なぜ自分だけこんなに苦労しているのか?周りの人はもっと楽をしているのに。「なんて理不尽なんだ!」と感じたことって、誰しもありますよね。
仕事でも、プライベートの生活でも、修羅場をくぐる。他の人ならしなくてもいい心配に頭を悩ませる。めちゃくちゃ損してる気がする。
・自分はいつも大変な目にあっている気がする
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、
「若い頃の苦労は勝ってでもせよ」って言葉。20代が終わって、30歳になった。振り返ってみると、意外とこの言葉を芯を食ってる気がする。
した方がいい苦労もあるし、本来しなくても済んだ苦労もある。しかしいずれにせよ、今の僕を形作っているのは、過去にしてきた苦労たち。
苦労してきていない、この劣等感はタチが悪い。自発的には解決しづらい。そして僕らが尊敬する人で、苦労していない人はいない。
あえて苦労に飛び込む必要はありません。まずはなにかに、ガチンコで取り組みましょう。大丈夫です、どこかで苦労します、必ず修羅場が来ます。
この記事のまとめ
- 「心が折れかけた経験×回復した経験=強いメンタル」、苦労がメンタルを太くする
- ひとつのことに本気で取り組めば、自然と苦労経験値は積むことができる
- 僕らが尊敬し憧れる人で、苦労をしてきていない人は誰もいない
記事の前に自己紹介!
・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました ・20代で貯金1,400万円達成
若いうちの苦労は勝手でもせよ
何度となく聞いた表現、「若いうちの苦労は買ってでもせよ」。自画自賛ですが、僕は利口な小学生でした。
みんなが進研ゼミをやっていた時に、なんたって僕はZ会をやってたんだから。そんな僕は高学年の時には、「若いうちの苦労は買ってでもせよ」って言葉は知ってました。
意味を聞かれても分かる。しかし分かるだけ、本当の意味では理解できていませんでした。「若いうちの苦労は買ってでもせよ」って言葉を理解するには、小学生ではさすがに若すぎた。
僕は先日20代を卒業しました。気付けばもう30歳。20代を振り返ってみる。
マジで思う。額に汗をかいた経験。修羅場の数々。これらの時間が今の僕の人間性を作ってる。
自分に自信を持ちたければ、苦労するしかない。成功体験を積みたかったら、修羅場の一つもくぐらねばなるまい。
火のないところに、煙は立たぬ。苦労のないところに、人は自立せず。
10年以上前に見たサッカー選手である内田篤人の情熱大陸。海外のサッカーチームに移籍するも振るわず、試合に出れない日々を過ごす。
悔しさを語る中で、出てきた言葉。いまだに僕は覚えてる。
苦労してる時は、損した気分になる。分かる。こんだけ偉そうに語ってる僕でも、毎回そうなる。
しかし「あれだけ苦しかったんだから」って過去だけが、僕らの背中を押す。土壇場で僕らを助けてくれるのは、これまでの苦労を乗り越えた経験だけ。
メンタルは修羅場で磨かれる
メンタルはどうすれば強くなると思いますか?一時的に凹むことがあっても、どうすればすぐに復帰できるマインドを手に入れることができると思いますか?
筋肉は負荷をかけて大きくなる。メンタルも同じ。負荷をかけてこそ、真にバキバキになれる。何度も心を折られて、心臓の毛が最後にはアフロくらいの毛量になる。
1日45件の商談をこなし、世界第2位の営業成績を叩き出した「メンタルの鬼」である権藤優希さんの著書「心が強い人のシンプルな法則」。
メンタルを鍛えたい方や、心を強くしたい人には、是非とも読んでほしい一冊です。
強いメンタルにはシンプルな法則がある。
どんな法則なのでしょうか?ちょっと考えてみてください。
筋トレと似てる。筋肉はダメージを与えるからデカくなる。筋肉を引きちぎるから、前よりも大きく回復する。
メンタルも同じ。筋トレをするように、メンタルにも負荷をかける。そして回復する。前よりも太く引き締まったメンタルになる。
もちろん過剰なストレスを受け続けるのは体に悪い。精神を病む可能性もあるので、この状態は避けましょう。
自分でリカバリーできる範囲のストレスであれば、むしろウェルカム。喜んで受け入れましょう。メンタルの栄養素にしてしまうんです。心のプロテイン。
人と話していて感じることがあります。正確に言うと、ここそう感じる機会が最近増えました。昔はそこまで感じなかったのですが。
20代の終わり頃からでしょうか、苦労をしてきていない人の、匂いがなんとなく分かるようになったのは。
苦労なんかそりゃしたくない。しんどい思いをした時や、修羅場を経験している時は、「なぜこんな目に遭うのか」って感じる。
一時的にでも楽ができたら、めちゃくちゃ得した気がする。でもそうじゃない。長い目で見てみたら、損してる。レベルアップの機会を失っただけだから。
「あいつは人生で揉まれてきてない」とか「あいつは苦労してないからなぁ」と思われたら、信用を得ることができない。
あえて苦労に飛び込まなくてもいい
もしこう感じたなら、ちょっと待ってください。
道がふたつある。その際に苦労する方に飛び込む。これはこれで思考停止。短絡的な発想です。
自分の理想像や目標に近づける選択肢を選ぶべき。選択をする際に、「どちらが苦労するか?」って判断軸で選ばなくても構いません。
心配する必要なんかない。目標に向かって努力していたら、本気でなにかに取り組んでいたら、必ず苦労するに決まってるんだから。
どんな目標であれ、苦労しないで達成できるものなんてない。本気で挑めば、自然と苦労経験を積むことができるってもの。
自分の目標に人間関係が絡む場合、絶対に修羅場がある。仕事でも、家庭でも、スポーツでも、本気でぶつかっていれば修羅場が0ってことはない。
あえて苦労に飛び込むのではなく、苦労が発生するレベルにまで、ひとつのことを突き詰める。これが正しいアプローチ。
僕らが憧れの人は全て修羅場を潜ってる
歴史上の偉人、有名人、経営者、スポーツ選手、ご両親、憧れの先輩、いろいろなジャンルで尊敬する人はいるはず。
その人を頭に思い浮かべたままにしてくださいね。断言します。
そうです。絶対に人生で苦労をしてきてるはずなんです。僕らが憧れる人で、修羅場をくぐってきていない人はいないんです。
みんな理不尽な思いに耐えてきたし、砂を嚙むような経験もしてきてる。そうは見えなくても、その人が表立って表現してないだけ。
本気で取り組んでいることで苦労するような場面が出てきたら、喜びましょう。もし知らず知らずのうちに楽をしてる場面が出てきたら、焦りましょう。
苦労とエンカウントせずに、のびのびと過ごせてる。正直なところ得してる気はする。しかしもったいない。
ポケモンで言えばレベルアップのための草むらを避けて歩いてる状態。経験値稼ぎのド素人でしかない。
戦って、苦労して、修羅場に直面すると、人としての経験値が稼げる。人間としてレベルアップしたければ、黙って苦労するしかない。
「おれって苦労してきてないんだよな」、この劣等感は非常に厄介。挽回するまでに時間がかかるし、その間に周りの人も苦労してる。苦労経験値の差はなかなか縮まらない。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 「心が折れかけた経験×回復した経験=強いメンタル」、苦労がメンタルを太くする
- ひとつのことに本気で取り組めば、自然と苦労経験値は積むことができる
- 僕らが尊敬し憧れる人で、苦労をしてきていない人は誰もいない
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
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