あなたの欠点は何ですか?僕には欠点がいっぱいあります。ですが、最近まであまりそこを意識していませんでした。
4年前にした就職活動で、内定を得る為だけにしてみた自己分析。それ以来、きちんと自分の内面を見つめていなかった気がします。
ですが、「あなたの欠点は?」と聞かれてすらすら答えられる人もまた少ないはず。他人から見てもすぐ分かる欠点を本人が気付いていないということも往々にしてあります。実は、自分のことが一番分かっていないのは、自分自身かもしれませんよ。
今回、自分の欠点を列挙し深堀をすると、その欠点の奥に本質の欠点を見つけることができました。手順を書きましたので、是非参考にしてみて下さい。15分でできます。
自分の人生をもっと充実させたい!
自分のことをもっとよく把握したい!
という人にむけて書きました。
自分のことを1番知らないのはもしかしたら自分かも
おれのことを最も分かっているのはおれだ!
という方も多いと思います。ですが、どうでしょうか。身の回りに自身の欠点を自覚せずに、自分のことを棚に上げて文句を言う方多くないでしょうか。
◯◯さんは人の悪口しか言わない。本当に自分勝手で〜
とか言いながら、自分も人の悪口しか言わないやんみたいな人結構いませんか。
自分のことは自分が一番分かっていると思っているはず。ある意味正しくて、ある意味間違っているんですね。何故なら、自分を客観的に見ることはできないから。鏡で自分の顔を見ても、他の人から見えている顔とは違う様に。
「なくて七癖」とも言う様に、実は自分で気付いていない部分が多くあるのです。他人からするとスゴい目につくのに、本人は気付いていない。本人が無意識にしてしまっている思考や行動は、他人が分かっても本人が一番分かっていないのです。
つまり、「自分の中には、自分だけが分かっていない部分がある」と自覚しましょう。
つまり、自己分析は絶対にすべきなのです。就職活動以外でもです。自分の人生を自分でコントロールする為には、欠かせない行為なのです。
敵を知り己を知れば、百戦危うからず
自分の欠点を見直していきたいと思います。ですが、ただ列挙するだけでは意味がありません。前回記事でも触れた「メモの魔力」を使って考えていきます。
欠点を書き、その具体例と、それを抽象化した内容を書きます。つまり、欠点を上げてさらに深堀りしていきます。自己分析で欠点を考えた際に、欠点を書き出して終わりとなると思いますが、もう一段階深いレベルをサルベージします。
というわけで、
- 欠点を列挙
- 具体例と、その奥に潜んでいる自分のマインドを深堀り
していきます!
我ながら耳が痛い!?あなたの欠点は何ですか?
さて、 自分の欠点は何だろう?ありがたいことに、プライベートで人から指摘されることはあまり無い。というか、プライベートで人付き合いをあまりしていないからか。笑
一方、仕事では指摘されることも度々。自分が仕事で指摘されることや、職場でのミスなどを基に考えていくと思いつきやすいかもしれません。
おれの欠点こんな感じや
- 大雑把・雑である・適当
- 発言で保険を張ってしまう
- 物事を深く考えない
- 責任感が低い・自分事として考えない
- 行動力が低い
- 嫉妬心が強い
- 中途半端で終わらせてしまう
- 人の目を気にする
- 優柔不断
その欠点の奥に、まだ潜んでませんか?
大雑把・雑である・適当
具体的には?
- 仕事の資料などは8割の出来で出したりする。
- 見直しを何度も行い、完璧・100点を取ろうとする意識が低い
なぜそうなるのか?
- 効率へのこだわりが強い
- 100点を取ることに労力を割くよりも、その時間で他の0点のものを60点から80点にしたい
発言で保険を張ってしまう
具体的には?
- 発言する際に、「よく分かっていないのですが〜」と枕詞を付ける
- 発言の最後に「〜と思います。」と断言できない
- 万が一のために明言・断言を避けている
なぜそうなるのか?
- 保身
- トラブルを避けたいと言う気持ちが強い
- 知識不足の状態でOKとしてしまっているので、自信が持てない
物事を深く考えない
具体的には?
- 仕事において、ある課題が出てきたときに、ひとまずの対応はできるが、全体像を理解することを怠けている
- 人の発言の真意を汲み取ったりしていない
なぜそうなるのか?
- その場しのぎでOKとしてしまっている
- 知識不足の状態でOKとしてしまっている
- 長期的な視点が欠けている
責任感が低い他人事と思っている
具体的には?
- 全体メールが流れているものは、自分ではなく、誰かが回答するだろうと思っている
- 自分がしなくても、誰かがやってくれると思ってしまっている
なぜそうなるのか?
- 人と関わり合いたくない>人の役に立つ というマインドになっている
- 面倒事から避けたい
行動力が低い
具体的には?
- 過去留年中にフィリピンに語学研修に行こうか悩んでいたが、結局言い訳を付けて実行しなかった
- 外に出かけるのが面倒、人と会うのが億劫
なぜそうなるのか?
- 行動して、何も得ることができないのではと怯えている
- ローリスク・ローリターンを、本当の意味で実感できていない
- 変化が怖い・安定した状態でいたい
嫉妬心が強い
具体的には?
- 自分より見た目が良い人に引け目を感じる
- 収入が多い・学歴が高い・自分が好きな分野で自分よりも遥かに優れている人と心から仲良くできない(しょうもない人間です笑)
なぜそうなるのか?
- 負けず嫌い
- 自分の欠点を自覚したくない
- 安定した状態でいたい
中途半端で終わらせる
これはよくよく考えると、「大雑把・雑である・適当」と同じなので割愛します。
人の目を気にする
具体的には?
- 話している時に、過剰に気を使ってしまう
- 飲み会を断れない、LINEなど相手の顔が見れなければ断れるが、対面の場合はなかなかNOと言えない
なぜそうなるのか?
- 人に嫌われるのが怖い
- 人からマイナスイメージをもたれるより、関心をもたれない方が嬉しいと思っている
優柔不断
具体的には?
- 休みの日に、「今日は出かけようか」と悩むが結局出かけれない、というかその判断をするまでが長い
- 仕事でもプライベートでも行動しても、結局遅かったりするタイミングを逸している
なぜそうなるのか?
- 行動して、何も得ることができないのではと怯えている
- 自分の決断に自信が持てない
- 選択肢がある状態に安心している、選んで選択肢を減らしたくないと思っている
欠点の根源が分かった!
さて、 ここまで書いてきて、発見がありました。欠点の奥に潜んでいるマインドに共通するものがあったのです。
欠点と、その欠点が何故生まれるのか、どういう思考をしているのかを考えたのですが、複数個出てきたのがこちら。
- 行動して、何も得ることができないのではと怯えている
- 変化が怖い・安定した状態でいたい
- 知識不足の状態でOKとしてしまっている
つまり、欠点の奥に潜んでいる根っこの部分。他にも改善すべきポイントは多くありますが、最優先はこの3つだと分かりました。
自分の欠点を書き出すみたいなことは何度かしたことがあるのですが、ここまで深く考えたのは初めて。掘ってみると、実は欠点は氷山の一角でその奥に他の問題が潜んでいると分かりました。
というわけで、今後の僕のアクションとしては、
- リターンがあるかないかを考えず、とにかく行動してみる
- 変化しないといけない場面では、とりあえず「Yes」と言う
- 本を読んだり、勉強をしても、適当に切り上げない。理解できるまで繰り返し行う
これすれば人生変わるはず!
まとめ
では、最後に以下記事をまとめます。
- 自己分析は大事、自分のことを実は自分が一番分かっていない
- 欠点を列挙し、具体例と、なぜその欠点が生まれるのかを考える
- 欠点が生まれる原因が本当に改善するべき点
これは、15分もあればできます、是非実践してみて下さい!
ではでは!