お店で買ったものの9割はムダです。後々の人生で何の意味も持たない。
よく書店で「〜の9割は・・・」みたいなタイトルをよく見かけるので、パクってる感は確かにある。
と思う。僕も人のこと言えませんが、それでも世の中でみんなムダなもの買いすぎ。
貯金できない周囲の人を見ていて、共通する要素が「本当に必要でないものにお金を払っている」ということ。
世の中はまさに値上げラッシュ。僕たちはもっと賢く、そしてケチな消費者にならねばならない。
お金を払うのに、なんとなくは存在しない。絶対に必要でなければ、お金を払ってはいけません。
・買い物しすぎで悩んでいる
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- お金は知らないうちになくなる、物価も上がっている、だからケチな消費者になるべき
- 「絶対にYes」か「No」か、で判断し、買い物を行うべき
- 「買わない」を自分のデフォルト設定にしよう
記事の前に自己紹介!
・一浪・一留を経て難関国公立大学理系を卒業→大手ブラック企業→超大手企業
・AbemaTVのオファーを受け、ひろゆきと討論しました ・20代で貯金1,200万円達成
・映画・読書・音楽と膨大なインプットから、生活に人生を充実させるノウハウを発信
貯金できない人に共通する特徴とは?
同じ会社に勤めていて、同じような給料をもらっているのに、貯金額にかなりの差が生まれている場合がある。
普通に考えるとおかしい。しかしこれを聞いても、人は驚かない。
とすぐに分かる。収入が同じでも、支出が違う。だから差が出る。
そして周囲の貯金をしていない人を見ていると、財布の紐がすべからく緩い。お金を払う基準が、あまりにも甘い。
- 男気を持っていて多めに払う、もしくは奢る
- 本当に必要ではないモノ・サービスにお金を払う
- 少しの努力や我慢で防げる出費に抵抗がない
最後のはちょっと歩けば着くのに、タクシーに乗るとか。まだ使えるのに、新しい商品を買うとか。
これは僕が発見した、銀河系を貫く真理。いつのまにか手元のお金は減っている。
ちなみに僕は社会人なってから今まで5〜6年。この期間の出費は全てメモしてる。
メモしてるし、どこでいくら使ったかを把握している。それでも毎月「え、今月こんなに使ってったっけ?」ってなる。未だになる。
ひとつひとつは小さな金額でも、積もり積もって大きな金額になってる。安易に財布を開いたツケは、案外バカにできない。
例えるならスーパーでのレジ。カゴに商品を入れていき、最後に会計をする。数100円のもの、100円未満のものだけ買った。
って誰しもなったことがあるはず。別に大きな買い物はしていない。しかし細々した商品が、数の暴力で攻めてくる。
ひとつひとつは大したことのない金額でも、合計してみると白目を剥きそうになるんです。
ケチな消費者になりましょう!
宵越しの銭は持たぬ、は古い。ジュラ紀か白亜紀。年を跨ごうが、元号を跨ごうが、セコセコと貯蓄すべき。
とある商品やサービスにお金を払う。そのお金は、提供してくれている会社や事業主の収益になる。
僕らは財布を開くことで、その企業に投資してる。ずっと続いてほしい会社だとして、投票している。
サービスが悪かったり、粗悪なモノを売っていたり、自分には本当に必要のないものにお金を払う。これは応援していない人に投票するのと同じ。
自分が求めている価値を提供していないモノや、思っているよりも不当に高い対価を求めるものは、利用しない。つまりは票を入れない。
本当に自分のためになる、応援している商品・サービス・ブランドにお金を払うべき。
もちろん全ての人のビジネスがうまくいってほしい。しかしそれは難しいし、僕らのお金にも限りがある。
だからせめて自分を豊かにしてくれている会社にだけでも、集中的に投票したい。
昨今は値上げラッシュ。給料はまともに上がらないのに、物価だけは一丁前に上がってる。
- 生鮮食品を除く食料 2.7% ↑
- 都市ガス代 22.3% ↑
- 電気代 18.6% ↑
- ガソリン代 13.1% ↑
こんな感じらしい。生活に必要なものの値段が総じて上昇している。
僕はアラサーなんですが、大学生の途中で消費税が5→8%になった。そして社会人になって、ついに10%になった。
日本の平均給料はここ25年以上はずっと横ばい。一向に上がっていない。
収入は増えない、しかし支出は増えている。シンプルにこういう状況。え、そうやで!?ヤバいで。
SNSを見ていると、羽振りがいい人や全身ハイブランドで固めている人が、スクロールしてもしきれないくらいに出てくる。
でも勘違いしてはいけない。世の中全体で見ると、お財布事情は確実に苦しい方向に向かっている。バブリーなことなんて、何ひとつもない。
ちゃんと考えることなしに、お金を無目的に使うのは、マジの愚者。どれだけ頭が良くて、出世している人でも、アホ。
僕らが目指すべきは、ケチな消費者。吟味して本当に必要なモノにだけ、お金を払うようなコンシューマー。
そもそも世の中の会社が商品・サービスの値段だけを釣りあげて、従業員への給与を上げないからこんなことになってる。
だったら僕らができる唯一の抵抗策は、その虎の子のお金を意味のあるものにしか使わないってことだと思う。
これはある種の聖戦。無意味に金を使わせたいなら、給料上げてくれって話。
買い物の9割はムダである
財布を開いている回数の9割はムダ。もちろん家賃・光熱費・通信代・食費など生きていく上で必要なモノはムダじゃない。
しかしそれ以外で、お金を払ったモノは、どうせほとんどがムダ。
と聞いて、パッと出てくるのなんて、おそらく5個くらいなもの。
買った当初はテンションも上がるけど、しばらくすれば使わなくなる。なんなら数ヶ月もすれば買ったことも忘れてる。
買っても忘れるなら、買わない方が良い。数ヶ月後の満足度には全く差が出ないのだから。
最近は環境に配慮した商品が人気。ゴミを再利用したデニムやスニーカーなどが、色々なブランドから出ている。
となるのは間違い。本当に環境のことを考えるなら、「買わない」が正解。
環境に優しいだけで、ダメージが0ってわけじゃない。0カロリーって書いてる食品も、マジでカロリーが0ではない。
僕らが地球や環境のためにできることは、ムダなものを買わないことだけ。ムダなものを買わなければ、結果的に企業がムダなモノを作らなくなるから。
ムダな買い物は9割だけど、裏を返せば1割は意味がある。
意味のあった買い物のひとつが、本「エッセンシャル思考」。10年前くらいに買ったけど、未だに役に立ってる。
本当に重要なことを見つけ、ムダなモノを見極める。そして重要なモノにだけ、労力を割く方法を教えてくれる。
って嘆いている人にこそ、読んでほしい。ちゃんと実行すれば、今と同じ労力で、莫大な成果が出るようになるから。
この本の中で、僕が心に刻んでいる教えがある。
なんとなくのYesなんてあり得ない。本当の本当に欲しい時だけ、Yesとするべき。
ショッピングしていて、気になるTシャツを発見。めちゃくちゃ好きなデザインで絶対に欲しい。
しかしジャストのサイズがない。一番欲しい色も売り切れ。しかしセールで半額。
これまでは買っていたかもしれません。しかしこれからは、買わない。だって絶対に欲しいわけではないんだから。
「絶対のYes」を自分の指針にすると、ムダなものを買う機会が減る。というか今までいかに妥協した買い物をしていたかが分かる。
本当に必要なモノなんて少ない。そうでなくても記憶に残っているモノさえ少ない。だから買う時に厳しくジャッジをする必要があるんです。
「買わない」をデフォルトにする
「給料日だから」、「ボーナス日だから」、いやいや知ったこっちゃない。
そんなのは自分の都合ではない。他人の都合。勤めている会社が、その日に給料・ボーナスを振り込んだってだけの、会社の都合。
自分の感性や環境の変化など、自分の都合で買うべき。人の都合で、自分の財布を開くべきではない。
「ボーナスが出たから」は買う理由にはならない。給料日に散財して良い理由なんてない。自分が散財したい日に、豪遊する方がまだ健全。
って脊髄が勝手に出血はしない。お金が一時的に余力が出たからって、使うのは正しくない。
銀行口座に貯金が1億円あっても関係ない。訪れたショッピングモールで、脅威の95%セールをしていても関係ない。
自分が本当に欲しいものでなければ、買ってはいけない。
生活に必要なモノ、生きていく上で必須サービスは仕方ありません。
しかしそれ以外のモノは、「買わない」・「お金を使わない」を基本設定にしておきましょう。
人の資産は、エネルギー、時間、お金、この3つ。エネルギーはすぐに人に奪われる。時間も会社や他の人に搾取される。
しかしお金だけは自分でコントロールできる。お金だけは法律で奪われないようになってる。
お金だけは僕らの意思を純粋に反映できる。だから負けてはいけない。お金も垂れ流しにすると、完全なる奴隷になってしまう。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- お金は知らないうちになくなる、物価も上がっている、だからケチな消費者になるべき
- 「絶対にYes」か「No」か、で判断し、買い物を行うべき
- 「買わない」を自分のデフォルト設定にしよう
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!