彼女がいない。彼女はほしい。ただ誰でも良いわけじゃない。恋愛はお金がかかる、手間がかかる、時間がかかる。こういう面倒なことを、全部喜んで咀嚼できるくらいに理想的な女性出ないとダメだ。
めちゃくちゃ上から、かつ傲慢な、ことを書いていますがこれが本音。 あなたもちょっと共感できる部分があるのでは!?
「若者の恋愛離れ」なんて言葉が出始めて久しいですよね。メディアでも取り上げられています。しかしどうでしょうか。語っているコメンテーターとか、専門家って、ことごとく若者じゃなくないですか?
だったら、若者が語るしかない。そうです、僕は当事者なのです。彼女いないし、若者だし。
・恋愛に乗り気になれない
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 恋愛は贅沢品、余裕がないとできない
- 長期間パートナーがいない人は、減点方式で考えている
- 減点方式を変えるか、そのまま出会いを待つか、さぁどちら?
彼女がほしい、パートナーがほしい
前提として彼女がほしくないわけじゃない。ここ重要、スタンスは前のめり。べた足でインファイトできるくらいの気概はある。
しかしただただ彼女がほしいわけじゃない。脳内がチンパンジーレベルの思考にまで落ちるくらいに、夢中になれる相手が良い。
そう、ここが難点。相手を選んでしまっている。笑ってはいけない、もしあなたに長年彼氏・彼女がいなければ、同じ思考になっていると思うから。
これは「なぜ彼氏・彼女がいないの?」と質問された時に、よくある回答。もうこれで1セット、このやりとりは非常に多い。「How are you?」、「I'm fine, thank you!」くらいのテンプレ。
しかし、僕は知っている。知ってるんや。本当は、
ということを。出会ってはいる、ただ最初から可能性として考えていない。だからその人の中では、出会っていない。出会いとしてカウントしていない。
遠足のお菓子300円までの中にバナナはカウントしない、そんなノリ。
テレビやYouTubeやSNSで、様々な美男美女が溢れている。加工でゲタを履いている人もいると思うけど。ハイスペックな人の日常も、スマホを開けばすぐに見れる。良い部分しか載せていないとは思うけど。
それを見ると、僕みたいな短絡的な人間は
と思ってしまう。そうして勝手に高望みな思考になる。
恋愛は人生の贅沢オプション
悟りました、恋愛は贅沢品なんです。 戦時中の砂糖とかと同レベルなんです。時間もお金も余裕がある人が、ヒマな時間にすることなんだと思うんです。
京都を代表するラッパーRYUZOも代表曲「HATE MT LIFE」で言ってた。
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家賃ケータイ電気にネット
合切払いのペラペラの給料
服やデートの金はねぇよ
やはり恋愛にはお金がかかる。交際費というのは、意外にバカにならない。話はズレてくるけど、「男がオゴりましょう」という風潮も好きじゃない。
この独特の美意識のせいで、男サイドの恋愛のハードルは上がっていると思うんですね。男女平等な時代に、非常に前時代的な発想だなって。
女性が男性と出かける際に、メイクやネイルなど美容にお金がかかっているという言い分も非常に分かる。確かにお金はかかっている。認める。
でもオレもヒゲ脱毛行ってるねん!負けへんで!全身脱毛している女性の方がいれば、白旗上げます、すいません。
とにかく僕の主張としては、
ということ。
ということで、オシャレなところでご飯を食べたりするだけでお金がかかる。 日々の連絡などをしたりすると、時間もかかる。関係を続けていると、ケンカしたり、もめ事も出てくる。
10代ほど勢いで突っ走ることができず、30代ほどライフイベントだと割り切れない。
恋愛が始まる前に、経験則的に面倒なことが起こるだろうと分かる程度には大人。しかし、人生の中で結婚に必要なステップだと思い込めない程度に子供。それが若者、それが20代。そして僕、もしかするとあなたも。
彼女ができない奴は、減点法を使う
かつて那須さんという大学教授が、出した恋愛について出した論文をご存知でしょうか。名前にあやかって、「マイ那須の法則」なんて風にも呼ばれていることでも有名です。
パートナーが絶えずいる人と、パートナーがいない期間が数年以上の人の違いは何かを研究した論文なんですね。外見的な魅力、内面の魅力、コミュニケーション能力の高さ、など様々な要素があります。
しかし那須教授は見つけたのです!大きな違いは、思考法にあるということを!
パートナーが途切れない人は加点方式で異性を判断し、長期間パートナーがいない人は減点方式で異性を判断しているのです。
理想の異性を100点満点とします。付き合っても良いラインを70点とします。70点以上であれば、パートナーにしたいという基準ですね。
まずは加点方式の人、異性と出会う。加点方式なので、持ち点は0点でスタート。点数を積み上げていきましょう。
「見た目は理想のタイプとは離れているけど、見た目は嫌いじゃない」、これで+30点。「いつも笑顔で話してくれる」、これで+20点。「趣味が合う」、「誰に対しても気配りができている」、その他諸々で+25点。すると、75点になった。
と、こう思うわけです。こうなると、あとはデートに誘う、レストランを予約する。もしフラレても、次がある。もう恋なんてしない、なんて言わない、絶対。
続いて減点方式の人、まず異性と始めました。減点方式なので、持ち点は100点でスタート。どれだけ点数を減らせずにゴールできるか、ドキドキです。
「見た目は理想の対応と離れている」、これで-35点。ん、、、65点になったぞ。というわけで、70点を下回りました、フィニッシュです。早い、こんなにも早く終る恋愛があって良いのか。
分かりましたか?減点方式になると、可能性は圧倒的に減るのです。理想のタイプからギャップがあればあるほど、点数は減り続ける。いるかも分からない幻想を追い求めて、目の前の可能性を可能性として見ない。
那須教授は1,000人の被験者のパートナーの有無、生活スタイル、行動、考え方からこの法則を見つけ出したのです。
もしあなたに長年パートナーがいなければ、あなたの魅力が問題ではないかもしれません。知らず知らずのうちに、減点方式で世の中の人を見ているのかも。
「マイ那須の法則」には後日談があります。これは全部架空の話です。でも加点方式と減点方式の脳の使い方は本当です、たぶん。
理想のパートナーが表れるまで待つ!?
自覚があります、僕は減点方式を採用している人間です。卑しくも、上から目線で、出会った異性を評価している汚れた人間です。
償います、神様。ブログを書いて懺悔します、神様。加点方式の人間に生まれることができたらどれだけ良かったか。
減点方式と加点方式は、しょせんは思考法の1つなのですが、変えるのはなかなかに難しい。減点方式の人間を、加点方式に変更するのは、きっとベジタリアンの人がお肉を口にするくらい難易度が高い。
偏差値35の高校生が東大を受験するという斬新すぎる設定の大傑作マンガ「ドラゴン桜」。桜木先生は、こんなことを言っていました。
(https://lineblog.me/mitanorifusa/archives/57980356.html)
僕は理系だったから分かります。「僕=減点方式」、「東大英作文=減点方式」。とどのつまり、「僕=東大英作文」なのです。
パートナーを高望みしている人間は、もう全員東大英作文なのです。だから何やねんって話ではありますが。
では僕のような減点方式採用型は、またの名を東大英作文型人間は、どうすれば良いのでしょうか。
- 今すぐ加点方式に切り替える
- 理想のパートナーと出会えるまで待つ
もうこの2つしかないですね。考え方を変えるか、そのまま突っ走るか、2つに1つ。「Just Do It」、もしくは「Not Just Do It」。
どちらが正解かはないです、ただ主義があるのみ。考えました、どうしようか。しかし気付いていはいるのです、やはり僕は今から加点方式にはシフトチェンジはできないということを。
というわけで待ちます。30代半ばになったら焦りだそう。さすがに遅いかな、でもそうしよう。
子供の頃にカードショップで買った遊戯王カードのパック。1パックに5枚入っていました。途中からは、1パックに1枚はレベル差はあれどレアが入るようになりましたが、初期はひどかった。
買っても買っても、全然レアカードは当たらなかった。それでも買い続けたあの頃を思い出せ、自分。
初期パックでブラックマジシャン当てたこともあったやないか。初期パックでブラックマジシャン当てるとか、レア度はエグイで!?
その後、友達にしょうもないカードの詰め合わせと、無理やり交換させらたりもしたけど。あいつは絶対に許さねぇ。それはさておき。
というわけで、僕は主義は変えず、待ち続けるのです。おれはやるぞ。絶対にもう一回ブラックマジシャンを当てるんだ。
【関連記事】アラサーだけど、結婚する気が起きない
恋愛の一歩先である結婚の話。恋愛も面倒なので、結婚も先の先。結婚って大変そうだと思ってしまうんですね。相手方の親戚や家族もついてくるし。
結婚に対して、憧れもありつつ、面倒さも感じている人は是非読んでほしいですね。
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仕事や恋愛において、大事なのは相手目線という話。理想のパートナ候補と出会ったら、相手目線で行動することを心がけましょう。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 恋愛は贅沢品、余裕がないとできない
- 長期間パートナーがいない人は、減点方式で考えている
- 減点方式を変えるか、そのまま出会いを待つか、さぁどちら?
減点方式の人間はデメリットも多いですが、メリットもある。それは一途だったり、浮気をしないということでしょう。
そもそも相手に設けているハードルが高い人種なのです、せっかく理想の相手がいるのに危険は冒さない。
というか、ハードルが高いから浮気したいと思える女性がいないという方が正しいのか。あなたが減点方式なのに、きちんとパートナーがいる場合は、最高です。
もしその状況で、減点方式を持ってしても浮気したくなるような現れたとします。もうそれはそれで最高です。出会いがない、これの真逆なんですから。
加点方式の皆さん、恋愛離れを食い止めて下さい。減点方式の皆さん、自分を変えるか、待つか、どちらか決めましょう。
ではでは!