自分のとった行動の理由は何でしょうか?自分がしたいことだったからでしょうか、それなら何も言うことはありません、バッチリです。しかし、

ってことも実は多い。僕らが生きている社会では、他人から見られていない様で意外と見られている、そして僕らは人を意識していない様で意外と意識してしまっているんですね。
自分の意思を貫いて生きているつもりでも、他人の価値観に基づいた行動をしてしまっていることケースも非常に多いんです。
誰の人生か、自分の人生。誰がしたいことをするべきか、自分がしたいことをするべき。分かっちゃいる、分かっちゃいるんだけど。。。

・自分の価値観より他人の価値観を優先してしまう
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
- 同調圧力に呑まれて、僕らは生きている
- 他人の価値観に左右されないために、自分が楽しいと思うことをリスト化しよう
- 自分を喜ばせよう、あなたの隣の人を喜ばせても仕方がない
目次
僕らは人の目を気にして生きている
社会で生きていると、他の人との関わりは避けられません。自分一人で生きていくなんてどうも難しい。学校に通っている、会社勤めである、この時点で誰かしら他に人がいます。
僕らは常に他の人の目に晒されて生きている。知らず知らずのうちに評価されているし、値踏みをされて生きているんです。
逆に言えば、僕らも人のことを勝手に批評しているんですけどね。ここが人の嫌なところでもあり、面白いところでもあるのかもしれませんが。
この状況で起こってくるのは、自分がとる行動の半分以上の動機は「他人の価値観」に根付いたものになってしまうのです。自分がしたいのではなく、他の人の目がある手前そうしている、というパターン。


ってことはよくある話ですね。
「他の人がしているから」とか、「他の人に羨ましがられたい」とか、こういう気持ちが僕らの背中を押しているのです。
毎日人の目に晒される中で、僕らは無意識に人と比較して生きているのです。

なんて頭の中でそろばんを弾いてしまっているんですね。もし僕らが完全に人と関わりを絶って生きることができたなら、きっとハイブランドショップは軒並み経営危機になるはず。
あなたの「したい・やってみたい」という思いは、ないがしろにされているかも
人の価値観を優先して行動をしてしまっている
僕やあなたが本当にしてみたいことって実は達成できていません。行動の動機の多くが、「やってみたい!」ではなく、「他の人がしているから」になってしまっているからです。
人それぞれに価値観はありますが、僕らはなんとなく

と推測してそこから大きく離れない様に行動してしまっているんです。僕もそうですが、マイノリティになるのがやっぱり怖いんです、安心できない。

こういう悩みってよく耳にしますよね。これも他人の価値観に左右されているなぁと思うんです。
単純に食べていくだけならハードルってそこまで高くない。自炊すれば安上がりだし、炊き出しをやっている地域もある。でもそうじゃないんですよね。
もし上手くいかなかったとして、成功できなかった自分を以前の知り合いに評価されるのが怖いんだと思うんです。好きなことばかりやれているから満足とはならず、他の人にバカにされているのではと気が気がじゃなくなってしまう。
偉そうに書いていますが、この気持ちめちゃくちゃ分かります。僕も人一倍人の目を気にしてしまうタイプなので。変なプライドってありますよね。
突き詰めれば、お金になる・ならないも他人目線ですよね。他の人が価値になると判断した場合に値段がつくわけですから。
例えば絵とかイラストでお金がつくものとそうでないものがあります。この成果だけ見れば、お金がつくものを描いている人の方が偉い気がします。しかし角度を変えて考えれば、お金にならない絵を描いていても、本人が没頭して楽しんで描いているならそれはそれで正解だと思うんです。
DaiGo「超影響力」によると、「社会的証明」はスゴいらしい・・・
(ブックファースト新宿店Twitterより引用)
僕が好きで何度も読み返しているDaiGoの「超影響力」。人がなぜ行動するのか、どう働きかければ相手を動かせるのかを心理学の観点から徹底的に解説してくれている名著です。
DaiGoの本で毎回驚かされるのが、その情報量の詰まり具合。大抵のビジネス本は要点をぎゅっと絞ったら、3個にまとめれたりするものですが、DaiGoの本は無理、詰まりすぎ。
日常的に人と接する機会のある人は是非読んでほしい、というかそれはとどのつまりもう現代社会の全員に読んでほしい。
自分が人に影響を与えるという攻めの面でもそうですが、手法を知っておけば人から影響を受けすぎないっていう防御の面でも役に立ちます。毎日を生きやすくしてくれるはず、僕の人生の攻略本のひとつ。
僕らが人に行動を起こさせようとする時に、使える武器に「社会的証明」というものがあります。「みんなやっているから」と思ってしまうやつですね。
- 多くの人がやっているから、自分も同じことがしたい
- 多くの人がやっているから、正しいことに違いない
- 多くの人がやっているから、真似しないと損するかもしれない
とこんな感じで心が動いてしまうのが、社会的証明のパワーです。僕らは自分が選択しようとしているものが、多くの人に認められ、賛同を受けているかを確認することで安心感を得ているのです。
この社会的証明の最もシンプルな使い方は、「この意見の支持率は高いですよ」と通知することです。

みたいなやつ。人はそもそも人気のあるものに興味を持ち、自分の趣味趣向や購買行動と関係があるかどうかを確かめようとするんですね。そしてある意見の支持率が高いと知った後は、

と考え始めてしまうんです。うーん、分かる。
また特に日本人は、「みんな〇〇しているから自分しないわけにはいかない」とか、「この会議で一人だけ反対意見は言えない」なんて同調圧力を重視しがち。僕らは多くの人がやっていること、信じているものには何かしら理由があり、良いことだし安全であるに違いないと考えるんですね。
うーん、僕らの行動ってもしかすると、ほとんどが人の目を気にしているからとっている行動なのかもしれません。。。
自分の価値観で生きるために、楽しいことリストを作ろう!
SNSやYouTubeなどで時たま見る超絶おしゃれな私生活の人。朝から高級そうなカフェに行って、おしゃれな雑貨の店に行って、家で友人とシャンパンとかワイン飲んでみたいなやつ。
ああいったものを見て、僕は毎回、

って思ってしまう。間違いなく人からの羨望を集めれるコンテンツですし、実際に華やかで憧れるのも分かります。ただ自分が同じ行動をしても楽しめるかと言えばそれは別問題。
家で買った菓子パンを食べながら映画を見て、本屋行って雑誌の立ち読みして気になった本があれば買ってみたいな方が100倍楽しい。あとシャンパンよりコーラの方が好きだし、ワインよりミニッツメイドのグレープの方が美味しい。
おそらくこれは人からは全く憧れられるはずもないですが、僕はこれが一番楽しい。これぞ自分の価値観。
興味のないベストセラーを読むよりも、何回も読んだこち亀をもう一度読みたい。気が乗らない最新ヒット映画を観るより、タランティーノ作品をもう一回観たい。
世の中にはいかにも楽しげなものが溢れています。あくまで個人的な意見としては、バーベキューとかは面白くない。
みんな面白いフリをして、楽しげな表情を出しているだけ。子供の時に友達の家に集まってスマブラしていた時の方が1兆倍面白かったはず。
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ちなみに、あなたは何がしている時が一番幸せですか、何をしている時が一番楽しいですか?即答できれば大したものです、素晴らしい。
楽しかった瞬間や行動ってどこかに記録しておくのがオススメです。なぜなら忘れてしまうから。自分が何が好きで、何を楽しく感じているのか、これをきちんと把握しておけば人の目を気にせず行動できます。
自分の価値観が定まっていないと、他の人の価値観が眩しく見える。そして目が眩んで、結局自分がしたいわけじゃない行動を知らず知らずのうちにとってしまうのです。
自分の価値観で生きる、他の人の価値観に左右されない、そのためには自分が何をしていれば楽しめるかをリスト化しましょう。
My 楽しい行動リスト
- 映画を観る
- CDを聴く
- ランニングをしてシャワーを浴びる
- ドラム式洗濯機を回す
- 15〜20分程度昼寝をする
- その日に着たい服を着て、お出かけする、TPOはガン無視
- 散歩をする
- オールナイトニッポンなどのラジオを聴く
- YouTubeで漫才やコントを見る
- コンビニ・書店で雑誌を立ち読みをする
- BOOK OFFで立ち読みをする
- 本を買う
- 窓際のソファで読書をする
- 電化製品店をうろうろする
- 日本語ラップを聴きながら歩く
- ラッパーのフリースタイルバトルを見る
- ブログの案を考える
- ブログを書く
- 15分程度の瞑想をする
- コーヒーを飲む
- チョコレートを食べる
- 耳かきをする
- 爪切りをする
- 眉毛を手入れする
- 鼻毛を切る
- 倹約する、お金をケチる(つまらなそうな飲み会の誘いを断った時は爽快)
- 使ったお金をメモする
- 湯船に浸かる
- 入浴中に歯磨きをする
- 家のぬいぐるみと遊ぶ
僕の場合はこんな感じ。つまりここにそぐわない行動はしない。自分の楽しいは自分で守る。
人の目から完全に解放されるのは無理だけど
他人の価値観で生きていると、楽しさを失う可能性がある。でも「他の人がしているから」と考えると、人間はついつい同調圧力に飲まれてしまう。
実際に僕らが人の目から解き放たれるの無理です。どこまでいっても、他の人の存在を意識してしまうんですね。もうこれは仕方がない。
まずは小さなことから始めましょう。いきなり人生は変えられません、スモールスタート。
手っ取り早いのは買い物だと思います。本当に自分が欲しいものを買うんです。

という人もいると思いますが、そんなことはありません。知らず知らずのうちに、他人の目を気にして買っているんです。見栄とか周りへのアピールが無意識に潜んでいるんですね。
基本理念は自分を喜ばすこと。自分の人生で、自分の時間で、自分のお金なのだから。この理念を頭に置けば、あなたの隣の人を喜ばす行動が無意味だと思えるはず。
逆にもし嫉妬されることこそが自分の最高の快楽なんだって人がいれば、それはそれでOK。本当に楽しいのであれば、とことん嫉妬される様な生き方をすべき。

僕はそんなタイプじゃないから、他の人からすればつまらなさそうなことでも、自分が楽しいなら行動する。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
- 同調圧力に呑まれて、僕らは生きている
- 他人の価値観に左右されないために、自分が楽しいと思うことをリスト化しよう
- 自分を喜ばせよう、あなたの隣の人を喜ばせても仕方がない
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!