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映画「はじまりはヒップホップ」!まさか96歳がラスベガスがダンスでやんすか!?

2020年2月2日

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

何か新しいことを始めたい、でも年齢がネックで始められない。そんな思いを抱えている人は、世の中にたくさんいるのでは無いでしょうか。そんな人にオススメしたい映画があります。

 

その映画は「はじまりはヒップホップ」!(原題は「HIP HOP - eration」)これは実話、ドキュメンタリー映画です。

 

世界最高齢でギネスに認定されたダンスグループの映画なのです!最年長メンバーはなんと驚きの96歳。

 

しかも、昔からダンスをしてた訳じゃないらしい。どうですか、年齢を言い訳にしづらくなりませんか?(笑)

 

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気にはなっていたけど

この映画は公開されたのは確か2014年、つまり6年近く経ってから観たんです。「それは最近知ったからでは?」という質問もあるかもしれませんが、実はこの映画の存在は公開される前から知っていました。

 

「シネマート心斎橋」という僕が好きな映画館があります。ここは僕が大学生のことによく通っていました。

 

月曜日にメンズデーというサービスがあって1,000円くらいで観れた様な気がします。レディースデーは多いですが、メンズデーって意外とない。かなり開けたマインドを持った素晴らしい映画館。

 

www.bit-corleone.com

 

ここは、韓国映画と単館上映系の映画をメインに揃えており、いわゆる「通」向けな分かっている場所。

 

ここで何かの映画を観に行った際、本編の前の予告として観たのが「はじまりはヒップホップ」でした。(ちなみにここのヒップホップはダンスのジャンルのことです!)

 

この時はかなり驚きました、「ババアとジジイがダンスするんけ??」って。(不快な気持ちにさせた方ごめんなさい)

 

しかし、興味はあったものの結局観ずじまい。「ドキュメンタリー映画って起伏なさそうだしな・・・」なんて気持ちがありました、正直ね。(笑)

 

しかし、いざ社会人になり20代も後半に入った頃から年齢について気にし出すことが増えました。まだ若いと言えば若いのですが、ある意味若くない。

 

例えば、スポーツ選手で20代後半で引退する選手って山ほどいますし。

 

  • ジャニーズに入りたい
  • 俳優になりたい
  • 将棋や囲碁の棋士になりたい

 

 

うーん、20代後半から始めるとなるとほぼ無理でしょう。(笑)そう意味では若くないし、可能性は段々と閉じてきている。

 

加えて、活躍している人達が年下だったりするケースも非常に多い。「若手〇〇」みたいな名称で彗星のごとく出てくる人は、ほぼ全員年下。(笑)

 

そんな微妙に年齢を意識しだした時に、不意に思い出したのがこの「はじまりはヒップホップ」。なぁ、俺に年齢なんて関係ないって教えてくれよ!!!(笑)

シニア舐めんな!!!

そして、遂に観る決心を固めたんです!!簡単にあらすじを!話は非常にシンプルです!

 

  1. ニュージーランドに住んでいるビリー(中年女性)が地元の老人を集めてダンスクルーを結成。ビリーの頭には「ラスベガスの世界大会にこのメンバーで出てセンセーション巻き起こしてやんぜ!」
  2. 老人たちが頑張って練習!刺激的な日々の始まり。
  3. 地域予選大会に出場。観客から拍手喝采を浴びる。ビリーが出たいと交渉していた大会本部もこれを受け、出場を許可。
  4. いざラスベガスへ。ちなみにクルー名は「ヒップ・オペレーション」、由来は腰(ヒップ)の手術(オペレーション)をしたメンバーがいることから。このユーモアセンスは結構好き。(笑)しかし、スポンサーが集まらず、渡航費がない。車を買う予定のお金や、保険を解約したお金をあてたり。そして、最高のショーをかます!!

 

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個人的に好きなシーンは色々ありました。ドキュメンタリーだけあって実在感がエグい。(というか、実際存在している人達ですな)

 

序盤にメンバーそれぞれが自分の人生を語っていくシーンとか、すごいしんみりする。旦那さんとの馴れ初めとか、過ぎ去った青春の日々とか。

 

基本的に若くても60代、平均年齢で80歳超え、どうしても「輝かしかった過去」を語るスタンスになってしまう。

 

メンバーがダンスを始めて、誰一人泣き言を言わないし、「辞めたい」とも言わない。

 

きっと人生の終わりを感じている時に、新しい挑戦が降りかかってきてそれに情熱を燃やしていたからじゃないかって思うんです。

 

他にも、若者のダンサー達と触れ合うシーンも白眉。このヒップ・オペレーションと地元の若者ダンスチームとで合同練習した時に、やっぱりすぐ打ち解けるんです。

 

年齢関係なく好きなものが共通しているから。しかも、老人達は若者の技術を素直に尊敬し、若者達は老人達のガッツに敬意を払うと。この後、若者のダンスチームのリーダーが言った一言も胸にしみる。

 

ヒップ・オペレーションにはすごい刺激をもらった。俺らのメンバーは全員その週末に自分の祖父母に会いに行ったよ。

 

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そして、とても正直で良いと思ったのが、「ダンスはやはりキレはそこまでないということ」。すごいリアル、フィクションだと多分すごいう上手くダンスしてしまう気がしますね。

 

そりゃご老人だから、激しいダンスなんかできるわけないです。僕が小学生の頃に一度あった「老人体験」って授業。

 

なかなかの重りを体に足につけて動き回るというもの。「実際ご老人の方々はこんな感じで体が重たいんですよ」って担任の先生に言われました。

 

木の枝切ったりしているじーちゃんのこと素直に「すげえな」ってなりましたもん!

 

でも、みんなしっかり踊っている。しかも、コンビネーションとか見せ方で工夫してちゃんとダンスに仕上げてるんですね。

 

それに世界大会に出ている10代の若者がスタンディングオベーションするんです。いやー、こういう老後は憧れるぜ!

「雀百まで踊り忘れず」どころの話じゃない!

「はじまりはヒップホップ」の最後はラスベガスでダンスをするところで終わるのですが、その際にそれぞれのダンスクルーのその後を紹介。

 

「現在、アジアを旅している」とか「モデルに転身」とか新しい世界に飛び込んでいるんです。すごいな、きっとダンスという新しい世界を開いたからこそチャレンジングなマインドになったんでしょうね!!

 

そして観終わった直後に僕が思ったこと、「雀百まで踊り忘れずのレベルじゃねぇ!百で踊り出し始めたやん!!笑」

 

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基本的には10代が熱狂しているカルチャーに、最高年齢96歳からスタートするんですよ。もうこれやられたら僕らは言い訳できない。

 

そりゃ20代半ばの今から初めて無理なこともあるかもしれませんが、たいていはいけるんじゃないかって。

 

数学の証明で、反例を突きつけられた様なものです。

 

「何か物事を始めるのに、遅すぎる年齢は存在する」という命題のもと、「80代・90代でダンスを初めて、世界大会に行った人達がいます」っていう反例が出た感じ。数学なら、反例あった時点で命題は成り立ちませんからね!!

 

うーん、僕も気にせず新しいことどんどん始めていきたいな。これを読んで頂いた読者の方々にも言いたい、「やりたいことあるなら、今始めようぜ!!!」

 

ではでは!

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