わるし、人生が上向く。

・瞑想のやり方が分からない
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

コツは毎日同じタイミングで、瞑想を行うこと。20代の僕は「毎日どこかのスキマ時間で瞑想しよう」と思っていましたが、これでは無理。
オススメは朝です。起床後にすぐする。もしくは起床後にうがい、トイレ、水飲むなどを片付けてからでも良い。とにかく1日を始める前に行う。
瞑想のやり方
- 椅子に座る
背筋を軽く伸ばし、浅く椅子に腰かけ、背もたれから背を離す - お腹はゆったり、手は太ももの上、足は組まない
- 目を閉じる
もし開ける場合は2メートルくらい先を見る - 体の感覚に意識を向ける
足の裏と床、お尻と椅子、手と太ももなど接触の感覚を意識する - 呼吸に注意を向ける
深呼吸や呼吸コントロールをせず、自然と呼吸がやってくるのを待つ

瞑想というとスピリチュアルっぽく聞こえてしまいますが、そんなことはありません。いわば「脳トレ」、というか科学的に最も立証された「脳の休息法」なんですね。
瞑想の効果とは?
- 集中力の向上
ひとつのことに意識を向け続けることができるようになる - 感情調整力の向上
ストレスなどの刺激に対して、感情的な反応をしなくなる - 自己認識への変化
自己への囚われの減少、自己コントロール力の向上 - 免疫機能の改善
ウイルス感染などに対する耐性ができ、風邪をひきづらくなる
騙されたと思って、今すぐ瞑想をやってみましょう。その10分があなたの人生を変える。良い方に変わる。
記事の前に自己紹介!

・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
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目次
瞑想の効果とは?
瞑想することで、メンタルは無敵モードに

という人もいるでしょう。まずは瞑想が持つ恐るべき効果から紹介します。
分かります。なんかスピリチュアルっぽいですよね。友人が「最近瞑想始めたぜ」って聞いたら、確実に小バカにしてしまうでしょう。
しかし侮るなかれ、グーグル、アップルなどアメリカのトップ企業でも導入されています。スティーブ・ジョブズも実践していたなんてのは有名な話。
「世界のエリートがやっている 最高の休息法」という本を参考に書いていきます。ちなみにイェール大で学び、精神医療の最前線・米国で18年診療してきた医師の方の著書。

瞑想の効果とは?
- 集中力の向上
ひとつのことに意識を向け続けることができるようになる - 感情調整力の向上
ストレスなどの刺激に対して、感情的な反応をしなくなる - 自己認識への変化
自己への囚われの減少、自己コントロール力の向上 - 免疫機能の改善
ウイルス感染などに対する耐性ができ、風邪をひきづらくなる
ちなみにこれは瞑想の効果の一部。他にもまだまだ解明されています。
瞑想することで、脳が成長する
脳は体重の2%ほどの大きさですが、体が消費するエネルギーの20%を使ってる欲張りなやつ。
脳にはデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)と呼ばれるシステムがあるのですが、このDMNが脳の消費エネルギーのなんと60〜80%を占めるんです。
DMNとは脳が意識的な活動をしていない時に、働くベースライン活動のこと。脳のアイドリング状態。

何もしていない時にも、脳は過剰に働き続けてる。あまり意識してなかったけど、脳はかなりのブラック企業体質らしい。
DMNは「心がさまよっている時に働く回路」としても知られている。結局のところ、僕らは脳のエネルギーの大半を使って、心をさまよわしてる。コスパ悪すぎ。
つまりはこのDMNの活動を抑えることで、疲労感を防ぐことができる。そのためになにがオススメ?なにができるの?

ただぼーっとしていても、脳は勝手に考え事をするので、ちっとも休まっていない。

と脳科学でも明らかになってる。脳を変えるなんてエグすぎる。違法手術レベルの効果やん。瞑想を続けることで、DMNが働きづらい脳に変わっていくんだってさ、ヤバいよね。
脳のすべての疲れやストレスは、過去や未来から生まれるって言われてる。
今この瞬間の自分の呼吸や内面に意識を向けることで、それらの疲れをシャットアウトすることができる。心がさまよわなくなる。
正しい瞑想のやり方を徹底解説
瞑想の手順を確認しよう

って思ってくださった方もいるはず。鉄は熱いうちに打て。続いては瞑想のやり方を解説します。
いろいろなやり方はありますが、一番オーソドックスなやり方を書きますね。こちらも「世界のエリートがやっている 最高の休息法」に紹介されていた方法。
瞑想のやり方
- 椅子に座る
背筋を軽く伸ばし、浅く椅子に腰かけ、背もたれから背を離す - お腹はゆったり、手は太ももの上、足は組まない
- 目を閉じる
もし開ける場合は2メートルくらい先を見る - 体の感覚に意識を向ける
足の裏と床、お尻と椅子、手と太ももなど接触の感覚を意識する - 呼吸に注意を向ける
深呼吸や呼吸コントロールをせず、自然と呼吸がやってくるのを待つ
この状態で10分間、忙しかったら5分間でもOK。何も考えない。雑念が浮かんできても、気にせずに放置する。


慣れるまで瞑想は苦痛かも
ちなみに僕は5年ほど前に、健康に関するセミナーに参加したことがあります。そこでインド人の講師の方が瞑想について解説してくれたのですが、これと同じやり方でした。
瞑想って万国共通なんですかね。ワールドワイド。書いてて思ったけど、インド人から瞑想を教わりましたってイケてるよね。
コツは呼吸に注意すること。呼吸するたびに、「1」、「2」ってラベリングするのも有効。「10」まで数えたら、また「1」に戻る。
最初の3回くらいまでは、正直「こんなんやって意味あるんか?」と思うはず。しかしそれでも続けてほしい。
徐々に瞑想の時間が癒しになってくるから。むしろこれまでの自分が、「自分と向き合う時間」を確保していなかったことに罪悪感すら覚えてくる。
3巻目までは様子見で、そこから一気に面白くなるマンガとかドラマだと思ってほしい。瞑想は最初の山を乗り越えたら、そこから先はずっと有意義。
瞑想は起床後に行うのがベスト
瞑想の習慣化をするために

分かる。そうなんですよね。いくら脳の休息になるからと言って、会社の休み時間にしようって気にはなかなかならないはず。
家事の合間にってのもなかなか難しい。そもそも忙しいスキマ時間に迷走したところで、雑念が浮かんできやすい状況だし、瞑想の難易度は上がる。
では瞑想をするおすすめタイミングはいつなのか?

ここ。起床後。朝一番にする。もちろんトイレとか、うがいとか、水飲むとかしても良いけど、朝起きてすぐに瞑想に取り組む。
これまでの僕は、日中のどこかで、「時間ができたら」瞑想しようって考えてました。しかしこれでは習慣化しなかった。マジで何度も挫折した。
まずなかなか時間ができない。スキマ時間ができても、YouTubeとか見て終わってしまう。習慣化するには、する時間は固定してしまった方が良い。
朝活として瞑想するのが最も効果的
世界的な朝活の先駆けとなった名著「朝時間が自分に革命をおこす 人生を変えるモーニングメソッド」。こちらの中で、著者が導入しているモーニングルーティンがこちら。
- 瞑想5分
- アフォーメーション5分
自分を自己暗示する - イメージング5分
今日という日をイメトレする - 読書20分
- 日記5分
- 運動20分
この中で最初に行われているのが瞑想。
朝に行う瞑想が最も良い。せかせかして、刺激の多いライフスタイルを送っている僕ら。朝の瞑想で劇的な効果が得られると書かれています。

瞑想をすることで、代謝、血圧、脳の活動、身体機能の向上が認められています。ストレスや痛みも和らぐ。寝付きも良くなる。瞑想にかかる時間をわずかですが、受ける恩恵は計り知れません。

実際に瞑想を習慣化するってなかなか難しい。何度も挫折しているからこそ分かる。
スキマ時間に瞑想をしても、何もしていない時間ってすごくもったいない、まるで損をしてるような気になるんですよね。
だから最初から決まった時間にするのがオススメ。そしてそれは起床後に行うのが一番良い。
瞑想こそ人類に残された最後の理想郷である
瞑想することでしか人生の自由は得られない
そして最後に、瞑想こそ人類に残された最後の理想郷だって話をして終わります。スターウォーズのEP4みたいなノリ、最後の希望。
「サピエンス全史」「ホモ・デウス」などの作者であるイスラエルの歴史学者の著書「21Lessons」。21世紀を生きる人類のために、21の教えを授けてくれる、そんな本。



この世界、人生の意味、自分自身のアイデンティティー。ちゃんと把握したい。だったらまずは苦しみに注意を向け、それが何かを調べるに限る。
世の中にはいろいろなストーリーや考えが存在しています。ネットを開けば、とにかく色々な情報が目に入る。スマホなどのツールに行動を支配されてる。
みんな自分が都合の良いように物事を解釈していて、様々なものに振り回される。惑わされないためには、自分自身をきちんと見直す必要がある。
その中で最も有益な方法が瞑想。たった一回の呼吸の間でも、自分を観察する。自分の内面に意識を向ける。
瞑想をしないと、テクノロジーに支配される

と作者も書かれています。歴史学者という博識な人でも、自分の内面に関しては、分かっていなかったんですね。

ちなみに作者は2000年に初めて瞑想の講習を受けたらしい。それ以来毎日2時間瞑想するようになったんだとか。毎年1〜2ヶ月は長い瞑想修行に行くんだとか。
めっちゃ極端。上京して初めて男性経験を積んでからは、とにかく男漁りに精を出す女子大生みたい。非常に品のない例えだけど。
現代社会では、とにかくテクノロジーの進化が止まらない。次々に便利なものが出てくる。人工知能の成長も待ったなし。
僕らは知らず知らずのうちに、他人に思想や行動をコントロールされてる。過去記事にもしましたが、現代人はとにかくスマホ中毒。
- 現代人は1日2,600回以上スマホに触っている
- 平均して10分に一度、スマホを手に取っている
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- ビルゲイツは子供が14歳になるまでスマホを持たせていない
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自分について観察したり、自分の視点で現実を観察するのが難しくなってきてるんですよね。しかし僕らにはまだ道は残されてる。
自分が本当は何者なのかを、じっくりと吟味しよう。

一に瞑想、二に瞑想、三と四がなくて、五に瞑想。いやマジで宗教じゃないよ。とにかく人類に残された、最後の理想郷だと信じて、瞑想やってみな。飛ぶぞ!?
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 瞑想をすることで、脳の構造そのものが変わっていく
- 瞑想は起床後に毎日10分間するのが最も習慣になりやすい
- テクノロジーに支配されている現代において、人間に残された最後の希望は瞑想である
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!