男のアクセサリー、メンズのネックレスや指輪、好きでしょうか?最近でこそ、僕はアクセサリーを付ける機会は減りましたが、今でも大好きです。付けるのも、人が付けているのを見るのも。
アクセサリー好きになるきっかけのクロムハーツを始めて知ったのが18歳、もう10年近くファンですね。しかし、何故か男のアクセサリーに対する世間の風当たりが異常に強い。日本だけなのでしょうか。。。
アクセサリーは何も「利便性」の為に付けているのではありません、付けるべき「意味」があるのです。

・どうしていつも同じネックレスをするのか疑問なんだけど
という人にむけて書きました。 アクセサリー好きには、意味の分からない美学があるのです。。。笑
僕はアクセサリーが好きなんです
メンズナックルでシルバーアクセサリーにハマる
アクセサリーにハマるきっかけはおそらく人それぞれ。僕も思えば、最も強くアクセサリーの魅力を感じたのは、浪人生の時に書店で立ち読みしていた際に、雑誌「メンズナックル」を読んだ時でした。
この時に、「尖っている男はシルバーのアクセサリーをつけるもの」という印象を抱いたのを覚えています。そこからシルバーアクセサリーの魅力に目覚め、色々調べる様になります。
店舗に行ったり、シルバーアクセサリーの雑誌を読んだり。そして、大学生になり、始めてのバイト代でアクセサリーを買いました。ディールデザインという日本のアクセサリーブランドだった記憶があります。
その後にハマったのがシルバーアクセサリーの帝王クロムハーツ。有名な読者モデルから芸能人、一流アーティストに至るまでみんな着けていました。シルバーアクセサリーの雑誌でも必ずと言っていい程出てきます。
僕が大学生だった2010年代前半に韓国のアーティストBIGBANGがめちゃくちゃ流行っていました。そのリーダーG-DRAGONもまたクロムハーツで完全武装をしていたのです。この姿に憧れたんですね。
少ないバイト代をつぎ込んで色々なアクセサリーを買いました。ジャスティン・デイビス、ヴィヴィアン・ウエストウッドなども大好きだったな。

と友人に言われる程、毎日身につけていました。
女子にモテないのと、ノームコアの潮流で一時離れる・・・
しかし、アクセサリーを着けていると弊害も出てきました。
- 夏場は暑い
最寄り駅から大学まで距離があり、着く頃にはアクセサリーを着けている部分は特に汗べったり・・・ - 重いし不便
授業中にノートを取る際に邪魔になる - 女子にモテない
「何かヤバい奴」って思っている人も多かったはず
もともと、機能性・利便性などは皆無なので、本来は着けなくても良いんですよね。アクセサリーをジャラジャラ着けていると、不信感を抱かれたり、「チャラい」と思われたりしました。
特に女性と初対面の時は、最悪でしたね。絶対に怪しい人だと思われていたはず。しかも、段々ファッションもノームコアという風潮になってきました。
「無個性」・「シンプル・プレーン」なこのファッションスタイル、ゴツいシルバーアクセサリーが入る余地はありません。
周りの友人でも、シルバーアクセサリーが好きな友人もいなく、僕は徐々にアクセサリーから離れていったのです。

アクセサリーは「利便性」ではなく、「意味」である
しかし、社会人になり私服を着る機会が激減。その時に思ったのが「もう一度シルバーアクセサリーを着けてみても良いかも」ということでした。
着けていなかっただけで好きな気持ちは変わりませんでしたし、ショップもたまに覗いたりしていました。
年齢を経て、服装もシンプルになっていました、ジャストサイズで無地だし、色合いも落ち着いたものばかり。今ならアクセサリーを着けても、悪目立ちしないのではと。
その時に、僕の頭に思い浮かんだのが、

ということ。アクセサリーは言ってしまえば、何の役にも立ちません。腕時計であれば時間を見れますが、それもない。しかし、着けていることには「意味」があるのです。
世界陸上で、ネックレスを着けて走っている選手がいます。これって結構不思議なこと。だって走る邪魔にしかなりません。
でも、きっと願掛けだったり、何かしらの信条のもとこのアクセサリーを着けているはずなのです。きっと、走るのに邪魔だとかそういう次元の話ではないはず。
(https://www.sankei.com/west/photos/170809/wst1708090007-p25.htmlより引用)
原宿のシルバーアクセサリーショップにて
先日コロナウイルスの緊急事態宣言が解除された週末に原宿を訪れました。その際に、ふと立ち寄ったシルバーアクセサリーショップ。そこの店員さんが話しかけてきて、談笑スタート。終わってみれば、2時間30分も話していました。笑
在宅期間続きでオフラインの会話に僕自身も飢えていたのかもしれません。話した中で出てきたのが、アクセサリーを着ける意味。
その店員さんはイギリス王妃の結婚式を見て、感銘を受けたと仰っていました。伝統も資産もコネも全てあるのに、あえて親から受け継いだ指輪を結婚指輪とするということが素晴らしいと。
確かに、イギリス王室ならば、好みの指輪を発注なんかいくらでもできるはず。しかし、そうはせずに親からの受け継いだ物を使う姿勢。
確かに、服ははやり廃りもあり、消耗することもあり寿命は決まっています。しかし、アクセサリーはそうではない、年月や時代を超えて残るもの。博物館でも、勾玉など昔のアクセサリーも今でもきちんと残っていますよね。
その店員さんが言っていた言葉で最も良かったのは、

「自分が本当に好きなものを着ける」、これって非常に意味がある行為ですよね。


ちなみに、僕がここ最近好きで着けているのが、このクロムハーツのドッグタグ。色々今まで着けましたが、少し長めで小ぶりな物に落ち着きました。
これを着けてお出かけすると、背筋が伸びるのです。何の役にも立ちませんが、その日は意味のある日になる気がするんです。
まとめ
最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- アクセサリーを着けている男に対して、風当たりの強さがあるのも事実
- 着けることによる機能性・利便性はないが、好きで着けているという意味がある
- 自分が本当に好きであれば、アクセサリーは何を着けても正解
結婚指輪は着けていても違和感はなし、全てのアクセサリーがそうなってくれれば・・・笑
ではでは!