飲み過ぎると体に悪い、みんな知っているのにお酒を飲み続けている。まだまだお酒がコミュニケーションツールとして幅をきかせている世の中。ああ生き辛い。
世の中は健康志向になってきているのに、お酒を飲まない人は白い目で見られがち。こんなのおかしい。白米を玄米に変えるよりも、お酒を断つ方がよっぽど健康的なのに。
お酒が弱かったり、お酒が嫌いな方は肩身が狭いはず。そんな人達を僕は全肯定したい!僕も酒は弱いし、できれば飲みたくないから。
お酒を飲まないということにはメリットがたくさん。お金も浮くし、健康にも良い、頭も冴える。
喫煙者は弾糾するくせに、酒飲みは誉め称える、そんな風潮に立てた中指を!
・お酒は弱いから、できれば飲みたくない
という人にむけて書きました。というかお酒好きの人は読んだら、イライラしちゃうと思うので、読まないで下さいな。。。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 飲み会は前時代の遺物。お金も時間もことごとくムダ
- 飲み会を断る口実は、架空の予定と、習い事
- デメリットが分かりながら飲み続ける人はただの猿、飲まない選択をした僕らこそホモサピエンス
記事の前に自己紹介!
・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました ・20代で貯金1,300万円達成
お酒がコミュニケーションツールの、この現代社会
前時代の遺物って色々ありますよね。僕からすれば、お酒、出世、ゴルフなどでしょうか。
昭和の価値観です、平成ですらない。昭和にできた価値観が、平成を飛び越え令和にまで浸食してきているんです。
「よくサラリーマンなんかやっているな自分」と改めて思いましたが。。。今でもお酒はコミュニケーションツールの王様として扱われています。
お酒の歴史の長さも相まってか、「飲み会」と言うと好意的に扱われがち。職場から定時後そうそうに退社するとします。
と聞かれた時に、
などと言えば、好意的に送り出してくれるはず。僕の会社は閉鎖的な風潮だし、愛社精神が強い人が多い。
社内の人間同士でひとつも役に立たない粘着質な付き合いをしている、こんなのを見ると舌なめずりして喜んじゃう上司ばかり。
かたや、
と答えると、めちゃくちゃ嫌な顔をされる。これは緊急事態宣言になる何年も前から、ずっと良い目で見られていない。
「飲み会」というイベントは、なにか得体の知れない免罪符を持っているのが気持ち悪い。もう良い年齢の人間までが、首を縦に振ってしまう大義名分がある。
人間が集まりアルコールを摂取するだけの行為に、絶大な意味を見出しているサラリーマン達。難しい、僕には難しい。
小学校の時にみんな進研ゼミをやっていた中で、ひとりだけZ会をしていた僕からしても難しくてよく分からない。
- とにかくムダな時間が多い
予約もムダ - 生産性がない
いつも喋っているメンバー、2時間余計に話して何かが産まれるのか・・・ - お金がかかる
2次会まで行ったり、タクシーに乗ったりするとめちゃくちゃお金がかかる。僕を誘うなら、鳥◯族でお願いします
こんなにデメリットがあるのに、根強く推奨され続ける飲みニケーション。
と聞いてくる様な奴がいれば、
って聞いたみたい。What's up メ〜ン!
とにかく酒が弱い人間なんです
飲み会の二杯目を飲む時には、すでに開始から30分経っている。そう何を隠そう、僕は酒が弱い。
飲み放題で元をとるなんて、僕にはどう頑張っても無理。ペットの犬に、確定申告を芸として仕込むくらい無理。
お酒を飲むと、すぐに顔に出るんですね。飲み会で薄いピンクのTシャツを着て参加していた時などは、開始10分ほどで、
と言われたことも。
先日お昼に、紙コップ半杯ほどの日本酒を飲む機会がありました。断りづらく、飲んでしまったんです。もうダメでした、そこからその日はダメダメ。全然頭が回らない。
僕の様な酒の弱い人間は、軽度の睡眠薬や神経がやられる薬を服用しているのと同じなんですね。昼間っから一升瓶を開けている人は逆に尊敬です、僕には絶対マネできない。
お酒にまつわる失敗数知れず。最近でこそ減りましたが、自分の限界が分かっていないお酒の飲み始めた時期など惨々たるもんでした。
お酒を飲まされ、家に何とか家に帰る。渡り鳥からもリスペクトを受けても良いレベルの帰巣本能。
次の日にスマホの写真フォルダを見てみると、全然知らない外国人とのツーショット写真が何枚もあるとか。
おそらく記憶が消えている最中、同じ居酒屋にいた外国人のお客さんと撮ったんでしょう。記憶にございません。
ゲ◯吐くようなこともしばしば。大阪で飲む機会があり、住んでいた奈良まで帰る。近鉄電車の終電に乗っている最中、突如襲う吐き気。カバンにあったビニール袋に吐く。サルトルよりも嘔吐。
終電でありがたいことに電車の人はまばら。隣に座っていたサラリーマン風の男性に背中をさすってもらったっけ。
瓢箪山(ひょうたんやま)という駅で、その男性は降りてしまって、そこからひとりぼっち。未だに瓢箪山駅を通ると、感慨深いものがある。
最寄り駅について、家に帰るまでの間に吐き気に襲われたこともあったっけ。途中で耐えきれず、下水道にもどしたんだっけ。
そこから帰るんだけど、途中で繰り返し吐き気が襲ってきて、結局帰り道に点々とゲ◯の跡があったんだな。
ヘンゼルとグレーテルは パンくずで帰り道をマーキングしてましたね。同じですね、僕はゲ◯でのマーキングでしたが。
とにかく、言いたいことはひとつ。僕は酒が弱い!
飲み会はこうやって乗り切れ!
自粛期間、ステイホーム、今の状況は飲み会が少ない期間でしょう。物事には何でも、メリットとデメリットがあるもんだと痛感しております。飲み会がないのは本当にありがたい。
この機会に飲み会についての対策を考えておきましょう。備えあれば憂いなし。
まず僕がやっている方法は、部の共有のスケジュール帳に「私事都合」って書いちゃうこと。これはなにも毎日書くわけではない。
部長や課長など上司が、「おれ今日はめっちゃ飲みに行きたいぜ」というオーラを出している時に書く。
定時が過ぎてしばらく時間が経つ、何となく飲みに行きそうなオーラを出している。
今時はたいがい紙でなく、Excelとか、Outlookとか、電子上で共有のスケジュールを持っているもの。そこに急遽、18時以降に「私事都合」と予定を追加しておくんですね。
そして、
と宣戦布告をされた際に、
と言って断る。ついさっき入れた予定、さも前から入れてましたよという雰囲気を出して断る。本当は予定なんて何もない、だが断る!
仕事終わりに、上司と遊んであげるほど僕は人間が優しくない。斉藤和義の「やさしくなりたい」も、この時ばかりは心に響かない。
そして数日後とか、次の週になったタイミングでしれっとそのスケジュールを消しておく。次に同じ手を使えるように、前の予定は消しておく。
あとでスケジュールを見られて、不自然に私事都合が多いのを避けるためですね。
あと有効な手段が習い事など。会社の後に定期的なスケジュールを最初から組み込んでしまうというやり方。英会話教室とか、ジムとか、そういうのを入れておく。
営業職に就いている友人と以前にした会話。
フットサルは全くしたことなかったけど、上司との飲み会よりは楽しい
とのことでした。飲み会自体は仕事ではないので、行くも行かないも自由。ただし行かない場合に、それなりの理由を求められるのも確か。
「気が向かないから行かない 」が使えるとどれだけ生きやすくなるのか、無いものねだりをしても仕方ないけど。
酒を飲まないことは、メリットしかない
前言撤回、物事には何でも、メリットとデメリットがあるもんだと書きましたが撤回です。お酒を飲まないことはメリットしかない。
- そもそも健康的
お酒を飲むと病気のもとになることはある、お酒を飲まなくて病気になることは全くない - お金が浮く
1回4,000円として、週2回とする。一ヶ月で32,000円。手取りで32,000円、副業始めるよりお酒を辞めた方が良い! - 酒を飲むと、その日は終了
お酒を飲むと、そこから思考がまとまらない。睡眠不足の脳みそくらいしか動いてくれない。そうなると何にもできない、もう気合い、明日に期待
健康診断で酒を控える様に忠告されても、酒を飲む様に言われることはない。そもそも飲む必要なんてない。
お金もかかる。島田紳介がかつて「松紳」という番組で、
と言っていた。そう思えばそうかも。家や車は値段や相場が明確だけど、お酒ってそうじゃない。
同じお酒でも、高級クラブで飲むと、目ん玉が飛び出るくらいに高い。お酒にお金をかけようとすると、こりゃもう際限がないんですな。
色々書いたけど、酒飲みの人はおそらくこんなことは分かっているでしょう。「うわ、初耳だ」という飲んべえがもしいたら、それはそれでかなりアルコールに思考がやられてしまっている。
分かっていても、飲んでいる人が多数。合理的じゃない。マス◯ーベーションを覚えたお猿さんは、そればっかりすると言うけれど、僕らは人間。自制できるんだから、自制すべき。
お酒が弱いそこのあなた、飲み会が嫌いなそこのあなた、正しい。全くもって正しい、僭越ながら僕が太鼓判を押させて頂きます。
あなたを無理に誘ってくる友人・知人・先輩・上司が全て悪い。あなたは立派な人間、誘ってくるその人達はマスをかきまくっている盛りがついた猿。
【関連記事】とりあえずビールはマズい!
お酒も弱けりゃ、飲み会も嫌い。そして何よりビールが嫌い、美味しくない。 どのメーカーのビールが美味しいのかとかもよく分からない。
ビール党は数多い、だがアンチビール党もそこそこいるはず。この旗の下に集え!
【関連記事】ゴルフは前時代の遺物
飲み会が嫌い、出世も興味が無い。この2つが揃うと、とある方程式が完成します。それは「ゴルフをしない」という解が出ます。
大丈夫です!もう無理にゴルフをする必要なんてないですよ、僕が味方です。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 飲み会は前時代の遺物。お金も時間もことごとくムダ
- 飲み会を断る口実は、架空の予定と、習い事
- デメリットが分かりながら飲み続ける人はただの猿、飲まない選択をした僕らこそホモサピエンス
「酒は飲んでも、飲まれるな」は古い。新しくは「酒は飲まないから、飲まれない」だ。
飲まないという選択をしたあなたは正しい。自分が書きたいことを書いただけのこんな記事を公開する僕もきっと正しい。
今回も読んで頂き、ありがとうございます。無事に書き終わりました、でも祝杯はあげません、お酒だし。コーヒーにしておきます。
ではでは!