物欲をコントロールするのって難しいですよね。ついつい色々なものを求めてしまったり、衝動買いをしてしまう。
僕もこれまで買ってすぐに使わなくなったものや、買って1シーズンしか着なかった服もたくさんあります。
しかし自分の家を改めて見てみましょう。生きていく上で必要なものって、おおよそ揃っているのではないでしょうか。
今更なにか新しいものを買う必要なんてないんです。買うことでお金もかかりますが、その後の管理も面倒くさい。

これがこの記事で言いたいこと。必要のないものは買わずに、自分の幸福度を上げる賢いお金の使い方をしましょう。

・ついつい衝動買いをしてしまって、困っている
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 生きていく上で本当に必要なモノは意外と少ない
- 自分の持ち物に不十分性・不完全性を感じるから、物欲が湧いてくる
- 人生の最高の思い出は、購入したモノではなく、経験に宿る
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・20代で貯金1,200万円達成
・映画・読書・音楽と膨大なインプットから、生活に人生を充実させるノウハウを発信
本当に必要なモノは少ない
僕らが生きていく上で、必要なものって実はそこまで多くない。必須なアイテムと、あとは余剰品。
その余剰に人生の醍醐味が眠っていたりはするんだけど。それはさておき。
1週間以上の中長期の旅行に行く際に、僕らは大きなトランク一個に荷物を詰めます。
そのトランク一個の荷物と、食事と快適に眠れる場所さえあれば、僕らは生きていける。人生で最低限これさえあれば、今日も大丈夫。
僕らはすでに色々持っていて、普段思わず衝動買いしたくなるようなものは、生きていく上では必要のないものがほとんど。
というか生きていく上で必要なものを買う際は、衝動買いなんて単語は多分使われないし。
ちなみに僕の話を少しすると、

怒涛のペース。ちなみにそれまでは実家暮らし。実家から出て一人暮らしを初めたスタートの2年で、引っ越しまくってる。
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そんな「引っ越しズハイ」を経験してみると、とにかくムダなものを持つバカバカしさを感じる。
引っ越しする上で梱包しないといけないし、その分お金もかかる。収納できる家を探さないといけない。持ってるだけで、意識しづらいコストが発生してる。
僕らが物欲を抑えられない時に買いたいものって、見栄や衝動買いしたくなる時がほとんど。
そもそも現代の若者はかなり買い叩かれてる。日本の平均賃金は約30年間も上がっていないらしい。
そのくせ消費税は気付けば10%になった。厚生年金なんかの税金も上がってる。お金をくれない割に、お金を持ってく量は増えてる。

と政府はアピールしてるものの、これも本来おかしい。
副業や投資なんて、本来好きでするもの。強制されるものでもない。
副業や投資でもしないと、家計は大変ですよって匙を投げた態度に見えてしまう。
きっとこれからもお金に関する不自由さは増えていく。必要のないものを買ってしまうのは、かなり危険な習性。


ミニマリストを参考にしてみる
こういった際に、お手本にしておきたいのが、ミニマリストの生き方。
完コピする必要はありません。というか普通の人がいきなりマネしようとすると、あとで後悔する可能性は高そう。
別に家のものを今から極限まで減らすなんてしなくてOK。ただミニマリストの方の思考を知っておくだけで、かなりタメになります。
ちなみに僕はミニマリストになりきれていない奴。いらないものは徹底的に買わないけど、好きなものはコレクションしてる。
- スニーカー:30足前後
- Tシャツ:25枚前後
- CD:700枚前後(実家にも多く置いている)

と我ながら思わんでもない。
まぁでも本当に好きなものなら、いくつも持っておいても良いと思う。その代わりにこだわりのないものは持たない、もしくは持っていても最低限にする。
ガチガチに排除するよりかは、こちらの方がきっと長続きするはず。
ミニマリストの方の著作は数多くありますが、最もオススメはミニマリストしぶさんの著書「手放す練習」。

と書かれています。
ミニマリストは仕事ができたり、ビジネスのを才能を秘めている場合が多い。物を減らすことで、取捨選択の訓練ができているからなんだそう。
またドラマなどで失恋した人が布団にうずくまったり、引きこもりでメンタルがやられているシーンでは必ず部屋が散らかっています。

なんて研究結果もある。
モノには情報が詰まっていて、視界に散らかったものが映り込むと、だんだんと疲弊するし集中もできなくなる。
本当に必要なものだけ持っておく、これが大事。今あるものが捨てられないのであれば、せめて今後買うものは吟味してから購入すべき。

完全なるYesもしくはNo。なんとなくイエスなんて存在しない。

という方もおられるかもしれません。大アリなんです。
ミニマリストになるメリットとは?
- モノを減らすことで、日常における家事や探し物の手間を減らせる
- 引越のハードルを下げて、住む場所を思いのまま、自由自在になる
- ムダ使いを減らし、自己投資や株式投資に回すお金を捻出できる
- 荷物を減らしてフットワークを軽くし、日常の運動量を増やせる
- SNSやスマホなどデジタルに触れる時間を減らし、情報疲れを防げる
- 何もしない時間を作り、自分の内省の時間を作れる
「少ない労力で、最大の成果を生み出す」、これがミニマリストの極意。
なんとなく欲しいものを買ってしまいそうな時は、ミニマリストの教訓を思い返してみましょう。
物欲を抑える方法は、モノを整理すること

こんな方も多いでしょう。ミニマリストの教えを活かすのがひとつの対処法。
しかしこちらは即効性はあまりないかも。そこで僕がオススメする物欲コントロール法を紹介します。
物欲を抑えるには?
- 持ち物の手入れをする
- 部屋の掃除・整理をする
- いらないゴミを捨てる
- モノや家具の上についているホコリをとる
とにかくイメージとしては、今の居住空間と持ち物を手入れし見直すって感じ。
掃除機をかける。掃除機がかけられない家具の上などに溜まっているホコリをティッシュなどで拭いていく。
今の時点で流しに溜まっている食器を洗う。トイレと風呂をキレイにする。散らかった服をクローゼットに収納する。
革靴や財布などのレザーアイテムにオイルを塗る。スニーカーに防水スプレーを振る。お気に入りのデニムを洗濯する。
スマホやパソコン周辺機器を除菌用のウエットティッシュなどで拭く。机の上をスッキリさせる。
不思議なもので、これらをやり遂げると、僕は物欲がかなり消える。

って思えるからかも。そして同時に、

って感じれるから。
そもそも何故僕らが何かを欲しくなるのか、物欲を感じるのか。
理由のひとつとしては、自分の持っているモノに不完全性・不十分性を感じるから。今の状態では満たされていないと判断してしまってる。
だからこそ部屋の整理や持ち物の手入れが効果的。自分が「すでに十分持っている」ってことに気が付ける。
今買いたいモノはすでに持っているものと類似品かもしれないし、買っても結局使わないものかもしれない。
ちなみに僕は過去に60万円以上もする高級時計を購入しました。しかし一個で満足。もう一個欲しいとは思わない。

そう、とにかく気を使う。壊してはいけない、大事に扱わないといけない、この気持ちが先行する。
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モノの手入れをすると、管理する手間をしみじみと感じることができる。モノを持っているって、面倒くさい。
物欲に負けて購入するのは一瞬。しかしそこから買ったものの管理や手入れが、自分の日々に組み込まれる。それは手放すまで一生続く。


「幸福度」を上げる賢いお金の使い方をしよう!
物欲に負けて、そこまで欲しくないモノを買う。するといきなりこれだけコストが発生する。
- モノの購入費用
- モノの管理費用
手入れをしたりする時間や労力などかかる - モノの所有費用
六畳1ルームに、一畳分のものを買ったら、家賃の6分の1は所有費用
何かを買わないことで、その後に浮くお金や労力は計り知れない。

というのが僕からの提案。
シリーズ20万部突破の『神メンタル』『神トーーク』の著者である星渉さん。幸福学研究の第一人者である前野隆司教授さん。
この二人の共著で、最新の脳科学・心理学に裏付けされた「科学的に自分で自分を幸せにする」すごい裏ワザを全収録した「99.9%は幸せの素人」。
この本に幸福度を上げるお金の使い方が紹介されていました。

科学的に幸福度がUPするお金の使い方
- 他の人と関わり、新たな知人や友人が増えたり、世の中とのつながりが実感できる経験を積む
- この先何年も楽しい気持ちで繰り返し語ることができる思い出となる経験を積む
- 自分自身で思っている、「理想とする自分のイメージ」あるいは「自分がなりたいと思っている自分像」につながる経験を積む
- お金を使うことで、他の人は滅多に経験できない、レアなチャンスを得られる経験を積む
この4つ。
モノよりも経験。これに尽きるっぽい。人生は経験の総量で決まる。
物欲を満たしてあげるために、何かを購入しても、幸せには直結しない。意外とすぐに飽きる。

って今でも僕は思い出す。それでも、

とはなかなかならない。
人生のハイライトは、買ったモノよりも、経験してきたことに、宿っているんだと思う。試しに「人生最高の思い出を3つ言って!」と指示されても、買ったモノの話はおそらく出てこない。
だったらお金の使い方はより効果的にしてあげたほうが良い。ムダなモノを買わずに、経験にガンガン投資していく方が良い。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 生きていく上で本当に必要なモノは意外と少ない
- 自分の持ち物に不十分性・不完全性を感じるから、物欲が湧いてくる
- 人生の最高の思い出は、購入したモノではなく、経験に宿る
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!