何かモノを買って、後に後悔したことありませんか?僕は結構あります。タイムマシンがあれば、その時の自分を止めたいと思うこともしばしば。
あなたも、何かを買って後悔する場面は多いと思うんですね。その中で「買ったけど、思っていたよりも使わなかった」という後悔が多いと思うんです。
無駄使いをやめて、節約をする為に注意すべきは「稼働率」。一週間・一ヶ月・一年のうちに何時間使うものなのかという物差しで考えてみましょう。
たまにしか使わないものにお金を払ったり、逆に毎日使うものをケチってしまったり。買い物の満足感を上げる方法を考えていきましょう!
・高い買い物をしても、満足感が低い・・・
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 何かを買う際は、値段ではなく、稼働率で考える
- 平日・休日・1週間・1ヶ月・1年でどれだけ使うか、この軸で購入する際は考える
- たまにしか使わないものよりも、稼働率が高いものにこそ投資しよう
(僕の場合は、無印の木の食器・パソコン台)
ビジネスでも、発想の根本は「稼働率」
「稼働率」というのは、ビジネスで非常に重要です。 必要な機材などが固定費としてかかってきます、ここは変えることができません。
では、その固定費がかかった機材を遊ばせている時間をできるだけなくし、稼働させておくのが重要になってきます。
早い話が、「金かかってるんだから、元をとろう!」ということですね。
大前研一の著書「「0から1」の発想術」という本にも、この内容が書いていました。
アイデアを生み出す、15種類の発送法を教えてくれる思考力を劇的に高めてくれる1冊です。
- 作者:研一, 大前
- 発売日: 2016/04/06
- メディア: 単行本
大前研一はめちゃくちゃ有名な人ですが、知らない方の為に紹介しておきます。
日本の経営コンサルタント、起業家。マサチューセッツ工科大学博士。マッキンゼー日本支社長を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校公共政策大学院教授やスタンフォード大学経営大学院客員教授を歴任。
現在、ビジネス・ブレークスルー大学学長、韓国梨花女子大学国際大学院名誉教授、高麗大学名誉客員教授、(株)大前・アンド・アソシエーツ創業者兼取締役、株式会社ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長等を務める。(Wikipediaより)
一言で言えば、キングオブコンサル、コンサル界のゼウスといった感じ。めちゃくちゃ本も出しています。
その出した本の中で、最も読みやすく、理解しやすいのが、この「「0から1」の発想術」。
ここでは、「固定費に対する貢献」を高めるということで解説されています。
例えば、クリーニング店。クリーニングの機械は非常に高額で、高級外車が複数台買えるくらいの値段。そんなに高いのに、稼働している時間の方が短いこともしばしば。
なので、複数のクリーニング店で一台のクリーニングの機械をシェアします。お互いのスケジュールを調整しながら使うことで、稼働率を上げ経費削減ができるとのこと。
コンサル界のゼウス大前研一によれば、稼働率を上げるという手法で、収益を上げることができるケースも多いとのこと。
平日の観覧車、ホテルの週末の空いている部屋、こういったものも放っておくと利益を生まないので、客を呼ぶ工夫をしようという話です。
まずは、固定費を書き出す。そして、どれくらい稼働しているかを考える。このステップだってよ!
賢い買い物は、稼働率で考えるべき!
稼働率0%の買い物は、無駄な買い物
ビジネスの話をしてきましたが、個人レベルの話で考えます。賢い買い物したいですよね?買った後の満足度が高いという買い物です。
では、どういった買い物が賢いのか?ここは、逆説的に賢くない買い物を考えてみます。賢くない買い物は、「買ったけど、全然使わなかった」というもの。
これって、さっきの「稼働率」の話ではないでしょうか。買ったものが、稼働率が高いと満足しやすいし、稼働率が0%だったりすると無駄な買い物と言えるでしょう。
平日・休日・1年間でどれだけ使うのか?
僕がオススメするのは、以下の軸で考えること。
- 平日5日間にどれだけ使うか
- 休日2日間にどれだけ使うか
- 一週間7日のうちにどれだけ使うか
- 一ヶ月でどれだけ使うか
- 一年間でどれだけ使うか
という軸で考えること。自分のライフスタイルに合ったもの、買ったら使うであろうモノを買うのが鉄則です。
僕もそうですが、ここが結構おろそかになりやすい。日々使っているものはケチるのに、たまにしか使わないモノに大金をかけたりしてしまう。
買う前にストップ、「どれくらい使う?」を考える
車は持っていないし欲しいけど、BMWは買わない
僕は車にはあまり興味がありませんが、何故かBMWがめっちゃ好きなんです。自分の中では、他のメーカーとは別格。BMWという車に、どこかとてつもないライフスタイル性を感じているのかもしれません。
BMWに乗っているか・乗っていないか、くらいの感覚。もし、車を買うことがあれば、絶対にBMWを買いたい。ペーパドライバーやけど。笑
だけど、先ほどの稼働率の話で考えると、僕は車は買いません。何故なら、仕事は電車通勤ですし、乗っても休みの日のみ。しかも、2日間休みだと、僕は1日外出、もう1日はインドアとしています。
つまり、年間で見ると50回くらいしか乗る機会がない。しかも、外出の際に全て車ということもないし、旅行に行ったりする休みの際は乗らない。独身だし、多く見積もっても、30〜40回程度でしょう。
1年前に、50万円オーバーのタグホイヤーの腕時計を買いました。スーツにも着けれるし、私服でも着けれるので、稼働率で見るとかなり高め。自分では満足の行く買い物でした。
間に合ってるけど、無印良品のお皿は買う
他にも、満足のいった買い物はこちら、無印良品の木のお皿。もともと食器は間に合っていましたが、購入。
茶碗に無印良品の木の皿を使っていました。毎日家で自炊をしていて、ふと
と思ったのです。食器は足りています。どうしようか、悩んだ結果買ったのですが、結果大満足。
基本毎日自炊しているので、毎日稼働しています。食事をする度に、食器が木で統一されていて、非常に気分が良い。
毎日使うものなので、こだわって正解でした。たまにしか使わないものにお金をかけるよりも、日々使うものに投資する方が満足度は高いですね。
稼働率で考えた中で、自分のベストだった買い物
稼働率の観点で考え、今年度の自分の買い物で、最も賢かったと思える買い物がBoYataのパソコン台。
上の様に、過去に記事にもしましたが、マジで週7日間使っています。
在宅勤務の際にも、今まさにブログを書いている際にも、使っています。実使用時間はかなりいっているはず。
正直、なくてもパソコン作業はできます。そういった意味で、必須アイテムではありません。ですが、
という確信があって買いました。結果、その通りでした。やはり、購入する際は、「それがどれくらい稼働するだろうか」と考えることが大事です。
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 何かを買う際は、値段ではなく、稼働率で考える
- 平日・休日・1週間・1ヶ月・1年でどれだけ使うか、この軸で購入する際は考える
- たまにしか使わないものよりも、稼働率が高いものにこそ投資しよう
(僕の場合は、無印の木の食器・パソコン台)
さよなら、BMW。車通勤の仕事につくことがあれば、絶対に買うわな。。。
あなたも今まさに欲しいものも、どれくらい使うか考えてみて下さい。本当に買うべきものは、実は少ないはず。これで無駄使いは激減しますよ!
ではでは!