日本語ラップが好き、ヒップホップが好きな人は多いかと思います。ですが、それを日常で感じられる場は多くありません。
コロナウイルスの中、ライブも激減、ラップバトルもしていません。おまけにフリースタイルダンジョンも終わってしまいました。
僕は完全にバイブス不足なのです。大阪にいたときには、「一二三屋」というヒップホップカルチャー溢れるお店があったのですが、東京ではいまだに見つけられず。
しかし、そんな最中に出会ってしまったのです。東京の上野にある「キャッスルレコード」。感じます、ヒップホップにかける武骨な志を!ヘッズなら行くしかない!
・東京で日本語ラップのイズムを感じるお店に行ってみたい
という方に向けて書きました。
東京で日本語ラップを感じたい!
上京して早くも3カ月。マスクがそろそろ暑い。効果はあるのかとか、エチケットでつけているだけじゃないかとか。マスクで体力奪われる方が結果的に免疫力下がるのではとか思ったり。。。
こんなコロナウイルスの最中、日本語ラップのイベントは軒並み延期・中止。以前は足しげく現場に通っていたものですが、その楽しみも潰えました。
そう思い続ける日々。
大阪には一二三屋という韻踏合組合のメンバーHIDADDYが経営するショップがあり、定期的に訪れていました。
東京にもこういうお店が欲しいと常々思っていました。。。。日本語ラップのCDを扱っているお店って結構少ないんだよな。
思えば、日本語ラップはまだまだ冷遇されているように思うわけです。
ろくすっぽ聴きもしないでダサいと思っている友人・知人もいたり、どこか半笑い感を持っています、許すまじ。
僕の書いた記事を読ませたい、けどブログをしていることは周囲には言っていないので言えない。笑
そもそも日本語ラップは日常生活で意識しないと聴く機会はありません。アパレルショップやカフェなどで聴くことは基本的にないですし。
つまり、意識しないと徐々に体内からヒップホップ要素が抜けていくのです。もはや敬虔なクリスチャンが礼拝する様なものです。
しかし、そんな折に弟からあるLINEが届きました。
持つべきものは弟ですね。見てみると、関西の孫GONGや一二三屋で働いているラッパーHARDYも来店している様子。
東京のラッパーも数多く来店しているお店らしい。これは行くしかない!
おれのB-BOYイズムは止められないぜ!ビールと現場は生に限る!(ビール好きじゃないけど)
東京「上野」にin da Building!!!
というわけで上野へ。初めて来ましたが良い街ですね。アメ横はこち亀で何度も見ました。
レトロ感があり、東京の新たな魅力を感じる。大阪で行くとどこに近いのか、新世界とか鶴橋とかになるのかな。
と客引きのお兄さんも多くいますね。これは大阪のミナミでもよく見るやつだな。笑 毎日閉店セールやってるの。「いつかは閉店」するから嘘ではないはず。笑
さて、駅から歩いて写真にもあるアメ横センタービルに入ります。ミタスニーカーズがあったりもしました。
地下は食品コーナー、しかもアジアの食品専門。アジアに旅行した際のフードコートの様な匂いがムンムンします。
日本にいることを忘れそうになります、見たこともない食材がいっぱいあるので、是非見てみて下さい。
1階には昆虫食の自動販売機まであります。
◯亀製麺行く方が良いのでは・・・笑
「キャッスルレコード」にいざ入店!
そんなこんなで着きました!ここですね、3階にありますキャッスルレコード!!
閉まってると思いましたが、店員さんがお手洗い席を外しているだけでした。訪れた方も営業時間内であれば、待っておきましょう。
待っている間に、店の周りのフライヤーを確認。いいですね、最高の雰囲気です。
中に入ると、いきなり般若のサイン入りポスターが。2013年だとフリースタイルダンジョンでラスボスする前か。
般若の「最低」・「最悪」はきっと褒め言葉なんだよな。笑
扱っているCD数も非常に多い!大手のCDショップよりも多いのではないでしょうか。
というか深いという感じかも。こちらは新作のみを扱っている棚、この他に50音順で日本語ラップを取り扱っている棚もありました。
そして、気になるのはこちら。5,000円以上買うと貰える(無くなり次第終了)この特別CD。こういうのがあるとテンション上がりますね。そのショップのオリジナリティを感じます!
キャッスルレコードが開催するMCバトル大会「罵倒」の2012年〜2015根の年のチャンピオン達で作った楽曲。ZORNがZONE THE DARKNESS時代に3連覇したことでも有名な大会です。
CD購入&店員さんとの会話
そうして、店内をウロウロし、CDを買いました。せっかくなので2枚買って5,000円以上にして特典CDが欲しいところ。
以前から気になっていたDJ RYOWの最新作を購入。
DREAMS AND NIGHTMARES (通常盤) (特典なし)
- アーティスト:DJ RYOW
- 発売日: 2019/10/02
- メディア: CD
「博徒2020」が記憶にも新しいですね。
名前は知っているけどちゃんと聴いたことなかった自分の中の代表格の1つKANDYTOWNの最新作も購入。
- アーティスト:KANDYTOWN
- 発売日: 2019/10/23
- メディア: CD
購入時に以下のCDも貰えました。察するに、キャッスルレコードでは期間限定で様々な配布CDを作っているんでしょう。「VOL.1~58」までが気になる・・・聴きたい・・・
足繁く通ってこのオリジナルCDを全て持っている人もいるんだろうな、羨ましいぜ・・・
会計時に店員さんと会話。
そうして、まさか最後に罵倒のDVDを貰えることに!ですが、
関西から来たって言って、「関西から観光に来た際に立ち寄った」と誤解させてしまったのでは・・・
と少し罪悪感が。。。これからは「関西出身」と言おう。。。でも、これから定期的に行くので許してくれれば嬉しい。。。
まとめ
最後にこの記事をまとめます。
いつもは3点くらいにまとめますが、今回は非常にシンプルですね。笑 日本語ラップが好きな人は多くてもYouTubeなど動画で済ませてしまう方も多いと思います。
でも、せっかくなので、現場やイズムを感じるショップに行ってもっと楽しみ尽くしましょう。
日本語ラップは作るラッパーとヘッズも大事ですが、それを僕らに提供してくれたりイベントを開催してくれるショップにも多いにリスペクトを払うべきなのです。
ZEEBRAも「Street Dreams」で言っていました。
クラブの店員 服屋のオーナー
レコ屋の連中やダンサーやボーラー
わずかなメディア ファッション雑誌
そして全て支えてきたヘッズ達
ではでは!