会社員コルレオーネBLOG

日本語ラップに人生を狂わされた見た目はペンギン、中身はサラリーマン

RHYMESTER(ライムスター)は30周年!京都のライブハウス「磔磔」にて最高のライブを堪能した話!

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30年、長いですね。 その長期間活躍を続けているのが、日本語ラップの先駆者RHYSTER(ライムスター)。何を隠そう、僕も大ファンです、というヒップホップヘッズでライムスターが嫌いな方なんていないのでは!?

 

2019年はライムスター30周年、記念ライブに行ってきました。
47都道府県ツアーという面白い趣向で、1年かけて日本中を回るというもの。 僕が参加したのは京都のライブハウス「磔磔」

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ライムスターは留年を癒してくれた

僕とライムスターの出会いは、5年ほど前。きっかけはライムスターのMCの一人である宇多丸のラジオでした、もっと言うと映画評論コーナーかな。

 

僕は当時大学3回生、もっと言うと2回目の3回生でした。(必修単位を落とし留年、父ちゃん母ちゃんごめん) 大学生なんてとかく暇なもの、春休みや夏休みなどの長期休みでいかに楽しく過ごすか考えて映画に出会いました。

 

訳も分からず映画を見ていた時に、指針となってくれたのが宇多丸の映画評論コーナーだったのです。 「シネマハスラー」から「ムービーウォッチメン」にコーナー名を変えた頃ですかね。

 

最初はラジオから入るというたぶんレアパターンでしょう。笑 出会いに関しては、過去記事もあわせて見てください。 

www.bit-corleone.com

 

ライムスターの凄さは、30年も音楽を続けているところ。 しかも、日本においてラップを30年も続けているというところ。

 

30年前日本でラップという音楽は全くメジャーではありませんでした。 ほとんど誰もしていなかった頃、「先駆者」として活動したのがライムスターだったのです。

 

今のラップにつながる基礎を固め、なおかついまだに最前線でしているのです! ここがすごい、どの分野でも創始者が先頭を走り続けるなんて有り得ない!

 

新しい技術や革新的な発明がされて、やがて淘汰され若手の礎になるのが基本的ですが、何というタフネスさ!
曲やアルバムを聴いていれば分かりますが、すげぇ頭を使って作っているんです!
たゆまぬ工夫や改善を行い続けていると。 勢いじゃなくて、ロジカルに頭を使って言葉を選び、腕を磨きラップをし続けているのがライムスターの凄いところ。

 

全員早稲田大学卒の高学歴、日本語ラップをけん引しているのは実はギャングスタではなく、努力を惜しまないインテリ集団だったと。

京都「磔磔」にて30周年ライブ!

時は12月頭、京都にて。 地元奈良の公演には当たらず、お隣りの県まで出張。 京都の「磔磔」というライブハウス。 これで磔磔(たくたく)と読むらしいです。 てっきり「さんさん」だと思っていました、美空ひばりの「愛燦燦(あいさんさん)」の字面に引っ張られていましたね。

 

「磔磔」はこのライブで知ったのですが、かなり歴史あるライブハウスみたいで、2019年で45周年!! 数々の由緒あるバンドもライブをしていたことがあるようです。

 

ちなみにヒップホップシーンで他には、THA BLUE HARB(ブルーハーブ)もライブしていたようです。 なかなか硬派なセレクション、渋い。

 

見た目は完全に古民家なんですね。 由緒ある酒屋さんみたいな感じです、隣に普通のマンション建ってるし。

 

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ちなみにこの時は、12/1(土)にライムスターのライブ。
12/2(日)MCバトルイベントであるSPOTLIGHT(スポットライト)を観戦というかなり寄った休日でした。笑

 

ちなみに、優勝は青森県出身の今乗りに乗っている若手MCのAuthority。 めちゃめちゃうまかった、マジで今後のバトルシーンの中核を担うんじゃないかな。

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そして、バトルに参加していたラッパ我リヤのMr.Qにサインもらいました!!

 

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www.bit-corleone.com

 以上余談。

 

まず、京都の河原町である大浴場のあるカプセルホテルに宿泊。 京都に泊まり、次の日に大阪味園に行くという家に帰りたくないプラン。
一足先にチェックインし、ライブ前に入浴し、サウナ・水風呂を嗜み身を清めて挑むという。笑 そこからライブハウス「磔磔」へ。

 

外で待つこと数10分、スタッフの方が荷物預かりの案内をしていました。 「中はかなり厚くなるから、薄着の方がいいですよ!」とのこと。 いぶかりつつもその言葉を信じ、預ける僕と連れ。

 

待っているうちに、続々と観客が現れる。 年齢層は高め、20代は僕らとあと数人くらい。 女性もかなり多い、ヒップホップのイベントではかなり珍しいことですこれは! しかも別にちょい悪とかな感じでもなく、品の良い人が大半。 ベテランになるとファン層も変わってくるのか。

 

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会場前には、物販と一台のバンが。
このバンのナンバープレート見ましたが、神奈川ナンバー! 絶対これで全国回ってるやん! リアルグラキャビですよ!!笑

 

www.youtube.com

 

ライブはとにかく最高でした。
ライムスターのライブはこれが3回目なのですが、毎回終わった後心底「あぁ、ライムスターが好きでよかった。日本語のラップが好きで良かった」と実感できます。

 

1曲目は最新曲「待ってろ、今から本気出す」。
そして、コンセプトはやはり30周年。
ここから徐々に過去にさかのぼります、つまり最新アルバムから順に古いアルバムまでさかのぼっていくということ。

 

アルバムからチョイスした曲を1,2曲披露し、また古いアルバムへと。
宇多丸曰く「47都道府県でライブしてるけど、全く同じセットリストは一つもない」とのこと。 何たるサービス精神・・・ 一回しか参加しないこっちが申し訳なくなるレベルです。笑

 

Mummy-D曰く「50曲くらい歌えるように頭に入れている。」とのこと。 しかし、驚くべきはファンのレベルの高さ。 ほぼ全員がライブでした全曲を完璧じゃないにせよ歌えるっていうね。笑 勿論僕もですよ。笑

 

しかも、めっちゃ良いなと思ったのが誰一人としてライブ中にスマホで動画をとらなかったこと。 他のヒップホップイベントじゃ有り得ないですよ! みんな撮りまくってるもん、このファンの質の高さ、大人具合たるやですよ。

 

遡ったのはアルバム「グレイゾーン」まで。 たぶん今のDJであるDJ JINが参加してからを振り返ったんですかね。

 

そして、毎度のことながらMCが面白い。 やはりラジオパーソナリティを長年していると伊達じゃない。 ライブのMCってよくよく考えると、そんなに面白くないのがほとんですよね、言っちゃなんですが。笑

 

好きなアーティストが話しているのを生で聞けるだけで嬉しいってテンションで聞くから下駄はかせちゃってんですよね。 しかし、やはり喋りで金もらってる男は違う。 さすがです、客いじりや物販紹介も全く嫌らしさ無し!笑

 

ちなみに、ワーストMC賞は電気グルーブの石野卓球にあげたい!!
ライブは最高なのに、MCが本当にひどい。笑
2018年のらライブでピエール瀧がまだ捕まる前。 最初はみんな笑ってるのですが、だんだん愛想笑いもなくなるという。

 

見たことあります??笑

 

ライブでMCしてて全く愛想笑いをしない時間が続いた光景を!!笑

 

トータル1時間くらいは一人でしゃっべていました。 ピエール瀧がコカインで逮捕されたとき、僕思いましたもん「卓球じゃないんだ」って!笑

 

以上余談でした。

師匠宇多丸と話した!

ライブが終わって、やはり感動。
そして、磔磔というライブスタジオの特性上でしょうが、1階はライブハウスワンフロア。 2階が楽屋、2階から1階に降りてきてそのまま壁に沿った通路を通りステージへ。

 

しかも、通路と言っても少し柵があるだけで簡易的なもの。 僕はライブ終わる瞬間に柵の付近まで移動し、その時を待ちました。

 

ライムスターがステージから退場する時に再びその通路を戻るその瞬間を!!
来ましたその時が、来ましたライムスターが!!!

 

Mummy-D、宇多丸、DJ JINの順に退場。
3人とも触れ合うことができました、なんて日だ! 特に、宇多丸なんてまず握手し、「ありがとう」と心からの伝達。

 

そして通り過ぎた後ろ姿に「ラジオ聴いてます!」と言うと、大勢のファンが目の前にいるにもかかわらず、、、、

 

僕の方を振り返り目を見て「ありがとう!」と一言!!

 

うおぉぉぉぉ、主に聞いているのが映画評論だけなんて言えねぇえええ笑

進化を止めない人間でありたい!

ライブ中にもひしひしと感じたのがライムスターの凄さは何と言っても、「先駆者たる自負」。 これはここ10年様々な楽曲でも歌っています。

 

自分たちが引っ張て来たヒップホップシーンだし、今後も引っ張っていくんだと。 いまだに心に成長痛を感じている進化をやめない稀有なグループ。

 

最後に僕が好きなMummy-Dのリリックを載せます。
「Born To Lose」という曲で、ヒップホップが普及していなかった頃から今に至るまでこう表現しています。 やっぱ世界一かっこいいおっさん達です、本当に。

 

誰もが言った
「止めときな、坊や
それは海の向こうの一過性のジョークさ
東の果てで恵まれてきたお前にゃ
真似る資格すら無いスポーツさ」

君は正しい 但し、正しかったがより正しい
今じゃあっちからこっちから
どっちからともなく聴こえてくるそれは
あの日のお前が馬鹿にしたそれだ
しかもルーツはこの俺だ

 

ではでは!