あなたのメンタルは今大丈夫でしょうか?昨今、「うつ病」だったり「適応障害」・「パニック障害」など様々な理由で休職されている方が増えています。僕の会社で、同じ部署でメンタルをやられて退職した同期もいました。
現在まさに休職している同期もいます。生命保険の会社でも、精神障害でももらえる保険商品ができていたりと、完全にここ数年で国民病の一つになってしまった様な印象を受けます。
こういった病気を抱えると一生付き合っていかねばなりません。「自分だけは大丈夫!」という根拠はどこにもないんですよね。自分の体を第一に考えて、社会人生活を送っていきましょう!
メンタルに自信がない
会社でやっていけるか不安
という方に向けて書きました。
同じ部署の同期が1人退職・1人休職、僕ショック
精神障害はひと事ではない
僕は入社して丸3年、今4年目ですが辞めた同期はやはり多くいます。転職で辞めた同期が大半ではあるのですが、その中で精神障害になり辞めた同期もいます。
そう思えば、昔に辞めた同期も、今休んでいる同期も僕と同じ部署でした。
ん、身の回りで問題が怒るなんてコナン君かなんかですか・・・?
たまたまだと信じたい・・・(笑)
実はメンタルをやられる方は珍しくないというのがサラリーマンをしていて思った感想。僕の会社はちょっとブラック気質ではあるので、少し事情が違うかもしれませんが。
僕の会社の人でうつ病を患い、転職してきた方もいます。障がい者雇用で入ってくる方の多くが精神障害だったりします。その社員さんとは仲が良く色々話をしてくれたのですが、一度うつ病になると一生付き合っていかないといけない場合もあるらしいんですね。
治ったと思っても、完治ではなく、また再発するような場面も多いらしいのです。実際その方も何度か再発したことがあるらしいんです。世の中でいまだに、「うつ病は甘えだろ」みたいなことを言う方もいますが、聞いている限りそんなことは全くありません。
結局、月並みな表現にはなりますが自分の身は自分で守るしかないんですね。周りが猛烈に仕事をしていても、あくまで他人は他人です。自分の限界を見誤ってはいけません。
休職した同期にも予兆はあった・・・
僕の同期の話をすると、少し前から予兆のようなものはありました。簡単なメールでさえ打つのに数時間かかっているのです。同期の上司は怠慢だとその時に怒っていたのですが、彼は真剣そのものでした。
また会議の際に、全く会話についてこれていませんでした。もともと学力もあり、学歴もちゃんとしているので、噛み砕けない話では全くないのです。
完全に何か彼の中で歯車が狂っている様でした。そして、一度そうなるとミスが増えます。そりゃそうです、万全な体調でもミスを0にするのは難しいのに、完全に調子がおかしい時にミスが増えないわけがない。。。
そうして、ミスをする。上司や周りの人間が叱責する、さらに落ち込む。見ていて完全に悪循環でした。発端が何かは定かではないですが、おそらく職場の人間関係だったんじゃないかなと思います。
その「しんどい」はいつもの「しんどい」じゃないかも・・・
ここで怖いのが本人は我慢してしまっていたこと。会社にいてしんどい・辛いと感じるのはよくある話。それを毎回「うつ病になったかも」と思っていたらきりがない、というかそれこそ体に悪い。しかし、その中でも本当に体から出ているサイレンはあると思います。
おそらくこの見極めが難しいんですよね。このしんどいのは一時的なものなのか、それとも大きな病気の予兆なのか。僕はそれを見分ける方法が分からないので、何とも言えませんが、熱もないし体調も悪くないのに全く頭が働かないという状況は黄色信号かもしれません。
それに、「しんどいのは気の持ちよう」だけではないということを理解するだけでも違う気がします。
どうやってストレスを体に溜めないか
僕が編み出したオススメストレス解消方法たち
ストレスや人間関係の圧迫から完全に逃れて生きていくのは無理。となると、ストレス解消法を確立する方が案外根本的な解決になるかもしれません。
僕はランニングが好きで、以前から記事にしています。やはり運動をすると効果は絶大です。多少の嫌なことはこれで気が晴れます。
それでもうまくいかない場合は、とことん落ち込みましょう。僕は先月仕事でデカめのミスをした際に、自分で編み出した以下の回復方法を使いました。
あと、最近実践しているのが紙に書き出すという事。これも以前の記事でも書いたのですが、嫌なことは言語化したほうがいいのです。だって、曖昧なままストレスを抱えていると辛いですが、その原因が明らかになると対策も打てるようになります。「自分を苦しめている敵を見える化」しちゃうんです。
「0秒思考」、紙に書き出し心を整えよ!
そして、最近買って実践しているのが赤羽雄二さんの著書「0ベース思考」という本。元マッキンゼーの赤羽さんが、思考力を鍛えるトレーニング方法を昇華してくれています。大人になって、こういう思考力の訓練完全にさぼっていたなと、読む度に反省・・・
トレーニングの骨子を書くと、
- A4用紙を横にする
- 制限時間1分間で、タイトルを書き、箇条書きで思いつくを書いていく
箇条書きは4~6つ、1つにつき20~30文字が目安 - これを10セット(A4用紙10枚分)
これをすると、思考力が飛躍的に伸びるというもの。僕も実践してまだ1週間ですが、効果あります。瞬発力のトレーニングとして最適ですね。
そして、この際に「今日嫌だったことは?」、「なぜ〇〇を嫌だと思ったのか?」、「どうすれば防ぐことができるのか?」と考えていく。やってみてください、そりゃすごいです、かなり吹っ切れます!
別にトレーニングをする気はなくても、自分が今悩んでいることや苦しいことを1分間で紙に書きだしてみましょう。そして、「どう対応すればいいと思うか?」、「なぜそれを嫌だと感じるのか?」これを書きます。書き出すことですっきりします。
何故解決になるのかと考えたのですが、外部に出してしまうと、「第三者要素が強まるから」。例えば、自分が失恋をすると大きく凹みこの世の終わりだと感じるものですが、友人が失恋した場合は冷静で合理的なアドバイスをかけてあげれるものです。
これと同じで、自分の悩みを外に出すと、俯瞰で見れる様になるんですね。悩みと自分を切り離してあげるみたいなイメージです。会社の人間関係で悩んでいる方は是非試してみてください!
会社や仕事は人生のミニゲームの一つにすぎない
世の中の風潮として、「仕事をしてない人間は害悪だ」とされる場面多いですよね。僕は決してそんなことはないと思っています。もし僕が一生お金に不自由しないとなったら、仕事は一切する気ないですし。(単純に好きなのでブログで稼ぐのは継続しますが)
仕事はその人の大きなアイデンティティの一部ではありますが、全てではない。1日24時間の多くを割くことになりますが、人生の要素の1つとしてしか僕は考えていません。所詮、人生の中にあるミニゲームの1つです。
ミニゲームもできるよりできない方が楽しいだろうから、まぁ頑張るかってなマインドですね。これが正解か不正解かは人それぞれ。しかし、仕事が人生の全てと思うのはあまりにも危険。
常に自分が壊れない道は用意しておきましょう。僕は「社会的信用」と「固定給による安心感」のためだけに働いているので、本当にヤバくなったらすぐに逃げます。(笑)今も嫌なことはめちゃくちゃありますが、「イヤさ<転職活動の面倒くささ」なので、留まっていますね。
仕事を疎かにしてはいけないというのは正論、しかし命に代えるほどではない。
はい、声に出して3回言ってみてください。
ちなみに、僕は入社してすぐにこの本買いました、お守りとして社会人は必ず持っておくべきバイブルです。神社のお守りよりもこっちを持っておくんや!笑
その本ならもう読んだぜって猛者にはこちらもオススメ、軽いタッチでさらさら読めます!
まとめ
最後にこの記事をまとめます。
- その「しんどい」は精神障害の予兆かもしれない、ミスが増えるなどがあれば要注意
- 紙に書きだすのは最高のストレス解消法
- 仕事は人生のミニゲームの一つに過ぎない
どう転んでも自分の人生、変な転び方をしても他人のせいにはできません。同期も帰ってきてほしいな。おれ仲の良い同期あいつくらいなんだよな。。。笑
ではでは!