いますか、仕事中毒な人?いますか、異常に仕事に熱意を燃やして、こちらにもその熱意を強要してくる人?
僕の職場には何人かいます。間違いなく仕事はできるのですが、プライベートと仕事の境界線は崩壊している種族。もはやミュータント。
そして、何より怖いのがその人たちの価値観・熱意をこちらにも要求してくること。 仕事熱心ゆえに揉めても、上司などはどうしても仕事人間に肩入れしてしまう。
組織としてはありがたい人材だけど、プライベート大事にしたいというサラリーマンには害悪な面も強い。
トータルで人生を充実させる為にも、どう上手く立ち回るかを考えていきましょう!

・プライベートも大事にしたいのに、熱意を強要される・・・
という人にむけて書きました。仕事人間の人は読まないで大丈夫です!笑
いるいる職場にこういう人!
仕事人間と非仕事人間は、別の宗教に入っている
職場に一定数いるであろう「仕事人間」。会社にもよるでしょうが、0ではないし、100でもない。
バリバリの外資系は100なんでしょうか、少なくとも日系企業は100じゃない。
僕は「非仕事人間」、プライベートも充実させたいんです。会社で見ていると、仕事熱心な人とそうでない人すぐに分かりますよね。
自分の仕事を丁寧にしていたり、有給休暇をとっている日でもメールを返して来るけど仕事人間でない人もいます。これは、仕事に熱心でない人の小手先の技だったりすることもあります。
仕事人間の人はもう目の色や姿勢が違いますね、小手先の言動や行動ではなく。
仕事を全うすることが趣味であり、生きがいであり、自分のアイデンティティであるという異人種なのです。
こうなってくると、価値観や考え方の違い。もはや別の宗教を信仰しているくらいの差があります。干渉しあわないのが本来正しいんです。
ですが、そうも行かないことも多々ある。「仕事人間→非仕事人間への熱意の強要」、これが非常に多いんです。
「非仕事人間→仕事人間への熱意の削減」はほとんどないのに。笑

仕事人間は非仕事人間に熱意を強要する
仕事熱心なタイプは、そうでないタイプにも自分と同様の熱意を求めます。しかも、熱心に仕事をさせる様働きかけることが絶対的に正しいと信じて。。。
ある宗教が、別の宗教に強引に改宗を迫るレベルのことなのに。管理職でもない先輩の平社員でも例外なしです。。。
- 長時間労働を強いる
周りが中途半端な状態で翌日に持ち越すことを許さない - メール・チャットの早いレスポンスを求めてくる
- 枕詞に「会社から金をもらっているんだから〜」、「これは仕事なんだから〜」というワードを頻繁に使う
- 暇ができると、周囲の人間の仕事のミスを見付け、誰に頼まれたわけでもないのに指導を入れる
- 色々なプロジェクトに首を突っ込みたがる、そして文句を言いたがる
などなど、こういう特徴があります。
仕事熱心なタイプは社内では正しいとされている
しかし、悲しいかな。仕事熱心タイプと揉めると、社内の人は基本的に仕事熱心タイプの味方をします。
理由は以下の3つ。
- 往々にして、仕事熱心タイプの方が成果を挙げているから
- 仕事熱心タイプの上司たちは、仕事熱心タイプの方が使えると思っているから
- 社内の人は、仕事熱心タイプを敵に回すと厄介だと知っているから
自分の人間性を否定されるような発言を受けたり、ひどいパワハラを受けたりした場合は話は変わってきます。しかし、仕事上のもつれならば、仕事人間に完全に分があるのです。
「 会社から給料をもらっているんだから、誠心誠意仕事すべきだ」というのが、仕事人間の言い分。
あながち間違っていない分タチが悪い。仕事人間は得てしてパワフル、仕事に熱心じゃない覇気のない人間では仕事人間を帰ることはできません。
というか、仕事人間に必要以上に関わる気もない。相手を変えれない、社内にも一定数いる、こうなると共存するしかありません。
仕事人間を敵に回さず、邪魔をされず、そういう関係を築きましょう。
仕事人間は、こうやって距離を取れ!
仕事人間の言うこと・こだわりには基本的に「YES」と答えよう
仕事熱心な人は必ず自分語りをします。自分の仕事の流儀とか、仕事の進め方など後輩などにレクチャーします。
こういう人にそう言った話を持ちかけられたら、回答はこれしかないです。

面倒くさくなるので、間違っても否定してはいけません。
仕事人間は総じておせっかいです、自分に関係ない仕事にまで口出しをすることも日常茶飯事です。しかし、仕事人間の頭の中ではそれは論理的な行動なのです。
自分が仕事で一緒になることがなくても、いつ飛び火するか分かりませんよ。きちんと敵意はそいでおきましょう。
やる気があるフリをしよう
これも大事です。仕事人間は、基本的に社内の人を人間性で見ていません。
「穏やかな人」・「性格がいい人」・「話が面白い人」、こんなん関係ないです、あの人たちには。
「仕事ができるか・できないか」、仕事人間が社内の人を見る際の判断軸はこれだけ。
ですが、例外もあります。「熱意があるか・ないか」という軸もその下にあります。「熱意はあるけど。仕事ができない」はまだ許してもらえる可能性があるのです。
「熱意はあるけど、ミスしてしまいました」なら、仕事人間からの攻撃を避けられる可能性があります。
- 口先だけでも、「やる気があります」
- 「チームの中で、僕はやる気を出しているんですけど、なかなかみんなが付いてきてくれなくて」と何なら自分も仕事人間ちょっと入ってますアピール
- 仕事人間と話す時に、「会社から金をもらっているんだから〜」、「これは仕事なんだから〜」というワードを真似して入れてみる
こういった仕事熱心アピールをしましょう。虚構ですが。演技をしよう、目指せアカデミー賞。
スピード感を出そう
仕事人間はスピードを求めます。そうです、スピード狂なのです、ドライバーズハイです。
ここも部分で良いので、スピード感を出しましょう。どこで出すのかというと、メール・チャットです。
実際に手を付け出せば、作業が遅くてもそこまで何も言われません。というか仕事人間がその業務をしていないと、どれくらいの工数がかるか判断できませんし。
ただ、「着手しているか・していないか」を見られる場合が多い。自分のタスクを分かっていて、手をつけていますよという返事だけでも、素早く返信することです。
こまめに相談しよう
仕事人間はおせっかいだと書きましたが、ここではそれを逆手にとりましょう。困ったことがあると、相談に乗ってもらうのです。
こうすると、以下のメリットがあります。
- 仕事人間の人からのアドバイスはためになることも多く、問題が解決する場合も多い
- その後、トラブルが起きても、相談に乗ってもらった手前、仕事人間が味方になってくれる
- 仕事人間からすると、「相談してくれるなんて熱心だな」と勝手に思う
実際この方法はかなり有効です。自分の問題も解決するし、仕事人間を敵に回すどころか、味方にもできます。
4つ方法を書きましたが、この方法が最も健全ですね。
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
- 仕事人間は、別人種と心得る
- 仕事人間は社内で正しいとされているので、敵に回すのはNG
- 仕事人間には、以下の4つを用いて距離をとる
基本的にYESで答え、やる気があるフリをする、メールでスピード感を出す、こまめに相談する
職場でストレスを抱えると、人生の幸福度は下がります。上手く立ち回って、楽しく生きていきましょう!
ではでは!