旅行

ロンドン、ミュンヘン、ザルツブルク。ヨーロッパ3ヶ国に行く。

ブロ豪(コルレオーネ)

文豪ならぬ、ブロ豪|関西出身、独身アラサー|資産5,000万円突破|ABEMA primeに出演、ひろゆきとも討論|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|

26年8月、約一週間、ヨーロッパへ旅行に行ったので、そのまとめ。自分のための備忘録。

 

経験や思い出は複利なんて言われているので、その利率を少しでも上げるべく、自分の中で振り返っておく。

 

 

 

旅のまとめ

数字で振り返る

 

簡単に数字で振り返ってみる。まずはかかったお金は、55万円。航空券+ホテルで38万円。ドイツでノイシュヴァンシュタイン城を観に行くツアーが2.3万円。Wi-Fiが1.5万円。

 

1ユーロあたり、185円ほど。10年前にパリに行った時は、135円だった。日本の衰退。とにかく物価が高い。一食に3,000円は普通にかかる。

 

しかし余計なモノはほぼ買わず、結局買ったのは、ずっと気になっていたLAMYのボールペンのみ。ということで、現地では食費と移動費のみ。意外と抑えられた。

 

  • 訪れた国は3ヶ国
    イギリス:ロンドン、ドイツ:ミュンヘン、オーストリア:ザルツブルグ
  • 歩いた合計距離:160km
    飛行機で移動した日は8km程度、MAX歩いた日で35km
  • 日数は8日
  • 1€は185円、1ポンドは216円
  • 時差は7時間
    LINEの返信タイミングが噛み合わず
  • 気温は最高気温で24度、夜は寒い
    短パンは履くことなし

 

ざっくり感想

 

期待していた以上に楽しめた。ただ10年前、大学生最後の年に、パリに訪れた時よりも、感慨は薄かったかも。これは単純に経験の差。

 

ヨーロッパの街並みは、どこを歩いても美しく、絵になる。映画とか寓話の世界に足を踏み入れたような感動はあったが、それは前回で経験した差。

 

「ここに住みてえ!」ってのは、あまりなかった。それは物価が高かったからかも。自分の成長もあるかもしれない。

 

一番最初に期待していたロンドンは、期待通りに楽しかった。しかしドイツが期待を越えて、はるかに楽しかった。これは事前知識の差かも。

 

ロンドンの名所は有名で、知っているし、映画とかでも目にしている。ここまでの人生をかけてネタバレしていたのは大きかったかも。

 

百聞は一見にしかず。一次情報が大事。とにかく生で見ろ。写真や映像は実物を越えてこない。これが今回の旅行での最大の学び。

 

 

イギリス:ロンドン

 

関空からのフライト。直行便ではなく、乗り継ぎ。10年前の金がなかった大学生時代と、年収1,000万円が目の前の今でも金銭感覚は変わらず。直行便なんて、金持ちの遊び。

 

エティハド航空を利用し、UAEのアブダビ空港で乗り換え。ここに着くまでに、すでに7時間のフライト。ちなみにUAEの最高気温は40度超え。どうやって動植物は生きてるんだろう。日本の未来の姿かもしれない。

 

2時間弱のトランジットを経て、再び8時間のフライトを経て、イギリスのヒースロー空港へ。社会人になってからは、アジア旅行が主だった、7時間でフライトでいつもなら終わっていた。

 

しかしここから8時間のフライト、心が折れそう。結局4回の機内食を食べ、映画「Michael」と「F1」を英語音声&字幕で観て、質の低い睡眠を量でカバーしつつ、ヒースロー空港へ。

 

朝8時着。ホテルがあるパディントン駅まで移動。空港から30分ほどで到着。

 

 

駅には動物たちが談義しているオブジェがあり。コンセプトは分からず。イギリス版の干支メンバーみたいなことなんかな。

 

そして今回の旅の反省。映画「パディントン」を観ておけば良かった。やたらとグッズが売ってるし、やたらと銅像がある。タイトルがそのまま映画になってるのも相まってなのかも。

 

日本にきて、「西成」みたいな映画があるのに、見ずに西成に泊まるのは流石に敬意に欠けてると言われても反論できない。

 

 

街並みは総じてオシャレ。ホテルに早めにチェックインすべく、ホテルに向かう。このホテルがなかなか微妙なところで、部屋が地下一階。灯りは暗いし、設備がしょぼい。

 

Wi-Fiは雑魚い。シャンプーとボディ兼用のジェルみたいなのを、小分けで毎日配給してもらい体を洗う。ロンドンの中心地で、駅からも近い。一泊1.3万円程度なので、あまり文句は言えない。

 

寝心地の良くないベッドだったけれど、「体をいっぱい動かして、その分をカバーしてね」ってことだろうと勝手に解釈をする。

 

早めにチェックインしようとしたら、「良いよ、でも20ポンド払ってね」と言われる。しぶしぶ4,500円くらい払うことに。料金の低さを、こういうところでカバーしてくるスタイルね。

 

この時点で、ちょっと帰りたいマインドが出る。初日なのに。でも無理もない。フライトを合計で15時間程度経て、金を毟り取られて、まだ朝の11時前。

 

時差ぼけしまくってるのに、ここから1日が始まる。とりあえず散策できるだけして、早めに休もうと思ったロンドン初日。ここで今回の旅行の最大風速、35km歩くのだから、ロンドンはやはり魅力的な街である。

 

 

ホテルから歩いて数分の、名も知らぬ教会。観光名所でもないのにこの荘厳さ。ロンドンの選手層の分厚さに早くもやられそうになる。

 

そこからハイドパークへ突入。正式にはハイドパークとは分かっていない。ホテルから、ビッグベンやロンドン橋など、ベタな観光名所を目指そうとしたら通り道にあっただけ。

 

公園に入る。ふーん、なかなかデケえやん。こんな都会に公園が鎮座してるって、新宿御苑みたいでええやんって思ったら、後々調べたらハイドパークだった。

 

徒歩で歩いてて、面白いのは、観光名所に後々気が付くこと。あの時に見たのは、有名なところだっただなって。ただスゴいのが、観光名所はやはりオーラがある

 

この場所はなんか好きだなとか、この建造物めちゃくちゃ迫力あるなと思ったものは、きちんと有名スポット。街中で、あの人カッコいいなって思ったら、ちゃんとモデルとか俳優だったみたいな感じ。

 

 

あれ、ここはなんか格が違う。そう思って、調べてみると、ウエストミンスター寺院。エリザベス女王の結婚式や国葬なども行われたパワースポットらしい。

 

しかしあれだよな、イギリスって本当に、国王とか女王が強いよな。観光名所の説明文には、国王や女王と絡めてくるし、有名ブランドは「王室御用達」って書かれてある。

 

国歌が「God Save the King/Queen」だもんな。日本で総理大臣や天皇って、そう考えると存在感は薄め。

 

 

ウエストミンスター寺院の別角度。完全にキングダムハーツの世界観。ゲームのステージすぎる。写真で見るよりも、実物を見る方が100倍良い。

 

 

そしてなんと言っても、ビッグベン。時計台がこれだけ有名になるなんて最高にクール。ロンドンと言えば、ここ。観光客もとにかく多いスポット。

 

そのままテムズ川沿いを歩く。ロンドンはとにかく涼しい。というか普通に肌寒い。パーカーを羽織ったり脱いだりして活動をする。

 

 

このあたりはテーマパーク然としていて、アトラクションや水族館もあるらしい。サメが12種類いるそうだけど、普通の水族館のサメの平均値が分からない。

 

ロンドンアイなる観覧車がある。値段は40ポンド。エグいっち。観覧車を一周するだけで、8,500円以上取られる。なのに長蛇の列。

 

知っとる?なぁ知っとる?名古屋の栄にある観覧車、いくらか知っとる? 600円。600円で一周できるからね。

 

そこからロンドンに来て初めての食事。ロンドンの物価は高いと聞いていたし、ロンドンの食事は美味しくないとも聞いていた。

 

ええとこなしやん、と思って、日本で事前に10本くらいプロテインバーを買ってきたいたのだ。合計2,000円くらい。いやー、ちょっと散財しちゃったな、なんて思ってた。

 

PRETというカフェに入る。チェーン店っぽくて、そこらへんで見かける。個人的に海外旅行の楽しみのひとつは、海外のチェーン店に入ること。

 

ローカルな人々の空気がある気がするし、メニューも豊富。外国人が日本に旅行に来て、三つ星レストランよりも日高屋に入る方がツウな感じがする。

 

 

棚からサンドイッチを選び、コーヒーと注文する。野菜と肉が食べられる。スーパーフードだ、そう思うけれど、10年前のパリでも同じような食生活をしていた。資産が5,000万円を超えても、人間性は変わらない。

 

 

これで約1,900円。マジか。たったこれだけで!?コーヒーとサンドイッチだけで!?

 

 

ちなみにこれはこの日の夕食。LEONというチェーン店。空港にもあった。ここのチキンと野菜と米みたいな食事。栄養面は問題なさそう。味も美味しい。

 

タンパク質がなんと30gも入ってるとメニュー表でデカデカと謳われていた。はい、2,600円。エグいっぴ。そう考えたら、プロテインバーって、破格の商品だと思う。

 

 

他にも入ったチェーン店は、アメリカのファーストフード「Five Guys」。大谷翔平が好きなハンバーガーを尋ねられて、ここと答えたらしい。後追いで知る。食べる前に知っておきたかった、

 

 

味は美味しい。ただ特殊な乾燥はなく、「うん!美味い!以上!」って感じ。これで2,800円。値段も大谷翔平レベルか。おむすびの美味しい国に生まれて良かった、って言ってるのに。

 

 

気を取り直して、テートモダン美術館へ。この辺りは今ひとつ理解できていないんだけど、イギリスは美術館はベースが無料で、一部のフロアだけ有料。

 

食費がバカ高いのを、ここで無料にすることで調整を図っているんだろうか。外食費はほどほどで、美術館代が高い日本とはエラい違い。文化資本の差なんかね。

 

 

現代アートを語る上では、欠かせないアンディ・ウォーホル。

 

 

なんか分からんけど、見てて気持ちの良いやつ。

 

 

個人的に一番気に入った、バイクに跨ってる女の子ペア。アジア人の誰かの作品。日本のアニメっぽい作画がエモくて素敵。

 

 

そしてなんと言っても、デュシャン。ザ・便座。意図してアートを作るという姿勢に対してのアンチテーゼとして、生まれた傑作。

 

 

ちなみにイギリスのトイレ。用を足してて、やっと納得が行った。デュシャンの便器って、日本人にはあまりに馴染みがない。TOTOでもLIXILでもないし。

 

イギリス人からしたら、「うーん、小便器!」って、度肝を抜かれたんだろう。イギリス人の、イギリス人による、イギリス人のための、アート。美術館楽しい。これが無料で、コンビニのレジ袋が有料なのがマジで謎。

 

 

そこからロンドン橋へ。ロンドンブリッジズ、フォーリンダウン、という童謡でも有名。冷静に考えると、なかなかはちゃめちゃな歌だよな。

 

レインボーブリッジが陥落、みたいなノリ。と言いつつ、やっぱり橋は美しい。デカい、荘厳。とにかくヨーロッパの建築物は、デカいは正義、を体現している。

 

 

ニューヨークに行った際にも訪れたラフトレード。CDの販売は少なめ。レコードの販売が多い。そしてなぜか、日本の小説が売られているコーナーを発見。

 

 

柚木麻子先生の「ナイルパーチの女子会」を発見。感動。英題は「HOOKED」。釣られている、夢中になっている、ダブルミーニング。技あり。

 

値段はなんと3,000円代後半。僕が来店している間に、一人の女性が手に取り、レジまで持って行く。悩んでる際に、「それ面白いよ」って声をかけたくなるけれど、さすがに自粛。

 

 

イギリスのブランドは昔から好きで、その極北にあたるルイスレザーの本店を見に行く。実はこの旅行に、自分のルイスレザーも持って行っていた。しかしさすがに着るには暑かった。

 

閉店しているけれど、外から見て、一旦満足。

 

 

二日目。35km歩き、時差ぼけ。この合わせ技で、ここ最近で一番快眠。7時間全く起きず。意気揚々とアビーロードへと向かう。ホテルからバスですぐ。

 

と言いながら、全くの反対方向に乗り、途中下車。旅ってこういうもんだから。アビーロードってどこやねん、と思いながら、歩いていると、唐突に発見。

 

 

観光名所なので、人はいたものの、普通に横断歩道を待っている人にも見える。本当に普通の横断歩道。なんの変哲もない。ただビートルズがジャケットにしただけ。

 

そう思うとビートルズのセンスってエグい。旅行前に「英語のジョークで、英語圏の人を笑わせたい」って思ってたので、ここで突如閃く。

 

一人で行動していたので、写真は撮れない。なので、近くにいたビートルズの服を着ている男性に声をかけた。ビートルズの服を着ているくらいだから、通じるだろってことで、「写真撮ってほしい」と依頼をする。

 

「Help!I need somebody!」と告げる。しかし、へえ、という顔をするのみ。通じない。なんでやねん。ビートルズの有名曲「Help」の歌い出しなのに。

 

そこからショップにも訪れた後に、シャーロックホームズ博物館へ。イギリスがスゴいのは、無形商材がとにかく強い。ロンドン自体も金融街で、マネーゲームで資本を産んでいる土地。

 

ロードオブザリング、ハリーポッター、シャーロックホームズなどの小説。ビートルズやオアシスなどの音楽。文化資本で圧倒的な富を生み出している。

 

シャーロックホームズなんて実在していないのに、博物館ができてるんだからおったまげ。無形資産が激強な都市。

 

 

チケットを購入、4,500円。意外と高い。20ポンドくらい。日本円に換算して、毎回ビビる。

 

30分くらい並んで入場。入り口のところには、整備兼客担当の当時の警官の制服を着たスタッフの人が立っている。

 

ホームズが被っている鳥打帽が置かれていて、自由に被って写真を撮って良しとされていた。

 

列で待っていると、中東系の男性が、その警部姿のおっちゃんに「君はレストレード警部かい?」って尋ねていたが、「ほん?」って感じのリアクション。通じていない。

 

ツラい。このスタッフするなら、シャーロックホームズのキャラクターくらい知っておくべきだと思うんだな。

 

 

やっと案内される。コナンの「ベイカー街の亡霊」を思い出す。この時のコナンの映画は良かったなとしみじみ。ロンドンで考えるべきことではないけれど。

 

 

当時のメイド姿のねーちゃんが、マンキンで解説をしてくれる。英語での解説だから、数割しか理解できず。「ジャック!そうです、ジャック・ザ・リッパーなんです!」みたいなところは、妙に刺さった。

 

 

この後は大英博物館。ここも無料。なんでこんな優れた場所が無料で、コンビニのレジ袋が有料なんだ、全く。

 

 

有名なモアイ像。こういう顔の人、いるよね。白Tシャツでこんな感じで乳首立ってる人、いるよね。

 

 

絶対に見るべきとされているロゼッタストーン。これがあったおかげで、象形文字の解読が進んだそうな。

 

ワンピースのポーネグリフなんかを思い出す。「三体」で未来永劫、考えを残すのであれば、デジタルデータなんかじゃなく、石に文字を刻むのがベストってあったな。

 

 

ガチミイラ。スゴい。人間は縮むんだな、と思ったけれど、この当時の人はそもそも小さかっただけかもしれない。死んだ後に、注目されまくる、そんなゴッホをさらに拗らせた人生。

 

 

そこからキングス・クロス駅。ハリーポッターの聖地巡礼。

 

 

やたらと人だかりができている。並んで写真を撮るだけなのに。さすがに並ばずに、ざっと見て通り過ぎる。

 

 

これが壁に埋まっているだけっちゃだけ。しかも正確には、プラットフォームの中で、9と3/4番線に入るんだから、ここが本来のロケ地じゃない。でもそんなん言うだけ野暮。

 

 

その後、ロンドンの本屋や訪問。何店舗か回ったけれど、ほぼ必ずハリーポッターが置かれている。

 

あと日本の漫画コーナーもあったりしてて、デスノートのTシャツを着ながら、漫画を吟味している白人男性もいた。

 

 

村上春樹の作品も英語版で置かれている。なんか感動。フィクションは国を超える。日本の自己啓発本で「〜が9割」みたいなタイトルの本は、きっと海を渡ることはないだろうに。

 

 

そこからナショナルギャラリーへ。ここも無料。

 

 

ここの一室が「007:スカイフォール」のロケ地として使われていることでも有名。ダニエルクレイグもこの部屋にいたのだ。

 

 

ここでQと集合するんだよね。でも配置換えがあったのか、テメレール号の絵は違う部屋にあった。当時現役だった戦艦が、解体されるという悲哀を、老兵になったボンドが自分を重ねているという激エモシーン。

 

 

渋い。良い絵だけど、まだそこまで響かない。だって、俺、まだまだ若いんで⭐︎

 

 

イギリスの観光スポットのひとつであるバンクシー作品。銅像が置かれているところに、この銅像が一晩の間に建ったそうな。

 

一歩踏み出しているけど、そこは虚空。持っている旗が顔に被さって、前が見えない。そんな作品。メッセージ性、あるよね。

 

 

ハイドパークの端っこにも、バンクシー作品あり。この近くに若い黒人男性のチーマー軍団みたいなのがいて、カンナビスをギャン吸いしていた。

 

近くを歩いたら、「Smoke?」と、スヌープドッグみたいなテンションで聞かれるも無視。

 

 

ノッティングヒルにも行く。そう、「ノッティングヒルの恋人」でもお馴染みのところ。というか、その映画でしか聞いたことはない。

 

雑貨店も多いし、オシャレな感じのカフェも多い。大きな通りがあって、そこに屋台形式でとにかく色々な品が売られている。

 

結論で行くと、イギリスではなにも買っていない。なにも。もちろんオシャレなものは、多く売っているんだけれど、そこまで欲しいかと言われると別にって感じ。

 

あとは基本的に高い。円が弱くなりすぎていて、イギリスのブランドのものでも、日本で買う方が安いという現象も起きていたりもする。

 

 

ここにもラフトレードを発見。並べられているのは、泣く子も黙る名盤たち。音楽が好きで良かった、そしてまた音楽をきちんと聴かねばという思いがよぎる。

 

10年前にニューヨークに行って、ラフトレードに行った際は、1万円以上もCDを買った。でも今回は何も買わなかった。

 

CD自体がもうそこまで売られてはいない。サブスク全盛期で、もうそこまで音楽が好きだって人は少なくなったのかもしれない。なんか寂しい。

 

そして昔ほど熱量を持って音楽を聴けていない自分に対しても、なにか寂しさを覚える。CD代は生活費だ、なんて嘯いてたのにね。

 

 

名店ハロッズにも行く。メンズファッションのマネキンがカッコいい。左から二体目がヴィヴィアンウエストウッド。昔にめちゃくちゃハマって、アクセサリーを何個も買った愛すべきイギリスのブランド。

 

この柄ありのデニムジャケットが良いなと思って見たものの、値段は12万円くらい。買えるか、iPad買ってまうわってな感じ。

 

 

革靴コーナーも充実している。ディスプレイされているのを見ると、雰囲気がある。ドクターマーチンのローファーをもっと履いていこう。ドクターマーチンもイギリス、何店舗か訪れるも、オリジナルモデルなどはなし。

 

 

ヴィヴィアンといえば、その一号店にも行ってみた。店の正面には時計のディスプレイがあるが、針が猛スピードで逆に回っている。

 

反逆の精神を宿したブランドなだけある。店内に入り、小物を見るが、日本と品揃えはさして変わらず。

 

店を出る前に、店内を撮影しようとすると、「店内は撮影禁止!」と注意を受ける。ハイブランド然としている。

 

反体制であり、パンクの象徴のようなブランドなのに、そんな決まりがあるなんて、ちょっと残念。カウンターカルチャーも人気を集めすぎると、メインストリームになってしまうんだな。

 

 

そこからハイドパークの端っこにあるケンジントン宮殿に行く。しかし一部改修中だった。でも眺めは良い。ちなみにナショナルギャラリーには、ゴッホの「ひまわり」があるものの、違う美術館に貸しているところだったのでなし。タイミングって大事。

 

 

最後らへんはちょっと時間を持て余し、ホテル最寄りのパディントン駅を散策。リトルヴェニスというスポットを回る。川に船が止まり、レストランになっている。

 

 

旅行の最後の晩は、フィッシュ&チップス。外は明るいけど、これでも夜20時くらい。とにかく日が落ちるのが遅い。一方で冬は16時には日の入りらしい、極端すぎる。

 

あまり食指は進まなかったけれど、一度は食べてみるかってなもんで、注文。これで3,300円くらい。もともとは肉体労働者向けの食事だったというのが嘘みたいな値段。

 

ドイツ:ミュンヘン

 

 

イギリスには火曜日の朝に着き、水・木は一日行動し、金曜日にミュンヘンへ。火水木の時点で、フルマラソン2回分以上は歩いている。

 

金曜日は昼過ぎのフライトのため、朝から空港へ。夕方にはミュンヘンに着く予定が、飛行機の途中でアナウンスが入る。

 

全部英語。むずい。推測するに、気流が悪いっす、予定通りには行かないわ、ごめん、みたいな話。到着時刻になっても、まだ空の上。

 

しばらくして着陸するも、そのまま全員機内のまま。やたらとトイレに列ができている。自分もトイレに並んで、ついでにCAさんに聞いてみる。

 

「ここね、シュトゥットガルト空港、不時着したもんで。天気が良くなったら、もう一回飛ぶから。ミュンヘン空港まで、飛び始めたら30分から1時間かな」、なんと。関空に行こうとしたら、着陸できなかったから、セントレアに一回行きましたみたいなことらしい。

 

しばらく機内待機。モニターもない。持っていた本も読み終えている。めっちゃ暇。結局16時着の予定が、3〜4時間遅れ。

 

さぞかしクレームの嵐かと思いきや、着陸した瞬間、機内には拍手の嵐。前のカップルなんかハイタッチしてた。「あ、無事に到着できただけでラッキーなんか」って、生きてるだけ丸儲けなマインドに変化していく。

 

そこからミュンヘン中央駅まで移動。ホテルにチェックインし、友人と合流。駅近くのドイツ料理屋に入る。

 

 

ビールとチーズやウインナーが諸々乗っかったプレートを注文。結論、あまり舌に合わず。そもそもそこまでビールが好きではなく、ドイツのビールだからグビグビ呑めましたみたいなミラクルも起きず。いつものように麦芽の味がする。

 

そしてドイツ料理はとにかく濃い。食べていてもう満足です、とすぐになってしまう。ビールが進む味付けなんだろうけれど、厳しいって。

 

イギリスと負けず劣らずドイツも物価が高い。ほうほうの体でホテルに戻り就寝。

 

二日目、この日はミュンヘンを散策。イギリスが金融、音楽、フィクションなど形のないもので金を生み出している街だったのに対し、ドイツは質実剛健なものづくりの国。

 

メーカーが強く、シンプルイズベストを体現している。建物にも華美な装飾はない。ミニマル、無印良品と近い世界観。

 

BMWも多く見るし、タクシーやバスはベンツ製だった。日野自動車は影も形もない。

 

 

最初はまずマリエン広場。ミュンヘンと言えばここ。ここにある新市庁舎が最高のスポット。ここを起点に動き回る。

 

アザム教会という個人が建てた教会に行く。内装は完全に持ち主の趣味が反映されている。

 

 

そこから朝食。ドイツ料理を食べた中で、これが一番美味しかったかもしれない。ソーセージをパンに挟んだだけ。こういうのでいいんだよ、の極地。

 

 

デカい教会の中にも入る。ヨーロッパってとにかく迫力のある建物は、軒並み宗教関連。いかにキリスト教の勢いが激しかったのかが分かる。

 

倫理観とか、経済性とか、そういう面からも、きっと今後はこういった大規模な宗教関連の建築物は作られないんだろうな。

 

 

ここでこの旅行で唯一、買い物をする。LAMYのボールペン。Safariというモデル。これはずっと買おうと思っていた。

 

日本で買うよりも1,000円くらい安い。無駄がない。遊びもない。まさにジャーマンメイドって感じ。

 

面白いことに、日本製のボールペンも売られていて、店主の人に話しかけてみると、「日本製の文房具は質が良いよね」と言われる。なんか嬉しい。

 

ちなみに聖地巡礼を気取って、この旅行ではアディダスとプーマのスニーカーを持って行っていたので、その時に履いていたプーマのスニーカーを見せる。

 

店主の娘さんがレジ打ちをしていて、「日本行ってみたい」と言われた。日本は良い国なのかもな、なんて感慨が募る。

 

 

そこから昼食。ドイツ料理はすでにお腹いっぱいということもあり、どうしたもんかとなる。

 

友人曰く「海外で一番ハズレのないメニューは、ベトナム料理、すなわちフォーである」という説のもと、フォーを食べる。

 

確かにベトナム料理って、世界のどこでも食べられるし、間違いなく美味しい。ライフハック。

 

そこからイングリッシュガーデンをうろうろする。昨日までガチのイングリッシュにいたのに。

 

 

アイスバッハという、サーフィンをしている川を見たかったが、工事中のため見ることは叶わず。

 

そこからBMW Weltへ。Weltは世界って意味だそうな。新型BMWがずらっと並ぶ。ここのエリアは無料。BMW博物館というのもあって、旧車のBMWがここで見られる。

 

 

ちなみに有料。旧車にはそこまで興味がなく、新車だけを堪能。バイクも展示されている。グッズショップもあり、見ていて飽きない。

 

 

その後は外に出てミュンヘン・オリンピック公園へ。1972年開催のミュンヘンオリンピックの開催地だそうな。

 

スタジアムがあったり、蜘蛛の巣状になっているアリーナがあったり、291mにも及ぶタワーがある。屋台みたいなものも揃っていて、なかなかの盛況っぷり。

 

 

簡単に一周してから、ホフブロイ酒場へ。ミュンヘンで一二を争う歴史を持つ酒場らしい。結論微妙だったけど。

 

やはりドイツ料理は味が濃い。そしてイギリスもだったけれど、冷房がない建物が多い。景観を崩さないように、室外機をつけたくないんだろう。

 

 

地下にあるこの酒場はとにかく密。そして暑い。料理の味が濃い。そんでもって、店内にいるマーチングバンドがうるさい。まぁ、それが売りなんだけど。

 

バーでオシャレな演奏をする感じとは程遠く、肺活量をフル活用して、本気で吹いてくる。一曲終わるごとに、観客も拍手喝采して、甘やかす。

 

 

人が多い。暑い。音楽がけたたましい。飲酒を助長する空間。ほぼクラブである。定番メニューを食べて、早々に撤退。

 

動き出してみて分かったけれど、ミュンヘンはかなりコンパクトシティ。一日あれば十分散策できる。

 

二日目。ノイシュヴァンシュタイン城へ。

 

これはミュンヘンから、リンダーホーフ城まで行き、そこからノイシュヴァンシュタイン城へ向かうというもの。朝9時のバスに乗り、19時過ぎに帰ってくる。まじで一日がかり。

 

バス移動も長いけれど、景色が雄大で見ていて飽きない。ラテンノリのペドロというガイドさんが延々と話してくれるが、全て英語なので、なんとなくしか意味がとれない。

 

ミュンヘンのオクトーバーフェスはとにかく人が来るよ。時間厳守だよ、俺はラティーノだけど、時間はしっかり守るぜ。自然の中で、蜂がいっぱいいるけど大丈夫、We are friendsだかんね。

 

 

まずはリンダーホーフ城に到着。駐車場から城まで距離があり、自然の中を散歩し、城に向かう。城内は撮影禁止。

 

この城は城主一人が住んでいたらしい。入ったところに召使部屋がある。「いやー、一人が住んでるんだから、ちょっと小さいんですね」と、ガイドさんがジャーマンジョークを言っていた。

 

その後に、再びバスに乗って、ノイシュヴァンシュタイン城へ向かう。まずは到着して、昼食を食べる。

 

 

かなり食べやすかった。しかしマジで蜂が多い。

 

 

その後、近くを散策。黄色い城を見たり、アルプ湖を眺める。

 

 

ショップにはキティちゃんが売られている。ワールドワイドだ、可愛い。

 

そこからノイシュヴァンシュタイン城へ。有料のシャトルバスで、城付近にある駐車場まで移動。

 

城に入る時間は決められていて、そこまでまだ時間があり、マリエン橋というスポットに行ったら良いんじゃねと言われる。

 

うねうねした山の道をひたすら並ぶ。なんでこない並ばないかんねん。所詮は橋やないか。しかし城に入るまでは、まだ時間があり、仕方なしに並ぶ。

 

 

山間にかかったシンプルな鉄橋。ちんさむスポットではあるものの、そこまで興奮するものかと思い、順番を待つ。眼下には滝壺が広がる。

 

この写真の左手は山肌があって、先が見えない。橋の上に立って分かった。山を抜けて、左手を見ると、かくも絶景なのである。

 

 

思わず声が出た。写真撮った。帰国して、この文章をパソコンで打ってるんだけど、そのパソコンのデスクトップ画面にもした。

 

ここが今回の旅のハイライトだったと思う。走馬灯で絶対に、この城が出てくる。写真って、実物の素晴らしさの一部しか切り取れないんだな、などと感じてしまう。

 

絶景って生で見るからこそ絶景で、写真で見たら、所詮は風景なんだなって思う。写真は本物を越えない。これがこの旅の学び。

 

そこから城へ入る。手間取ったのと勘違いをしていたこともあり、入場時刻が10分ずれる。城内は撮影禁止。

 

日本の城は軍事要塞であるにも関わらず、この城はあくまで居住用。部屋ごとのテイストがバラバラ。ここはバロック調、ここはゴシック調、床だけ仏教テイスト、みたいな。

 

好きな戯曲の絵を描かせた部屋もあったり、今で言う「推し活部屋」みたいなところもある。

 

一番意味分からなかったのは、一部屋が洞窟になっていたところ。戯曲のとあるシーンをモチーフにしたかなんかで、岩肌が部屋いっぱいに広がる。

 

城内の部屋にまとまりはなし。俺が考える最強の城!ベストアルバム!みたいな勢いで作った感じ。そもそも200年前の城なのに、外観がやけに中世というのも、城主の趣味らしい。

 

しかし半年住んだくらいで、諸々あって、違う城に幽閉されて、変死を遂げたそうな。かわいそうに。

 

ただそこから、城を出ると、集合時間の25分前。バスを乗り継いでも、30分かかる。あれ、遅刻確定か、と焦り出す。

 

バスは20分に一本。最短のバスに乗っても、5分遅刻。しかしそのバスが満席になり、強制的に次のバスへ。遅刻は25分に。

 

一緒にいた友人は、パスポートなどを入れたカバンを車内に置いたまま。テンション激下がり。何を言っても、反応が芳しくなくなってしまった。

 

次のバスで麓におり、集合場所へと猛ダッシュ。結果、間に合った。ペドロが外で待ってくれていて、思わず抱きついてしまう。

 

「日曜日はバスが一杯になるのさ、遅れることもあると思ってね」とのこと。愛してる、アミーゴ。バスに乗ると、ほぼ全員が集合済み。拍手をして迎えられる。

 

アジア系の夫婦の奥さんが結局戻ってこなかったみたいで、旦那さんだけ降りて出発。思えばフライトスケジュールがある人もいるので、間一髪だった。

 

 

夕食はイタリアン。日曜日だけれど、意外と店は空いている。そしてピザがバカでかい。値段は3,000円程度。ピザは日本とそこまで値段が変わらない。

 

隣にニューヨークから来た老夫婦がおり、四等分することを「BMWカット」、三等分することを「ベンツカット」と言うと、そこそこウケた。

 

オーストリア:ザルツブルグ

 

 

ミュンヘン三日目。友人はフライトの関係で、ここでさようなら。

 

さて、どうしたものか。ミュンヘンの行きたいところは、あらかた回ったしな。そう思って調べていると、オーストリアの第4の規模の都市ザルツブルグまで、電車で片道2時間とのこと。

 

「今回の旅行はどこに行ったの?」と聞かれて、「イギリス、ドイツ、あーんど、オーストリア!」と回答できるのは、かなりイケてる。

 

チケットも往復36ユーロ。乗り換えなし。そうして、朝に電車に乗り、昼前後に到着。オーストリアにおける京都的なポジションみたい。

 

景観を崩さないように、広告は控えめ。モーツァルト生誕の地なので、街全体でモーツァルトを押し出している。

 

 

至る所にモーツァルト。ポップアイコン然とした佇まい。

 

 

レコードショップもあり、ロックやポップスが並ぶ。クラシック音楽に負けずと頑張ってほしい。

 

街からアルプス山脈が見える。ここは塩の貿易で栄えた街らしく、ソルトからザルツブルグという名前も来ているらしい。

 

 

ただ塩関連の店はなく、オーストリア発祥ブランドであるレッドブルショップを発見。勝手にアメリカのブランドだと思っていた。

 

 

サウンドオブミュージックの舞台となった、ミラベル宮殿を巡る。観たことないけど。かなり綺麗な庭園。

 

 

ここはかなり人で混み合っていた。日本人はほぼ発見できず。

 

 

一番栄えているゲトライデ通り。名前がいちいちかっこいい。雑貨やファッションの店が多い。

 

スイスの時計ブランドスウォッチを発見し、店に入るも、日本よりも値段が高い。為替の影響を受けまくってる。

 

 

レジデンツ広場。オシャレである。広場が観光名所になるって、日本にはない魅力かもしれない。

 

 

そこからホーエンザルツブルグ城へと向かう。ケーブルカーで登る。列に並んでいる時に、ドイツ人の子供にまじまじと眺められる。

 

そんなにアジア人が珍しいか?って聞きたかった。この城はきちんとした軍事要塞で、華美な装飾はなし。大砲とかも置かれていた。

 

 

城からの景色も美しい。街を一望できる。夜景とかも観てみたかった。

 

 

奥にあるのがアルプス山脈。川があり、山がある。自然が豊かな街。

 

 

どこを歩いても、どこを写真に撮っても、サマになる街だ。かなりこじんまりとしていて、半日で回れる。

 

 

ここで唯一の食事をする。店員さんが金髪でめちゃくちゃ背が高い女性。顔のパーツも大ぶりで、アンジェリーナジョリーを彷彿とさせる。

 

 

街中の広告。法外な値段をしてやがる。誰が住めるねん。

 

そうしてミュンヘンに帰り、マクドナルドへ行き、最後の晩餐を済ませ、日本へ帰宅。

 

毎回旅行が終わると、思うこと。今回行ったところは、この生涯で、もう一回訪れることはない。他に行くべき場所は多くあるし。

 

他愛ない話をした人たちとは、もう2度と会うことはない。それぞれの人生を生きるのだ。

 

電車で向かいに座って、アルプス山脈を教えてくれた時に、富士山の写真を見せて目を丸くしてくれた、あのマダム2名とも、もう会うことはない。

 

やっぱり旅行は良い。どんなに遠くてもたどり着けるという無限の広がりを感じるし、自分が触れれる場所や人には限りがあるという事実も突きつけられる。

 

楽しいけれど、どこか物悲しい。最高の旅行だった、本当に。

  • この記事を書いた人

ブロ豪(コルレオーネ)

文豪ならぬ、ブロ豪|関西出身、独身アラサー|資産5,000万円突破|ABEMA primeに出演、ひろゆきとも討論|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|

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