結婚式は気持ちが悪い。数百人を集めて、数百万の費用をかけ、1日だけ見せかけの主役になる。
人間の欲求の最も大きなものは、自己承認欲求。誰かに認められたい。衣食住が満たされると、この欲求は顔を出してくる。

・結婚式が嫌いだけど、声に出して言いづらい
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、

誘われて結婚式に行かないと角が立つ。というかその後の人間関係が続かない可能性も大きい。
正直ここらへんもキモい。人の承認欲求を満たすために、1日という時間と、少なくない祝儀を包むのはマジでムダ。
職場や親しい友人から招待状が届いて行かない選択肢はとりづらい。なんだかんだ行かないといけない。
断るにしても、「その日は他の結婚式の予定がすでに入っているから」くらいしか、ダメージが少ないものがない。

この記事のまとめ
- 結婚式は大勢が開いているから開く、常識にお金を払っているだけ
- 結婚式の費用は平均300万円、年利4%で18年運用したら倍になるので、学費にすべき
- 結婚式という文化はきっと消えないけど、数は減ってほしい
記事の前に自己紹介!

・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました ・20代で貯金1,300万円達成
今まで何回も結婚式には行ったけど・・・
先に断っておきます。今回の記事は、結婚式のことを否定したものです。
完全なる僕の偏見で、独自の意見を展開してるだけ。もし結婚式を過去に開かれたり、まさに現在企画されている方は、ご気分を害する可能性があります。
というか、多々あります。読まんでいいです。

僕もそのうちに30歳になる。子供の時は、30歳なんてもっと大人だと思ってた。
しかしそんなことはない。少なくとも、人の結婚式に出るのを、面倒くさがる程度には幼稚。
結婚願望のない僕でも、人の結婚式は見ていてつまらない。


初めて結婚式に行ったのは、社会人1年目。人生1回目の結婚式も嫌だった。この気持ちはずっと忘れない。
よく言えば倹約家。悪く言えばケチな僕。手取りの中から祝儀の3万円を払うのも嫌だった。というか祝儀袋の値段を払うのすら癪だった。
カツアゲされている気分だった。されたことないけど、おそらくこんな気持ちなんだろうと分かる。
しかし、あれから時が経ち、結婚式に行く回数も増えたんです。
- 高校時代の部活の知人
- 職場の同僚
- 親族
- 大学時代の知人
ここらへんの定番のものには一通り参加した。というか参加させられた。
若干結論めいたものになりますが、結婚式、行きたくない。おらさ、結婚式、行かねぇだ。
面白くない。お金も高い。3万円払って、あの尺であのコンテンツはコスパ悪すぎ。
僕は映画を倍速視聴したことはない。している人は信じられない。
しかし映画を倍速視聴している人は、きっと結婚式を倍速視聴しようとは思っていないはず。僕は映画よりむしろ結婚式を倍速視聴したい。

常識にお金を払っているだけ
なぜ人は結婚式を開くのか。答えは簡単。その人以外の人が、結婚式を開いていたから。
妙齢になったら結婚するよね。結婚したら結婚式開くよね。この一連の流れを常識として捉えてしまってるんですよね。
結婚式は人類の悪き習慣のひとつ。少なくとも僕はそう思っています。
結婚式で永遠の愛を誓っても、守れない人もいっぱいいるやん。
自動車学校で「無事故無違反」を志しても、守れない人と同じやん。
結婚しても3組に1組は離婚する。これもよく知られた話。33%の確率で離婚する。これ結構際どいギャンブル。

結婚式の費用はとにかく高い。いや、したことないから完全には分かってないけど。
ゼクシィによると結婚式の平均費用は300万円弱。めっちゃ高い、と個人的には思う。
たった一日の自己欲求を満たすために、300万円。僕は絶対に払えない。
サウナ行って、映画館行って、マクドナルドでビッグマック食べながら、買った文庫本を読む。この一日の方が絶対に楽しい。金額も100分の1くらいで済むし。
派手に結婚式を開いた夫婦の子供が、奨学金をもらいながら大学に通っているのを見ると、なんとも言えない気持ちになる。


ちなみに300万円で海外投資信託を購入。年利4%で運用すると、18年で約2倍になる。
子供二人いても大学行ける。一気に双子産んでも、どっちも大学に行ける。わっしょい。
自己顕示欲を満たしたい人類
結婚式。僕に言わせると、自己顕示欲の暴走行為。マリオカートで逆走するくらいに、危険極まりない。
大勢の人を巻き込む。時間もお金も要求する。自分達もお金を払う。
確かに開催した夫婦の思い出には残る。しかし一番喜んでいるのは、間違いなくブライダル業界。
ちなみにブライダル業界も、業界別の平均年収でいくと平均よりも低め。

そして誰もいなくなった。まさにこんな悲惨な展開。
SNSで自慢をしまくっていると、友人からは白い目で見られる。しかし結婚式では、アピールしまくっても、周りはなんだかんだ許容してくれる。
これが人類が築いた文化の厚み。周りの方にアピールを垂れ流しても、うざがられない免罪符をもらってる。
合法的に、一日だけ、自己承認欲求を思う存分発揮しまくる。この値段が、300万円。
こんな実態も何もないものが、質の良い国産車と同じ値段で売れる。経済の七不思議。

いらん。司会進行の人が言うこの情報。マジでいらん。YouTubeの5秒で終われない、15秒の広告くらい不要。
新婦が出てきた時に、わざとらしく美しさに目を取られて息を呑む感じ。いらん。嘘くさい。30年近く生きてきたら、わざとやって流石に分かるわい。
結婚式を開いている誰もが自分に酔っている。気持ち悪い。
昔に同じコミュニティの人の結婚式が、1年の間に2回ありました。前回結婚式を開いていた人が、次は参加者のひとり。
一回こっきりのマジックにお金を払う。一度は主役になれる。しかし魔法は一日で消える。
人の結婚式に参加したら、ただのエキストラ。前回の主役も、ただの通行人Aに成り下がる。現実は1mmも変わっちゃいない。
それでも結婚式はなくならない
これだけグチを吐いても、僕は薄々気づいています。結婚式は結局なくならない。
特撮ヒーローでも「悪は滅びない」みたいなセリフはたびたび出てきますが、これと同じ。
結婚式は滅びない。これからも結婚式という文化は、ひたすらに続く。惰性で続く。
どれだけ人気絶頂のアイドルグループでもいずれ失速する。しかし結婚式は、消えない。しぶとく文化として残り続ける。
ブライダル業界はブラックと言われているのに、全然消えない。今日も世界のどこかで、誰かが結婚式を開いている。
何よりも厄介なのが、結婚式は非常に断りづらい。行くのを断ると、その人との関係がそれ以降切れてしまう可能性もある。
この人との関係を今後も続けるか。そういう試練でもあるのが結婚式。
どんな理由があっても、断ると角が立つ。かなり前もって日程を告げられることもあり、断りづらい。

とかこれくらいじゃないと、相手は納得してくれない。
僕の結婚願望はかなり低め。そして結婚式を開きたい欲は皆無。もし結婚するなら、結婚式を忌み嫌っている女性と結ばれたい。
なんだかんだ友人に誘われたら、顔色を伺って、今後も参加するとは思う。
でもできることなら、日本の、いや世界の、結婚式開催数がちょっとは減ってほしい。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 結婚式は大勢が開いているから開く、常識にお金を払っているだけ
- 結婚式の費用は平均300万円、年利4%で18年運用したら倍になるので、学費にすべき
- 結婚式という文化はきっと消えないけど、数は減ってほしい
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!