「大阪のヒップホップの聖地は?」と聞かれてどこが思い浮かびますか?僕はこう答えます、「一二三屋」と!
このショップは韻踏合組合メンバーであるHIDADDYがオーナーを勤めるアパレルショップ。しかし、服に限らず、ヒップホップそのものを売りにしているのが大きな魅力。
今まで訪れたことはなく、つい先日初めて訪問しました。HIP HOP好きなら思わず唸るそんなショップです!!
いざ、アメ村へ!
これはZORNのライブに参加した日に、ライブ前に突撃!同じように、これからZORNのライブというお客さんも多かったです。
何故今まで行ったことがなかったかと言いますと、単純に入る勇気がなかったから!笑アメリカ村の雑居ビルの一室で営業しています。
扉は、こんな感じです。ポップですが、何となく入りづらい。。。笑
かつて、何かのコラムで読みました。照明が明るく、外からの視認性が高いほど、人は入りやすいらしいです。夜のコンビニとかまさにそうですよね。
危険性を感じないし、入るのに何も抵抗感がない。しかし、かたや薄暗いビルの廊下で、イラスト満載の扉。そして、中の様子など一切見えない。。。。
ですが、今回の僕は違います。意を決して店内へ!
まず驚いたのが、CDとDVDの数!日本語ラップのCDが所せましと並べられています。例えば、鳥取のラッパーJAKEはこう言っていました。
(転用元:UMB2017年鳥取予選)
メジャーなアーティストは、Amazonなどの大手流通サービスで購入できますが、インディーで活躍している人は必ずしもそうだとは限りません。
そういった無骨なラッパーも含めて所せましと作品が並んでいます!フリースタイルバトルのDVDも数多くありました!
おそらく、関西で日本のヒップホップの新作CDを買おうと思ったらたぶんこのショップが一番!大手CDショップなどでも、敵わないはず。
有名ラッパーにも会えるぞ!
そして、もう一つの大きな魅力が大阪で活躍するMCが大勢いること。HIDADDYを始め、CIMA、HARDYやミステリオなど名うてのMCが働いています。
24karats行ったら、EXILEメンバーが店員としてサービスしてくれる感覚ですね。笑
僕が訪れた時は、ミステリオとBIG MOOLA(ビッグモーラ)がいました!2人ともかなり気さくで、お客さんもみんな楽しそう。
全然上から目線もないし、お客さんにフレンドリーに接していました。凄い身近な存在に感じました。
ラッパーをTVやYoutubeの向こう側の人と感じている人ほど行ってほしいですね。
そして、売っている服もストリートテイストを感じさせます。一二三屋メンバーがライブやバトルに出ている際に、良く着用しているので、「あ、あの時のライブであの人が着ていたTシャツだ!」という発見があります。
そして、面白いのがDJ機材がおいてあり、指スケート場もありました。指スケ初めて見たな。笑
過去に訪れた知人に聞いてみると、気になるCDあったら頼んだら試聴させてくれたそうです。しかも、店で大音量で流してくれたとのこと。
ミステリオと話した!
僕が訪れた際は、ZORNのライブに行くお客さんが多数。ビックモーラから「ZORNのライブに行くん?」と聞かれ、「そうなんですー」と答えると、後ろでミステリオが
と急にZORNのサンプリングを始め出したのです。笑これは、BloodというZORNの最新アルバム「LOVE」を代表する曲の韻。
やっぱり、活躍しているラッパーは他の人の楽曲も聴いているんやなぁと。
という同じ曲の中の韻の話題で一盛り上がりしました。
やはり感じましたが、一二三屋にいる人は全員日本語ラップ好きなんですね。ハマっている人らが集まってきてしまうそんな空間というか。
自分が住んでいる周りで全然聴いている人がいない、趣味を共有できる友達がいない、そんな人にこそ是非行ってほしいショップです!
まとめ
アメ村は関西を代表するストリートの街。ここではヒップホップアーティストのPVなどで数多く用いられてきている場所でもあります。
大阪に観光に来られる方は、是非訪問して頂きたい。ここの空気感は他の日本のどこでも味わえません。
アパレル、スニーカーショップから映画館、ラーメン屋、ファミレスライブハウスまでありとあらゆるエンターテイメントが集まっています。
そして、そこで最もHIP HOPを感じる一二三屋に是非行ってみて下さい!厳めしいドアの先には、最高の空間がありました!
KOK2019を観戦に行ったのですが、一二三屋所属のHARDYがファイナリストとして出場。
一二三屋で彼と話した内容や本戦に関しては以下記事をご確認ください。かなり気合い入れて書いています!笑
ちなみに、僕は同日アメ村で、UMB2018年チャンピオンのMU-TONに偶然遭遇!一緒に写真撮ってもらいました。これはタダの自慢ですね!笑
ではでは!