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2020年のオススメ映画「フォードvsフェラーリ」!「ラッシュ プライドと友情」と並ぶカー映画の傑作!

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|30歳で資産2,100万円達成|

男の3大ロマンは何か?それは昔からズバリ、「家、車、時計」でしょう。そんな男のロマンをくすぐる映画に出会いました。それが「フォードvsフェラーリ」!!前評判の高さは聞いていましたが、実際見ると大興奮です。人間描写の確かさ、あるなるな分かっていない上層部感、何より男同士の熱い友情、そして何より思わず右足を踏み込んでしまうレースシーン!

 

ゴリゴリのペーパードライバーの僕ですらこの様です。日常的に運転している方や、車好きな方は見たらちびるんじゃないかな、大の方をね。(笑)

 

興味のある方、既に見た方にも今一度魅力をご紹介します!

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ル・マンに情熱を捧ぐ男達!

全く関係ないですが、予告で「野生の呼び声」の紹介が。主演は名優ハリソン・フォード、「う~ん、こちらも年季の入った良いフォードだな」と思ったり。(笑)

 

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マット・デイモンとクリスチャン・ベールが初共演でダブル主演を務め、1966年のル・マン24時間耐久レースで絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いたドラマ。ル・マンでの勝利を目指すフォード・モーター社から依頼を受けた、元レーサーのカーデザイナー、キャロル・シェルビーは、常勝チームのフェラーリ社に勝つため、フェラーリを超える新しい車の開発と優秀なドライバーの獲得を必要としていた。シェルビーは、破天荒なイギリス人レーサーのケン・マイルズに目をつけ、一部上層部からの反発を受けながらもマイルズをチームに引き入れる。限られた資金と時間の中、シェルビーとマイルズは力を合わせて数々の困難を乗り越えていくが……。シェルビーをデイモン、マイルズをベールがそれぞれ演じる。監督は「LOGAN ローガン」「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」のジェームズ・マンゴールド。 
https://eiga.com/movie/90540/ より引用)

 

ジェームズマン・ゴールドの作品は、ここにも書かれている「LOGAN ローガン」観たな。渋い映画でした、X-MENシリーズのウルヴァリンの完結譚ですね。X-MENシリーズは何本か観ているのですが、あまりハマらなかった。しかし、そんな僕でも魅了されてしまったそんな映画でした。きっとこの監督は周囲に馴染めないタフな男を撮らせれば随一なのだろう、幸い予感は的中していましたよ!

 

LOGAN/ローガン (字幕版)

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フォードvsフェラーリ、ここが面白い!

主演のクリスチャンベールとマットデイモンがとにかくはまり役。クリスチャンベール演じる偏屈&人に好かれない天才肌タイプと、マットデイモン演じる内心に熱い気持ちを抱える切れ者タイプ、この2人が主軸です。さらに、脇役に至るまで、整ったキャスティングでした。

しかし、クリスチャン・ベールは最近までバットマンだったのに。(と言っても10年前か・・・)まず見てびっくり、めっちゃ痩せてるやん!!そりゃマシニストの時ほどじゃないけどさ。結構ムキムキになったり、がりがりになったり凄いプロ根性です。うん、お前はもうデニーロだ!!(笑)

 

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ケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)

クリスチャン・ベールが演じるのは、町工場のエンジニア。人付き合いは下手だけど、レースと車にかける思いがハンパないケン・マイルズ。自分で車を整備・改良しレースに出るわけです、ここが偉い。自分で作ったものを用いて自分が戦う、これは完全にトニースターク(アイアンマン)イズム。人に作ってもらった武器で戦っていたブルース・ウェイン(バットマン)とは思えないぜ。(笑)

 

そして、美人な奥さん。この奥さんがいなかったら完全にやばかっただろうなこの人。基本ノースリーブなファッション、脇見せです。息子は可愛い、「どっかで見たことあるな」と思ったら、「ワンダー 君は太陽」のオギーの友達のジャックだった。

 

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キャロル・シェルビー(マット・デイモン)

そして、マットデイモン。この人が出る映画って基本当たりますね、すごい。最初に観たのが「オーシャンズ」シリーズだったかな、スリの上手い青年でした。なぜか自分の中では、結構若手感を感じるのですが、もう50歳なんですね。ベテランやなぁ。

 

ここでクイズです。「インターステラー」、「プライベートライアン」、「オデッセイ」この3作品の共通点は?

答え、マットデイモンが置いてけぼりにされるでした。(笑)

 

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余談でした。

彼が演じるのは、今回大きなテーマになる24時間耐久レース「ル・マン」を唯一制したアメリカ人シェルビー。でも、心臓に爆弾を抱えており、レースはできない。車の営業で稼いでいると。ここで口八丁手八丁で売り込むシーンも面白い。

 

脇役に至るまで、整ったキャスティングでした。

エンツォ・フェラーリ社長

年とってもなお威厳を湛えている感じ。この人からは随所に車に対しての愛情をビシバシ感じる。芸術品としてく車を尊敬しているし、何より最後のハットを挙げる仕草。車を愛し魂を捧げる者には敬服を示したり、個人的には一本筋が通っていてすごい好き。ちなみに、実際はその当時のル・マンレースは現場で観戦していなかったようで、最後のハットを上げるあたりはフィクションみたいです。

 

ヘンリー・フォード社長

言わずと知れた二代目社長。ル・マンレースを早々に抜けちゃうあたりとか、最初の工場で解雇を言い渡すシーン、ここで「あれ、この人車好きじゃないのかな!?」と思ったり。でも、シェルビーの運転するスポーツカーで縮み上がるけどちゃんと高性能のスポーツカーに感動したりと純粋な一面もあったり。フェラーリにディスられまくって、「ちくしょー!!!」って感情的になってル・マンに参加を決める思い切りの良さだったり。憎めないおじいちゃんです。

 

リー・アイアコッカ

セリフだけ見たら読み取れないけど、まなざしとか表情とか仕草とか言葉にしないもので「おれケンとシェルビーの仲間だぜ!」という雰囲気がバンバン出てる。こういう人が一人映画にいると、クオリティが底上げされますね。ちなみに実在の人物の話ですが、このリー・アイアコッカは後にフォード車の社長、クライスラー社の社長も務めたそうです!!(驚)うちの親父曰く「日本の松下幸之助レベル」なんだとか。。。この映画を見る限り、そんな偉い人だとは露にも思わなかった。(笑)

 

レオ・ビープ副社長

こいつ!!こいつですよ!!!(笑)完全な悪役です、まさか真の悪がフォードの中にいるとはな。タイトルも「フォードvsフォード」に変えてもいいレベルです。久しぶりに見た清々しいまでの悪者っぷり。「この人にも色々な事情があるもんな・・・」みたいなこと一切ない、でもこういう奴がいないと始まらない!(笑)こういう人いるな、頭はいいんだろうけど無駄にプライド高いとか。自分の体裁を守るためなら、平気で味方の足を引っ張るとか。上には弱く、下には強気とか。時代背景は1966年ですが、2020年にもいるぜこういう人!!

 

フォードvsフェラーリ、ここが燃える!!

僕がテンション上がったシーンは色々ありました。シェルビーが時間を稼ぐために、レオ・ビーブを部屋に閉じ込めてしまうところとか爆笑もの。「リスキーな策がある」とかっこつけてすごいローテクな手を使うんですね。漫画ライアーゲームの椅子取りゲームを思い出したり。(笑)

 

というか、シェルビーって結構コスいんです。最後のル・マンでフェラーリ側のストップウォッチ勝手に盗んだり、関係ないネジをフェラーリ側のエンジニアの足元に転がして「あれ、さっきの整備でミスったんちゃうん!?」って焦らせたり。。。良いのか、それで!!(笑)

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そして、最も好きなのがここで勝てばル・マンに出れるってレース。このレースで膠着状態の際に、シェルビーがケンにボードに文字を書いて指示。「7000回転で行け!!」この映画の冒頭で「7000回転の世界では車はなく自分の肉体と魂のみが残る」みたいな話が出てきます。つまり7000回転のスピードの世界は完全にこの世ならざる世界だと。時速計見ると、1000、2000、・・・、7000って書かれているんですが、7000以上の所は真っ赤に塗られているんですね。完全なるレッドゾーン、おそらくかなり危険なスピードのはず。

 

しかし、この指示を受けたケンは不敵に笑い、クラッチをシフト、そして右足のアップ。右足を大きく踏み込むと、時速計の針が7000回転を超えて一気に前の車を抜かしだす!!!
ここ、ここです、このシーンで鳥肌立ちます、ペーパードライバーの僕でも右足を思わず踏み込んでしまうんです!!!もはやここはアトラクションですね。

 

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音楽のライブでも、映画でもあまりに楽しいと脳内物質がドバドバ出て、その一瞬だけに意識を集中してしまう時があるんです。でも、これはなかなか起こらない、結構自分の中ではレアです。しかし、フォードvsフェラーリではそれが起こった。溜まりません、映画代分このシーンだけで楽しめました。

ガチペーパードライバーの僕もご満悦!

僕自身の話をすると、車はそこまで興味がなくて。免許も大学生活の終盤で「社会人になったら教習所通うの難しそうだし。」と思い、渋々いった次第です。しかも、親がお金を出してくれてるというのにその有様でした。

 

初回のクリープ運転での研修も落として2回受けました。(笑)

 

全くの余談ですが、世の中って大概のもの・テーマって漫画になっていますよね。でも、「自動車教習所」が舞台の漫画って全くない気がします。結構ドラマとか生まれそうなのに。

 

昔は、映画でも車がメインの作品ってそこまで好んで観ていなかった。「ワイルド・スピード」シリーズもあまりハマらず。傑作と聞いた「ワイルド・スピード スカイミッション」も全然乗れず。主演キャストのポール・ウォーカー追悼シーンは確かに感動するのは分かりますが、話が行き当たりばったり過ぎるやんとなり。笑

 

でも色々観ているうちに車映画でも好きな映画は出てきました。「ドライブ」とか、「マッドマックス」シリーズは入るのかな。(笑)

 

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あとハマったのは「ラッシュ プライドと友情」。安いタイトルだなと思ってみたらめちゃくちゃ良かった。全盛期の少年ジャンプの漫画を読んでいるような楽しさ。野生のまま突っ走るレーサーのジェームズ・ハント、繊細な天才ニキ・ラウダ、ライバルが闘志を燃やし最初はお互い嫌っていたけど徐々に友情が芽生えるというね。ちなみにニキ・ラウダは昨年2019年にご逝去。これ結構寂しかったな。。。

 

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「車というアイテムを軸に人間関係を展開していく」のがたぶん僕が好きな車映画なんですかね。車走らせてイエーイってのはきっと違うんだな。(笑)

人生と言う名のル・マン!!

僕はいつも映画を見る際に、アクセサリーとか腕時計を外して映画を観るんです、集中したいから。でも、今回はあえて時計を着用したまま観ました。何故か、僕の時計はタグ・ホイヤーのモナコ。かのスティーブ・マックイーンが「栄光のル・マン」で着用していたあの時計です!!

 

www.bit-corleone.com

 

そう、レーサーが生死をかけてマシンを操っている最中に時計を付けているのに、僕が付けないわけにはいかないでしょう!!!(笑)

 

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映画は約2時間半。昨今の尺からすれば少し長めかもしれません。しかし、そんなことは気にしてはいけない。だって、24時間命と集中力を削る男の中の男の話なのだから!!

 

ではでは!

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