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ギャル男は平成最大の文化!men's egg(メンズエッグ)の読者モデルのファッションに死ぬほど憧れたんや!

2018年7月30日

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

こんにちは、ビット・コルレオーネです。

平成最後の夏に、平成最大の文化(?)だった渋谷・ギャル男文化について今一度考えました。
かくいう僕もかつて2,3年間はギャル男でした、ああなつかしや・・・

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結構記憶に頼る部分はあるのですが、ギャル男文化は2000年代に入るか入らないかで生まれていたはず。黎明期は端折りまして、僕がリアルに体験した部分メインで。

ギャル男文化の潮流

まず、ギャル男文化を語る上で欠かせないのが雑誌「Men's egg」
ギャル男だった人もそうでない人も20代の方であれば、読んでなくとも全員知っているのではないでしょうか。

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この雑誌は1999年〜2013年まで出版されていました。
まず、この雑誌で僕の記憶上で一番最初に世に出たのは梅田直樹(通称:うめしゃん)

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ギャル男を語る上でこの人抜きはありえない。
しゃべくり007に出演したり、益若つばさと結婚したりと大忙し。
men's egg読モの引地敬澄が言っていましたが、
「メンエグの読モは髪型かファッションのどちらかを流行らすことができれば人気読モになれる」
これは結構的を得ていて、実際に人気になった人はこれを満たしています。

では、このうめしゃんはどちらかというと・・・両方です!
M字バングという髪型とアメカジというファッションを流行らしギャル男の外見の礎を築いたのです。(M字バングとは、この写真みたいに前髪を真ん中に作ってMにする髪型です、最近は見ないですね)
多分うめしゃんが破竹の勢いだったのが2000年代半ば、そこからギャル男文化はぐいぐい波に乗り出します。
タレントとして、当時読モだったJOYがブレイクしだしたのもこの辺り。

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今の方が全然かっこいいな・・・笑

僕がギャル男になったのが2011年頃から、かなりの遅咲き笑。
Men's eggの休刊(2013年秋)をギャル男文化の終わりと定義すると、終焉に向かう道中をお供しましたみたいな感じ。
全盛期で一気に文化として火がついたので、そう考えれば7,8年程の短い文化だったのです。

僕が好きだった読者モデル達

僕がギャル男だった頃に猛烈に影響を受けまくっていた読者モデル達を紹介します。

澤本幸秀(通称:ゆっきー)

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この人は、全盛期から終焉までギャル男文化を引っ張ったすごい読モ。
流行らしたファッションは、スキニーパンツやクロムハーツを始めとしたシルバーアクセサリーなど。
ロック色の強いファッションを流行らしました。
うめしゃんが流行らしたアメカジファッションってデニムは割と太めだったのですが、タイトなデニムがイケてるって価値観をシーンに持ち込んだパラダイムシフト請負人。

田中大地(通称:だいち)

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この人も、全盛期から終焉までギャル男文化を引っ張った読モ。
自身でファッションブランドも立ち上げたりしていました、というか売れた読モはほぼ例外なく自分のブランド持ってましたが・・・笑
すっきりしたファッションをしており、今でも通用しそうな着こなしをしている人でした。
男っぽい出で立ちで女性人気は常にトップクラス。
そして、アップバングと言う前髪を作らない髪型を流行らしました。
うめしゃんのM字バングの呪縛を打ち破り、彼の髪型を真似る10代多数!

少し前に芸人に転身したと聞き、自分の耳を疑ったのも記憶に新しい。

佐藤歩(通称:あゆむ)

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この人も長きに渡り、ギャル男文化を牽引してきた1人。
プレッピーファッションを流行させました。自分で会社を立ち上げ、年商は3億円!
渋谷で家賃20〜30万円くらいの物件に住んでいると雑誌に載っていて、芸能人かよって思った記憶がありますね。
現在は歌舞伎町でホストを生業としているようです。

山田ジェームス武(通称:たけぞー)

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ストリートテイストなファッションをギャル男文化に持ち込んだ人。
髪型を次々に変えていったのですが、変えるたびにファンがマネをするという人気読モ。
3年連続「女性が選ぶ抱かれたい読モランキング」で1位、女性からも圧倒的な支持を得ていました。
僕もこの人は生で見たことがありまして、とにかくルックスが常人離れしていました。
顔小さい、そして顔のパーツに全く無駄がない、手足が長い、本当に同じ人間かと思いましたよ、はい。
WEGOでたけぞーがデザインした服が販売され、彼はその店頭販売に来ていました。基本的に店内のお客さんはみんな同じその服を着用、買ったら一緒に写真をとってもらえるイベントだった気がします。しかし、たけぞーが着ている服だけ別モノじゃない載ってくらい輝いていたっけ。
僕が最も憧れた読モです、今は俳優をしているようです。

太田和樹(通称:かずちぇる)

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関西出身のイケイケな読モ。
黒を基調としていたり、クロムハーツのアクセサリーを数多くまとい、レザーアイテムメインなバイカー・ロックファッションをしていました。
最も男っぽさ全開な人でした。
ちなみに僕も憧れていて、今この写真でつけているのと全く同じクロムハーツのネックレスを持っています、最近つけていないがまた着けたい。
ファッションも髪型もオシャレだったのですが、最も印象的なのは女性関係。
かなりの遊び人でナンパしまくっていると自他共に認めていたようです。
渋谷からギャル男が消えていく中で、最後までギャル男マインドを持っていたラストサムライと言えるでしょう。
今はバーを経営しているようです。

柏木龍

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今井華と浮き名を流した人気モデル。
最初はいかにもギャル男なファッションでしたが、後々韓流を意識したストリートファッションを生み出し瞬く間に人気に。
この当時流行りまくっていたBIG BANGのファッションを渋谷流に落とし込んだのが大きな偉業。
スキニーパンツにボリュームのあるスニーカーを合わせるファッションが渋谷でブームになったのは彼の功績。
僕がスニーカーにはまったきっかけはこの読モなのです!

【関連記事】メンズエッグの復刊案を勝手に僕が作ってみた

メンズエッグの復刊を、今か今かと待っている僕。しかし一向に気配を感じない。もういい。こうなれば、自分で復刊案を作るまで!!

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まとめ

ギャル男が流行った背景として、女性の存在が大きいのです。
どういうことか。
2000年代は、浜崎あゆみや倖田來未と言った強めな女性が人気でした。
その女性の隣に立つ男もそれに見合わないといけないということで、出てきたのがギャル男だったのです。
しかし、2010年以降流行ってきた女性は、AKB48などの清楚系。
同じ理論で、男のファッションも段々クリーンになっていったのです。
こうして、ギャル男文化は静かに収束していきました。

もともとギャルやギャル男文化は短命なのです。
ギャル男でいられるのは水商売やアパレル・美容・芸能関係に就職しない限り、20歳前後で就職する間まで。
大多数はどこかで大人になり、卒業しないといけないのです。
日本の美は花火や生け花に象徴される様に「一瞬の美しさ・束の間の咲き誇り」。
世間からは煙たがれる存在だったかもしれませんが、ギャル男文化とは彗星の様に消えていった日本的美しさを備えたまぎれもない一大文化だったのではないでしょうか。

この時期の渋谷を代表するカルチャーとして、「メンズナックル」が挙げられます。
こちらも是非あわせて読んでみてください。

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その他の参考資料としては、これかな。
当時の渋谷の隆盛を窺い知ることができます。

渋谷と呼ばれた男

渋谷と呼ばれた男

ではでは!

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