世の中には2種類の人間がいます。それはキャバクラに行ったことがある人間と、行ったことがない人間、異論は受けてつけてません。
調べてみると、キャバクラに行ったことのある男性の割合は3割未満らしいんです。 行ったことのある人の方がレアなんですね。ちなみに僕は先日に非レアからレアへ進化を果たしました。
転勤が決まったのですが、会社の先輩が送別会に僕をキャバクラに連れて行ってくれたのです。
値段設定も店のシステムも全てが未知。噂でしか聞いたことがないキャバクラ。「龍が如く」でしか行ったことがないキャバクラ。あなたは行ったことがありますか??
・キャバクラって会計はやっぱり高いの?
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
- 女性関係は、若いうちに失敗しておいた方が良い
- 始めてのキャバクラは、異空間だった
- キャバクラを楽しむ権利があるのは金持ちだけ
僕はこれまでキャバクラに行ったことがなかった
ガールズバーは行ったことはある。でもその先輩格であるキャバクラには行ったことがない。これがちょっと前の僕の状態。
思えば僕はどちらかと言えば、淡白な女性関係を送ってきました。恋愛対象は女性ですが、そこまで多くの女性と付き合ってきたわけではない。
恋愛体質などでは全くない。世間でヒットしている恋愛ソングを聴いてもあんまりピンとこない。会いたくても震えない。面倒だから常時スマホの通知をオフにしている僕、そもそもスマホすら震えない。
二股をかけたことも、浮気をしたこともない。これは褒められるべきことだとは思うんだけど、ただただ女性に対しての熱意がそもそも少なかったからかも。
そのくせ変に理想が高く、女性側から好意を示してもらっている場合でも、流してしまうことも多い。自分のことだけど、全くもってタチが悪いと思う。
って考えているんですよ、心の奥底で。こんな男は少数派なんでしょうか。それとも実は主流になっているんでしょうか。
できることならエネルギッシュに、情熱的に、好きな女性を何としてもゲットする。そんな気骨のある男に生まれてみたかった。ラオウみたいな感じ。
(https://honcierge.jp/articles/shelf_story/6035より引用)
男女の関係に「コスパ」 なんて、お金の考えを適合している僕。そんな僕がわざわざキャバクラになんていくわけがない。
女性と話すだけで、べらぼうに高い金額をとられると噂には聞いているキャバクラ。宝くじに当選した人が、身を滅ぼす第3ステップ目くらいにいつも出てくるキャバクラ。「ウシジマくん」のマンガで、いっつも不穏な空気が流れているキャバクラ。
恋愛もめんどうくさがり、女性にそこまで執着もなく、倹約とはいうもの実際はタダのケチなだけの僕。そう、僕はこれまでキャバクラになんぞ行ったことは、たったの一度もなかったんです。
遊ぶなら、恥をかくなら、若いうちに
ただキャバクラに行ったことがないことに、引け目を感じていた部分も正直あって。なんか人間としての経験値というか、男としての場数みたいなものが欠けている気がしてたんですね。
なんて言っちゃうちょっとスカした男に憧れる。
僕の人生のバイブルの1つに大島薫さんの「モテたいと思っている男ってなんであんなに気持ち悪いんだろう」って本があります。
何度見ても、やっぱタイトルが痺れるぜ・・・
著者の大島さんは男性なんだけど、見た目は女性という個性の持ち主。つまり男性目線でも、女性目線でも、人の気持ちがわかるってなチートの持ち主。
この能力者の大島さんから、世の男に対しての、恋愛アドバイスをまとめたのがこの本。正直そこら辺で売っている恋愛参考書なんて目にならないくらい内容が濃い、というか深い。
「モテたい」とか「女性から嫌われたくない」と思う人は絶対に一度は読んでみて下さい。うわべの恋愛テクニックの浅はかさを痛感させられます。
その本の中の教えのひとつに、
というものがあります。若いってだけで、ちょっとした失敗をしても「まだ経験がないもんね」と大目にみてもらえることが往々にしてあります。経験値の少なさが言い訳としてちゃんと機能してくれるんですね。
しかし、しかしです。何も学ばずに、ただそのまま歳をとってしまったらもう悲惨、目も当てられない。
こうなると若いうちに失敗を重ねるしかない。ちょんぼしてもスルーしてもらえるうちに、僕らミスっておくしかしないないんです。女性関係なんかまさにそうかもしれません。
歳を重ねた時に、「どうして俺のことを愛してくれないんだ」とキャバクラ嬢に詰め寄ったりするようなのはあまりにも地獄。。。
モテたいと思っている男ってなんであんなに気持ち悪いんだろう~本当にうまい女性のほめ方~
- 作者:大島薫
- 発売日: 2019/12/02
- メディア: Kindle版
もうじきに30代、キャバクラに行ったことがない。遊びの経験値が足りていない。これで良いのか。
将来接待でキャバクラに行く時に、作法が分からず赤っ恥をかくんじゃないだろうか。そんなことを考えていました。
始めてキャバクラに行くことに
僕はこの4月で転勤となりました。仲の良かった先輩達数人が、送別会を開いてくれました。コロナ禍なので、部署ではなく有志の会って感じですね。メンバーは僕も入れて4人でした。
一軒目は普通の焼き肉屋。お肉を食べ、お酒を飲み、みんなも饒舌になる。2時間制だったけど、そんなのあっという間に過ぎる。僕も去ることになり、心なしかみんなも優しい。
そしてお店を出る。早めに店に入ったこともあって、まだまだ時間に余裕がある。なんとなく2軒目に行くかみたいな流れになった時に、僕が不意にこう言ってみたんです。
肉ですね、肉が悪い。肉を食べたことで、男性ホルモンがきっとドバドバ出てたんでしょう。気持ちが大きくなっていた。ニクいね。
気の良い先輩達は、
と色めきだつ。タクシーを呼び止める。繁華街の客引きの人と、値段交渉をする。あれよあれよで事が進む。
そして気付けば20分後には、薄暗い店内にいました。来てしまった、人生初キャバクラに!
まずは席に案内されます。そして4人の隣に、それぞれキャバ嬢の方が座る。そこから時間がスタート。開戦です、遠くでホラ貝が鳴っています。
後々分かってくるんですが、この4人のキャパ嬢の人は途中でコロコロ変わっていきます。だいたい20分に一度交代する感じ。結局3回変わりました。
僕らのテーブルについてくれたキャバ嬢の人は3人。トータルで考えると、僕らの席には計12人のキャバ嬢の人たちが訪れたわけです。
そして来るたびに、「お酒いただいてもいいですか?」と聞かれ、こちらが了承するとそれぞれお酒を頼むわけです。キャバ嬢の人にもノルマはあるのでしょう。飲むほどお酒が入るのか、みんな飲みたがるんですね。
と思う方もいるかもしれませんが、これはこれでなかなか大変。 何回も初対面の人と話さないといけないわけです。会話も盛り上がる前に終わってしまう。
- 出身地
- 年齢
- 趣味
もう正直これぐらいしか聞くことがない。三種の神器ですね。まぁ、でも年齢を聞くのはリスキーな場合もあるので、人によっては二種の神器ですね。なんと心許ないことか。
いやぁ、ゆとり・悟り世代の僕。上から接するなんて無理も無理。下からご機嫌を伺う。「どうですか?左様ですか!」、ずっとこんなテンション。
場を盛り上げるため、カラオケを歌うことに。僕の送別会なので、主役の僕から歌わされることに。
これ!これはマジで今でも答えが分からない。流行にした方が良いのか、懐メロにした方が良いのか。あえて軍歌なんぞを歌ってみるのか。非常に難問です。
徐々に客が増えてきた店内。ふと見ると、隣のテーブルで40歳前後のおっさんがあいみょんを熱唱している。むむむ、これはこれでなかなか痛々しい。
他人の振り見て、我が振り直せ。年相応の歌を歌う方が良いんだな、なんて独り合点していると、先輩が
とマイクを渡される。おん!?
www.youtube.com世の中に色々なギャングスタがいますが、キャバクラでBUDDHA BRANDの「人間発電所」をラップした奴は今までいなかったでしょう。これこそサグライフ。イルでいる秘訣は熟知しています。
ん、店内の反応?ドンズベリに決まってますやん。
キャバクラは金持ちが行くところである
キャバクラ嬢の人の見た目のレベルはまちまち。街中にいたらキレイな方だとは思いますが、飛び抜けて美人ってわけでもない。
行ったのが、サラリーマンの飲屋街に会ったお店だったからかな。六本木とかの高級なお店に行ったら違うのでしょうか。
ただ見た目に気を使っている感じはする。胸元がざっくり開いた服を着てたりする。スカートは丈が短め。僕の隣に座った人の1人は、明らかに目を整形していました。さすがと言うべきか、やはりちょっと街中で見ることができないレベルの容姿ではありましたね。
そう思えば周りに整形経験のある知人っていなかったなぁ。男女問わず自分のルックスに不満を言う人はいるのですが、それでも整形はしていないし。ここのラインを超えれるかどうかが、プロとアマの境目なのかも。
さて、会計です。男4人で、滞在時間は1時間、いくらかかったか。いくらかな、なんだかんだ言っても1時間しかいなかったんだから安いに決まってるわ。はい、答えはなんと約5万円。
めちゃくちゃ高い。。。いや、本番もなにもないですよ。日本が不景気って嘘ですか。タンス預金って都市伝説ですか。キャバクラだけ異様な経済発展を遂げてんですか。。。
僕の送別会ということで僕の会計は免除してもらえました。やべぇ、やべぇ、首の皮一枚つながったぜ。。。
キャバクラ嬢に恋した男性の話は、実話であれマンガやドラマの中であれ、何回か目にしたことがあります。あれですね、キャバクラ嬢にモテるには、大前提としてお金がいるんですね。
社会勉強になりました、ケチな僕はキャバクラ嬢に恋をすることはないでしょう。というか仮に恋しても100%実らないでしょう。
最後に、もう一度大島薫さんの本を引用します。というかキャバクラの帰りに、とある教えが脳天にフラッシュバックしました。それは、
てな教え。求める結婚相手に、高収入を掲げる女性も少なくない。そういった女性たちを指して、「結局女は金で見ている」と責める男性をよく見かけます。
でもなにも「金がなければ、みんな人間じゃない」とか言ってるわけでもない。ただ個人的な願望として、高収入をあげているだけなんですね。
むしろお金もなかったり、それこそ見た目は普通だったしたら、どこで選ばれようとするのか。性格か?しかし、「女は結局金かよ!」なんて責める男性が性格が良いとはなかなか言いがたい。
お金はいわば、能力の可視化。収入の多い男性が素敵に見えるのは、それだけ能力がある人間という証明になるから。
はい、これトドメの一撃です。 パンチラインすぎる。
うーん、お金を払えば相手をしてくれる。こっちがどんな人間であれ、生まれ育ちがどうであれ、相手をしてくれる。そうか、キャバ嬢は割と優しいのかもしれない。僕がカラオケで、BUDDHA BRAND歌っても半笑いで聞いてくれた。たぶん噛み噛みで、EMINEM歌っても聞いてくれる。キャバ嬢は優しい、万歳!
【関連記事】若者の恋愛離れに関して
僕みたいな恋愛に対して面倒くささを感じている男の人は多いはず。結婚適齢期、んなにそれ?スワヒリ語ですかって感じ。
恋愛離れ、長いことパートナーがいないなんて人に向けて書きました。
【関連記事】アラサーだけど、結婚予定なし
高校の同級生、大学の同級生、次々に結婚しだす。僕は気配もない、そこまで望んでもいない。
僕と同じ様に、結婚に対して後ろ向きな人にこそ読んでほしい。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
- 女性関係は、若いうちに失敗しておいた方が良い
- 始めてのキャバクラは、異空間だった
- キャバクラを楽しむ権利があるのは金持ちだけ
さて男としての経験を積みました。キャバクラに行ったことのない男から、行ったことがある男に進化したのです。ただ自分の金でこれからの人生で行くのかは神のみぞ知る。
キャバクラは高い。そうか、営業になればいいんだ。営業になって、接待費で落とせばいいんや。うおおおお、まだだ。まだ死ねねぇ!
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この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!