自信があればモテる、自信があれば仕事ができる。そんなことは分かっています。でも、それでも、自信を持つことができないから困っている。
こんな方いませんか?考えてみれば、現代って自信を持ちづらい環境だと思うんです。ちょっとSNSやYouTubeを見てみれば、自分を上回っている人なんか山ほどいますもん。
自分よりも見た目が良い、収入が良い、頭が良いなどなど。比較し始めるとキリがありません。 そのせいで、自信がなくなる、自信がないと上手くいかない。こんなデフレスパイラル。
僕はここで1つ解決策を提示したいです。それは、「お金で自信を買う」ということ。
もっと正確に言うと、「金で買えるレベルの自信なら、買ってしまえばいいんじゃないの?」ということ。
根拠なんかなくていいんです、自分に自信が付くなら、ブランド物を買うのには非常に意味があると思うんですね。
・ブランド物をついつい買ってしまう自分を肯定したい
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 「お金」は、最も自分の意志で使うことのできるリソースである
- 自己投資にお金を使うのが最も大事、買える「自信」なら買ってしまえ
- 「一生モノ」を気にせず、その時の自分に「自信」を与えてくれるものを買おう
人生は「エネルギー・時間・金」を使って、幸福度を上げるゲーム
僕の持論にはなるのですが、人間のリソースって3つあると思っていて。RPGのゲームで言うところの、HPとかMPとか装備とかそんなイメージの物だと思ってください。
その3つとは、
- エネルギー
体力やスキルやノウハウなど、その人の持つ能力を総称してのエネルギーです - 時間
- お金
人生とは、この3つのリソースを使って幸福度を上げていくゲームみたいなもの。
効率的に自分のリソースを使って、幸せな人生を送っていかなければなりません。この3つは人生にとって不可欠です。
ここで、注目してほしいのは今回テーマにしている「お金」。「お金」は「エネルギー」・「時間」と異なる特徴があります。それは、人に奪われづらいということ。
「エネルギー」って、人に簡単に奪われます。どうでもいい長話に付き合わされたり、人からストレスをかけられたり。
「時間」も、いとも容易く盗まれます。人の都合に振り回されたり、待たされたり。なんなら僕は電話してくる人も時間泥棒だと思っていますし。
しかし、一方「お金」はまだ奪われづらい。飲み会で多めに払ったりとかはありますが、おそらくそれくらい。そもそもお金は目に見えるので、盗んだらちゃんと法律が適応されます。
こう考えると、自分のリソースで最も思い通りにできる可能性があるのは、実は「お金」なのです。
つまり、「お金」の使い道は自分でほぼ左右できる。いかに賢く効果的に「お金」を使うかが、人生の幸福度に直結してくるわけです。
「お金」の使い方で人生が変わる
「お金」は突き詰めると、ツールに過ぎません。あくまで手段なのです。これをどう使うかが重要。
僕は貯金思考の人間。では、なぜ貯めるのか。それは貯金があると安心するから。「お金」をツールとして、自分の安心を買っているのです。
あとは、「自分はムダ使いをしていない」という事実に快感を覚えているからというのもありますね。笑 節制を気持ちよく感じてしまう脳内回路なんです。
世の中で、生涯年収という言葉があります。少し調べただけでも、自分の今の会社の生涯年収が分かってしまう。
基本的に会社員・サラリーマンは今の時点であらかじめ人生で使えるお金の総量が分かっているのです。副業とか投資とかするならまた話は別なので、ちょっと割愛。
こう考えると、何に「お金」を使うのか、何のために「お金」を使うのかが非常に重要。
僕の会社の同期で、非常に酒好きの男がいました。彼と2年目の終わりの時期に話していると、
と言っていました。僕と同じ会社で、同じくらいの給料体系のはずなのに。。。
「お金をどれくらい稼ぐか」 ももちろん重要ですが、それと同じくらいに「お金をどうやって使うか」を判断する能力も不可欠なんです。
「お金」の賢い使い方、それは自信を買うこと
賢いお金の使い方は、やはり「自己投資」一択。 自分の能力を底上げすることで、人生の幸福度が増す。分かる、とても分かりやすい。
では、何をすれば自己投資になるのという話。
とお思いの方もいるはず。
例えば、こんなのは自己投資になると思うんですね。
- 勉強になるもの
資格のセミナーや、興味のある分野の書籍購入など - 健康を促進するもの
食事、パーソナルジムなど - 仕事道具を買う
- 経験値を高める
旅行して知見を広げる、今までしてみなかったことをするなど
これはありきたりなものですが、ここに「自信を買う」を追加したいんです。
「お金」を使って、自信を買うのは立派な自己投資。そう思いませんか?
僕で言うなら、ヒゲ脱毛も自己投資。口回りがすっきりするとか、剃り残しが今後一切なくなると思えば、そりゃ自信も湧いてきます。
人生の時期によって、自信をつけれる買い物は変わる
ここで一点注意したいのが、人生の時期により自分に自信が付くものは変わってくるということ。
小学校の時に持っていたら自信が出るものと、大人になって自信が出るものは全く違いますよね?
僕が思い出すのは、大学生の時。今でもアクセサリーが好きなのですが、着けてもネックレスくらい。
しかし、大学生の頃は猛烈にアクセサリーが好きでした。今よりも、遥かに熱量を持って好きだったのです。
そして、その時に欲しくてたまらなかったのが、ヴィヴィアン・ウエストウッドのアーマーリング。有名なものなので、あなたも見たことあるかもしれません。
マンガ「NANA」でもおなじみのアクセサリーです。主人公の一人であるナナが着けているのが今でも印象的。
大学生でアクセサリーが好きだった当時、これがめちゃくちゃ欲しかった。値段は確か5万円ほど。大学生からすると、少し高い買い物でした。
しかも、当時の僕は変に理性的なところも合って、「派手なデザインだからそのうちに飽きてしまうかもしれない」・「年をとったら着けなくなりそう」とも思っていました。
実際、ある意味その通り。今でもかっこいいと思うのですが、買おうとは思わない。30近くなってきた男が着けても、きっと似合わないでしょうし。芸能人とか、アーティストが着けてやっと様になるようなもののはず。
しかし、最近思うのは、無理してでもあの時にでも買っておけば良かったということ。
と思う方もいるかもしれません。それは確かにそう。でも、5万円を使ってしまっても良かった。欲しくてたまらなかった大学生時代を、もっともっと自信を持って過ごせていたはずだと思うから。
人生は長いので、「一生モノ」という言葉は時として足かせになっちゃう。だって、人生を通じてずっと使えるものって相当難易度高いですもん。
それよりも、その時の自分に必要なものを、時には無駄になっても買ってみるのは良いことなはず。
「そのうち読まなくなるから」という理由で、子供に絵本を買ってあげない親はいませんよね?
自信が欲しい、カナダグースのダウンコートを買った!
身も蓋もないですが、僕はブランド物が好き。でも、ブランド物なら何でも良いわけじゃない。
スニーカーならスポーツブランドの物が良い。デニムならデニムブランドの物が良い。レザーならレザーのブランドの物が良い。
ですが、値段が張るのも事実。他のメーカーなどを見てみても、同じ様な商品がもっと安く売られています。
目に見えないブランド代がかかっています。ロゴ代とも言えるのかも。笑 ですが、その目に見えないイメージが大事だと思うのです。
これは完全に僕の体験談なのですが、約1年前に、機械式のタグホイヤーの時計を買いました。正直、かなり高い買い物でした。
ですが、1年後の今の感想は「買って良かった!」。なぜなら、シンプルに
男性社会では、いまだに時計の持つ威力は大きい。相手が高価な時計をしていると、どこか気後れしてしまいます。ところが、このタグホイヤーの時計を買ってから全くそんなことがなくなりました。
相手がどんな時計を着けていても、堂々と背筋を伸ばして相対することができる様になったのです。
この経験は結構自分の中で大きかった。そうして、先日ずっと買うか悩んでいたものを買いました。それはカナダグースというブランドのダウンコート。「ジャスパー」という、最も定番のモデルですね。
私服でももちろんですが、平日にスーツの上にも着るために色はブラックにしました。実はこれまで通勤時に着ていたコートは父からの譲りものでした。気に入っているのですが、微妙に大きくジャストサイズではありませんでした。
いずれ、自分の体にフィットしたコートを買おうと思っていたというのも背景としてありました。
値段は清水の舞台から飛び降りた価格の約14万円。笑 さて、これから愛用して元をとらないといけないですね。
きっと、このロゴが僕にもっと自信をくれるでしょう。
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 「お金」は、最も自分の意志で使うことのできるリソースである
- 自己投資にお金を使うのが最も大事、買える「自信」なら買ってしまえ
- 「一生モノ」を気にせず、その時の自分に「自信」を与えてくれるものを買おう
長い経験を積んだり、地道な努力を重ねたり、時には試練を乗り越えて自信は形成されていきます。自信を持つには、長い時間がかかることもあります。
しかし、お金で買える自信もある。根拠がない自信でも、それも一種の自信。だったら、買ってしまいましょう。
だって根拠のない自信を持って行動することで、いつか本物の自信が自分の中に芽生えるかもしれないじゃないですか。
ではでは!