やる前に諦める人のなんと多いことか。チャレンジできる機会があるのに、飛び込まない人のなんと多いことか。
僕らの周りにはチャンスがゴロゴロ落ちています。しかしそれを掴めるかは僕ら次第。
チャンスを掴むのに失敗したというよりも、ビビってチャンスを掴みに行かなかった。後者の方が大多数な気がするんです。

受験、就職、転職、人生の様々なステップでやる前から諦めている人の背中を押してあげたい。
ちなみに僕は不満だらけの今の会社から一念発起して、格上の会社に内定をもらって転職が決まったから、完全に調子に乗っている。
偉そうに書いていきますが、大目に見てくださいね。

・「自分にはできない」と、なぜか思い込んでしまう
という人にむけて書きました。
記事の前に自己紹介!

・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
最初から諦める人、めちゃくちゃ多い
チャレンジしない人は、機会損失がエグい
これまでの人生でいろいろな人を見てきましたが、チャレンジしない人って多いです。僕もそこまで冒険心旺盛な人間ではないですが、それでも気になってしまう。
必ずしもする必要のないチャレンジをしないのは分かります。しかし必要な段階で、挑戦しない人って意外と多いもの。
- 受験の時に、自分の偏差値よりも下の、確実に受かるであろう学校しか受けない
- 就活の時に、憧れはあっても、大企業を受けない
例えば、こんなの。人生で発生するステップで、安パイしか選ばない人。

普通に考えれば、機会を棒に振っている。合理的に考えれば、多少無謀でもリターンの大きい挑戦をする価値は十分にあるはず。
まぁしかし分かってはいるけど、実際にそうは動けないんですよね。僕らは論理で判断もしますが、なにより感情で生きています。
「失敗したら嫌やだ・・・」という思いが、僕も含めて、みんな強いんです。こればっかりは仕方ない。
その他にも挑戦できない人に共通する特徴として、悪い意味での客観性があります。
自分のことを棚に上げれない。「自分の能力では無理だ」と勝手に、自分で思い込んで、トライできない。
ミスっても失うものはほぼない
実際にやってみたら、思いのほか上手くできました、もあるかもしれないのに。
そもそも僕らが、自分自信の実力を正しく把握できているのかも、うっすら疑問。
人からの評判や評価は、自分の一側面だけを見てのものだったりしますし。
自分が得意で人並み以上にできることほど、自分は意識できていなかったりしますし。自分では、自然にできていることだから、他の人よりも優れている感覚がないんですね。
だからやってみて、失敗してからでないと、「自分には無理!」って言えないと思うんです。本当はね。
時の運なんてものもある、タイミングもある。その時の全ての条件を揃えて、事前に実験なんてできません。だからやってみないと結果なんて分かんない。
かのホリエモンも、マンガ「インベスターZ」で、言っていました。
http://publicgood.co.jp/investor03/ より引用
「美人の隣に座れるのは、美人に告白した男だけだ」。自分に言い聞かす意味もあるのですが、ここでひとつ提案。

失敗して失うのは、プライドだけってことも非常に多い。就活なんてまさにそう。エントリーして落ちても、別に金銭面などの損は全くない。
プライドが傷つく、それ以外のデメリットはないチャレンジは非常に多い。自分に自信を持って、プライドを気にせずに、飛び込んでみましょう。
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自分に自信がない人にむけて。自信が持てるかは主観であり解釈ゲームである。根拠のない自信でも良い、自信の付け方を考えます。
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自分で決めつけてやりもしない、なんてもったいない
僕の先輩は挑戦を諦めた
会社が迷走しだして、僕は転職した
ここからは少し実体験を交えた話。僕が今勤めている会社は、ここ数年大きな組織改変や人事異動が相次いでいます。
目的の分からない組織を立ち上げたり、既存の部署の大幅な人員削減をしたりもうめちゃくちゃ。
終わりかけのバラエティ番組の、何とも意味の分からないテコ入れ感をビンビンに感じる。
社長や役員の経営層は、完全に「今の会社を変えているぜ!」などとイキっている。しかし僕のような下っ端社員からしたら迷走にしか見えない。
もともと愛社精神もそこまでなかったし、僕のいる部署もそのうちメスを入れられるかもしれない。人間関係もどことなくギクシャクしてきている。
今の会社でそれなりに経験値も積んだ。一通りの業務は携わったし、成長のスピードもこれまでよりも鈍化していくはず。

もともと今の会社に定年までいるつもりもなかったし、「良い機会だ」とばかりに転職活動をスタート。
めっちゃ受けて、めっちゃ落ちた。弛まぬトライ&エラーを繰り返す。その甲斐あってか、何とか無事に終了。
大企業から複数社内定をもらいフィニッシュ。
転職の流れとノウハウはまとめたので、気になる方は過去記事を読んでみてください。
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僕は良かった。自分に根拠のない、コナンくんもおそらく解けないくらいの、謎な自信があった。

かなり楽観的なテンションでスタート。すぐに現実の厳しさに気付くも、一旦始めた勢いで、結果的に終わることができた。
左遷されたけど、最初から転職活動を諦めてた先輩
ここで僕の会社の先輩の話。意味の分からない組織改変で、左遷されてしまった先輩がいました。
その先輩の左遷が決まったタイミングで、食事をする機会があり、話を聞くことに。
出るわ、出るわ、グチが出るわ。今の会社への不満、人事異動に関する疑問提起。新しくいく部署へのグチ。
お酒が入っていたこともあってか、すっかり先輩はヒートアップ。熱量が沸点を迎えるかいなかという時に、僕はふと聞いてみました。

その先輩はまだ若い、まだ20代、人生ここから。今から転職活動をすれば、魅力的な会社と出会えるのでは、そう思って質問してみる。
「いや、転職活動はしない。うちの会社はそこそこ給料良いし、やったところで今以上の待遇の会社は見つからんしな。」とドヤ顔で豪語。

うちの会社は確かに給料は良い。ただあくまでも、「平均よりはいくらか良い」ってだけ。最高ってわけじゃない。
下を見ればキリがないけど、上を見れば星が瞬いてるって感じ。外資系とかまで考え出したら、選択肢なんか膨大。
今よりも待遇の良い会社なんか、転職サイトで探せばすぐに出てくる。それなのに、その先輩は初めから思考放棄していたんですね。
「どうせやっても、今よりも良い会社には行けない」とやってもいないのに、思考放棄していたんです。

思い込みは、人の可能性を狭める
星渉さんの著書「神メンタル」に、めちゃくちゃ好きなエピソードがあったので、あなたにも伝えたい。
僕らは思い込みで、自分の可能性を狭めてしまっている。しかも無意識に狭めてしまっているあたりタチが悪い、ってことを教えてくれる話です。
ちなみにこの本の前提は、「人生の9割はメンタルで決まる」ということ。
成し遂げたいことを実現するための「手段・方法・知識」を身につけるよりも、成功するにふさわしいメンタルを作ることが最優先。
目標や成し遂げたいことにふさわしいメンタルを作り上げる。そうすれば自動的に結果がついてくるという目から鱗な人生の攻略本。読むべし。
ではこの本に載っていたエピソードをご紹介します。
かつて陸上競技で、1マイル(約1.6km)を4分以内で走るのは不可能とされていました。その当時の世界記録は4分10秒3。
なんと31年かかって、やっとこさ3分59秒4という記録が出たんです。4分を切るまでになんと30年以上もかかりました。
不可能とされている事を攻略するのはやはり大変。長い時間がかかりました。
ところがこの話のメインはこれから。この記録ができてから、なんとタイムが4分を切る選手が続々と出てきたのです。
短期間の間に、何と23人もの選手が3分台の記録を叩き出したのです。
ここから言えることは、「できない」と思われていたものが「実はできる」と分かったことで、急に達成する人が増えたってこと。
他の誰かが達成したことで、当時の陸上選手は、
「なんだ、できないことないやん。きっと自分もできるやん。素敵やん。」と気付き、思い込みが消えたんです。
自分で作った思い込みで、いかに自分の能力を押し込めているかが分かりますね。
やる前から諦める人間、ダメ絶対!
チャレンジ癖をつけるべき
人生には無数のチャンスがある。しかしそのチャンスを掴めるかは、僕らのマインド次第。
やる前に諦めるなんて、もったいない。蓋を開けてみないと、結果なんて誰にも分からない。
https://www.1101.com/nintendo/mariokart_wii/2008-05-03.htmlより引用

とにかくまずチャレンジしてみる。現代人が身につけるべきは、チャレンジ癖。
ネットやSNSでなんでも検索できる便利な世の中になりましたが、弊害もあります。それは失敗事例も見つかりやすくなったってこと。
挑戦もしていない自分が、失敗した人のケースを見て、勝手に尻込みして諦めてしまう。
プライドも思い切って捨ててしまおう
人生は短くない、100年の寿命は長過ぎ。でも20代や30代は短い。
あっという間に過ぎていく時間で後悔しないためには、諦めなんて邪魔でしかないんです。自分の可能性を狭めてしまう。
ではどうすれば良いのか。僕からまず提案。



ミスってもプライドがちょっとすり減るだけ。そんなん気にしてても仕方ない。
プライドが削られて、凹んだら、心の成長痛だとでも思えばグッと楽になる。
人生のNGワードを今後口に出すな
また先ほどの「神メンタル」に載っていた方法も紹介しておきます。
人間の思考は言葉で作られます。だから僕らの挑戦心を下げるような言葉は使ってはダメ。
これから人生で捨てるべき言葉を、ここで決めます。決めましょうじゃないです、もう決めてます。反論はなしです。
これからの人生のNGワード
- でも
- だって
- 分からない
- 難しい
- できない
いやー、使っちゃいますよね。だけどもう使用禁止。この言葉たちは一発レッドカードで退場してもらいます。
「でも」と「だって」は、行動を止めてしまいます。「分からない」と「できない」は、思考を止めてしまいます。
僕らは自分が使う言葉で、脳の環境を作り上げています。「できない」なんて言葉を発した瞬間に、脳が実現できない環境になってしまうんですね。
ちなみに僕は今の会社よりも高待遇の会社に転職します。
先輩は最初からサジを投げていましたが、僕はとりあえず転職活動してみた。そんじゃあ、上手くいった。
実力というよりかは、完全に運とタイミング。それでも良い、とにかく決めた。僕が優れていたわけではない、ただ行動はした。

人生、芋引いたら負け
「諦める」は「負ける」よりも悪質
人生は長い。だから勝つばっかりの人生なんてありえない。負けなしで生涯を終えれる人なんていない。
伝説の剣豪の宮本武蔵。「無敗」と言われていたけど、享年は61歳。
僕らは宮本武蔵ほど、その分野での戦闘力ないのに、宮本武蔵よりも長く生きないといけない。すなわちどこかで必ず負ける瞬間が来る。
ただ負けるって悪いことじゃないとは思う。負けには学びが詰まっているから。
「負けに不思議の負けなし」なんて言葉もあるくらいだし。負けてもいい、いつか勝てるかもしれないから。
ただ「負け」よりも実はタチが悪いのは、「諦め」です。別に負けてもいい、諦めるより、全然よっぽどいい。
ビビってなんもしないと成功はできない
やる前からビビって、勝手に諦めてしまう。ぱっと見たら、失敗するよりも損は少ないかもしれない。
だってプライドは保たれるし、現状維持。何も失っていない。失敗した後の喪失感もない。
でもこれはあくまで一時的な話。長い目で見ると、話は全く変わってきます。
失敗した人はいつか成功するかもしれない。でもビビって諦めた人は、絶対に成功することはありません。だって、やってもないんやもん。
いつだって欲しいものを手に入れるのは勇気がいります。本当に欲しければ欲しいほど、思い切りがいるんです。
告白できなければ、恋愛はできません。(告白される場合は、あえて無視)これは感覚的に分かるはず。
同じノリで、ビビったら、人生つまらなくなります。論理構造は完全一致。
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 最初から「できない」と思い込んで諦めている人、生きている屍!
- 人生のNGワードを決めて、思い込みを払拭しよう!
- 負けてもいい、いつか勝つかもしれないから。諦めてはいけない、一生勝てなくなるから。
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!