ビールってまずいです。好きな方が大勢いるのも分かりますし、アルコール飲料として歴史ある飲み物だというのは重々承知していますが、僕には合いません。
やれ「真夏の日の一杯目はうまい」だの、「段々舌が慣れてきて美味しくなる」だの散々色々な人に言われましたが、全く美味しくなりません。
世の中では、飲み会の一杯目はビールという様な暗黙の了解があったりして、僕の様なビール嫌いは誠に生きづらい。
実は口に出さないだけで、隠れビール嫌いは大勢いると思うんですね。

・どんなシチュエーションで飲んでも、ビールを美味しく感じない
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- ビールを飲み始めて早7・8年、未だにマズく感じる
- 飲み会の「とりあえず生」は「選択の自由」を軽んじている
- ビールはフェア、価格に大きな差はない。飲める様にはなりたい!笑
ビールを初めて飲んだのは、まだ税金5%の時でした
幼少期のビールへの憧れ
大学生になり、初めてお酒を嗜む様になりました。大学生になるまでお酒は一滴も飲んだことは無かったのですね。

と両親が子供の頃の僕に、厳しく諭してきたのが大きな原因だったと思います。
特に中学校の頃などは、勉強が多少できるという強みを取ったら何も残らない様なダサ坊だったので、そりゃ酒なんぞ飲みません。

なんてビビりまくり。そんな僕を傍目に両親は晩酌を決め込んでいたわけですが。笑
しかし、同級生にも当然の様に早くからお酒を飲んでいる奴もいました。近所の人達と行った花見でも、大人のビールを勝手に飲んでいるような奴らもいたもんです。
まだ飲んだことも無い頃の僕からすると、ビールとは摩訶不思議なもの。CMでのどを豪快に動かせて飲んでいる俳優さんや、旨い旨いと飲んでいる周りの大人たちを見ていました。

などと思っていたんですね。
大学生になって初めてビールを飲んだ
大学生になり、最初に飲んだのは高校の同級生と。「最初はカクテルが良いよ」などと言われて、カシスオレンジなんかを飲みました。これは確かに美味しかった、まぁほぼジュースですし。笑
そうして、最初はカクテルばかり飲んでいましたが、大学の新入生歓迎会で初めてビールを飲む機会が訪れます。遂にビールを飲む日が来たかと感慨もひとしお。今でも覚えています、最初に飲んだ瞬間のことを、、、

衝撃的でした。こんな苦いものが旨いとみんな言っていたのかと。あれか、コーヒー的なやつか、今でこそブラック好きだけど最初はマズいと思ってたパターンか。
なんて一人でパニックを起こしていると、先輩が

と教えてくれました。

と一安心。この時は西暦にして2012年、まだ消費税は5%だった古き良き時代、極めつけは現在2020年になっても未だにビールは苦いしまずい。涙
飲み会の「とりあえず生」は、とりあえずダメ!
さて、ビールが嫌いというのは大きなハンデになることも多いですよね。他のお酒とはまた少し趣が違うと言いますか。
チューハイや、日本酒、ウイスキーなどが嫌いだったりする場合よりも、ビールが嫌いな方が弊害が多いのです。それは、主に職場などでの飲み会の際。

ってやつ。ピッチャーでまとめて持ってくることができるという扱いやすさもあってか、飲み会出の一杯目の選択肢はビールで決まってしまっています。
「2杯目からは好きなものを頼めるのでは」と思われる方もいると思いますが、お酒が強くない人間からするとそれもキツい。
僕自身3杯くらいが関の山なので、飲み会のアルコールの楽しみの1/3は既に使ってしまっているのです。
「選択の自由」という言葉が幻に聞こえてしまいますね。世の中にお酒はごまんとあるのだから、「一杯目はビールかそれ以外か」というローランド的発想の選択肢は捨てるべき。
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という方も多いですよね。実際夏のビールの売上げはスゴいみたいなので、これは真実だと思うんです。だったら、冬の一杯目はビールじゃなくて良くない!?
社会人だったらビールでいいだろう、世の飲み会はビールで始まるべきだ、こんな考えのもとビールを公式ドリンク認定している人のいかに多いことか。
世の中に理想郷というものがあるのならば、飲み会開始時に

とバイアスなしで確認してくれるはず。何も、コーラを頼んだ際に、「コカコーラですか?それともペプシコーラですか?」と確認してほしいと言っているわけではないのです。


ビールとどう付き合っていくか
散々書きました。しかし、

と聞かれたら、僕は即答します。

そうです、僕はビールを飲める様にはなりたいのです。笑 だって絶対その方が世の中生きやすいし。
2年ほど前に友人と北海道に旅行に行きました。その際に、友人の提案でサッポロビール工場へ。雰囲気は最高なのです、設備もカッコいい。
しかし、できたてのビールを飲んでも全然舌が反応しない、旨いと感じれていない。この時、心底「ビール好きだったらなぁ」と感じたんです。
このままビールを美味しく感じられなければ、ドイツにも行けないし。笑ウインナーは好きだけどさ。
とかく、観光としても慣習としてもビールの持つエネルギーは大きい。つまり、今からビールの人気が急速に衰えて世の中から消えることは考えづらい。となると、おそらく僕がビールを好きになる方が早いし、まだ可能性がある。
それに、僕はビールはスゴいなと思う点があって。2ちゃんねるの創始者ひろゆきさんの著書「働き方 完全無双」で言っていた内容なのですが。
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それは、ビールはフェアだということ。
様々な種類や産地のビールがあります。ブランドやメーカーも様々。しかし、ビールの値段って基本的に一律ですよね、特別高いビールなんて見たことない。
これはラーメンとも通じるものがありますね、多種多様だけどだいたい一杯当たりの値段にそこまで大きな差はない。所得に関係なく、全人類に開かれているのがビールなのです。
例えばワインとかは価格差が非常に大きい、近所の酒屋さんで安く買えるものもあれば、高級外車買えるやんみたいなものもある。これは確かにフェアではないですよね。
僕はビールを疎ましく感じていますが、ビールは最初から僕の様な庶民の味方なわけです。うーん、仲良くした方が良いんだろうね。笑
僕が人生100年時代を全うするか、ビールを好きになる日が来るのか、何とも気の長いチキンレースが今始まったのです。乞うご期待。笑
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
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この記事のまとめ
- ビールを飲み始めて早7・8年、未だにマズく感じる
- 飲み会の「とりあえず生」は「選択の自由」を軽んじている
- ビールはフェア、価格に大きな差はない。飲める様にはなりたい!笑
ただ、これからの人生で無理矢理に好きになろうとしてビールをがぶ飲みすることはおそらくない。
ある日舌に突然変化が起こり、ビールが旨くて仕方ないと感じられる様になったりしねぇかな。
ではでは!