HIP HOP 音楽

SEEDA(シーダ)はバイリンガルラップの元祖!名盤「花と雨」を聴け!

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

SEEDA(シーダ)、日本語ラップにおいて英語のライミングを違和感なく取り込んだ立役者!
キングギドラが日本語でラップをするという土壌を耕したのが、1995年。
名盤「空からの力」のリリース年です。

そんな中、英語でも巧みにライミングする猛者が出てきました。
それがSEEDA!

最近はあまりアルバムを出していませんが、シーンを理解するうえでは欠かせない人物。
CHECK IT OUT!!! 

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(転用元:http://p-vine.jp/artists/seeda)

大見出し

SEEDAの経歴は帰国子女。
小学校から中学校の途中までは、イギリスで生活していました。
いいですね、そりゃ英語のラップもしますわなって感じ。

本人もインタビューで言っていましたが、最初フリースタイルは英語でしていたとのこと。

ソロで活動をスタート、後にヒップホップグループSCARSに加入。
SCARSは川崎市をレぺゼンしているグループ、BAD HOPの地元の先輩って感じですね。

SEEDAの経歴については、ざっくりですがここらへんで割愛。

SEEDAを知ったきっかけ

「Whoa」カッコいい!!

 

僕がヒップホップにはまった頃(2014,5年頃)はSEEDAがソロで新作を出していない時期。
偶然に聴くみたいな機会もありませんでした。

高校生ラップ選手権で出場選手が、インタビューで影響受けたラッパーの名前で「SEEDA」をあげていたとかそんなのもあり、何となく、名前知っていたくらい。

そして、その後、Youtubeで「Whoa」という曲を聴きました。
とにかく言葉を詰め込みまくり、攻撃性高過ぎ、一気にくらいました。
ここで、かっこいいなとはなったのですが、アルバム聴くに至らず。。。
こういうケース我ながら多いな。。。笑

 

youtu.be

「ラップスタア誕生」でうーん・・・

 

その次にSEEDAを見たのが、「ラップスタア誕生」
アベマTVのコンテンツで、平たく言えばラップのオーディション番組。
その審査員の1人がSEEDAでした。
応募者のラップ音源聴いて、辛口のコメント発したり、「僕は好きじゃないですねー」とか言ったり。
この時に、「自分がなんぼのもんじゃい」などと思ってしまって、印象は正直良くなかったのです。。。

晋平太の方がカッコいいのか!?

 

自分のその認識を決定づけてしまったのが、晋平太とのアカペラバトル
この動画有名だと思うので、観た方も多いはず。
5分間ビートなしのアカペラ、しかも2本勝負。
うーん、無音で計10分は地獄やん。
韻踏合組合が主催するスポットライトの決勝戦でも、アカペラバトルはありますが、あれでも1分だもんな・・・

この時、先行がSEEDA、後攻が晋平太。

 

youtu.be

この戦いでの見どころは、正直晋平太。
ひいてしまう位テクニカル。
いやー音なしでもこんなにいけるんやって、ここまで韻を踏めてしまうのかっていう。

しかし一方、SEEDAはあまり奮わず。
「SEEDAって、結局あんまりなラッパーなのかな」って思ってしまったわけです。
まぁ、実際聞いていて面白くてついわらってしまう場面もちょいちょいあったんですけどね。笑

でも、「花と雨」は超名盤らしい!

 

しかし、先日購入したMUSIC MAGAZINEの日本語ラップのランキングを見た時にびっくり!

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SEEDAの代表作と言われる「花と雨」が2位になっているではありませんか!
このタイミングで、そう言えばちゃんとアルバム聴いたことなかったな、と気付くいたのです。(遅い)
そして、購入!
いやーミーハー心満載で恐縮です。笑

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「花と雨」を聴いて

一曲目「ADRENALIN」からいきなり食らいます!
まずビートが最高。
これは確か、フリースタイルダンジョンで9forとFORKのバトルで使われてたビート。
かっこいいです!

 

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そして、そこにSEEDAのバイリンガルラップが炸裂!
英語の発音もナチュラルで嫌みがない、そしてそこまで早口ではない。
全体通して聴きとりやすい!

 

今回は倍速はやめようと思ったし、日本語の率のなるべく増やそうと思った。

 

とインタビューで言っていました、ふむふむ。

そして、タイトルにもなっている「花と雨」も絶品です。
SEEDAが亡き姉にささげた曲。

こういう曲って無条件にグッときてしまいますなー。
K DUB SHINEの亡き父に捧げた「不思議じゃない」とかもそうですね。

あと、アルバム全体通じてかなりスキルフル!
かなり脂が乗っている時期なんじゃないでしょうか。

このアルバム作成時の2006年のインタビューで、SEEDAは次の様に言っていました。

 

ここ2〜3年はイリーガルだったり、下手したらチェーン付けてたらヒップホップみたいな風潮があると思うんですよ。
SCARSもそうなんですけど、自分らが作った負の遺産みたいなのを払拭したかった。
それがヒップホップではないわけではないじゃないですか。
もっといろんなタイプの人がラップするべきで、いろんな人が増えて行ける様にしたい。

 

花と雨

花と雨

 

まとめ

最近あまり新曲・新譜を出していませんが、SEEDAは間違いなく最重要人物!

今のヒップホップを形作っている重要なMCなのです。
まぁ、僕は完全ににわかなのですが笑

しかし、自分でディグるってのは大事ですね。
SNSでの発信がダサいとか、メディアでの発言がダサいとかそんなラッパー割といます。
(結構、Zeebraもヤバいかも!?)

しかし、ひとたびマイクを握らすと鬼神の如きラップをするわけです。
なので、偏見あっても実際音源聴くのってすごい大事だなぁと。

SEEDAアルバムで考えれば、群抜きの上手さとスキルです!!
ヒップホップもっと詳しくなりてぇー笑

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