恋愛についてのアンケートや、コラムなどで必ず出てくるNGな男性の特徴。
その中でも、四番打者が「店員さんに偉そうな男」。
腰が引けて、下から攻める方が得意な僕からすると、「そんな奴って本当にいるのか?」の感覚。
実際、カフェや居酒屋さんで見た事はない。ですが、毎度ランクインする時点でやはり一定数はいるのでしょう。
しかし、会社で非常に横柄な態度で、注文をしてくる人は結構いるんです。そこで気付きました。

カフェや居酒屋にとどまらず、この社会全てで通用する法則を見つけました。それは、「下の立場の人と接する時にこそ、その人の本質が出る」ということ。
なぜ、こういうヤバい奴はいるのか?こういうヤバい奴は、どんな心理なのか?考えてみました。

・上の立場の人に、意味もなく偉そうにされた事がある
という人にむけて書きました。
記事の前に自己紹介!

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店員さんに偉そうにする奴は見た事はなかったが・・・
女性からのNG項目の常連、モテなくなるポイントの王道。すなわち、店員さんに偉そうな態度をとるという行為。
これ、実際に言うとあまり見たことはありません。居酒屋でベロベロになったおじさんが、店員さんにウザい絡みをしているのは何度かあります。でも、これはちょっと別物な気がする。
田舎の出身で、今は東京在住ですが、今まで露骨にそういった行為をしている人は出会った事はない。さすがに、店員さんに偉そうな態度を取るのはダサいと気付きみんな自粛し始めたのかもしれません。

くらいに思っていました。しかし、違うのです。
店員さんに偉そうな態度をとるというのは、あくまで1つの現象に過ぎません。「店員さんに偉そうにする様な人間性」の人間は、実は山ほどいるのです。
この事実に気付いたのは、今の会社に入社してからでした。
社会人になると、偉そうな人・横柄な人はびっくりするくらいいる!
僕の会社にはヤバい人がいっぱいいた
まずは、簡単に僕の話から。僕の会社は、特に営業の力が強めなのが特徴。
つまり、会社の中で、部署ごとのヒエラルキーが決まっているんです。営業が偉い、そうでない部署は偉くない、こういった価値観。
僕は入社時から人事・総務部。つまり、入社してから今までずっと下の立場の人間というわけです。
人事・総務部、経理部、財務部、システム部、広報部、業務改革部などは本来「間接部門」や「管理部門」や「コーポレート部門」などと総称されます。
しかし、僕の会社では「営業になれなかった奴ら」などと裏で言われいるといった有様。
メインが営業で、それ以外の人たちという扱い、何とも理不尽。笑 また、営業でうまくいかなかった人達が営業でない部署に島流しにされるケースも多く、完全に舐められているんです。
とりあえず、これが今から話すことの前提です。
会社の中にいる高圧的な人
人事・総務部となると、社内からの問い合わせが非常に多いんです。出張経費の話や、人事制度、産休・育休、有給休暇に関してなど色々と質問が来ます。
問い合わせがくるのは、主に営業の人達から。その中でも、色々なタイプがいます。
丁寧な言葉使いで質問してくれる人、「お忙しいところ申し訳ありません。」と下から聞いてきてくれる人、ちゃんと要点を絞って質問をしてくる人。こういうスマートな人も多い。
ですが、偉そうに質問してくる人、最初から怒りをあらわにして聞いてくる人、初対面なのに敬語を使わずタメ口で聞いてくる人。こういう人もいる。
そして、こういうクレームまがいの問い合わせをしている時にはたと気づきたんです。

驚きました。見た事もなかったのに、気付いたらいつの間にか自分が「店員さん」と同じ立場になっていたのですから。笑
店員にクレームをつける人の特徴はコレだ!
上下の立場は絶対だと勘違いしている
さて、こうなるとある種の特権階級です。その人たちを徹底的に観察できるのだから。そもそも、僕はそんなに人に偉そうな態度をとれない気弱な人間。
つまり、完全に異人種のモニタリングなわけです。どういった特徴の人が、そんな合理的でない行動をとるのでしょう。偉そうにしても何の得もないのに。
その中で、段々と見えてきた特徴がこれなんです。こういう奴らは、下の立場の人間に偉そうにするんや!笑
- 上下の立場は絶対だと思っている
- 普段から理不尽な目に遭っている
- 歯向かってこない相手には、偉くしても良いという価値観を持っている
書いてしまえば、当たり前なのですが、やっぱりこういう思考回路の方が多い。こういう奴がきっとDVなんかもするんや、ただの偏見だけど。
立場がはっきり分かれていると、発動する
会社内やお店の中って、立場がはっきりしていますよね。お金を払う客が上の立場で、サービスを提供する従業員は下の立場。これはなかなかひっくり返りません。


こういう立場の違いを利用してマウントをとってくる、こういう人間性の人がやはりいるのです。
つまり、店員さんに横柄な態度をとる人は表層に過ぎない。本質的に持っている人間性が、たまたま垣間見えただけなのです。表側にちょっと出ちゃいましたよってレベル。
自分が上の立場に立った瞬間に、普通の人ならしない様なことをやってしまう可能性が高い。そう思うと、世の女性達の見る目の確かさには頭が下がるというもの。
僕が出会った社内のワーストクレーマーはコイツだ!
ワーストと言いながら2人いるのですが。笑 僕が入社してから、非常に印象に残っている社内クレーマーを紹介します。
起こった出来事と、その後も含めて印象に残っているんです。
ガム噛みながら、タメ語で上からのAさん
まず最初は、ガムを噛みながら問い合わせをかけてきた40代前半の男性Aさんから。問い合わせは、社内のシステムに関する内容でした。
そのシステム自体は昔からあったり、マニュアルも社内展開していたりと、そこまで操作性の難しくないシンプルな物でした。
しかし、それが分からなかったAさん。人事・総務部に問い合わせの電話が来て、たまたま僕がとりました。





と、終始こんな感じ。絵に書いたような横柄さ。しかも、この時面識はなく、初対面の人間にこのような態度できたわけです。
結果から言うと、Aさんは初歩の初歩で間違っていました。というかマニュアルを読めば、間違い様のない部分を間違っていて、それでクレームまがいの電話してきていたのです。
しかも、覚えているのが、電話の終わり際、




いや、これはなかなか不快感のスゴい思い出でした。
コールセンターで働いている方々の苦悩がうかがい知れる。だって同じビルの中で働いている人に向かってこれだけ強気に来れる人もいるんだから。
最初からキレて怒鳴り込んできたBさん
続いては、40代後半男性のBさん。これもなかなか曲者でしたね。人事・総務の業務のひとつである年末調整。
この年末調整が終りかけの際に、Bさんが人事・総務部に激しい剣幕で飛び込んできたのです。




とトップオブザヘッドでヤカラを飛ばしてきたわけです。いきなり、来て猛烈なテンションで文句をつけられると勢いに負けてしまいますね。。。
すでに、その時は定時をゆうに回っており、残業をして計算し直したんです。驚くなかれ、計算は間違っていませんでした。
次の日に、 間違っていませんでしたよと伝えに行くと、「ああ、そうか」という返事。謝罪は一切ありませんでした。
立場が下の人間にこそ、丁寧に接した方が良い!
この記事の総論にはなりますが、「人間性が出るのは、自分より弱い立場の人間と接している時」なのです。
自分よりも上の立場の人と接する時は、多かれ少なかれみんな下から会話をします。ここでは、人間性の差は出にくい。
その人の人間としての本性を見たければ、立場が下の人と接している場面を見るのが良いと思います。
また、これは自分への戒めでもあるのですが、こういう場面で周りは思っている以上に冷静に自分の事を見ています。店員さんや周囲の人間に見透かされているのです。注意しないと。







僕は前職の会社は辞めてしまったのですが、その後のAさんとBさんの消息は知らず。
ただAさんは「自分のしたことは反省しています、戻してください」と人事部に訴えるも、聞き入れてもらえなかったらしい。まぁ自分がやってたのもそういうことやし、因果応報って感じ★
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 「店員さんに偉そうにする様な人間性」の人間は、世の中に数多くいる
- 店員さんに偉そうにする様な男は、立場が絶対だと思っている男
- その人の本性は、立場が下の人と接している時に分かる
あなたの身の回りにも、強きに迎合して、弱気をくじく人いませんか?大丈夫です。そういう人間性に問題のある人は、きっとどこかで何か足下をすくわれます。
立場の弱い人にこそ親切に・穏やかに接する事ができる人間になりたいもんです。
ではでは!