自分の長所を理解していない人間は絶対に成功できない。苦手なことをずっとしていては、成長も成功もない。
会社員歴もそろそろ丸4年、社内外で色々な方を見てきました。成果を上げている人の共通点は自分の強みを理解して、活かしていること。
欠点を直すのには多大な労力がかかります。そもそも欠点ということは自分に向いていないものですし。そして直しても、人並みになればラッキー。
そうであれば、その分のリソースを長所を伸ばすことに向けた方が良いのかも。ひとつの分野で神がかる方が社会からはニーズがあるはず。

と思っていた僕。そしてつい先日にストレングスファインダーを受けました。ざっくり言うと、強み分析といったところでしょうか。
これは面白い、自分を客観的に見れる!長所を伸ばす準備が完璧にできる!

・ストレングスファインダーに興味がある!
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 短所を伸ばして大成功した人はいない、長所を伸ばすことだけに注力しよう
- ハンターにとっての水見式は、社会人にとってのストレングスファインダー
- 自分の強み上位5要素を把握して活かすべし
強み・属性・特性を知るべし!
自分には何が向いていて、何が向いていないのか、最近よく考えます。時間は有限なので、自分に投資できる時間にも限りがある。
昔は短所を直すことに時間をあてていたのですが、すっぱりと辞めました。長所を伸ばすことにしました。
長所を伸ばして大成功した人は数多くいますが、短所を克服して大成功した人はいないからです。
人類のテクノロジーに改革を起こしたあのスティーブ・ジョブスも人間的には結構問題ありましたし。
ですがそんなことも、長所を磨きまくった末の成果物を見ればどうでも良くなってしまうんです。

働いていて得た学びは、苦手なことで人と競ってはいけないということ。まず勝てません。
勝てても苦手なことをしていれば楽しくありません。勝てない・楽しくない、するとモチベーションが下がる、さらにできなくなる、こんなスパイラル。
例えば、僕であれば精度を高くするのは苦手なんです。0がスタートで、100で完成とします。
0→80まで進めるのはできるんです、しかし80→100までクオリティを高めるのが苦手。
資料の細かい部分や、誤字・脱字とかの修正は本当に苦手。ですが自分に向いていないと分かると対応も打てます。
他の人に任せたり、自分が作業した後に誰かにチェックしてもらったりとか。そしてその代わりに、0→80の仕事をさせてもらう。
理想を言えば、苦手なことはしたくない。まぁそんなわがままも通らないので、何とか苦手を最小限に抑える。
ただ怖いのが短所ってすぐ分かるのに、長所って自分では分かりづらい。
自分では自然にできているので、とりたてて人並み以上という意識はないんですよね。
人と比べて見劣りしていればすぐに気付くのに、人よりも優れている部分は気付きづらい。
人間ってつくづく損な思考をするもんです。どうですか、共感してもらえますか?
なので自分の長所を客観的に見れる機会はスゴい重要です。短所は放っておいても、外野が勝手にやいのやいの言ってきますから。笑
ペンギンに飛ぶ勝負で勝てというのもどだい無理。アホな例えだけど、意外とみんなやってしまっている気がします。
実はめっちゃ泳げるのに、そちらを活かせないんですね。もったいない、ワンガリ・マータイにラリアットされるレベル。
ストレングスファインダーとは何か?
自分の長所を客観的に知りたい、こんな願望に100%応えてくれるのがストレングスファインダー。
日本語で言えば、強み分析といったところでしょうか。
ハンターハンターで言うところの水見式です。知らない方は読んでいないあなたが悪いです、ハンターハンターめっちゃ好きやねん。笑
しかし水見式もせずに修行してたと思うと恐ろしい。。。ゴンが操作系の修行してたら、確実にウイングさんは止めますもんね。
ハンターになって水見式をしないハンターはいないはず。そう思うと、全ての社会人はストレングスファインダーを受けた方が良い、間違いない。
以前から興味はあったのですが、2021年にかかる年末年始で時間があったのでしてみました。
やり方は簡単。「さあ、自分に目覚めよう」という本を購入し、そこに付いているIDを用いてテストを受けるだけ。
ただ僕は中古でこの本を購入。IDは一回しか使えないみたいで、泣く泣くWeb版で受けることに。

テストの概要をまとめると、
- 設問は全部177問
「人といるのが好き」と「一人の時間が好き」的な2択が出てきて、どちらにあてはまるかを回答。「どちらでもない」もあり - 時間は30~40分
ちゃんと腰を据えて回答すべし - 自分の強みが分かる
要素は全部で34、自分の上位5要素が分かる
アレンジ、運命志向、回復志向、競争性、個別化、コミュニケーションなどなどこんな感じで34要素あります。
ここで自分の持つ要素のトップ5が分かると。
ちなみにこのトップ5が同じになる確率いくらになるか分かりますか?なんと約3300万人に1人です。
つまり人口約1億2000万人の日本で、あなたと強みがかぶる人は残り3人しかいません。
この強みを磨くだけで間違いなくオンリー1になれる。だってスタート時点ですでに、圧倒的に差別化できているから。笑
僕も受けてみました。Web版で約2,500円。34要素全ての順位を知るコースもあったのですが、少し割高でした。
まぁそんなに知っても持て余しそうなので、上位5つのみを診断。
机に腰掛けて、ちゃんとトイレも済ませて、パソコンに向かい受講。
設問には20秒の時間制限があります、直感で答えるのが重要なのかもしれません。就活のSPI思い出すなぁ。
ストレングスファインダーを僕が受けてみた結果・・・!
30分程度で受け終わります。そしてすぐに診断結果がもらえます。

知りたいようで知りたくないこのどきどき感。健康診断の前の心持ちに似ているかもしれません。そんなこんなで僕が知った強みは
僕の強みの5要素
- 最上志向
- 内省
- 学習欲
- 収集心
- 着想
これでおれもオリジナルな存在やで!ということで、ここからそれぞれの特徴を紹介。そして、それを今後どう活かしていくかを考えていきます。
これから受ける人や、これまで受けた人の参考になれば。
最上志向
まずは最上志向から。「さあ、才能に目覚めよう」の関連箇所からざっくりとした特徴をまとめてみます。
本には色々書いていますが、個人的に気になった部分だけ抜粋しますね。
- 平均以下のものを、労力をかけて平均以上にすることに意味を見出せない
- 平均以上のものを磨く方がはるかに胸が躍る
- 一旦強みを発見すると、それを磨いて優秀さを高めずにはいられない
- 強みを高く評価してくれる人たちと一緒に過ごしたい
- 自分の強みを発見し、伸ばしてきた人たちに惹かれる
- 弱みを嘆きながら人生を送りたくない、それよりも生まれながらの才能を最大限に利用したい
- 失敗に終わったことのリカバリーにはあまり意欲を示さない
- 問題処理に終始する役割は向いていない
- 弱点を矯正するように努めると不満を募らせるだけ
うーん、あてはまる。。。というか、記事の冒頭で自分が書いていることとほとんど同じやないか。笑
内省
続いて内省。内省的なんて言葉もあり、少しマイナスなイメージもありましたが、思索家っぽいですね。
- 考えることが好き
- 何を考えているかは問題ではなく、そもそも考える行為が好き
- 1人の時間を楽しむ種類の人間。ひとりでいる時間は黙想し内省するための時間。
- 自分自身が自分の最高のパートナーとも言える
- 考えることこそエネルギーの源。どんどん考えるべし
- 考えることだけに集中できる時間を確保するのがベター
- ただ考えているだけで何も生み出せない人もいるが、これとは別物。内省タイプは思考力をより鋭くなり本人の自信も増すようになる。
- 基本的に活字が好き
2ちゃんねるのひろゆきなんか確実に「内省」ありそう。うーん、でもこれって僕の感想ですかね。
学習欲
これも納得。
- 学ぶことが大好き
- 学ぶテーマは何でもOK、学ぶプロセスにこそ興奮する
- 何も知らない状態から能力を備えた状態へ、計画的なプロセスをもって進化することを喜びとする
- 変化が激しい分野での仕事が向いている。変化をチャレンジと捉えて、やる気を燃やす
- 自由に学習できて、モチベーションを維持できる方法を考えるのがベター
- 同じ分野の第一人者のそばで仕事をして、学習意欲を刺激させると良い
そう言えば、過去の記事で生きる意味は「学ぶ」ためだと豪語してました。 おれ、今、生きてるうぅぅぅ!
収集心
これも納得。昔はたくさん漫画を集めて気持ちよくなっていたし。
- ものを収集したがる
- 収集するのは、形のあるものや、言葉や情報だったり形のないものにも及ぶ
- いろいろなものに好奇心を覚える
- 理論に磨きをかけるのではなく、蓄積された情報を充実させるために読書を好む
最近でこそミニマリストになりたい願望があるので物は少なくしようとしています。
ただ内面的な意味では収集したい、情報とか小話とか面白いフレーズ・エピソードとか。
とうもろこしはどんな大きさでも粒は偶数なんだって、世界中の人を集めたら淡路島に入るんやって、ちなみにね。
着想
アイデアと読みかえても良いかもしれません。
- 複雑に見える物事に、的確なロジックを発見すると嬉しくなる
- 見た目には共通点のない現象につながりを見つけることに、好奇心を掻き立てられる
- 物事を違う観点から見ることに喜びを感じる
- 新しいアイデアが生まれるたびに生きがいを感じる
- 言葉の影響力を知っている
確かにこれはありますね。何かにロジックを見つけるのは好きです。理系の人はこの資質持っている人は多そう。
ストレングスファインダーを受けて、どう行動していくのか?
こう見ると、僕は完全に1人で脳を使った方が楽しいタイプみたいです。
きっと三国志の孔明も僕と似たタイプだったんでしょう。勝手にこう思うと気分が良いです。笑
この上位5つの強みをどのように活かしていくのか。ただ分析しただけでは次に繋がりません。
ここから実生活でする行動をひとまず決めてみました。
強みを活かすための行動リスト
- 弱点は無視、それよりも長所にエネルギーを割く。苦手な分野では勝負をしない(最上志向)
- 毎日30分考える時間を設ける(内省)
その間はラジオやYouTubeや本はなし、ただ思考する。考えるテーマは何でもOK、紙に書きながら考えること - 本を始めとしてインプットにはお金を惜しまない、迷ったら買う(学習欲)
自由に学習できるように家の中を整える、学習の進捗状況を確認すること - 気になった言葉・フレーズ・情報・エピソードは全てノートにメモする(収集心)
- 文章術、キャッチコピーの勉強を続ける(着想)
優れたアイデアを文字にするため、言葉を使って考えるため
ただもっとブラッシュアップできそうな気はしています。もっと具体的なメニューは出てきそう。
今後何かをする際は、自分の強みを活かしていけないかは考えていきたいところ。
一生付き合う自分なので、この個性を伸ばしていきたい。このストレングスファインダーを受けて良かったと思える日は間違いなく来そうです。
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手は口ほどに物を言うんですね、驚きです。
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人にはそれぞれ特性があります。それが場合によっては短所に、そして時には長所となって現れるのです。
あなたの短所は、今この瞬間から長所になるかもしれません。
短所を直すな!自分の長所が分からない人は、短所の捉え方を変えるべき!あなたの特性は時として、長所とも短所とも呼ばれている!
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 短所を伸ばして大成功した人はいない、長所を伸ばすことだけに注力しよう
- ハンターにとっての水見式は、社会人にとってのストレングスファインダー
- 自分の強み上位5要素を把握して活かすべし
これからの人生で自分というプレイヤーの特徴をしっておいて損はありません。あなたは何が強みですか?何が得意ですか?
ストレングスファインダーを受けて、行動が変わると人生までもが変わるかもしれませんよ。
ではでは!