結婚したくない、育児なんてもってのほか。お手本がない人生を生きてる。

・結婚したくないけど、批判される
という人にむけて書きました。

大事になってくるのは好奇心。人生に分かりやすいゴールがない、であればプロセスを楽しむしかない。
どこに向かっているかじゃ重要じゃない。ただ自分が進んでいるという事実にのみ意味がある。
お手本がいない人生を生きている
そもそも日本人は前例がない
常日頃からの僕の悩み。これからの人生をどう生きていくべきなのか。この答えが全く出ない。

そんな人は教えてほしい。小学校の時にZ会をしていたのは僕だけだった。聡明な子だともてはやされた僕でも、全く答えが出ない。
そもそも日本人というポジションも、僕の悩みに拍車をかけてる気がする。
日本は好きだし、住みやすい。清潔だし、治安は良いし、サービスのレベルも高い。しかし課題がない国ってわけでもない。
そもそも日本は超高齢化社会。2021年での国ごとの65歳以上の人口比率の割合、このランキングが以下。
1位 | モナコ | 35.97% |
2位 | 日本 | 29.79% |
3位 | イタリア | 23.68% |
4位 | フィンランド | 22.89% |
5位 | ポルトガル | 22.56% |
一位はモナコなんだけど、人口は4万人弱。なので一旦無視。
人口が多い国で見た場合、日本は圧倒的に高齢者割合が高い国なんだな。2050年には高齢者の割合は、なんと42.6%とも言われている。

日本の歴史は面白く、敗戦国から脅威の経済成長を遂げた。1980年代には、世界のGDPに占める日本の割合は約10%。
しかし現状の割合は約5%と半分に。経済も停滞期に差し掛かってる。円もやっすい。
国の栄枯盛衰を一心に体現しているのが我らが日本。ここまで極端な国はなかなか世界でも類を見ない。
日本はお手本にすべき国がない
急激な経済成長のお手本にされることもある日本。そしてそこから経済低迷や、少子高齢化問題の前例にもなってる日本。
最先端をひた走るのは良いことではあるんだけど、デメリットもある。それは参考事例がないこと。前例がない。
迷えば普通先人に問うが、こちとらとっくに前人未到さ。誰も教えてくれやしない。
一度隆盛を誇った後の経済の停滞をどう盛り返すのか。超高齢化社会をどうサバイブするのか。誰も答えがない。
でも僕らが成功しようが失敗しようが、参考事例として使われて、後に続く国の施策の礎になるはず。越えていけ、屍を。
日本は前例がない状態で走っている。となると日本国籍を持っている僕らも、お手本にすべきロールモデルがない。
カースト制度もないから、どんな職業にだって就ける。ある程度の雇用も約束されている。社会的インフラも整っているし、ネットだってほぼ全員利用できている。
僕らはどう生きても良い。思い描く人生を実現できるカードは揃っている。でもその人生を思い描けていない。
なんでもアリは、なんでもアリで、難しいのだ。なんでもアリは、モハメド・アリくらい強敵。
予測変換の人生はイヤだ
マイホーム、マイカーなんていらない
日本のヴィジュアル系バンドで、MUCC(ムック)というバンドがいる。
「フォーリングダウン」という曲の中で、「予測変換の人生」というワードが出てくる。この単語すっげぇ好き。言い得て妙。
今の日本って、めっちゃ円安だし、賃金は30年くらい上がってないし、「普通の人生」が普通じゃなくなってるのに、ライフスタイルは変わってない。
猫も杓子も、予測変換の人生を送ってる。ゲームの難易度は上がってるのに、同じプレーでハイスコアを出そうとしてる。厳しいって。
- 結婚
- 育児
- マイカー
- マイホーム
この4つのスタンプラリーを、愚直にみんな守ってる。人生100年時代なんて言われているのに、僕より年下の20代の時点で、この4つをすでに達成してる人も珍しくない。
別に誰にも命令されているわけではないものの、なぜか強制されている感じがする。同調圧力ってやつか。
ケチ偏差が開成高校レベルの僕。新入社員の頃に、部署の人が結婚した際に、「融資でお祝いの品を買いましょう、賛同してくれる方でお金を出しあいます」と、職場のお節介ババアから連絡メールが来た。
無視。気づかないふりを決め込む。後日に「え、そんなんあったんですか!見落としてたなぁ!」と言おう、心に決める。
しかしそのお節介ババアに、「メールを見落としてると思うんだけど」と声をかけられる。Noって言いづらい、というか言えない。この感じ。同調圧力は、増税の次に嫌いだ。

この思いはずっと揺るがずに自分の中にある。「少子化が進んでしまうやん」と批判が来たら、中指を立てたい。
「うるせぇ!子育てしてる人だって、別に「少子化を食い止めなければ」って思ったから産んでるわけではないやろ!」って言いたい。
分かる人には分かってもらえると思う。でも全くピンとこない人もいると思う。
戦後から続く価値観に逆張りなう。王道の対義語は覇道。そう、僕は覇道を今日も邁進している。
お手本がいないってことは、即、オリジナル
50年前のレシピ本。現在のレシピ本と圧倒的に違う箇所がある。どこが違うでしょうか?

大家族が主流だったのが、1人暮らしや夫婦の2人暮らしがメインに変わってきた。時代の変化を感じる。
きっとここからは、僕のようなライフスタイルが主流になる。結婚?子育て?時期に亜流になるやん?
「人と同じファッションはイヤ!」とか、「街中で服がかぶっているとめっちゃ恥ずかしい」と言っていた友人たち。10年も経てば、人と同じように、結婚し子育てをしてる。
先進国では、ある程度の経済的な余裕のある人の大多数は結婚という選択肢をとってきた。ここのサンプルは数多くある。
しかし最初から結婚という制度を小馬鹿にしている人たちのサンプルは少ない。お手本がいない。
人生で何をしたいか分からない。一方でしたくないことだけは、やけにはっきりとクリアに、見えてしまってる。
ただ禍福は糾える縄の如し。なんでも表裏一体なのだ。お手本がいないってことは、どう生きてもオリジナルになれる。
ロールモデルのいない人生をおくるために
すべきことは積み上げ
ロールモデルはいない。僕の人生にゴールはない。目標はない。目指す姿もない。
強いて言えば、FIREしたいってくらい。しかしこれが最終目標ではない。
だってFIREできたとしても、その時間をどう過ごすのかが重要だから。時間の選択肢を、仕事から、新しい何かに変える。結局は選択の問題なのだ。
仕事には〆切がある。だからスケジュールやすべきことが決まる。
受験勉強だってそう。いつの時期に、どんなテストを受けるかははっきりしてる。だから逆算して、単語帳を覚えたり、問題集を1日に5ページするとか、過去問を解くとかするべきことが決まる。
しかし目標がないと、逆算ができない。ここが最も難しいところ。結婚もする気がないから、恋愛だってしたい時にすれば良い。

逆算は無理。目指すゴールという前提がないんだから、もう仕方がない。
となるとできることは、逆算の逆、算。正確には、逆算の対義語は、積み上げ。
ToDoリストはシンプルである
やるべきことをまとめました
結婚する気がない。育児をする気のない、意気地なし。マイカー、マイホームに中指を。定年まで会社勤めは無理ぽ。
そんな僕のような、ニュータイプの腰の引けた同士たち。すべきことは積み上げ。


- 部分的なロールモデルを探す
コミュニケーション能力や、仕事の処理能力、見た目など、パーツごとのお手本を見つける - とにかく健康でいる
健康状態であることは、絶対的に正しい - 体力をつける
体力がないと、人生の可能性は狭まるだけ - 好きな人の側にいる
家族、恋人、友人など、親しい人と定期的に会う - 好奇心を大事にする
好奇心が消えたら、青春が終わる - 経験の総量を増やす
年間に30個は、新しい体験を
好奇心を維持するのが一番大切
起点になるのは好奇心。好奇心を枯らした大人は生きている屍。生きてても仕方ねぇ。
新しい経験を積むにしても、好奇心がないと始まらない。部分的なお手本を探すにしても、興味が湧かないと難しい。
やらないといけないことや、日々のルーティン以外を、行おうとすると好奇心は不可欠。新しい発見、新しい体験、「新しい」という形容詞がつくものは、すべからく好奇心がガソリンになる。
好奇心を満たすために行動する。そのためには健康でないといけないし、体力が必要という流れ。
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30代こそ体力をつける。体力がないと、人生はつまらないまま。
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買った観葉植物には水をやる。車を買ったらメンテナンスをする。スーツはクリーニングに出す。
同じノリで、好奇心には、定期的に栄養を与える。時間もお金も好奇心のために使う。



好奇心は人生の満足度向上のための必須アイテム。誰もが持っているけど、ないがしろにしている人が多い。
気になる本があったら、買ってでも読む。興味が出た飲食店には寄ってみる。行ったことのないところには行ってみる。金と時間をケチってはダメ。
プロセスを楽しむしかない
ゴールまでの道のりがすべて
ゴールがない、積み上げ式で、おれは行く。こうなるともうプロセスを楽しむしかない。
どこに向かうのかに意味はない。ただこの道を進んでいるという事実だけが重要である。
プロセスを楽しむ。考えようによっては良いかもしれない。ゴールがないってことは、燃え尽き症候群にもならないかもしれない。
目標を達成した後の虚脱感もない。ドラマを観終えた後のロスった感じもない。
ただ進んでいる過程を楽しむ。それでええやん。
可能であれば、終わらないレベル上げに挑みたい。FIREもそうで、お金の勉強やマネーリテラシーをつけるのは終わりがない。
ブログだってそうで、ライティング能力の向上には果てはない。
人生に目標がないからと言って、SNSをダラダラみるだけのような消費活動に全振りするのはオススメできない。
生きる目的が分からなくなり、たぶんメンタルがおかしくなる。
ここからの人生、気になることをやってみる
色々書いたけど、ここから先の人生は、とにかく気になったことはどんどんやっていこうと思う。
その結果ハマらなくても全然OK。将来「もっと若い時にやっておけば」という後悔を避けられるだけ良い。
それに好奇心を満たしていれば、いつかデカいヒットもあるはず。
- ラップのフリースタイルバトルに出る
- ダンスを習う
ジャンルはHIPHOP - ファイナンシャルプランナーの勉強をする
- 自炊スキルを高める
- ジムに契約をして、筋トレを始める
- キックボクシングを習う
- 猫を飼う
- ホワイトニングをする
- 眉毛のアートメイクをする
他にもあるけど、ここらへんをやってみたい。

そんな意思表明。
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 結婚も育児もしない人生はお手本がない、自分で決める
- 好奇心が原動力、そのために健康になる努力をすべき
- ゴールがないなら、プロセスを楽しむ
サラリーマン生活をより豊かにするための情報に特化し、ブログの記事を投稿しています。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めております。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!