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人に話や考えが伝わらない人へ。瞬間エネルギーを高めてみましょう。

2022年11月1日

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

職場で一生懸命説明したのに、全然伝わっていなかった。これは誰しも一度は経験したことがあるでしょう。

 

人に時間をかけて説明しても、ちっとも覚えてくれていなかった。こんなのもあるある。

 

Mr.Somebody
・人に説明しても、考えが伝わっていない・・・
・話をしても、相手に伝わっていない

 

という人にむけて書きました。

 

この記事を読んでくだされば、

 

相手に自分の意図を明確に伝えることができるようになります!

 

することは簡単。伝える内容を絞る。そしてそのメインの部分の瞬間にこそエネルギーを入れる。

 

話している内容の全てを覚えてもらうなんて絶対に無理。なにかワンメッセージだけを決める。そのメッセージを整えて、相手に伝える。

 

説明全体のクオリティを上げなくても構いません。相手に核となる部分が伝わればそれで良い。

 

「あるワンシーン」が映画を、「ひとつの独自機能」がデバイスを、「ちょっとした印象」がその人を決定づけます。

 

神は細部に宿る。核となるメッセージを伝えるその瞬間こそ工夫をしましょう。

 

この記事のまとめ

  • 伝えるべきメッセージをまずは1つに絞る、多くても3つまで
  • 数字を入れたり、否定表現を使って、メッセージを印象に残る表現に変える
  • 情報が多すぎると、ひとつも記憶に残らない、情報を選定すべし

 

記事の前に自己紹介

 

・アラサー会社員ブロガー
・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・20代で貯金1,300万円達成

 

考えや話を相手に伝えるために

相手に説明をする際に、僕らがまずすべきこと。

 

メッセージを絞ろう!

 

相手に伝えるべきメッセージをまずは選定する。大事なのは、選択と集中。

 

あれもこれも伝えたい。これは浅はかな願望。断念しましょう。

 

僕らがついついしてしまうミスが、メッセージの詰め込み過ぎ。自分が詳しい分野だと、特にこれが顕著です。

 

僕は映画がめちゃくちゃ好きなのですが、おすすめを聞かれると延々と話をする。一気に10本くらい薦めてしまう。我ながら良くない、絶対相手は覚えていない。反省。

 

  • 数分程度での説明:1つ
  • 15分以上のプレゼンや説明:3つ

 

たぶんこれくらいが目安。

 

Mr.Somebody
3つ以上伝えたい場合はどうすればええねん?

 

って思う人もいるはず。

 

別の機会に伝えるべき!

 

ビジネス書や実用書を読む際のアドバイスで、「本を読んだら3つ実行してみましょう」というものがあります。

 

一冊の本は内容が濃い。全部覚えておけないし、頭からお尻まで実践するのは難しい。だからせめて3つ選んでやってみましょうという教え。

 

本でも3つなんやで!

 

その道のプロが、編集者と時間をかけて作った書籍。その本でさえ、3つもメッセージが伝わればラッキー。

 

となると僕らの説明で、「3つ以上も覚えてもらえる」と甘い期待を抱かない方が良いのは明らか。

 

 

パワーポイントでも定番のアドバイスは「ワンスライド、ワンメッセージ」。

 

悪気はないんですよね。サービス精神なんです。ついつい、いっぱい詰めてしまうんです。

 

おばあちゃんの家に行ったら、食べきれないくらいにお菓子を出してくれるあの感じ。

 

まずは伝えるべき内容を絞る。全てはここから。

 

ここで僕が好きなAppleのスティーブ・ジョブスと、クリエーティブディレクターを務めたリー・クロウの逸話を。

 

 

iMacの30秒CMを制作した時の話。4つか5つのメッセージを盛り込みたい、スティーブ・ジョブズはそう考えた。

 

この要望を聞き、リー・クロウはメモ帳から5枚の紙をちぎり、1枚ずつ丸め始めます。

 

全てを丸め終わると、「キャッチしてくれ」と言って、丸めた紙の玉を1つテーブル越しに投げる。ジョブスはキャッチ。

 

Mr.Somebody
これが良い広告だ

 

とリー・クロウ。

 

「もう一回キャッチしてくれ」と言って、ジョブスに紙の玉の5つ全てを投げる。

 

一気に5つも投げられたので、スティーブ・ジョブスは1つもキャッチできず、紙の玉はテーブルや床に落ちてしまった。

 

Mr.Somebody
これが悪い広告だよ

 

メッセージはとにかくシンプルに。一気に全てを伝えようとしない。結局聞き手は、ひとつも理解できずに終わってしまう

 

過去記事も面白いので、読んでみてくださいね!

 

こちらもCHECK

伝え方が下手な人は、メッセージを絞れ。内容をシンプルにするのがベスト。

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瞬間エネルギーを高める!

人生はメリハリが大事

指

人生で最も脂が乗ると言われる40代。ここでの生き方を教えてくれる一冊、いれぶんさんの「40代から手に入れる「最高の生き方」。

 

20代だけど、読んでみました

 

僕の友達
背伸びしたねー、どうだった?

 

20代が読んでも面白い!

 

この本の中に、こんな教えがあります。

 

最大瞬間風速を高めましょう

 

天気や台風の話ではもちろんありません。いわゆる「メリハリ」のこと。

 

ダラダラせずに、やるときは全力で集中する。全力全開を100%だとしたら、120%くらいまで一気に出し切る。

 

全体を80%でこなしながら、要所要所でしっかりやるべき時はゴリゴリに取り組む。

 

最大瞬間風速を高めることで、得られるメリットは多い。

 

  • タイムマネジメントが上手くいく
  • 今までより多くのことができるようになる
  • 成果を出すスピードが格段に速くなる

 

とにかく何事もメリハリが大事。やる時はやる。休む部分は休む。

 

勝敗は「一瞬」の中に宿る

先ほどのメリハリは生活においてでしたが、同じことが人に説明する際にも言えます。

 

全部に力を入れずに、核となるメッセージを伝える際にだけエネルギーを投入する。

 

大ヒットを連発した音楽プロデューサーの経歴を持ち、世界を旅するミニマリストの四角 大輔さんの著書「超ミニマル主義」。

 

色々ミニマリストの本を読んだけど、一番タメになった!

 

僕の友達
他の本とはどこが違うの?

 

持ち物の整理以外にも、スケジュール管理やスマホのアプリ管理など、生活にまつわる全般を教えてくれてる!

 

最重要の瞬間はどこか。物事を細かくブレイクダウンして、その中で全力を傾けるべきポイントを見極めることが大事。

 

最も重要となる瞬間に、全てを投入します。究極なまでに「選択と集中」がカギだと書かれています。

 

 

例えばハンマーで釘を打つ瞬間。釘を打つために、ハンマーを振り上げてから下ろす。この動作の間ずっと力を入れるわけではない。

 

この数秒間で力を入れるのは、最後の0.1秒にも満たない一瞬だけ。ハンマーが釘にぶつかる瞬間にだけ力を込める。

 

これと同じ。説明する時にも力を入れるべき瞬間が存在するんです。

 

説明全部に聞くべきポイントがあるわけではない。伝えるメッセージを決める。そしてそれ以外の部分は、そのメッセージを伝えるためのお膳立てにする。

 

 

この四角さんの手がけた仕事で、ミリオンを達成したとある女性シンガーのアルバムの話が書かれていました。

 

収録時間が74分、16曲収録のアルバム。CDが不況で、この年にミリオンを達成したアルバムはわずか5作品。その中のひとつ。選ばれしアルバム。

 

このアルバムが売れたきっかけ。それは収録された、約5分の1曲のヒットソングがあったから。

 

そしてその曲が売れた理由は、その年にテレビで何度も流れた大手化粧品会社のCMで使われた15秒のサビのメロディーがあったから。

 

さらにその中でも、最もメインである5秒の切ないワンフレーズがあったから。

 

74分も収録時間があるのに、その「5秒」がそのアルバムのクオリティを決めたのです。その「奇跡の5秒」がなければ100万人以上に、このCDが届く事はなかったでしょう。

 

僕らの説明が長くても、相手の心に響くのとある一瞬。その一瞬で、僕らの説明のクオリティが決まる。

 

全部のクオリティを上げなくても良いやね、意外だった

 

僕の友達
最も重要な一瞬で勝負が決まるんだね

 

人に伝えるために僕らがすべきこととは?

昔見たドラマやアニメ。内容はあやふやだけど、なぜか記憶に残っているワンシーンってあるはず。

 

相手に全部覚えてもらわなくてもいい。ポイントとなる部分だけを覚えておいてもらう。

 

Mr.Somebody
そのために何をすればいいの?

 

という人もいるかと思います。

 

人に伝わるためにすべきこと

  1. 伝えるべきメッセージをひとつに絞る
    長尺の説明や会話の場合は複数可、上限は3つまで
  2. そのメッセージを整える
    パンチラインを作る、相手の印象に残る言葉を使う
  3. 他の内容はそのメッセージをお膳立てするものにする
    裏付けとなる事例や、分かりやすい例えを出す

 

やることはこれだけ!

 

僕らの話の中に、意図的に見せ場を作るイメージです。見せ場のために伏線を張ったり、準備をするために他の話の時間を使う。

 

僕の友達
2つ目の「そのメッセージを整える」をもっと詳しく教えてほしい!

 

メッセージを決めたら、こんな感じで表現を変えてみましょう!

 

 

例えば伝えるべきメッセージを、「成功するには、諦めないことが大事」だとします。

 

別に耳新しい意見でもないので、このまま伝えても伝わりません。この趣旨を表現を変えて伝えてみます。

 

メッセージの整え方

  • 極端な状況を入れる
    成功者は、飢えて倒れそうな時でも、夢を諦めない
  • 具体的な数字を入れる
    上手くいかない方法を100通り見つけたんだ、成功するために諦めるな
  • 否定を使う
    成功に必要なのは、才能ではなく、諦めないことだ

 

ただ伝えるよりも、少しは相手の心に響きやすくなるはずです。

 

 

「諦めたらそこで試合終了ですよ」ってそう考えると、すごい良い表現だよね

 

僕の友達
このワンフレーズだけ知ってる人もいるくらいだもんね

 

長々と話すよりも、メッセージを整えて伝える方が相手の記憶に残る!

 

人生は選択と集中である

マーケティングでジャムの実験という有名な実験があります。

 

ジャムの試食コーナーで、2パターンに分けて、ジャムを用意します。

 

  • 24種類のジャム
  • 6種類のジャム

 

このどちらが売れるかを検証するという実験です。

 

24種類のジャムを用意した方が、店頭では多くの人が集まってきました。分かりますよね、味比べできそうだし。

 

しかし最終的な実験結果は、以下のようになりました。

 

  • 24種類を用意した場合は、試食に来た3%の人が購入
  • 6種類を用意した場合は、試食に来た30%の人が購入

 

驚くなかれ、6種類のジャムを用意した場合の方が10倍も購入する割合が多かったのです。

 

ここから分かるのは、人間は選択肢が多すぎると、逆に選択しなくなるということ。

 

 

人はとにかく選択肢や情報が多いと混乱します。相手に肝心なことが刺さらない。

 

生花をする剣山に手を置いてもちくちくするけど、針は刺さりません。しかし針が一本だと、ぶっ刺さる。

 

相手に伝えるメッセージを絞らないと、結局ひとつも伝わらない!

 

僕の友達
欲張って何個も詰め込んでも、結局覚えてくれないんだよね

 

ということで、一つに絞ったメッセージを伝える一瞬に全力を尽くす。この記事ではこれだけ覚えておいてください。

まとめ

では、最後にもう一度この記事をまとめます。

 

この記事のまとめ

  • 伝えるべきメッセージをまずは1つに絞る、多くても3つまで
  • 数字を入れたり、否定表現を使って、メッセージを印象に残る表現に変える
  • 情報が多すぎると、ひとつも記憶に残らない、情報を選定すべし

 

サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。

 

この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!

  • この記事を書いた人

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