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大人こそ休日には未体験を、ダイアログ・イン・ザ・ダーク!!値段もお手頃、梅田グランフロントにこんな場所があったなんて!

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

大人になると、未体験のものって減ってきますよね。

その中で、今回僕がお勧めしたいのは、ダイアログ・イン・ザ・ダーク!!

 一体、どんなイベントなの?
視覚障害者の方に先導してもらい、暗黒の世界を旅します。
どうですか?ワクワクしませんか? 

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行き方

大阪駅直結のグランフロント北館4階にある積水ハウスのモデルルームの中で開かれているイベントです。

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入り口はこんな感じ。
キレイなところです。
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某大手メーカーに勤めている友人が会社の研修でダイアログ・イン・ザ・ダークに参加したという話を聞き、何となく気になっていたのですがそれきり、すっかり忘れていました。
しかし、先日新聞記事で取り上げられていたのを見て、「そう言えば、気になってたんだよなー」となり早速検索。

まずは、事前に予約、大人1人3500円で時間は70分、1人での参加です。
1日何回か実施しています、詳しくは以下のHPにて!

www.dialoginthedark.com 

受付を済ませ・・・

 

さて、受付を済ませて、まずはスタッフの方の説明。
・世界41カ国で行われている。
・発祥はドイツ、日本では20年前から実施。
 大阪では6年前から。

注意事項としては、
・発声に問題ないか
・体調に問題なく、飲酒などしていないか
・暗闇に入る際に、ケータイや時計など光るものを持っていないか などなど

説明終わり、しばし待機。
受付時間15分前には来てくださいとのことだったのですが、説明の為だったのねと納得。

この回のお客さんは、自分を含めて6人。
僕みたいに1人で来ているおじさん1人。
熟年カップル1組。
女性の親子1組。

集合し、段階を踏むため、薄明かりの部屋に移動しました。
ホテルの寝室の光量と同じくらいですかね。

ここで、今回先導してくれる視覚障害者の先生と対面。
まずは、白杖(はくじょう)の使い方を教わることに、これあれだな、たまに使ってはる人見るけど持つの初めてだな。

使い方は地面を突いて感触でどんなところに立ってるのかを判断したり、周囲に物がないかを確認したりなど。
そして、続いては暗闇での手の所作について。
何かあって、それを触って確認する際は、手のひらではなく、手の甲を突き出しなさいとのこと。
手のひらを出すと、突き指のリスクが高まったり、人に当たった時に警戒されるから、なるほど!

一通りレクチャー受けるといよいよ、暗闇の世界へ。
先生が徐々に部屋の光量を落としていきます。
遂に完全に光がなくなります・・・・

 

いざ、暗黒大陸(?)へ 

これは本当にすごい!
全く見えない!
マジで全く!

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手を目の前に持ってきてひらひらさせてもちっとも見えません。
家でカーテン締めきってもこうはならないですよ。

暗闇でも人間は目は慣れますが、それはあくまでも光が多少はあっての話。 わずかな光もなければ本当に何も見えないのです!!

ここから、移動開始。
ここの部屋にある扉を全員でくぐり隣の部屋へ。

この時移動は、声を手掛かりにして、その場所に進む。 壁に触りながらの進軍です。 隣の部屋に入りましたが、白杖から伝わる感触からして床は固い。
「床触ってみてください」と声をかけられ、触ってみました。 どうも石畳の様です。 そこから明らかになるのですが、そこは家の玄関に続く道でなんと、暗闇の中に一軒家があるんです!
積水ハウスすげえ・・・笑

このタイミングで暗闇で自己紹介。
名前+一言ってな感じですが、完全に暗闇なので名前と声を一致させます。
うーん、慣れないな、ラジオパーソナリティを覚える感じと言えば近いか。

そこから、玄関開けて中に入ります。
するとこの家にはもう1人スタッフの方が。
この方も視覚障害者の方とのこと。

何でも、毎回時期により、テーマがあり、今回は「LOVE」とのこと。
この家で全員で家族の様に、打ち解けた時間を過ごそうというもの。

「お帰りなさい」と迎え入れられ、全員玄関へ、ここで白杖は回収。
全員で、玄関に腰掛け靴を脱ぎます。
不思議と暗闇でもできるんですね、日常動作だから体が覚えているのかも。

ここから、リビングに移動。
ベランダに出たりと家の中をしばらく散策。
面白いもので、家ってだいたい間取り同じなんですよね。
手探りで何とか移動できるもんです。
体って賢い!
みんなで「今どこにいますか?」とか、「ここで行き止まりです」など全員自然に声が出ます。
やはり、未知の物に出会うと自然と人は結託するのでしょうか。

 

「LOVE」を語ろう!!

 そして、畳の部屋に入り、ちゃぶ台を全員で囲み、談話モード。
スタッフの方に、「コーヒー、紅茶、ジュースのどれがいいですか?」と聞かれおのおの返事。
僕はコーヒー。
そして、音を頼りに推察すると、どうもお湯を沸かして、入れてくれている様子。
んんんん、よく考えるとすごいな、だって暗闇でお湯沸かすとか普通にめちゃめちゃ怖い!!
スタッフさんはそれが日常なのかとも思いつつ。
しかも、飲み物はコップのちょうどいい位置まで入っている。
これは経験で誰にもできるそうです。

 暗闇で飲むなんて慣れていませんが、手で大体の位置まで持ち上げ、口で迎えに行くのが最も安全、1個新しい発見です。

そこから、テーマ「LOVE」に基づいて、「愛について」、「最近あった良かったこと」について話すことに。

これが面白いもので、手を伸ばせば全員届くくらいの近距離なのに、顔が見えないと思いの丈がどんどんでるんですね!!

 中でも最も、グッと胸に迫ったのは、親子さんの話。
ご親族に目が見えない方がいるそうで、このイベントを知った際に、「これに参加すれば、よりこの人のことを分かってあげられるかもしれない」と思って参加したのだとか。

心のうちを、自然に独白をして、家を出る時間になりました。
元いた部屋に戻り、時計を見ると何と1時間も経っている!!
体感20分くらいのものですが、いきなり視覚が奪われると時間感覚が狂うのか!!

 面白いもので、部屋に戻り1時間ぶりにメンバーの顔を見ると印象が変わってるんです!!
多分この1時間で親近感が芽生えたのかなと。

そこから顔が見える状態で、感想を述べ合い、アンケートをして解散。
そして、最後まで暗闇の家を明るくして見ることはできませんでした、全ては自分の想像の中にってことでした、ニクいねー!

 わずか70分の出来事でしたが、圧倒的な濃度でした。
これは面白いな。。。 

まとめ

余談ですが、友人は東京で研修を受けたと言っていたので、完全に東京でしかできないものと思っていましたが、後々分かったことには、「企業向けの研修は東京のみで、個人向けは大阪のみで」なんだとか。
大阪でしか、個人申込はできないので、関西近郊の方は行かないと勿体ないですよ!!
わざわざ、遠いところから来られる人もたくさんいるらしいので!!

ざっくりまとめるとこんな感じ。

 

圧倒的な非日常が味わえる。
自分を見直す機会になる。
人と腹を割ったコミュニケーションができる。
自分の視野が広がる。
3500円で70分楽しめるから美容院よりコスパが良い!!笑

 休みの日に何しよっかなってなってる人は是非お試しあれ。
いつか好きな女の子と2人で参加してみたいな。

 

ではでは!

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