分かるとできるは違う。やった方が良いし、なんならやりたいと思っていることでも面倒でやる気が起こらないことって多いですよね?
なんでなんでしょうか?やった方が確実に自分のためになるのに、気が乗らないあの感じ。実行した際に出てくる手間を想像して、思わず身構えてしまうのかも。
しかしつい先日に、僕は積年の望みだったとあることを一つ叶えたのです。はてなブログからWordPressへ移行を成し遂げました。実はこれ、もう半年以上も前からしたかったんですね。
大変そう、めんどうくさそう、そう思って全然着手できていませんでした。しかし終わってみて、

そう、面倒なことでもやってみたら、そこまで時間がかからないことがほとんど。僕らが自分で勝手にタスクを拡大解釈しているだけなんでしょう。やってみたいなら、やってみるべき。

・気になることがあるのに、やらない理由を見つけて実行を先延ばしにしている
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
- 僕らはやらないことのそれらしい理由を見つけるのが大得意なので注意
- めんどうくさいタスクは、始めた時点で半分終わっている
- 「明日やろう」の、明日って今です
人間はできない理由を探すのが得意
2秒。2秒あれば十分です。こう書くとあれだな、「2秒なの?10分なの?」ってなるな、分かりづらいか、まぁいいや。
自分がしたいけど、戸惑っているものに対して、やらない理由をあげてみましょう。2秒あれば10個は出てきますね。

など色々出てくるでしょう。ここが肝心、放っておけば人間はやらないことを肯定化する理由を無限に見つけることができます。僕らは屁理屈の達人なんですね。
「本当にしたいことがある」、でもやる気は起こらない。心のどこかで「自分がやってもうまくできないだろう」とか枷をかけている部分もあるんでしょうか。
- 資格を取得するために、資格勉強をしたい
- 語学を学ぶために、留学をしたい
- インターンシップに応募したい
- 転職したい
- 同窓会を企画したい
とか、こんなの。というか2つ目は完全に僕の話。大学留年して、涙の1年ボーナスタイム。必要単位は最初の半年にとり終わって、残り半年は休学してました。
その時に1〜2ヶ月間だけでもフィリピンに語学留学に行こうと思ったんですね。資料まで取り寄せたのですが、必要書類を準備するのが面倒になって、なんとなくそのまま終わってしまったんです。
うーん、今から思うと、絶対に行っていた方が良かったよなぁ。こっからの人生で1〜2ヶ月間も時間空くことってなかなかないもんなぁ。。。
終わったら、達成感がすごそうなのは皮算用でも分かるねん。でも着手できない。うーん、あるある。
案ずるより産むが易し、知ってはいたけど
小学校高学年の時に、慣用句・四字熟語の事例集みたいなのを買ってもらったんです。イラスト付きで眺めているだけでも楽しい感じの本でした。マンガを読む感覚で、毎日ずっと読んでいました。
勉強というよりもゲーム感覚。ポケモン図鑑を見て、ポケモンの種類とか進化系覚える、あの感覚です。我ながら、僕みたいなジャリボーイには、勉強を勉強と思わせない方が良かったんでしょう。
ニドラン♂とニドラン♀、二度あることは三度あると三度目の正直、どっちも対の概念。だから何だって話ですが。

小学校5年生のクラスで、この言葉を知っているのは僕だけでした。ああ輝かしい過去。
そんな僕だったので、この言葉も当然知っていました。「案ずるより産むが易し」。始める前はあれこれ心配をするけど、実際にやってみると案外簡単にできるもんですよ、こういう意味です。
この単語は小学校の時には知っていました。というか、単語自体知っていただけ。意味するところを、ちゃんと解釈できていなかったんですね。分かるとできるは違うのです。
案ずるより産むが易し、という言葉とその意味は知っていました。ただこの言葉を下敷きに行動はできていなかった。大人になって思うのですが、なかなか芯を食った素晴らしい慣用句ですね。
思い返してみてください。ぼくもあなたも、今まで人生で労力がかかることは色々してきたはずです。しかしどうでしょうか、当初に

と思っていて、いざ終わったら

って感じることがほとんどはなかったでしょうか。もちろん最初にナメてかかって、後々「めっちゃしんどいやん、これ」ってなるケースもありますが、一旦これは置いておきましょう。
僕らの脳は他人です。放っておくと何もしません、気づけば省エネモードにシフトチェンジしているんです。他の人にやる気を鼓舞させるように、僕らの脳にもやる気を起こさせないといけません。
脳を自分の体の一部だと思ってはいけないんです。そんな怠け者の脳に、ぶっ込んであげてほしいフレーズがあるので紹介しますね。

これ、これです。物事を行うのに、どこにエネルギーが必要か。途中経過か、のんのん。仕上げかな、のんのん。スタートするタイミングなんじゃい!
そうです、始めた時点で実はすでにかなり進んでいます。一番エネルギーかかるところを乗り越えてるんやもん。ケンシロウですね、「お前はすでに○んでいる」状態。あなたがそのタスクに手をつけて開始します。もうあれです、そのタスクは虫の息です。
思い切って、はてなブログからWordPressに移行した
何かをする気が起こらない、自分が好きでやっていることなのに、絶対に自分のためになるって分かっているのに。そんな時は、自分がなりたい理想像を明確にイメージするのが大切です。
ブログを書いて、もうすぐ3年になります。これまでずっと「はてなブログ」という無料ブログサービスで記事を書いていました。
始めた当初は、「どれだけ続くか分からないから、無料で始めてみよう」ってことで無料サービスから選んだんですね。
中学校の時に剣道部に入り途中で退部、防具はそれ以降全く触っていない。ジョン・フルシアンテみたいなギタリストになろうと、ギターを購入するもあっと言う間に挫折。
フロアを沸かすDJになろうと、DJ機材を買うもすぐに飽きて、へそで茶を沸かす結果に。
そんな僕だったので、ある意味自分を信じていなかった。「すぐ辞めるかもしれないから」ということで、無料サービスから始めたのはある意味自分を知っていたからこその攻め筋だったのかも。

こんな自分なのに、ちゃんとここまでこれた。いや、これてしまった。人間は何かしらにハマると、どんどん仕事道具・まつわる環境をグレードアップしたくなるもの。
僕にとってそれがWordPressだったんです。

という方に向けて、ざっくり解説。WordPressの特徴はこんな感じ。
- 世界最大のコンテンツ管理システム
世界中のサイトのおよそ1/4が、WordPressで作られたもの - 機能がハンパじゃない
無料サービスは手軽ですぐ使えるのが強み、ただWordPressにすると手間はかかるけどその分使える機能がめちゃくちゃ多い - やりたいことはなんでもできる
どこかのサイトを見る、そこにあるかっこいいデザイン・イケてるトップページ・記事、なんでも再現できる
ブランド界のルイ・ヴィトン、マンガ界における少年ジャンプ、うどんにおける香川県、WordPressはこんな立ち位置なんです。
僕はブログを書いていて楽しいし、収益も伸ばしたい。半年前くらいから、「WordPressに移行」したいなぁなんて考えていたんです。しかし、ダメですね、腰が重い。
移行する方法もそもそもわからない、移行した後の見栄えなどの初期設定も大変そう、今までの記事も再度整える必要もあります。とにかく考えただけでげんなりしてくるんです。

これですね、このキーワードで半年間逃げ切っていました。「今は時間がないから」とか、「人間焦ってやってもいいことないぜ」とか、もっともらしい言葉を自分に言い聞かせて誤魔化していたんですね。
ところがここで思わぬ事態が。それは母からのとある提案でした。ゴールデンウィークは実家に帰る予定だったのですが、


悩みました。ここでマジで「来年のゴールデンウィークかな」なんて考えたあたり、逃げ腰極まっています。
悩ましい。「そもそもそこまで手間をかけてするほどのものなのか?」とか「その時間を記事書くのにあてた方がいいんじゃないの?」とか、色々考えました。
しかしここで、今一度思い出すことにしたのです。自分のなりたい理想像を。ブログのPV数をあげたい、収益をUPさせたい、もっとデザインも凝ってみたいなどなど。
落ち着いて考えてみたら、目先の煩わしさのために、将来のなりたいビジョンを捨てるところだったと気がつきました。

探せば救いは転がっているもの。世の中は広い。なんとはてなブログからWordPressに移行してくれるサービスを提供してくれる方がいたんです。それがこの羽田空港サーバーさん。
移行方法を調べている中で、見つけたこの羽田空港サーバーさん。してくれるサービスはこんな感じ。
羽田空港サーバーさんがしてくれること
- バックアップデータの作成、送付
- バックアップデータ送付後はリライトしない
- テストサイト確認
- テストサイトの内容で移行に同意
- サーバー等の契約
- サーバーのログイン情報やテーマを添付して送付
- 新サーバーで移行準備開始
- 準備完了後、ドメインのネームサーバーの設定を変更(
ご自身で変更されても問題ありません。) - HTTPS化する場合はHTTPS化(
ネームサーバー変更後24時間程度) - アイキャッチを自動で設定する場合はアイキャッチを設定(
ネームサーバー変更後最大72時間後) - 移行完了
む、むずい。。。雑ですが、ざっくり言います。

何がすごいかって、日曜日だったにもかかわらず、頼んだその日に完了させてくれたんです。そして驚くなかれ無料なんです。スゴイ、聖人君子ですか。。。
「明日する」の、「明日」って今やで!
さっきは僕の限られた範囲での体験談でしたが、学んだことはこの3つ。
- やってみれば、絶対に悩んでいたよりも絶対に体感的に早く終わる
僕の場合だけ見ても、実際に1日で終わった。うーん、もっと早くしておけば。。。 - 「やらなきゃ。やらなきゃ」って思っている間の方が、実際に苦労しながらしている間よりも苦しい
逆説的だけど、しんどそうなことほどさっさとやってしまった方が、結果的にしんどくない - 人に頼ってもOK、自分のビジョン追求のために自分で完遂させないといけないなんてルールはない
「自分で全部しないと」と思っていたけど、この妙なこだわりを捨てると楽になった。代行できる部分あれば、代行してもOK。必要な部分だけ、自分で意思決定してみよう。
安定があって、自分の理想の姿に近づくために動くと動乱が起こる。そしてまた安定がくる。同じ安定だけど、最初の安定とはレベルが違う、1段階上のレベルの安定なんですね。
変化は怖いけど、変化し続けないことの方が実は怖い。長い目で見たらね。今のままでい続けることで、見える安心は幻想かもしれません。
沈みゆくタイタニック号の先頭に向かっているだけかも。実はさっさと違うボートに乗り換え他方が賢かったり。
僕の人生のバイブルである「ジョジョの奇妙な冒険」。第一部「ファントムブラッド」で、ポコという少年が出てきます。
臆病者の少年で、周りの同世代にいじめられます。ポコのお姉さんが助けてくれるのですが、そこで彼は虚勢をはって、「あした仕返ししてやるぜ」と言うんですね。
ここでお姉さんに「あしたっていつのあしたよ?」と問いただされ、「あ、あしたさ・・・」と口ごもってしまうポコ。
しかし主人公ジョナサンが絶体絶命の時に、ポコが危機を救ってくれます。勇気を振り絞り、過去の臆病な自分を決別すべく大活躍。ここで泣かせるセリフが、

痺れるぅぅぅ。「明日やる!」の明日は一生来ないかも。ニューシネマ映画の傑作のタイトルにある通りですね、俺たちに明日はない。
自分が決めた理想像がある。ゴールから逆算して、成し遂げたいステップがある。「明日やるか」と思って、僕みたいにだらだらきてしまっている人に言いたい。

まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
- 僕らはやらないことのそれらしい理由を見つけるのが大得意なので注意
- めんどうくさいタスクは、始めた時点で半分終わっている
- 「明日やろう」の、明日って今です
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!