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面白い人になりたい、面白くなりたい、コツは「人と異なる」こと。みんなと異なる単語や言葉のチョイスにこそ、面白さが表れてくる。

常々思うのは、面白い人は無敵ってこと。マリオでスターを取った状態に等しい。

 

人間関係において、面白さは万国共通。知識は古びても、笑いは古びない。面白い人になれれば、人生はイージーモード間違いなし。

 

しかし面白くなるのって難しい。曖昧で捉え所がありません。知能が高いからといって、能力値が高いからといって、面白いとは限らない。

 

自分では面白いと思っていても、他人から見たらスベっているなんてこともある。ところが最近思うのは、

 

面白いとは、人とは異なることだ!

 

ということ。誰でも言える様なことを発言していても、面白さなんて生まれるはずもない。

 

まずはみんなと異なる単語を選ぶことから始めましょう。

 

・自分は平凡で面白くない
・面白い人間だと思われたい

 

という人にむけて書きました。

 

最初に結論から!

 

この記事のまとめ

  • 面白くないものとは、似ていないものである
  • 人が選ばない単語、飛距離のある単語を選ぼう
  • 面白さとは意外性、予定調和を打ち崩すべし

 

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面白くなるのは難しい

面白い人は無敵。頭が良い、見た目が良い、金持ち、人に好かれる理由は様々。しかし面白いを超えるものはありません。

 

どれだけイケメンでも話がつまらなければ飽きてくる。どんなに頭が良い人が用意した企画書や文章でも、つまらなければ読みたくない。

 

人に面白さを提供できる人は強い。学歴、知能、経済状況、見た目、その他の要素が全て下の下でも人の懐に入っていける可能性が高い。

 

「あの人のことなんで好きなんですか?」と質問されて、

 

一緒にいると面白いから

 

これはちゃんと成り立つ。「高学歴だから」、「金持ってるから」となるとちょっと鼻についてしまう。

 

 

ところが悲しいことに、面白いものって少ない。もちろん映画や漫画やドラマやアニメなど、面白いコンテンツは多く存在します。

 

しかしこれはあくまでプロが作り上げたもの。身近な人が面白いパターンって少ない。

 

身の回りを見てみれば、面白くないものは山ほど転がっているのです。面白いと感じれるもの一握り。トキワの森でピカチュウと遭遇するくらいレア。

 

人と話していても、心から、腹の底から笑えることって少ない。少なくとも、僕は少ない。

 

社会人になってから特に本気で笑ったことって減った気がします。愛想笑いばっかり。上司の娘さんの高校受験の話とか自分が若手だった時の話とか、全然興味はない。

 

おそらく人は社会人になると、急速につまらなくなります。これはきっと角が取れるから。

 

働き出して、人の顔色を伺い出す。不用意な発言に対して、ビビってしまう。コンプライアンスを気にしだす。

 

そうして言っている内容がだんだん画一化してくる。誰と話していても、話の内容にそんなに差がない気がするんです。

 

 

ワンピースの登場人物ローは、人の中身を入れ替える能力を持っている。もしその能力で会社の同期の中身を入れ替えられたとしても、多分僕は気付かない。気付けない。

 

いつも通りゴルフのスコアの話と、こないだ行った飲み会の話してるな

 

とかそれくらい。

 

とにもかくにも、面白いということは難しい。大人になり経験値も、知識も増える。しかし皮肉なことに、面白さは目減りしていく。

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面白さのコツは、単語の選び方にある

面白い単語との出会いは、一語一会

面白いというのはなんなんでしょうか。あまりにも抽象的。面白げに話してくるけど、全くつまらない人もいっぱいいる。

 

不意に誰かが言った一言がツボにはいるなんてこともある。難しい。どうすれば、面白さは生まれるのか。

 

具体的にどんなステップを踏めば、面白いものが生まれるのか、誰か教えてほしい。面白い、面白くない、はあまりに博打すぎる。

 

そんな時に、ふらっと訪れた本屋で見つけた本。タイトルはそのものずばり、「面白いって何なんすか!?問題」

 

 

何、このご都合展開!?

 

進研ゼミの漫画ってくらい、ちょうど良いタイミングで僕の前に舞い降りてきたのがこの本。

 

当然購入、いやはや興味深い。ちゃんと面白さを生み出す具体的な方法が載っていました。ありがたや。

 

著者は東京大学農学部卒、博報堂クリエイティブディレクター/CMプラナーの井村光明さん。プランナーじゃなくて、プラナーらしい。そんなバカナー。

 

手がけた主な作品は、日本コカ・コーラ「ファンタ」=ACC賞グランプリ2005受賞、UHA味覚糖「さけるグミ」=ACC賞グランプリ・カンヌライオンズフィルム部門シルバー・TCC賞グランプリ2018受賞などほかにも輝かしい経歴がたくさん。

 

ACC賞グランプリ・カンヌライオンズフィルム部門シルバー・TCC賞グランプリ?

 

エイリアンくん
ACC賞グランプリ・カンヌライオンズフィルム部門シルバー・TCC賞グランプリ!

 

なんやねんそれ

 

こんなにやり手の井村さんですが、この本に書かれているのは苦悩。

 

約30年間広告会社でコピーライター・CMプラナーの仕事をしていて、ようやく出た結論は、

 

面白いアイデアを簡単に閃くコツはない

 

ってことの様です。身も蓋もないけど、正直。清々しい。確かに面白いアイディアは簡単に閃かない。

 

なぜなら閃こうとしても、具体的に取れる策がないから。ならば闇雲に「面白い」を閃くよりも、ケアレスミスをなくすと頭を切り替えてみましょう。

 

つまり「面白い」とは、「面白くない」部分を省いたものと考えてみるんです。

 

井村さんが過去に衝撃を受けたのがキューピーマヨネーズのCM。マヨネーズの広告にspeedという単語が使われていたのです。

 

 

マヨネーズを考えて、speedって普通出てこないよね!?

 

という驚き。確かにとても新鮮に見えます。一体どうして、speedなんて言葉をマヨネーズに使おうと思ったのでしょうか。

 

これを見て井村さんは、自分には全く書ける気がしないと感じたそうです。ちなみに、このコピーはコピーの神様と呼ばれている方が書かれたものらしいです。さすが。

 

マヨネーズのコピーを書こう、じゃあ深掘りしよう、そうやって考えると「サラダ」や「野菜」が出てくる。

 

そこからさらに深掘りをしてみても、「自然」、「新鮮」、「健康的」、「朝」などそこから連想できる言葉がどんどん出てきます。

 

しかしあるところまで行ってしまうと、それ以上は出てこない。地下鉱脈です、岩盤です。固すぎて、頑張ってもそれ以上進みません。

 

何とかひねり出そうと頑張ってみても、「新鮮」や「健康的」をそのまま言い換えた言葉しか出てきません。同じところをずっとぐるぐる進んでいるかの様。

 

新しいことはできません。どう頑張っても、speedって言葉は出てきません。

 

言ってしまえば、speedなんて誰でも知っている単語。キアヌ・リーヴスの映画でも「スピード」ってあったし。今井絵理子は自由民主党所属の参議院議員やし。

 

そもそもspeedって一語。広告コピーは文章が短いとは言うものの、普通は一文。十数文字は使えるのに、たったアルファベット5つの単語。

 

こうなってくるとspeedがあるかないか。考えたかどうかと言うよりも、speedと言う単語を見つけれたかどうかにかかってくるわけです。

 

面白い文章を書くって複雑だけど、つまるところ面白い単語を見つけるってことに集約されるのでは!?

 

とここで閃いたそうな。

 

これぞまさに一語一会

 

ここから考えますと、僕らにできることがあるとすれば、ただひとつ。偶然思いついた面白い単語を素通りしないってことになります。

唯一のゴールはオリジナリティ

一度単語に注目してみると、視野が広がります。これまで見てきたり書いてきた文章がつまらなかったのは、内容もさることながら、ありがちな単語のみで構成されていたからかもしれません。

 

面白い文章にしようと、「てにをは」や文体にこだわってみる。しかしありがちな単語を並べ変えているだけだったら、いくらこだわっても印象は変わらない。そりゃそうや。

 

ビジネス文書がつまらないのは、同じ様な単語ばかり並んでいるからやな

 

広告会社においても、「企画の根本は単語の組み合わせに過ぎない」と井村さんは書いています。

 

井村さんはとあるCM審査会のの審査員として、出品されたCMに点数をつける仕事をしたことがあったそう。車・携帯・金融等々と業種ごとにそれぞれまとめて審査していく。

 

ここで感じたのは、業種の中で他と違って目立つ作品がある一方で、普通に見える作品はその業種ごとになんだか似ている、ということでした。

 

同じ業種だけで並べてみると、似ている表現が非常に多いことがくっきりと分かったのです。

 

似ていると言っても、最初から似ているものを作ろうとしたわけではない。ただ放って置くと知らず知らずのうちに似てしまっているんですね。

 

普通に見えるもの同士は、なんだか似ている。つまり普通とは似ていることなのかもしれない。

 

 

そうなってくると、逆説的に面白いとは似ていないことと定義できるんですね。

 

面白いものを作れない、面白いことを言えない。これは面白くないものを作っていたのではなく、似ているものを作っていたから。

 

面白いと似ていないこと、この仮説が正しいとすると、面白いことを考えられない人の特徴は「似ていることにルーズな人」と表現できます。

 

ちょっとずつ面白さの正体がわかってきた気がする!

 

面白い・面白くないを自分で判断するのは激ムズ、だとすれば自分で判断できるレベルの基準を持つ方が合理的。似ている・似ていないの判断なら僕らにもできる。

 

さながらスイカの種を取るように、ルーズにならず、コツコツと似ている要素を排除していく。そうすれば誰でもいつかは、誰にも似ていないもの、すなわち面白いものを作れるはず。

 

つまり面白い企画や文章を書くために大事な事は、以下の3点。

 

  • 分かりやすいこと
  • 似ていないこと
  • 偶然そんな単語を見つけること

 

この3点を意識して、面白いを追求していきましょう。

 

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面白さは、単語の飛距離によって決まる

大事なのは単語の選び方。思いついた単語のどれを選ぶか。七並べでどのカードから切っていくのかみたいな判断が重要にくる。

 

自分でどの単語を選べばいいのか分からない

 

って悩みがここで出てきそうな気がします。

 

「面白いって何なんすか!?問題」でお勧めされている選び方では、多くの人の案をまず集める。そして自分の考えた単語を見る。

 

比較してみて、同じ単語を使っていたら自分のその単語を切る。似ていると思ったものを排除していき、残った誰とも被っていなかったものこそ自分オリジナルの面白いものとする。

 

面白いものをいきなり見つけるのは難しい。似ていないものをいきなり見つけるのはもまた難しい。

 

だったらとにかく案を出してみる。その中から他の人と比べて、似ているものをどんどん削っていく。そして最後に残ったものを選ぶ。この手法でいきましょう。

 

最初から人と違うものを考えようとすると、とにかく違いを出さなければいけないって発想になってしまう。

 

無理矢理ひねり出してしまうことになり、明らかに面白くない物を生み出してしまう可能性もあるのです。似ていないだけで、面白くはないって感じ。

 

 

考えてみると、ファッションでもそう。無理してる感じの人ってちょっとダサく見えちゃう。他人とは似ていないけど、その人には似合ってる、これが真にオシャレな人。

 

オシャレな人を見て、「他人と似てないね」って褒める人はいない。「似合ってるよね!」が正しい褒め言葉。

 

似合っているだけでなく、さりげなく他人と似ていない、ここがオシャレな人のバランス感。僕らも言語感覚においても、このバランス感を目指したい。

 

僕が日本語の言語感覚を養う教材として使っているのが、日本語ラップ。というか、好きで聴いているだけなんですが。

 

 

僕が大好きなラッパーのひとりがZORN。日本語ラップユニットであるCreepy Nuts(クリーピーナッツ)のラジオでゲストとして出演した時の話です。

 

その中でに関しての話になりました。韻はざっくり言うと、響きが似ている言葉のこと。母音が同じ言葉を並べるのが定番です。

 

EXILE(eguzairu)と鉄パイプ(tetsupaipu)とかそんな感じ。

 

ラッパーはどんな韻を踏むのかが技量の見せ所。この韻の話をした際に、出てきて印象に残ったフレーズが、

 

韻ってやっぱり飛距離が大事

 

どんなことかと言いますと、例えば「A」という言葉と「B」という言葉で踏もうとします。

 

A」と「B」の言葉の響きは近ければ近いほどいい。でも、その内容が遠くかけ離れていれば離れているほど、韻として面白い。つまりは意外性があると、韻としてより高次元。

 

 

ちなみに、この「Have A Good Time」でZORNはエゲツない飛距離の韻を踏みます。

 

表参道のオープンカフェより、お嫁さんと食う醤油ラーメン

 

イチローの遠投よりも飛距離ある・・・

 

日常生活で韻を求められることはありませんが、この飛距離の意識は持っておきたいところ。飛距離のある単語を僕らはチョイスする、そんじゃあ面白くなる。

 

以上を踏まえて、面白くなるための方法を考えました。

 

面白くなるための具体的なステップとは?

  1. 起こった現象やテーマに対して、ポジションを取って単語を出す
    どっちつかずは意味がないので、「良い・悪い」や「賛成・反対」などのポジションを決めてから、思いつく限りの単語を出す
  2. 人と被ったらその単語は使わない
    流行語は使わない、「ヤバい」・「スゴい」などの便利表現は使わない
  3. 残った誰とも被らなかった単語、飛距離のある単語を用いる

 

感覚で面白さを出すな。ステップを踏んで面白くなれ。

 

ドブネズミみたいに美しくなりたい

 

改めて考えると、このフレーズって強過ぎ。記憶の定着度は計り知れない。僕らの中の甲本ヒロトを呼び起こすべし。

面白さとは異なること

意外性に人は面白さを覚える。定石から外れるからこそ、僕らの記憶に残る。

 

予定調和をぶっ壊そう!

 

当たり前のことを当たり前の様に捉えていては、面白いわけがありません。人と異なるオリジナルの解釈で噛み砕く、そうすることでエンターテイメントになる。

 

着眼点や切り口を、人とは変える。しかしこれをいきなりするのは非常に難しい。

 

だからまずは「単語」レベルで差をつける。普通に考えたら、選んでしまう単語。これをあえて避ける。

 

そしてそのためには、日々語彙力も増やす。単語力は、面白さ偏差値に直結するんです。引き出しがなければ、出てくる単語自体か細くなってしまう。

 

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異なることで、面白くなれる。キングコング西野の著書「新世界」。ここにも似た話が載っていました。

 

西野が若手で賞レースに出ていた頃の話。ダウンタウンの影響もあり、漫才師はこぞってスローペースの漫才をしていたそう。

 

100組いれば、マジで100組がそのスタイル。これに目を付けた西野は、あえてテンポの速い漫才にシフトしました。

 

100組が出る賞レースは、普通に考えたら、1 vs 100。しかし、キングコングだけがハイテンポの漫才。

 

僕らだけがテンポが速い漫才。つまり「テンポの速い漫才 vs テンポの遅い漫才」という戦いになる。こうすることで、1 vs 100から、1 vs 1に持ち込んだんです。

 

あえて周りと異なることで、勝負の土俵を変えてしまう。そうすることで、格段に存在感を増したのです。

 

 

横一列、知らんがな。同調圧力、くそくらえ。ありきたり、うっせぇわ。コンプライアンス、F**k。黙って、異なれ!

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在宅期間中、暇で暇で、延々芸人のラジオを聴き続けていたんです。

 

寝ても覚めても、ずっと聞いていると、だんだん分かってきたんです。笑いに持ち込めるパターンが。

 

閃きで笑わすのは難しい。だったら、笑いが起こるパターンを理解し、そのパターンに持ち込みましょう。

 

面白くなるために必要なのは、面白い人の話を模倣すること。丸パクリではなく、 話の仕方、使っている技法などを見るのです。

 

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雑談を面白くしたいなら、教材はラジオ一択です。

 

ラジオは基本は30分や1〜2時間などの長尺。ここが素晴らしい。なぜなら、編集が最低限だから。

 

笑いのポイントだけを詰め込んでいないんです。つまり何もない状態から、どうすれば面白い空気に持っていけるのかが学べるのです。

 

会話が上手い人は、全て間を使いこなしています。逆に言えば、日常で「この人と話していても、楽しくないなぁ」って人は、間の取り方が下手くそだったりします。

 

ラジオを聴いていると、この間の取り方のお手本がこれでもかというくらい出てきます!聴くべし!

 

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まとめ

では、最後にもう一度この記事をまとめます。

 

この記事のまとめ

  • 面白くないものとは、似ていないものである
  • 人が選ばない単語、飛距離のある単語を選ぼう
  • 面白さとは意外性、予定調和を打ち崩すべし

 

このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。

 

この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!

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