デスクの上は僕らの脳内です、散らかった机からは雑多な発想が、整理された机からは洗練されたアイデアが生まれるのです。

・自宅で仕事・趣味に関わらず、作業する機会が多い
という人にむけて書きました。
パソコン仕事をしている人、資格勉強など座学の機会が多い人、悪いことは言いません。デスクにこだわりましょう。間取りと相談にはなりますが、なるべく大きめのデスクを書いましょう。
僕のデスクは幅約125cm、奥行き約75cm、結構な大きさ。
先日引っ越した際に新調したものなのですが、生産性がコイキングからギャラドスになったくらいの伸びっぷりです。
そして、ここで言っておきたい。デスクの重要さを説くのに僕以上の適任は今の日本にいません。餅は餅屋、デスクならこの私。
なぜならメーカーから不良品が届き、再度デスクが届くまでの約2週間もの間、段ボールを机代わりに生活をせざるを得なかったからです。
段ボールを机にして在宅勤務してたんです。セカンドモニターも使えない。

身に沁みました。世の中のホワイトカラー、クリエイティブを売りにしている人たち、成果は全てデスクにかかっています。こだわれ、毎日の質が上がるから.
記事の前に自己紹介!

・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました
・当ブログで120万文字を執筆、累計PV数は100万突破
・30歳で貯金1,500万円達成
アイデアが生まれるのは脳内、形になるのは机の上
机の上から全ての発明は生まれた
トイレ、風呂、移動中、この3つの時間にアイデアは生まれやすい。昔は「馬上・枕上・厠上」の「三上」で、アイデアが出てくると言われていたそうです。
今風に言えば、馬上は電車の中、机上はテンピュールにて、厠上は温水ウオシュレット付きのトイレにて、といったところでしょうか。
そう、アイデアは座って頭を捻って出すのはもちろんのこと、体を動かしたり考えるモードじゃない時に降りてきたりするんです。


こうなってくると、

と思う方もいるでしょう。しかしそんなことはありません。
なぜならアイデアは思いついたでけでは価値がないからです。その降りてきたアイデアを、僕らの手で加工し、調理し、パキッとスタイリングまでして、世の中に送りだすプロセスが必須。
僕ならばブログや会社での資料がこれにあたります。人によっては大学の課題や論文、楽曲制作、文章執筆、イラスト作成など色々あるでしょう。
スマホを使って発明するのも限界がある
今の世の中は便利なもので、机に座らずとも、スマホひとつでアイデアを世に送り出すことができます。SNSとかその最たるもの。
しかし、スマホで制作するのもさすがに限界はある。スマホで処理できるのは、比較的ボリュームが少ないものに限られます。
卒業論文をスマホで書く、そんなiPhoneゴールド聖闘士レベルの猛者はいないでしょう。


ある程度の大きさの成果物を作成したい、こうなると机に座って生み出すという行為からは逃れられません。
脳内で生まれる、机上で形にする、世の中に発信する。これが現代人が唯一できる錬金術ですね。
段ボールを机にするという逆ライフハック
備え付け家具の物件の机がクソだった
この記事を書くきっかけになった出来事が、僕の引っ越し時に起きました。
先月転勤で引っ越したのですが、それまでは会社の寮でした。ベッド、机、冷蔵庫、洗濯機など家具が備付けの寮。

なんて当初は思っていた僕。しかしまぁ無料で使えるものは、えてして最適解とは程遠い。
特に机は本当に最低限のものでした、とにかく狭い。
奥行きがなさすぎて、目をあげれば「うわ、めっちゃ壁近いやん」って感じる日々。
手を伸ばす、5・6割伸ばさないうちに壁に当たる、これくらいの距離。住んでみて分かったのですが、家具備付けの最大のデメリットは家具を交換できないことなんですね。
自分の持ち物なら、上位互換を買って、それ以前のものは捨てることはできる。しかし備付けであれば、退去時に家具はそのままにしておかないといけない。

さすがに言えない。。。
というわけで、「賃貸に住んだら大きな机を買おう」と思って生活していました。転勤になり、次は賃貸物件、よし机を買おう。広い机を買うぞ。
机を注文し、引っ越しの荷物搬入日に引っ越し先に届くように手配しました。抜かりはありません。狭い机とはもうおさらばです。
机を買ったら不良品が届いた
結論から言いますね。注文した机のメーカーから不良品が届きました。(あえてメーカーは言いません)
すぐに問い合わせました。机の面積はオーダーで作っていて、再送するにも時間がかかるとのこと。
届くのはなんと約2週間後。
おっせぇ。。。それまでの期間も在宅勤務はある、どうすればいいのか。

かくして、僕の2週間限定イベント「段ボールデスク生活」が始まったのです。
なんてひどい、う○こイベント、逆ライフハックもいいとこ。
狭い机にさよならしたと思ったら、もっと狭い机になるなんて。。。
段ボールは机に向いていない
まず第一形態がこれ。不良品だった机の上に段ボール設置し、挑むモード。段ボールの上に座り、あぐらをかきながら業務開始。机も段ボール、マットも段ボール、このダンボール親和性はホーム○ス超え。
最初は調子が良かったのですが、1日が終わる時には、

とギブアップ。届くまで約2週間、あと13日この第一形態で過ごすのは無理。人間の美徳はたゆまぬ工夫と改善にあり。新たな形態にするしかない。
そして到達した第2形態。段ボールを積み重ねて高さをかせぐスタイル。腰の痛みはこれである程度は解決。
ハーマンミラー社のセイルチェアというデスクチェアを愛用していたので、それを活かすスタイルにシフト。
この椅子はめちゃくちゃ優れもの、人生で最高の買い物の一つ。
こちらもCHECK
-
ハーマンミラーのセイルチェアを購入!コスパ最高、在宅勤務の悩みが消えた!
続きを見る
というか最初から使ってみたら良かった。フローリングに座って仕事したことがなくて、好奇心に負けたのがそもそもの敗因。しかしそれでも、腰がまだ痛い。
机と違って下にスペースがない。段ボールがただあるのみ、脚を大きく開いて座るしかない。超絶自信家の、ばちばち成金でも、ここまで脚開かんやろってくらい脚を開き続ける。かなりしんどい。
ネガティブにばかり目を向けていると、くじけそうなので、必死にポジティブ要素を探す。まぁしかし一個もない。唯一あったのが、

ってことくらい。僕がもうかれこれ3年は愛用しているロジクールのこのマウス。マウス自体は動かさず、ボールをくりくりしてカーソルを動かすタイプ。
買った当初は、非常に使いづらく、「この買い物失敗したかな」なんて思ったのですが、1週間足らずで指がなじみ出す。そもそも人間の親指ってとても器用なんですね。指相撲で縦横無尽に動けるし。
マウスを動かさないことで、肩こりも軽減されるこのマウスだったんですが、段ボール机ではめちゃくちゃ重宝しました。段ボールとトラックボール、語呂も良い。




デスクには絶対にモニターを設置した方が良い
セカンドモニターは現代に舞い降りた神
ストレスフリーのはずの在宅勤務が、超ムズハードモードに。出社して上司の隣でパソコン叩いている方が、家で作業するよりも何故かリラックスできるという異常事態をなんとか2週間耐える。
ついに机が届きます。文章にしたら一瞬、でも本当に長かった。10営業日は段ボールで作業したかも。異動直後の部署で、右も左もわからないのに、装備品が激弱。
前世でどんな罪を犯したら、こんな重い十字架を背負わされるのか。そんな嘆きの末に、届いたデスク。早速もっているガジェットを総動員。

机の重要性を感じるには、机なし生活をしてみるのが一番ですね。僕はおそらく今、銀河系で一番デスクの重要性を痛感している自信があります。
さっきの写真は在宅勤務モードの時。下がプライベート時、ブログを書いたり、私用で使う用のMacBook Airを配置。このデスクで書いた文章を今あなたが読んでくださっていると。
広い机を買うメリットで、最も大きなもの1つがセカンドモニターを設置できること。在宅勤務時でも、ブログを書く時でも、この机にセットしているモニターを使ってるんですね。

過去にセカンドモニターを導入した経緯を記事にはしたのですが、改めてセカンドモニターの素晴らしさに気付きました。
こちらもCHECK
-
自宅のパソコンをデュアルモニターにしてみた!生産性があがる、目の疲れが軽減などがメリット!在宅勤務者は全員設置するべき!
続きを見る
どう足掻いても、段ボール机でセカンドモニターを使うのは無理。セカンドモニターに慣れてきたタイミングで、2週間も取り上げられたわけです。放置プレイ、ここに極まれり。
工夫次第で、セカンドモニターは狭い机にも設置できますが、やはり圧迫感はある。広い机に設置した方が、断然見栄えも良い。
セカンドモニターで生産性が140%UP
セカンドモニターを使うことで、生産性が140%も上がるそうなんです。これはよくよく考えたら、ドえらいこと。
毎日8時間分の仕事をしているとしますよね。単純計算で、生産性が140%上がった状態で仕事をしたら、5時間40分程度で終わるんです。
つまり同じ仕事量でも、1日に2時間半近くもの時間が毎日生まれるんです。これってかなりすごい。
1回モニターを買って設定するだけで、毎日の自由時間がこれから半永久的に2時間半増えるんだから。
ちなみに僕が買ったのは、DELLのモニター23.8インチ。(※ちなみに買ってから、2年半以上毎日使っていますが、故障も不満もありません)
FLEXIMOUNTSのモニターアーム。こちらもしっかりしていて、全く不満はなし。
このモニターアームを買ってから、2回引っ越ししたのですが、その際もスムーズに取り外しができました。
個人的な所感ですが、モニターアームは絶対に買った方がいい。モニターには土台もついていますが、そのまま使うのはあまりオススメしません。
理由は大きく3つ。
- 机の面積を損なわなず、有効活用できる
- モニターを目線の高さに設置できる
- とにかくオシャレに見える
モニターアームを使うことで、机の空中部分を使用できます。これはデカイ、おしゃれな部屋で調理器具を吊るしてかけているあの感じ。スペースを有効活用できる。陸海空が領土、ならば空を攻めるべし。
そしてモニターアームは、高さを自由に調節できるので、モニターを目線の高さにできます。目線を下げないことで、首が疲れない、肩が凝らない。こりゃ、ありがたい。
たかだか2〜3万円を払うだけで、パソコン作業が快適になり、体の負担も減り、生産性が上がって自由時間も増える。こんなに割りの良い買い物はありません。
一時の移動時間を削るためにタクシーに乗り、数千円を払う。それなのに一回お金を出せば、半永久的に毎日数時間時間が浮くのに買わない。ここにめちゃくちゃ矛盾を感じてしまう。
モニターは神。失って気づくものが、人生にはいつだってある。
何も悪いことしていないのに、机を2週間取り上げてきた、どこかにいる神様よりよっぽどモニターは神。
凡人が天才に勝つには、環境しかない
(https://d-manga.net/jojo-kishibe-rohanより引用)
天井が高い部屋でアイデアを出すと、創造的なアイデアが出やすいらしい。付箋にアイデアを書きだすよりも、コピー用紙に書き出す方がスケールの大きな発想につながるらしい。
とすれば広い机で考える、こっちの方が絶対に狭い机を使うよりも閃きは訪れるはず。
2ちゃんねる創始者のひろゆきが、「凡人が天才に勝ちたいなら、いっぱい寝ろ」というようなことを言っていました。
睡眠時間をきちんと確保する、体調も万全にして、常に最大のパフォーマンスができるようにしておく。
いかに天才といっても、徹夜明けの睡眠不足の状態では全力は出せない。そうなると、ちゃんと睡眠をとっている凡人でも勝ち目はある。こういった話です。
これは実際その通りだと思うんですね。もし僕が、村上春樹と1時間での執筆勝負をしたとします。勝てない、こんなん普通に戦ったら勝てない。
ですがもし僕の作業環境が、現在最高スペックのパソコンで最高品質のモニターも装備されていたとします。一方村上春樹サイドは、世界最初のパソコン、一部屋まるまるパソコンですよみたいなやつ。
これなら、勝率は多少上がります。もしかしたら、村上春樹がキーボードを叩いても、反応が遅すぎて1時間では完成できなくて勝てるかも。
極端な例ではありますが、環境要因を完璧にしておくことで、天才にも一時的な勝負では勝つことはできるんですね。
「弘法筆を選ばず」という慣用句が意味するところは、みんな知っています。ですがこの慣用句は、角度を変えると「弘法以外は筆を選べ」ってことなのかもしれません。
現代人の僕らには色々な筆があります。文房具、パソコンやその周辺機器などなど。しかしそれらを活かせるかどうかは、活躍できる机があってこそ。
まずは大きい机を買う、そんでセカンドモニターとモニターアームを買う、これで完璧。
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 優れたアイデアはデスクがないと完成しない
- 段ボールを机にする生活を2週間して、机とモニターの重要性に改めて気が付いた
- 凡人は環境を整えることで、天才に勝つことができる
もうデスクは手放しません。これからは広いデスクと共に生きていきます。部屋の大きさの兼ね合いもあるとは思いますが、できるだけ大きな机を購入した方が生産性は上がります。
そしてパソコンを使う機会が多い方は、セカンドモニターを書いましょう。僕は在宅勤務で仕事を早めに片付けて、あとは内緒でゆっくりしています。スローライフ万歳。
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!