【月刊】振り返り

【月次】24年12月。資産爆増の1年間だった。

ブロ豪(コルレオーネ)

文豪ならぬ、ブロ豪|関西出身、独身アラサー|資産3,300万円、アッパーマス層へ|ABEMA primeに出演、ひろゆきとも討論|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|

さらば2024年。25年も一ヶ月ずつ、一週間ずつ、一日ずつ、生きる。

 

来年はよりFIREに近づき、より面白い事柄に触れ、面白いコンテンツを生み出す。自分の1番のファンは、やはり自分なのだ。

 

もう良い年齢だけど、結婚願望もなし。まだまだ身軽で、ひょっとすると人生で今が一番調子と脂が乗っている。そう、まだまだ自分で、自分に期待をしてしまう。

 

 

 

今月のお金の収支

使ったお金まとめ

 

 

家賃53,880円
電気 11,060円
水道代 2,500円
通信費(スマホ) 3,281円
通信費(Wi-Fi) 5,368円
Netflix 1,490円
ブログサーバー代 1,100円
キックボクシングジム 7,910円
合計84,089円

 

来月からキックボクシングジム代が、500円値上がりする。しかしなんでもかんでも世の中値上がりするな。

 

元を取るべくもっと熱心に通うしかない。25年は何万回レベルでミットを蹴りたい。ニワカはDope shitで蹴るキックボクシング、I have a dream、まるでキング牧師。

 

食費50,760円
本代9,184円
生活用品費6,080円
その他9,532円
合計75,556円

 

資産推移

 

 

資産合計はこんな感じ!

 

証券口座32,186,636円(+10,846,564円:+50.82%)
銀行口座957,376円
合計33,144,012円

 

冬の賞与のおかげで、またグッと伸びた。来年は年始に、新NISAに一括で100万円以上を突っ込みたい。

 

良かった&悪かった、お金の使い方

 

 

 

もうモノへの欲求が減ってきた。スニーカーは家に収まらないし、服をそこまで持ってても着るわけではない。

 

最近気づいたんだけど、ガジェットを使っていても、そのガジェットの電池が切れたら、自分は使わなくなってしまう。電池を変えてまで、使おうという意識に欠ける。

 

充電系は使うんだけど、電池系は無理。使えなくなっても生活に支障のないってことでもあると思うし、過剰なガジェットはストレスにつながると思う。

 

こうなると経験とか、美容とか、健康とか、人との付き合いとか、そういったものにお金を使うようになる。

 

最近はホクロをとる美容医療に興味がある。近いうちにやってみたい。そう考えると、スゴい時代になったもんやな。

 

今月に観た映画まとめ

 

 

今月観た映画はコレだ!!!

 

  • Ready or Not
    デスゲームのジャンルムービー。好き。金持ちの家に嫁いだ女の子が、伝統のルールに従って、地獄のかくれんぼをさせられる話。こういう映画のパターン通り、主人公は生き残って、敵は身内揉めもあって全滅。主人公は生きてるけど、仲間の裏切りや、正当防衛とはいえ人を手にかけて完全に別人になってしまう。絵のフレッシュさはないけど、キモい自己中の金持ちの描き具合がとても好き。
  • DUNE Part2
    Part1を観たのは去年のはずなのにあまり内容を覚えていない。ロシア文学みたいな感じで、「え?それ誰?」が頻発した、これは俺が悪い。あと長いし、シナリオ自体はそこまで進んでいない。しかしとにかく映像が圧巻だし、ヴィルヌーグ特有の「でゅわーん」みたいな迫力ある音はめっちゃ好き。キャラの魅力もそこまであるわけじゃないけど画面映えするし、とにかく映像としては今年一。敵も全員スキンヘッドの眉なしで、強化型鳳仙学園みたいで好き。
  • 親切なクムジャさん
    前からタイトルは知っててようやく観た。主人公のクムジャさんが、たまに感情的になるものの、計画をなんとしてでも遂行するって気概は最高。刑務所仲間が徐々に出てくるのもワクワクするし、復讐相手のヤバさが徐々に分かるのも良い。復讐ものは好きなんだけど、ただの復讐ではなく、その過程で自分を取り戻すのも良い。被害者遺族を集めて、一気に復讐パーティするのも最高にアガる。
  • 隣人13号
    低評価の人がいるのも納得だけど、個人的にはすごい好き。中学校の時に公開されていた記憶だったけど初めて見た。なんで13号?って思ってたけど、主人公の名前が十三。伊丹以来の13。イジメに対する復讐系は、どうやって相手を追い込むかが肝なんだけど、ここらへんの描写が好き。中村獅童はいかれてるし、小栗旬はGTOと花男・クローズの貴重な移行期。いじめっ子は確かにカスなんだけど、後半は子供に対しては良い父親って側面もあるバランスが良い。このおかげで、最後の学校での決闘は、いじめっ子に感情移入して見れる。
  • セールスガールの考古学
    「プラダを着た悪魔」ならぬ「ディルドを着けた悪魔」って感じ。主人公が徐々に垢抜ける様も良いし、エロいようで全然エロくないのも良い。まじめだった主人公を、もっと柔軟に世界を見れるように導いてくれたおばちゃんも良い。モンゴルが舞台の映画を初めて見た。
  • エゴイスト
    良い、美しい、儚い。鈴木亮平はマジでスゴい、虎狼の血の時とまるで別物。本当にそういう人に見える。欠落を抱えた登場人物が、寄り添い、補完しあうって構造が好き。というか文学賞に応募した小説もまさにそんな話を書いてた。書いちゃうくらい好き。親しき中にも礼儀ありで、鈴木亮平の過剰な親切心かと思いきや、最後に他者からのエゴを聞けるラスト。
  • シビル・ウォー アメリカ最後の日
    スパイダーマンのMJ役のキルトン・ダンスト久しぶりに観た。クールで冷静に見えるけど、人情派なのが良い。ゴールに向かうまでの戦地ロードムービー。凄惨なシーンはアップテンポの曲がかかり、見せ場となるシーンは、写真のフィルムの中で起こる。演出も粋。ロードオブザリングの旅の仲間って感じで、徐々に退場する。雑談のセリフも少ないのに、キャラが分かってくる。アメリカを分断するくらいの大規模な話と、女の子の成長というミニマルな話が、整理されているのも好き。
  • PERFECT DAYS
    大好きなジャームッシュの映画「パターソン」を彷彿とさせる。よって大好き。清貧×アナログ=最強。同じようでいて別物。ふとした出会いと別れ。役所広司が良い、他の人だとあの無口には耐えられん。怒りを除いた感情の機微が読み取りづらく、かつパーソナルな部分も、ちょっと垣間見えるだけ。ここまでにきっと色々なことがあったんだなと想像を掻き立てられる。この作品が嫌いだって人の気持ちも分かる、でも友達にはなれない。

 

ドラマも多くみたのもあって、今月はちょっと少なめ。ただ打率の高い月ではあって、全部面白かった。

 

DUNE Part2、エゴイスト、シビルウォー、PERFECT DAYSはずっと気になってたので、やっと鑑賞できた。新作がそこまで待たずに、見れるのはサブスクのおかげ。

 

隣人13号は、雑誌ポパイで大島育宙が、最初の衝撃と語っていたこともあり鑑賞。こういう昔の尖ったタイトルだけ知ってた邦画を、この時代に観るってのが楽しい。

 

今月に読んだ本まとめ

読んだ本リスト

 

 

今月読んだ本はコレだ!!!

 

  • ナチュラルボーンチキン(金原ひとみ)
    最高。金原ひとみ作品は、とにかく内面描写が多い。デカい事件はない。自分のもやもやした気持ちや、何に傷つき苛立つのかを、主人公の生活や語りを通じて感じる。人のどろどろした感情を書かせたら、随一かも。45歳バツイチ独身OLの主人公に、共感してしまって仕方がない。来る日にまた読み直したい。
  • パリの砂漠、東京の蜃気楼(金原ひとみ)
    前半がパリ。後半が東京。子供と一緒にパリで生活、さぞかし楽しいだろうと思ったけどそうでもなさそう。ダウナーな内面描写や、自己内省的な文章が多い。ここまで自分を曝け出すのかと感動。何気ない日常を書くのが上手いというより、感情の変遷や機微をベースに、日々の日常がアテはまる感じ。友達になりたい。
  • キリンに雷、落ちてどうする(品田遊)
    好きなコラムニストの作品。読んでノウハウがつくわけではない。ただただ楽しい。文章は自由で、こういうふうに自分も日々を綴っていけばいいんだと思わせてくれる。ストーリーを書くのが上手い人、スキルを分かりやすく書いてくれる人は多い。でもこの本のように、文章そのものが面白いというのは稀。ありがたい。
  • 地政学が最強の教養である(田村耕太郎)
    読んでおいて損はない一冊。中学生の頃に習ったあやふやな地理の知識に確かな肉がつけられていく。バーチャルはあれども、世界はやはり物理的。どんな資源があり、どんな気候で、どんな位置にある国なのか、この状況の下、世界の国は政治をしている。超楽しい。日本は島国なので、こういう本でも読まないと、理解できない部分も多い。ロシアの国土の80%は無人、知らないことは多い。
  • あくたの死に際3(竹山まり子)
    待っていた漫画の最新刊。小説家が主人公、そして熱い。ついに文学賞を受賞して、作家への一歩を踏み出した。ライバルや、レジェンド作家も参戦。まるでバトル漫画。最近小説を書き始めたからか、とにかく刺さる。こういう青春があっても良い。書く、おれも、小説を書き続けるぞ。
  • 江戸川乱歩名作選(江戸川乱歩)
    子供の頃に、明智小五郎シリーズをほぼ読破。大人になって初めての江戸川乱歩。時代背景もあり、飲み込みづらい部分はあるものの、人間の持つキモさを描かせるとやはりスゴい。サガと書いての性、カルマと書いての業、を持つ登場人物たち。読んでいて重い話もあるけど、ブラックでも良い。味わいは藤子不二雄の短編っぽい。
  • アンソーシャルディスタンス(金原ひとみ)
    金原ひとみ作品の中で一番好きかも。短編集だけど、とにかく心情描写が迸ってる。クズ女しか出てこないけど、なんか肩入れしてしまう。ストゼロ飲むくらいのアッパー感、飲んだことないけど。3股してるけど、それぞれ受け入れるポイントが違い、その人といる時の心理状態も異なる、でも欠乏感は消えない、そんな心理が目の前に迫ってくる。毎回途中から大きな事件があるわけでもないのに、ツイストがかかりドライブする瞬間がある。メンヘラや情緒不安定な素行不良女性を描かせたら、マジで世界一。高校の時に読んで、女性心理の勉強しとけば良かった。
  • N(道尾秀介)
    6つの章立てになっており、どこから読んでもOKというトリッキーな小説。6!=720通りという、ファッションの着回しみたいなのがウリ。新しい試みだけど、目新しさが立ちすぎて、内容はそこまで乗れず。そこそこのウェルメイドな短編が集まったってくらいな感じ。
  • マザーズ(金原ひとみ)
    3人の母の話。面白いし、同時に子育てなんてしたくないって自分の感覚を信じられた一冊。3人それぞれの葛藤や象徴的なエピソード、過ちが次々と巻き起こる。そして金原ひとみお家芸の、圧巻の内面描写。どういうことが起こって、どういう心理をするのか。今の年齢で読んで良かった。昔はたぶん分かっていなかった。この小説を20代で書いたなんて嘘みたいな話。
  • ビジネスエリートのための教養としての文豪(富岡幸一郎)
    良い。今の自分にぴったりな一冊。文豪はきっと今で言うインフルエンサー的な立ち位置だったんだと思う。そしてまだまだ知らない文学作品があると気付かされる。早逝する人も多く、亡くなるまで書き続けた猛者もいる。お金のために書いたと言うプロ根性のある人もいる。人間的には疑問符がついても、人生をコンテンツにしている姿はどうしても憧れてしまう。
  • よかれと思ってやったのに(清田隆之)
    さらばのチャンネルで紹介されていた本。女性心理がまざまざと伝わってくる。どういう行為がダメなのかというよりも、どういう思考が根っこにあるのがダメなのかを書いてくれている。「小さな面倒を押し付けてくる」というのが身につまされる。これは男女問わずだけど、親密なコミュニケーションを保つ上で、必要経費は存在していて、これを払うのは渋ってはいけない。お礼を言うとか、謝るとかも、この根本。
  • バリ山行(松山K三蔵)
    芥川賞受賞作。登山に精通していたらもっと楽しめたのかも。ただ経営難の会社の行末と、過酷な登山の行程のシンクロが面白い。キーマンになる登場人物がいるんだけど、この人の少し浮世離れした様も好き。七つの会議の野村萬斎感ある。山登りという行為に向きあうリアクションや哲学によって、キャラクターの立ち位置が見えるのも面白い。細かい部分だけど、めがさんの登山アプリのアカウント名が「MEGADETH」、波多さんは「ハタゴニア」、多聞さんは「タモンベル」というネーミングがツボ。
  • 存在のすべてを(塩田武士)
    長い。キャラも多く、丁寧につながりを書いてはくれているんだけど、いかんせん長い。キレイなオチではあるんだけど、そこまで引っ張るほど重要な謎でもない。キャラクターの葛藤も渋滞している感じもある。
  • サンショウウオの四十九日(朝比奈秋)
    一気に読めた。主人公をはじめ、これまでになかった出自や設定がてんこ盛り。共感できない悩みと思う反面、アイデンティティの葛藤は共通かと思ったり。意識とはなにかとか、自分らしいとは、みたいなことを考えさせられる。全編通じて、内省の様な内容だけど、飽きないのは作者の技。
  • 木曜日にはココアを(青山 美智子)
    ハッピーな作品。知り合い数珠繋ぎでピースフルって感じ。それぞれ人生やドラマがある。読みやすい。ただこういう小説は読んだ時の状況が大事。メンタルが落ちた時に、出会いたい作品ではあった気がする。

 

金原ひとみブーム。たまにこういうのが起こる。

 

音楽でも、映画でも、そうなんだけど、気になった人の作品を立て続けに鑑賞する周期が来る。今年は佐藤究で一回なった。

 

ただ打率の高さは人により、金原ひとみはかなり高め。相性良いっすね、って本人に行ってみたいけど、セクハラ扱いされそう。

 

読んでて毎回、繊細なというか、僕はある種で到達不可能な思考回路をする女性心理に驚かさせれる。どうでもいいやん、とは思うものの、きっと男性側の意見でしかないのだろう。

 

頭が中2で止まってしまってる自分からすると、女の園を覗いてしまったようなドキドキがある。

 

昔にとある海外のジャーナリストの記事で、イスラム教の女性の美容院で写真を撮るってものがあった。宗教上で肌を見せることが禁止されている女性が、その布を取っ払って髪を切られている写真。

 

別にみんな普段着で、イキイキと髪を切ってもらっているんだけど、どこか淫靡な感じがした。それを思い出す。男が普通に生きていたら見れないものを見れているって感覚。

 

この人が書くメンヘラや、不安定な女性の心理をもっと見てみたい。「ろくでなしブルース」でも知られる漫画家の森田まさのりは、他の漫画家から「ヤンキーの表情を描かせたら世界一」と評されていた。

 

それと同じで、金原ひとみの書く、メンヘラ女性の心理はマジで世界一。無限に読める。味は濃いけど、なんかするする食べれてしまう、お惣菜のよう。

 

クリストファー・ノーランが「メメント」を撮ったのが20代、天才だと思っていた。「マザーズ」を書いた金原ひとみもまた20代、痺れる。

 

 

今月は文豪への憧れが増した。会社員コルレオーネBLOGは、正直なところ声に出しづらい。なんか良い名前があれば、改名したいと思ってた。

 

文豪ではなく、「ブロ豪」って名乗ることにしたよ!!

 

良い。ブロ豪、口に出したくなる。バキ童みたいな、語呂の良さ。

 

樋口一葉が金がなかった時に、糊口をしのぐためにしていた仕事が、「恋文の代筆屋」というのが最高にイカしてる。

 

当時はの歓楽街で、今で言うキャバクラやガールズバーの女の人たちは貧しい家の出が多く、読み書きができなかった。その人たちが男に出す、いわば営業LINEを代打でやっていたらしい。

 

エモい。その人が書かれた五千円札で、食事代やホテル代を払った男も、数限りなくいただろう。エモすぎる。

 

面白かった表現まとめ

 

 

  • プッチョ、マザファッキン、ヘンザ
    チーム友達のキングギドラRemixでのZEEBRAのバースから。言葉の間に、「マザファッキン」をつけると、抑揚やテンポが整う。らき☆すたの「もってけ!セーラーふく」で、絶対領域のことを、「絶対じゃん?領域じゃん?」と歌ったくらいの革新性を秘めてる。
  • 芥川の自⚪︎の理由、「将来に対する唯ぼんやりとした不安」
  • コナンの犯人くらい真っ黒
  • 常用漢字は2136字
  • 大喜利「可愛い子には⚪︎⚪︎をさせよ、なに?」→「空中戦」
    大喜利AIの回答、ツボった
  • 時間停止系のAVを、2倍速で見る
  • 顔が中心に寄っている人に対して、「西新宿か!」
    くりぃむしちゅーの上田のツッコミ、さすが
  • 居酒屋で海鮮が多く出てきた時に、「日本海、空になってんちゃう?」
    見取り図盛山のボケ、好き
  • 水際だった、下手人、曙光
    江戸川乱歩傑作選での表現、こういうレトロな表現は逆に新しい
  • 黒澤明は、映さないセットのタンスの中にも、服を詰めていた
    細部に神は宿る
  • フランスでは、会話が途切れた際に、「天使が通り過ぎている」と表現する
    親切なクムジャさんで出てきたセリフ、オツである
  • 口に、新しい、と書いて、噺
    ブルーハーブの「前口上」という曲でのBOSSのバース、こういうのさせたら日本一
  • 片親パン
    ネットスラングの中でも一二を争うくらいに、攻撃性が高め。しかしたまにこういう、簡単な単語を組み合わせるだけで、パンチラインを産む人がいるのもスゴいこと
  • 鬼に金棒、ギャルに自撮り棒
  • 牌(ハイ)ライト
  • 俺のやってるのはラップ、画数は七角、和訳することなくハマる
    「Deep Impact」の山田マンのリリック
  • 唯一無二だ、ポケモンで言えば、スイクン・ルギア
    ワトソンの「ヤングリッチ」でのリリック

 

片親パン、アンパンマンの登場人物で出てきたら、笑ってしまいそう。

 

あとはこれはふと感じたことだけど、指示語を使ったアドバイスはめちゃくちゃ嫌いだ。最近気づいた。

 

「そういうとこやで」とか、本当にイライラする。人をディスるのに楽をするな、全力でやれ。

 

「だから、今こうなってるんでしょ」とかも逆撫でされる感じある。指示後に頼って、指摘してくる人、無能。そういうとこやで。

 

面白かったエンタメ

 

 

  • 令嬢アンナの秘密
    Netflixオリジナル全8話。実在した詐欺事件。地面師には劣るものの、これもめちゃくちゃ面白い。もっと話題になってもいいはず。25歳の女の子が、出自を偽り、口先と見栄えのセンスだけで成り上がっていく様が痛快。ニューヨークで女性がいかに生きづらいかというのも伝わる。羅生門的な様々な登場人物の語りから、主役やその事件が浮き彫りになるのがワクワクする。
  • サイコだけど大丈夫
    全16話。途中で中だるみはするけど面白い。でも最後の2話くらいで飽きてドロップアウト。結構トンデモ恋愛ドラマ。登場人物誰一人に対して感情移入できない。主人公もヒロインも見た目が悪ければ全てアウトになる。主人公は見た目と兄への責任感以外、褒めポイントなし。主人公の兄はずっと好きになれない、事情は分かるけれど、周囲にいられるとツラいタイプ。
  • 偽りの銃弾
    Netflixで24年上半期で最も多く視聴された英国ドラマ。途中で中だるみはあったけど、最後まで見ると爽快感がある。主人公の女性の生き様とか、背負った業への折り合いとか、ここら辺が魅力的。最終話にかけてのどんでん返しは、やられた!って感じ。
  • 朝倉海vsパントージャ
    朝倉海がUFCに殴り込み。でも2ラウンドで負ける。一方的な試合だった。世界の壁は高い。格闘技の世界は奥が深い。でも挑戦する姿はとても凛々しい。
  • M-1グランプリ2024
    令和ロマンがまさかの2連覇。これはマジですごい。井上尚弥のような快挙だと思う。UMB3連覇のR指定みたい。これで年下なんだから、言い訳できないなって思ってしまった。ダイタクやママタルトのような、見た目を軸にした漫才はもう限界なのかも。
  • イカゲーム2
    カイジの要素は残しつつ、ライアーゲームの椅子取りゲームのテイストが加わっている。ホステル2的な楽しさ。デスゲームの運営側や、スタッフの視点もあるのが2作目っぽい。1の方が面白いけど仕方なし。イ・ビョンホンとT.O.P、女性キャラは全て良い感じ。だるまさんがころんだが前作と引き続きで、「ん?」と思ったが他は新しいゲームで良かった。極限での裏切りや、欲望など、人間関係のヒリヒリ感は前回と引き続き面白い。

 

今月はドラマを結構観た。仕事をしながらPCを側に置いて鑑賞する。

 

というかドラマを見ながら、片手間で仕事のチャットを返していた感じ。まぁ長い目で見たら、損しかないことをしている。

 

でも人生ってそんなもん。将来を考える絶対良くないのに、忘年会でしこたまアルコール摂取するおじさんと同じことをしてるだけ。同類だから大目に見てほしい。

 

ただ困ったことに、「偽りの銃弾」は音声で日本語はなし。字幕を見ながらの鑑賞になった。

 

困るよ、Netflixさん。仕事をサボる際に見るんだから、音声は日本語じゃないと、不便やん。頼んだで。

 

 

朝倉海がパントージャに負けた。一方的な試合だった。そしてその2週間後に、M-1で令和ロマンは、空前絶後の2連覇を成し遂げる。しかも2回ともトップバッター。

 

マンガかよ。実際の世界でこういうことでちょくちょく起こるよな。人生のピークをここで迎えず、このまま新時代のレジェンドになってほしい。

 

朝倉海と、令和ロマンの2人は、ほぼ同い年。年齢が若い方が有利な格闘技、歴がある方が有利そうに見える漫才、なのに結果は逆。不思議なもんだな。

 

ポパイで過去に、仕事特集の号があった。そこで高比良くるまもインタビューを受けていて、手元のipadに考察や、閃いたボケのストックを載せていると語っていた。

 

あれ、俺とやってること似てるかも?

 

いいぞ、俺、間違えてねぇぞ。こういう小さな積み上げが、いずれ大きく化ける布石になるに違いない。

 

 

高比良くるま、一発で変換で出てこない。3年前に買った、愛機MacBook Air。社会人MBAの、MBAは、MacBook Airって説もある。さすがに嘘。

 

次に出てくるMacBookはきっと、予測変換で出てくるはずだ。年齢が近い人がここまで成し遂げるなんて勇気をもらえる。おれも小説家デビューしたい。面白い文章で、世間をあっと言わせたい。

 

初めて経験したこと

 

 

  • 宇多丸の講義@名古屋芸大
    呂布カルマの母校でもある名古屋芸大での講義。14:30~18:30までの長丁場。事前予約制で無料。最前列で見ることができた。
  • 地方のガールズバー
    付き合いで行くことに、可もなく不可はあり。可愛くない女の子ばかりだった。50分3,500円、高い。

 

宇多丸の講義。芸大の大学生が全体の4割程度、残りは自分のような外部の人間。名古屋芸大付近はとにかく何もない。

 

最寄駅から800mくらい歩くんだけど、その間にお店はほぼない。100円ローソンが駅のそばにあったのみ。学校自体も古かった。

 

コロッセオ状というのか、黒板やプロジェクターがある講師の壇が一番低い位置で、それを囲むように受講席があり、後ろに行くほど位置が高い。

 

思えば大学生の時に、こんなに前向きに授業を聞いたことはなかったかもしれない。4時間と長いし、何より休日。社会人になってからの方が、自発的に学ぼうとなるなんて、なんか皮肉だ。

 

最初の2時間くらいは、宇多丸により日本語ラップの歴史解説。主には2000年代に入るまでの黎明期。漢a.k.a.GAMIと対談した時と語っていることはほぼ同じ。

 

要所要所でYouTubeで、PVや動画を流して解説。大人になってから、大勢とBoogie Down Productions 「My Philosophy」を聴くとは思ってなかった。B-BOYイズムも全員で鑑賞。

 

日本語でラップをすることは難しいとなっていた。90年代初頭に、英語のラップのリズムに、日本語を当てはめるグループが出てきて衝撃を受けた。

 

「この方法は画期的、となると後は語彙力勝負。河合模試で現代文で全国3位になったおれならいける」となり、日本語ラップの精度がさらに上がったとのこと。

 

当時は日本語ラップの市民権はまるでなし。とにかく恋愛のJ-POPのみが流行っている。そもそも土壌開拓だと、HIPHOP専門誌を作ることも並行する。

 

持っているK.U.F.U力、語彙力、日本語の知識、文章力などをフルに使い、自分のやりたいことができる環境を整えたとのこと。

 

面白かったのは、当時は誰もしていなかったから、開拓しがいがあったとのことで、「Mummy-Dとも話したけど、もし若者だとして、今の状況から日本語ラップを始めるかと言われたら、ちょっと微妙、やってないかも」と言っていた。

 

無人の野を行くことにやりがいを感じていたっぽい。そう思うと未成熟な市場を見つけるってことは、人生において大事なのかもしれない。

 

そこから2時間は質問時間。真っ先に手を挙げ、質問に答えてもらった。

 

「作詞にかかる時間は?」と聞き、「作品にもよる。でも長いタイプ、遂行にとにかく時間がかかる。」と回答もらった。

 

「今後RHYMESTERないしは宇多丸さんが、ラップしていきたいテーマは?」と聞き、「難しい。あえていうなら、よりシンプルで、求心力があって、HIPHOPの核を打ち出したものが良い」と回答。

 

やはりそれぞれ年齢によっても、扱いたいテーマは変わる。例えばB-BOYイズムの歌詞「Cause I'm the man」は、今ではおそらく書かないとも言ってた。

 

質疑応答は長く、「Kendrick Lamarの新アルバムはどうだったか?」とか、「ソロ活動しないのか?」など色々な質問があった。

 

その他

 

 

10年前のメンズナックルで知った、カリスマイケメンホスト、一条蘭。会社のPCでネットサーフィンしている間に、この人の直近の記事を見つけた。

 

なんとも落ちぶれているっぽい。プレイヤーを終え、裏方に回っているそうな。裏方は固定給で、月に30万円程度。

 

 

しかしプレイヤーを上がる時期には、「売り上げほぼなかったので、むしろありがたかった」と言ってた。

 

水商売の世界は恐ろしい。蓄えもほぼないそうだ、まぁ予想通り。マネリテの低い若い時代に、いきなり大金を掴ませるのは、ある種の虐待行為なのかもしれない。

 

マイクタイソンも華々しく稼いだものの、自己破産を経験していた。稼ぐ能力もさることながら、お金の使い方や、資産を守る能力も大事。

 

ホストの人のお金の使い方は見ていて、気持ちの良い一面はあるけど、やはり後先を考えていない感じはある。一回上がった生活レベルはもう落とせない。

 

必要のない車や、ブランド品を買う。でも落ち目になってくると、その購入品ひとつがその時の年収くらいの金額になってるなんてこともある。

 

10年前はスーパースターだった人が、老害扱いされてしまう、ホストの世界はやはり魔物が住んでいる。

 

 

定期的にくる、Tha Blue Harb熱。草冠に、言葉と、音。セルフタイトルの5thアルバム前の、「前口上」って曲が最高。

 

不思議なもので、しばらく聴かない時期ができて、とある拍子にまたズブズブと聴いてしまう。

 

宇多丸もそうだったけど、日本語を尽くして、語彙を絹の糸のように織り込んでできたものは、やはり面白い。

 

日本語はきっとまだまだ遊べる余地があるはずだ。来年はもっと日本語の可能性を追求してみたい。

 

来月が人生で、一番楽しい月になる!(確信)
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ブロ豪(コルレオーネ)

文豪ならぬ、ブロ豪|関西出身、独身アラサー|資産3,300万円、アッパーマス層へ|ABEMA primeに出演、ひろゆきとも討論|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|

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