社会人は新聞を取るべきか。実家では親が新聞を購読していたから読めたけど、一人暮らしでも読んだ方がいいのか。
・新聞の契約料って何気に高い・・・
という人にむけて書きました。
この記事を読んでくだされば、
一人暮らしを始めた2年前から、僕は新聞をとっていません。しかし全く困ったこともありません。
ちなみにキャリアアップの転職をして勤めている今の会社は、新聞の一面に出ることがしばしばあります。しかしそれでも新聞は契約していない。
このストロングスタイル。新聞の情報なんて、1年後いや1ヶ月後には不要になっています。時間もお金もムダ。
そのお金とインプットする労力を、もっと自分の興味のあることに注ぎ込むべきなのです。
本当に重大なニュースなら、ネットニュースなり、人から聞くなりで新聞を読んでいなくても自然と知ることができます。
インプットは大事ですが、毎日使わない知識を一定量入れるのはあまり効率的ではありません。No more 新聞。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 一人暮らしを始めてからの2年間、新聞を読んでいないけど支障はない
- 新聞を読む時間とお金を、もっと興味のある分野や経験に使うべき
- 宇多田ヒカルのレベルじゃないと、時代は超えられない
記事の前に自己紹介!
・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました ・20代で貯金1,300万円達成
一人暮らしのサラリーマンは新聞を読まなくて良い
僕は新聞を購読していない。そしておそらく今後も購読することはない。
という風潮が、根強くあります。もちろん読むことに、多くのメリットがあることは否定しません。
実際に僕も一時期は新聞を読んでいました。
- 就活生の頃
- 新入社員の1〜2年間
おそらくこの時期は、ちゃんと毎日読んでいた。
社会人になるにあたり、必要だし基礎的な教養だと感じていからです。
年次を重ねてからも、実家にいた時はざっと目を通すようにはしていました。内容が頭に入っていたかは自信ないですが。
両親が新聞を購読していて、朝起きてリビングの机に置いてある。だから読むかってノリ。
転機は転勤。てんきはてんきん。思ったよりも語感が良かった。
2年前に転勤となり、一人暮らしを開始。そのタイミングで、新聞を購読しなかったのが全ての始まり。
という気持ちでした。引っ越しって水道とか電気とかとにかく契約するものが多い。新聞なんて後回し。
しかし新聞なしで生活していて、ふと気付きます。
そこから早くも2年。新聞を久しく読んでいない。実家に帰った時くらい。
ちなみに昨年から今年にかけて転職。大手企業の内定を複数社もらい、今の会社に転職。
キャリアアップの転職となりました。ランク上の会社に籍を置くようになる。
以前の会社との最も大きな違いは、今の会社は時たま新聞の日経新聞の一面に出るということ。前の会社は新聞に出ても、業界紙か日経新聞の5・6面あたり。
何とも慣れない。ちょっと変な感じ。しかし、しかしです。
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新聞は不要であると言い切りたい
新聞を2年も読んでないけど、困ったことはない
新聞は不要。これが僕のとっているスタンス。
新聞をとっていなくても、全くこの2年間困ったことはない。この事実が僕の意見を後押ししてくれる。
新聞をとっていないと、社会人の共通話題についていけないかと思いきや、そんなことはない。
まず僕が周りに時事の話題を振ることもない。もしその話題を話されても、「はい、はい」と聞いてるだけ。
それに新聞を契約している人でも、朝忙しくて一面しか読まない人もいれば、じっくり読み込む人もいる。
新聞の購読者の中でも、レベルが全然異なる。目線がみんなバラバラだから、会話のテーマとしては、そもそも向いていないのかもしれない。
そう思えば中学高校の時の野球の話題の方がよっぽど大変だった。僕は全く興味がなくて、全然会話の意味が分からなかったから。
それに本当に全員が知っておくべき情報は、ネットニュースなどで上がってくる。情報の精度は新聞に劣ってるけど、ひとまず何があったのかくらいは分かる。
そして新聞は意外と高い。
- 朝刊・夕刊セット:月額4,900円(税込)
- 朝刊のみ:月額4,000円(税込)
そして意外と夕刊は安い。知らんかった。しかし夕刊だけのバラ売りはないから、関係ない。
ちなみに僕はブログで稼げない期間が長すぎた。こう書くと今は稼げてるニュアンスが出ちゃうけど、そんなことはない。今も別に稼げていない。
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新聞を購読する必要はあるのか
と改めて考えてみるも、「みんな購読しているから」という理由しか思い当たらない。
もしサラリーマンが10人いて、3人しか読んでいないみたいな状況だとすると、読まないってなる人も多いのかも。
周りを見ていて新聞の情報を有効活用できている人は、果たして何人いるのかって勘繰ってしまう。
もし個別株をやっているのであれば、新聞は読むべきだと思います。世の中の動向を知っておかないと、大損するかもしれないし。
しかし僕は海外インデックスファンド一本にぶち込んでる。国内の市場動向はそこまで大きく関係しない。
- 新聞の内容が、自分の仕事に直結している
- 個別株をやっている
- 新聞を読むのがそもそも好き
このいずれかの条件を満たしていないと、新聞を読む必要はないと思う。説明するまでもないけど、僕は満たしていない。
新聞をインプットする代わりに
新聞を購読しない。その代わりにもっと身になることをする。もしくはもっとワクワクすることをする.
新聞をインプットするのはノーコストじゃない。僕らは時間も労力も割いてる。
- 費用:月4,000〜5,000円
- 時間:月10〜15時間
毎日20〜30分新聞を読んでいると仮定
ちなみに人間が陥りやすいバイアスに、「サンクコスト」なるものがあります。
すでに発生していて取り消すことができない事柄のコストに気を取られ、合理的な判断ができなくなる心理傾向のこと。
このサンクコストを振り切る。周りの常識に流されず、本当に自分の為になることをする。
新聞を読む代わりに
- 体系立った知識
- 自分が興味のある分野
- 経験として残るもの
この項目のいずれかを満たすものに、月5,000円ないしは、10〜15時間の時間を注ぎ込みましょう。
体系立った知識
新聞の情報は、そもそも水物。1年前の新聞とか読んでも仕方ない。過去の参考文献としては役に立つかもやけど。
経済の動向は確かに全体としてのストーリーというか、流れのようなものはあります。長く読んでいると、全体像は掴めてくる。
しかし新聞で得た知識は日々断捨離しないといけないものです。覚えても数日後・数ヶ月後には不要になってきます。
それよりも本や、何かのセミナーでもいいですが、体系立った知識を身につけた方が良い。
細切れで、数日しか持たないものよりも、ずっと古びないまとまったノウハウや知識を身につけるべき。
語学、経済学、歴史、プログラミングなど一度習得すれば、その後ずっと使えるであろう知識にこそ労力を割くべきなんですね。
自分が興味のある分野
世の中の多くの人にとって意味があっても、自分には価値がないものがある。逆も然り。
これは僕の持論。「役に立ちそうだから」という理由で、好きでもないことをする必要はありません。好きでもなくてするのは、仕事だけで十分です。
新聞を読むのが仕事内容に直結しないのであれば、その分のコストを自分の興味のあることに使いましょう。
僕なら読書や映画や音楽、そしてブログです。30年近く生きてきて分かったのですが、結局好きなものや興味のあるものに取り組むのが一番効率的。
興味のあるのに、何も行動しない。なのにとりあえず周りを見習って、新聞を読んでいる。5年後、10年後、絶対に後悔する。
もし気になっているのに、できていないことや、読めていない本などがあれば、すぐにトライしましょう。
時間やお金は、今の新聞に使っているものを充当しちゃえば良いんです。
経験として残るもの
新聞のお金と時間を使って、もっと経験を増やす。
人生の密度は、してきた体験の数と深さによって決まる。新聞を読んでいる月の10〜15時間は、気になっていることを経験することに使ってみる。
- 副業
- 旅行
- 気になってた飲食店に行く
- ジム通い
- 習い事
- サークル活動
など、やってみようと思うと、意外と色々ある。
ちなみに僕は昨年にMacBook Airに買い替えました。12〜13万円くらいしました。
12〜13万と聞くと、それなりにまとまったお金に聞こえますよね。でも月5,000円の新聞購読日の約2年分。
つまり僕は新聞を2年強読まずに、浮いた12万円でMacBookを買った。そいで今ゴリゴリに記事を書いていると。
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新聞をやめて、インプットにこだわる
甘えです。ごっつスイート。胸焼けするど。
新聞の知識の賞味期限はその日限り。頑張ってみても、次の日まで。刺身くらいの耐久性しかありゃしません。
芸能人の不倫のニュースを見て、一喜一憂するのはバカらしい。別に自分の人生には関係ないし、今後活きてくる情報でもないから。
正直なところ、新聞の情報もこれと似ている。もっと高尚ではあるけど、向いてるベクトルは不倫ニュースと同じ。
これはかの有名な宇多田ヒカルの名曲「Automatic」の冒頭の歌詞。
7回目のベルで電話をとってくれた相手。自分が名乗らずに、声だけで分かってくれた。そんなシーン。
当時の僕はこの曲を聞いても、今ひとつピンとこなかった。ガラケー持ってたから。電話かかってきたら、着信相手が画面に出たから。
つまりこの曲は、黒電話での話なわけです。誰からかかってきたか分からないんだから。
しかし不思議と僕は、聴いた時に思ったんです。
歌詞が古くても、古びない何かとてつもない魅力が、この曲にはあったのです。
つまり宇多田ヒカルの、約255万枚CDが売れた曲レベルのクオリティでないと、時代は超えられないのです。
当たり前ですが、日々のニュースに「Automatic」品質は求めるべくもない。次の年には、「時代遅れのニュース」となってしまうこと必至。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 一人暮らしを始めてからの2年間、新聞を読んでいないけど支障はない
- 新聞を読む時間とお金を、もっと興味のある分野や経験に使うべき
- 宇多田ヒカルのレベルじゃないと、時代は超えられない
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!