お題「#おうち時間」
「自分の考えが伝わらない」、この悩みを抱えたことのない方なんているのでしょうか?ビジネスシーンでも、プライベートでも、あるいはSNSなどでの発信活動の中でも。
僕が思うに、この世界は言葉と文章から形成されていると思うのです。つまり、文章力を鍛えることは、すなわち「世の中で生きていく上での必須スキル」を磨くことに他ならないと断言できます。
僕もブロガーとして、日々収益をあげている身としては文章力は生命線とも言えます。磨いても磨いてもまだまだ足りない、日々勉強です。
在宅期間で時間がある今だからこそ、この時間を使って文章力を磨きましょう。継続は力なりです!
・文章力を付けたい!
・メールなどで言いたいことが上手く伝わらなくて損をしている!
という方に向けて書きました。 おすすめの参考文献も紹介しますね!
この世界は言葉と文章でできている
見渡して下さい。今まで勉強をした時、何かを学んだ時、知識を得た時、どこから仕入れましたか?参考書だったり、あるいはオンデマンドのビデオ教材やYouTubeなどの動画だったりしませんでしたか?つまり、何かを伝えるために使われているツールは、「言葉」と「文章」なのです。
勿論、目を見つめ合って言葉も何もなく愛を教わったみたいな超ロマンチックな話もあるかもしれませんが、ひとまず置いておきますね。笑
映画のオールタイムベストで、必ずランクインもしくは1位をとる「市民ケーン」という作品があります。観れば必ず映画史に残っている理由が分かるので、未見の方は是非。
巨大な富を手にしながら孤独に死んでいった新聞王のケーンが最後に残した“バラの蕾”という言葉の謎を解くため、ある記者が彼の生涯をたどっていく。巧みな脚本と斬新な映像が今も高く評価される1941年公開のアメリカ映画。(https://www.searchnewworld.com/search/search2.htmlpartid=rolbng&p=%E5%B8%82%E6%B0%91%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%B3&subid=004 より引用)
主人公は、超大富豪のケーン。では、このケーンさんは何をしているのか?新聞社の社長です。この当時のメディアはラジオと新聞の2種類のみ。つまり、そのうちのひとつ新聞を牛耳ることでケーンは圧倒的な財産を得たわけです。
つまり、アメリカの文章を支配したことでめっちゃ金持ちになった人がケーン。今は色々なメディアがありますので、ここまで極端ではないでしょうが、文章を我がものにすることの可能性は果てしない。
仕事でも、恋愛でも、友達付き合いでも思う様に伝わる文章を書くというのは非常に大切なのです。そして、文章が持つ力を余すことなく使わなくては損なのです。
メンタリストDaiGoから学ぶ!文章力を鍛えるために
DaiGo「人を操る禁断の文章術」に学ぶ
家にいる間に、何か面白い本はないかと思っていた時に出会ったのがDaiGo「人を操る禁断の文章術」。 トップブロガーのマナブログさんが紹介していたのを見て興味を持ち購入。
とにかく為になる!心理学的にどう書けば相手の行動を誘発できるかということが書いています。あと、今まで読んできた自分を行動させるに至った文章が、なぜそのような効果を持っていたのかまで分かりました。ブロガーや、仕事でメールを打つ機会が多い方は必見です!
そして、特に面白くてこの本以外で見たことがなかった主張が「文章が持つ力」に関して。
あなたの思う、世界最高の美女とは?
こう質問されて、どんな顔・姿を思い浮かべましたか?
この一文を読むと、頭に出てくる姿こそ別でも、誰でも「自分が思う世界最高の美女」を思い浮かべます。これこそ文章が持つ力で、ある言葉を目にすると、脳が動き始めると。
もう少し詳しく書きますと、例えば広瀬すずの写真を出しながらこの話をすると、全員が全員「世界最高の美女だ!」とはなりません。多少差は出てきてしまう。実際の姿形があると、自分の理想の姿とどうしても乖離を見つけてしまうのです。
誰もが納得できる美女を産み出すには、文章を使うしかない。つまり、世界最高の美女を作れるのは文章だけなのです。これは面白い!!!
つまり、文章でしか表現できない描写が確実に存在していると。ちなみに、この「人を操る文章術」を読んでから、ある本を読んでびっくり。まさにこの手法が使われているではないですか!!
それは、村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」という小説。ここで主人公が、ホテルで高級コールガールを呼ぶシーンがあります。そのコールガールが主人公が行方を追っている女性と知り合いで、話を聞こうという場面。
しかし、流れから一夜をともにすることに。そのコールガールはいわゆるテクニシャンで、主人公にサービスをしてくれるのですが、その時の描写がこちら。
そして僕の隣に来て、僕は34年の人生で誰にもしてもらったことのないようなことをしてくれた。デリケートで大胆でちょっと簡単には思いつけないような事を。でも誰かが思いついたのだ。僕は体の力を抜いて目を閉じる流れに身を委ねた。
すごいいいいい!!めっちゃ想像を掻き立てられる!!!笑
染谷昌利「ブログ飯」に学ぶ
芸人の「笑い飯」は「笑いで飯を食う」と言うコンセプトで付けられたそう。それを真似たタイトルの本がこの染谷昌利「ブログ飯」!「ブログで飯を食う為には」という全ブロガー必見の名著、ちなみに僕は今3周目です。笑
染谷昌利さんは、ブログだけで奥さん子供とペットの猫を養って生計を立てている方で、なんと日本アフィリエイト協議会理事!(そんな協議会あるんや笑)
ブログについての、知識そして心構えをこれでもかと教えてくれる本。その中で、ブログに留まらず全ての文章に応用できるであろうアドバイスがこちら。
飯が食えるブログで、読者として想定すべきは、そのテーマに興味はあるけれど何も知らない人だと考えるべきでしょう。だからこそ文章力を鍛えることを怠ってはいけません。文章力とは専門的な内容を説明するのに業界特有のフレーズを使わずに書く力です。
なるほど。確かに会社でも、仕事ができたり頭が良い人でも、説明が下手な人は多い。学生時代の先生にも多いタイプでしたね。これって、自分の知識の中で説明していたからだろうなって。
難しい単語を並べて文章を書くのが頭が良いと勘違いしがちですが、実は「難しいテーマであっても、誰にでも分かる文章で書く」ということこそが大事なんですね。
ロンドンブーツ一号二号の田村淳に学ぶ
僕が好きな芸人の1人、ロンドンブーツ一号二号田村淳さん。嫌われ者でもありますが、その行動力や企画力は見ていてホレボレしてしまう。
そんな田村淳さんの著書「35点男の立ち回り術」。これは、自分はもともと100点満点の35点の素材。でも、頭を使って様々な加点項目をプラスしここまで来ましたというもの。この本非常に面白い。持っていない男がどうやって成功できたのかを具体的に書いています。
そして、この本の中で、田村淳さんが質問に答えるコーナーがありました。
寄せられていた相談でとある男の人からの質問。内容は、「どうすれば自分はコミュ力をつけれますか?」と言う旨のもの。
これに対する田村淳さんの回答がなかなか秀逸。その答えとは、「あなたの言っているコミュ力と言うのは、コミニケーション能力の略だと思います。その略称を誰でも知っていると思って使っている時点で、あなたはいわゆるコミュ力がないのかもしれません。」
た、確かに・・・
相手の目線に立って、相手に分かる様な言葉を伝えなければ、コミニケーションとはなり得ない。こういうことですね。
自分の物差しだけで話してはいけないというか。相手がちゃんと理解できなければ、自分がどれだけいいことを言っていても全く意味なんてないというか。受け手がいて、初めてコミュニケーションになり得ると言うような事ですね。
芸人「かまいたち」から学ぶ継続は力なり
特に文章力とは関係ないのですが、「継続は力なり」ということについて。2019年のM-1グランプリのアナザーストーリーを最近観ました。M-1出場の舞台裏や、それぞれのコンビの話などを扱っている番組でした。
そこで、芸人の「かまいたち」がスゴい絶賛され、リスペクトされていました。実は僕はこの2人を生で見たことがあります。
しかも、まだ今程人気も知名度もなかった頃。左のボケの山内さんは2012年に大学一回生の頃のPL花火大会で。
友人と一緒にいたのですが、坂道を登っている際に、ざわざわしていたので後ろを振り向くと何と千鳥のノブさんがいました。騒ぎが大きくなったので、そこを足早に去ったノブさん。しかし、まだ誰か残っていて、それが山内さん。
その時、僕は「中国人のマネをしている人だ」とパッと思いました。「あらびき団」という深夜番組でしか観たことなかったんですね、当時。笑周りも「ん、あの身長小さい人見たことある。」、「あの人も芸人だっけ?」とかそういう何とも微妙な反応。
そして、右のツッコミの濱家さんは大阪ミナミにあるクラブ「GIRAFFE」 で見ました。これも同じ年の2012年、友人に誘われクラブへ。そこで、DJが「今日は芸人が遊びに来てくれています、かまいたちの濱家〜!」と言って紹介。
会場はやや盛り上がり。前の女性は「あ〜、見たことあるかも」くらいの冷めた反応でした。
ところが8年経った今、かまいたちめちゃくちゃ人気です。その8年間間違いなく絶え間ない努力があったはず。僕は、2012年の頃の印象が強くて、「継続して面白いことを続けていたからここまで人気芸人になったんだろうな」としみじみ。
かなりの脱線でしたが、結局は努力し継続するしかないのです!
まとめ
さて、ざっくりまとめます。
- 文章力は現代の必須スキル、鍛える価値は大
- 文章の持つ力を最大限に使おう
- 専門用語に頼らず、誰でも読める文章を書こう
- 自分の物差しだけで文章を書いてはいけない
- 結局大事なのは継続すること!
うーん、僕ももっと頑張らないとな!
ではでは!