ビジネス

【ゆとり世代】仕事に本気を出したら負け、そう思ってる。

ブロ豪(コルレオーネ)

文豪ならぬ、ブロ豪|関西出身、独身アラサー|資産3,300万円、アッパーマス層へ|ABEMA primeに出演、ひろゆきとも討論|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|

働いたら負け、という意味では、すでに負けている。会社員としてすでに8年近く経ってしまった。

 

だから今は本気を出したら負け、って感じ。

 

読者
・仕事が嫌だ、やる気が出ない
・さっさとFIREしたい

 

という人にむけて書きました。

 

 

 

仕事に本気を出したら負けだと思ってる

 

 

仕事に本気を出したくない。好きでもないし、お金をもらうことが、仕事の最大の目的だ。

 

なんというか、仕事に本気を出してしまうと、負けている気がする。「働いたら負け」という有名なネットミーム。百歩譲って仕事はしてる、だけど本気は出さない。

 

さほど興味のない異性に、性欲などの何かしらの衝動をエネルギーにして、前のめりに接する。

 

でも周囲には「別に好きなわけじゃねぇし。」みたいな強がりを言ってしまうあの感覚。

 

人生の中で大事なものランキングをつけると、それなりの下位に入るであろう仕事。それなのに時間の大半を割いている。

 

この事実を受け止めたくなくて、せめて仕事をしている間は、本気を出すまいと抵抗してしまうのだ。

 

「仏作って魂入れず」なんて言葉があるけど、まさにそんな感じ。仕事の資料は作るし、納期も守る。でも自分の思いや魂は込めていない。

 

仕事のストレス、人間関係のイライラ、不条理に対する憤り。こういったことは本当は、仕事に粉骨砕身し、本気を出して取り組み、解決すべきなんだと思う。

 

でも僕はそうはせずに、こうやってブログにして、ネタ化することで乗り切ってきた。僕は自分の書く文章には、誇りがありプライドがある。

 

本気で面白い文章を書かねばいけないと思っている。本を読む、映画を観る、ラジオを聴く、少しでも面白い表現に出会ったら全てメモをとっている。

 

しかしこのやる気や本気の度合いは、全く本業では発揮されない。

 

昔から僕はそうだった。興味のあることとないことの差があまりにも激しいのだ。向かい合う気持ちがまるで違う。

 

本気を出すポイント、いつもズレてる

 

 

人生経験で得られた学びのひとつに、「本気を出せばある程度結果はついてくる」というものがある。しかし人生で本気を出してきたのは、人生で必要なメインストリームのステップではないものばかり。

 

中学校の時に勉強にハマった。これは良かった、メインストリームである。地域で一番の偏差値72の進学校に入学した。

 

高校は部活を頑張ろうと思ったが、途中から徐々に面倒くさくなる。先輩も嫌いだった。

 

そして一年生の途中から、練習をサボり出すようになる。「一年生の途中から」なんて書いたけど、一年生で部活は辞める、背伸びしちゃった。

 

部活をサボって空いた時間、僕はずっと近所のTSUTAYAに入り浸っていた。めちゃくちゃレンタルして、ずっと音楽を聴いていた。

 

おかげで海外ロックを明認した音楽には、かなり詳しくなった。だけど学業でも部活でもない、全く関係のないステップに本気を出していた。

 

大学生の頃は勉強に全く身が入らなかった。ファッションが大好きになった。世はまだ紙媒体と、雑誌が強かった時代。

 

とにかくメンズファッション誌は、発売日を覚えていて、全て目を通していた。なんなら女性誌も読んでいた。

 

「本当にモテるファッションは、女性誌に載っている。女性誌で女性のデート相手の男性が着ている服こそが正解だ。」という裏技を知り、とにかく貪るように読んだ。

 

でもなぜか僕は大学生の前半は、バキバキのギャル男だった。暗記するくらいまでmen's eggを読んでいた。今でも読モの名前は、何も見ずに20人以上はフルネームが言える自信がある。

 

学業以外に本気を出し、あえなく留年。留年した原因はプログラミングの授業の必修単位を落としたことだった。

 

工学部の情報系に進みながら、一丁目一番地のプログラミングができなかったのだ。興味が湧かなかった。

 

留年して首が回らなくなり、仕方なくプログラミングの勉強に本腰を入れ始めた。やってみると面白い。性に合ってた。

 

ずっとプログラミングをするようになる。自動車教習所で、MacBookを開いて、C言語を勉強していたこともある。スタバでMacの亜種版。

 

本気でプログラミングにハマり、結局プログラミング言語を4言語マスターした。そこから就活に入る。

 

留年したこともあり、就活は不利。「やらねば!」という焦りで、本気のスイッチが入る。結果いくつも途中で辞退したけど、内定は5社もらった。

 

ちなみに理系のくせして、文系就職。卒業してから、一度もプログラミングはしてないし、一行たりとてコードを書いていない。

 

仕事はダルい、ブログはおもろい

 

 

壮絶な就活を終え、残ったのは達成感。達成感のみ、向上心はどこかに消えた。入社初日から「人生これでアガリだ」と思っていたけど、もちろんそんなことはない。

 

人間関係はダルいし、MAX100時間近く残業させられたし、踏んだり蹴ったりな会社生活が始まる。だけど社会人の注力ポイント百年連続一位、「仕事」に本気を出す気にはなれなかった。

 

なんでなんだろう。絶対に嫌だったのだ。仕事もそうだけど、会社そのものも嫌いだったし、同僚も嫌いだった。

 

初日の歓迎会で、主役にも関わらず、二次会に行く流れをぶった切って帰ってしまったこともある。これは自分が良くないとは思ってる。

 

そんな「嫌い」というシールがいっぱいついている環境で、本気を出したくなかった。本気を出すことで、仕事や会社やその環境が、自分のアイデンティティになってしまう気がしたのかもしれない。

 

自分でも稼げるようになろうと思って、ブログを始める。嫌なことや理不尽なことをネタにする。自分のペンa.k.a.キーボードで人生を書き換える。

 

本気でブログを書き始める。今だから言えるけど、コロナ禍でリモートワークに移行した時期に、仕事をサボって記事を書きまくってた。

 

そんな僕の痛みの作文を読んでくれたTV局から声がかかり、AbemaTVにも登壇した。ひろゆきと対談した。これって俺の感想だけど、報われた気がした。

 

転職しても、仕事のスタンスは変わらず

 

 

そうこうするうちに勤務歴が約5年となったタイミングで、転職を決意する。皮肉なもので、転職活動はめちゃくちゃ本気になることができた。体の底から、突き動かされる衝動に駆られた。

 

ESを書きまくる。面接は全てオンライン。禁止されている場合以外は全て録音。後で聴き直し、うまく回答できていなかった部分を全て書き起こした。

 

その結果もあって、転職偏差値高難易度の会社2社に内定をもらい、今の会社に入社した。

 

「いつか仕事に熱くなれるはずだ、本気になれるはずだ」と、僕はずっと他人事のように考えていた。嫌いな会社から去ることで、きっと何かしらの変化が起こる。そう期待していた。

 

しかし意外と自分は頑固なタイプらしい。全く内面で変化がない。人間ってこんなに変わらないものなんだろうか。

 

出世は相変わらずしたくないし、責任を負いたくない。とにかくお金がほしい。仕事へのプライドやこだわり、やはり持てないまま。

 

 

上司や同僚が仕事に関して、熱く語るたびに、「もうええでしょ!」という気分になる。飲み会で仕事の話ばかりする人は、ずっと嫌いなままだ。引き出しが狭いのはもう分かったから、口を閉じておけ。

 

仕事でミスを指摘された際に、上司に「こないだミスした部分と似ているよね、指摘されたことはメモしてる?」と聞かれた。いいえ、全くしてなかった。

 

しかし今年の夏から習い始めたキックボクシング、練習後にノートに習ったことや、注意されたポイントをメモしてる。誰に強制されたものでもない、自発的に始めた習慣なんだな。

 

こないだコーチに「この短期間で、めちゃくちゃ上手くなったな」と褒められた。格闘技は本気になれる、そんな奥行きがある。

 

 

仕事の資料は適当に読み流す。目が疲れる。

 

K-1で「欧州の覇王」の異名を持つチンギス・アラゾフの試合は、コマ送りにしてまでじっくり見る。これで良いんだろうか、でもなってしまったものは仕方がない。

 

資産運用は本気になれた

お金の知識を学ぶのはマジで面白い

 

 

資産運用は本気。めちゃくちゃ楽しいゲーム。ゼルダの伝説、ムジュラの仮面を越える、神ゲーである。

 

お金目当てに仕事してるんだから、お金の知識を鍛える方が良いのでは!?

 

思い至る。そうだ、お金のために仕事をしている。金がもらえれば何でも良いような、そんなどうしようもない人間だった。

 

別にこだわるべきでもないだろうと、とある業務を去年のまま進めた際に、「仕事にプライドないの?」とキレられたこともあった。ない。あったことがない。

 

上司と話している際に「仕事は責任持ってやりたいタイプ?給料もらえたらそれで良いタイプ?」と質問されたことがある。

 

もちろん、給料もらえたら、それでOKです。だけど「やるからには、全力で仕事したいです!」とは回答した。その上司は笑顔で、「よっしゃ!」と言ってた。知らんがな。

 

そんな人間である。お金の勉強は楽しい。名著と名高いお金の関係の本を読みまくる。お金関係の発信をしているYouTuberの動画も見まくる。

 

資産形成はすでに答えが出ている

 

 

何冊も読み、何本も見ていると、とあることに気付く。言ってることはだいたい同じ。手を替え品を替え、繰り返しているのみであると。

 

  • 収入UP
    出世するか、副業するか、年収の高い会社に転職する
  • 支出DOWN
    家計簿をつける、固定費の見直し、金のかからない趣味を見つける
  • 投資(とにかくインデックスファンドを買う)
    アメリカ株式orオールカントリーだけ買う、不動産や暗号資産への投資は避ける

 

これだけ。原則はこの3つ。どれだけ忠実に守るか。どれだけ余剰資金を捻出し、投資に回せるか。ここで決まる。

 

2024年、新NISA爆誕。きちんと360万円の枠は使い切れる。資産額は3,200万円を突破した。オレが、本気を出せば、こんなもんさ!

 

これにはハマった。自分の性に合っていた。自分よりも仕事への熱意が激しい人が、散財しているのを見て、毎回疑問だった。

 

仕事はお金のためにしている側面は必ずあるはずなのに、なんでお金を貯めようとしていないのか、そう思ってしまう。

 

仕事でどれだけ評価されて、基本給や賞与に反映されても、その分をムダ使いしたら同じなのに。なんで気付かないんだろう。

 

僕は自分よりも仕事で評価されている人を見ても、さほど羨ましいとは思わない。だけど自分よりも貯蓄率が高い人や、資産が多い人を見ると焦りが生まれる。

 

「ち、貯蓄率、60%越えだと、、、」とか、「収入はオレより少ないのに、オレよりも資産が上なのか、、、」みたいな。

 

自分で書いていて思ったけど、収入では優っているのに、資産額で負けたりしたら、立ち直れなさそう。アイデンティティが崩壊するような衝撃。

 

ここから僕はどうやって生きていくのか

結婚したくない、子育てもしたくない

 

 

とはいえ、毎回考えることがある。

 

ここからどうやって生きていこう?

 

答えはない。ふとした時、散歩してる時、風呂に入っている時、電車を待っている時、唐突に頭をよぎる。

 

もっと大人になると思っていたけど、ここまで変わらないとは予想外だった。結婚はしたくない。それ以上に子育てをしたくない。

 

30歳を過ぎると、周りの同世代は結婚し、子育てをしている。マイホームを買ってる人も多い。「人と比べない」という自分の長所が、ここでは悪い方向に働く。

 

自分は自分でしょ、このバイブスが消えない。子供は嫌いだ。金原ひとみの「ナチュラルボーンチキン」って小説で、おっさんが苦手な人と、子供が苦手な人が出てくる。

 

お互い違うようで似ている。「何にキレるのかが、全く予想もつかない」ところが嫌いなんだそう。分かる。子供の情緒、大嫌いだ。

 

ナチュラルボーン、子供嫌い。自分も子供のくせして、子供が苦手だった。非常にメタ的。

 

もっと少子化が進めば良い。でも日本の財政が大変になって、将来苦労すると思う。だから自分が住んでいる県や市以外では、どんどこ子供が生まれるのが理想。

 

女性が申告する、体重、経験人数、交際相手の数、全く信じないことにしてる。「子供は嫌い」と語る女性、一も二もなく信じることにしてる。

 

家もいらない

 

 

マイホームなんていらない。資産運用にはマイナスに響く。同期がついこないだ、7,000万円の一戸建てを建てたそうだ。

 

かたやこちとら、家の家賃は共益費込みで5.3万円。ハードコアすぎる。だって資産形成にマジなんだぜ!?

 

祖父母が亡くなった際に、その家を売りに出した。しかしなかなか売れなかった。日本では今後こんな家が増えていくはず。

 

首都圏の超一等地を除いて、土地も建物もいずれは安くなる。今家を買っても、いずれは朽ちてくる。だったらいらない。一人暮らしならなおさら。

 

結婚はしない。よって子育てもなし。家も買わない。車もいらない。でもちょっとネコは飼いたい。

 

これからの人生でしたいこと

 

 

新NISAをここから4年で、残枠1,440万円を埋める。今の会社で出世をしなくても、ずるずる働けば達成はできそう。

 

今の資産は3,200万円、ここの1,440万円が乗る。運用益も出るだろうから、おそらく5,000万円を超えるはず。こうなるともうFIRE。

 

思っていたよりも早かった。全く働かなくなるかはさておき、フルタイムの仕事はやめたいところ。ここまでは良い。これ以降の人生で何をするか。

 

  • 小説家になる
    とりあえず継続して文学賞に応募
  • ブログは細々とでも続ける
    もう稼げる見込みはない、だけど書いている間はずっと楽しい
  • キックボクシングをマスター
    試合に出る気はあんまりないけど上手くはなりたい、ブラジリアン柔術もいずれはやってみたい
  • 楽器を始める
    ギターは挫折したのでそれ以外、生涯付き合えるものがいい、ドラム楽しそう
  • ラッパーになる
    20代前半から言ってる、そろそろ行動を起こすべき
  • 気になっていた職業をパートでもやってみる
    アパレル、書店員、編集者などなど、キッザニア感覚
  • どこかの大学の文学部に入り直す
    今興味のあるテーマで大学に入ってみたい

 

ここら辺が今の候補。少なくともブログは継続しておいた方が良い。

 

こないだRHYMESTERの宇多丸の日本語ラップの講義を聞いた。そこで「ラジオがあって本当に良かった」と語っていた。

 

そこまで日本語ラップをしたり、アイドル評論をしたり、映画を観たり、ジャンルレスに取り組んでいたものが、ひとつに結集されたのがラジオ。

 

自分の興味や活動を、つなぎ合わせて発信できるメディアを持っているのは強い。だからPV数とか、収益とか、そんなもんは度外視。

 

とにかく書く。これは僕だけのメディアなんだ。

 

仕事に本気出したら負け。でも人生を本気で楽しまないのも負け。人生まだまだ長い。生きていくしかない。

  • この記事を書いた人

ブロ豪(コルレオーネ)

文豪ならぬ、ブロ豪|関西出身、独身アラサー|資産3,300万円、アッパーマス層へ|ABEMA primeに出演、ひろゆきとも討論|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|

-ビジネス

© 2025 ブロ豪 Powered by AFFINGER5