チェーン店大好きなんです。吉野家、マクドナルド、王将などに代表されるチェーン店たち。時にはファーストフードと揶揄されることもありますが、僕は非常に素晴らしいお店だと思っているんです。
出てくるのが早い、味はおいしい、リーズナブル、メニューも豊富、予約がなくてもスムーズに入れる、全国どこでも均一のクオリティ、店内に清潔感がある。
もっとランクが高い店はごまんとありますが、これら全ての要素の上位互換となるお店はありません。
これだけ素晴らしいチェーン店なのですが、なぜかデートでは敬遠されてしまいます。照明が明るすぎて雰囲気がないのか、没個性的だと思われるのか。
存在することが当たり前の様に思ってしまっていて、ありがたみを忘れている人も多いのでは!?チェーン店は本当に偉いんだぞ!
・外食したらチェーン店で食べることが多い
という人にむけて書きました。もっとチェーン店への評価が上がって、デートでも鉄板スポットになってほしい。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- チェーン店は、上位互換のない最強の飲食店だ!
- チェーン店はデートには不向きだが、論理的な理由はない
- みんなもっとチェーン店に敬意を払うべき!
こんなにすごいんだぞ、チェーン店
僕は今年の4月まで実家住み、この4月に上京。初めての一人暮らしとなりました。もともと実家には外食文化はなく、基本的に家で食べるというスタイル。
一人暮らしをしてからも、在宅期間という状況も追い風となり、もっぱら自炊をしていました。言ってしまえば、他の同年代と比較して僕は外食した回数が少ない人間なんです。外で食べると高いからという脳内なんですね。
昼過ぎの予定で家を出る時も、朝にパンなどを多めに食べて朝昼兼用としたりしてる貧乏性な奴でした。そんな生活を送っていたので、人生で人よりもチェーン店を利用する機会が少なかった。
つまり、値段に関係なく外で食事をするということ自体が僕にとっては贅沢行為なんです。なので、チェーン店でご飯を食べるだけでも、僕からすると豪遊感覚なんですね。(笑)
「チェーン店かそれ以外か」という視点は持っておらず、あるとすれば「家で食べるか外で食べるか」という視点くらい。
この観点で考えると、チェーン店ってめちゃくちゃ優秀。外で食事をするという行為に対して、完璧な提案をしてくれているんです。
- 値段が安い
- 味がおいしい
- コスパが良い
- 営業時間が長い
- ボリューム調整が容易
- 基本的にアクセスが良い
- 予約もいらない
- 注文してから出てくるまでが早い
- 店内が明るく清潔
- メニューも豊富
- ポイントカード対応している店も多い
とにかく長所が多い。日本企業のシステマチックさ、流れ作業さが終結した体制なんですね。無駄がないというか。
僕からすれば、チェーン店に死角はないですし、デメリットもないわけです。
「雰囲気がない」とか言う方もいるかもしれませんが、それは「店内が明るい」を反対に捉えただけ。痛くも痒くもない、うん。
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ちなみに、マクドナルドラバーに是非見てほしいのが、創業者のレイ・クロックを扱った「ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密」。
この映画はすっごい面白い。もともとマクドナルドは地方のハンバーガーショップに過ぎなかったのを、あの手この手で大きくして最後は乗っ取ってしまうという話。
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」好きな人は絶対にハマるはず。
劇場で見て、その後しっかりマクドナルドに行って帰ったという思い出の作品。
チェーン店はなぜデートに向かない?
そんな無敵なチェーン店。僕に満足のいく外食ライフを提供してくれる心強い存在なのですが、なぜかデートには不向き。高校生の頃に、クラスの女の子が
と愚痴っていたこともあったな、そう言えば。いや、分かる。分かるんです。チェーン店でデートで使ってもOKなのは、天下のスターバックスだけというのはちゃんと私分かってるんです。
とは言え、なぜチェーン店はNGなのでしょうか。料理がすぐに出てきて、ゆっくり話せる時間がないからとかなのか。大衆向けの店に行くことが没個性的と思っているのか。なんとも解せません。
店内が明るいから、ムードがない!?個人的にはデートでチェーン店に行ってはいけない論理的説明ってなかなか見つからないんですよね。
「高級レストランに行ってほしい、安いお店で済ませないでほしい」という意見もあるかもしれません。しかし、そんなことを言う人に言ってやりたい。
と。世の中で値段が高いものに理由や根拠はないことが多いです。クオリティが見合っていないこともしばしばありますよね。
一方、世の中には安いものには必ず理由がある。安かろう悪かろうなんて言葉もありますよね。
え、チェーン店も安いって?企業努力が理由に決まってんだろ、なめんな、てやんでい!
まぁしかし色々書いていますが、結局のところ僕もデートに行く際にはチェーン店を避けます。分かっています、矛盾していることくらい。あるやん、本音と建て前って。笑
心の中では、「チェーン店でも全然ええやん」って思いながらも、よく分からないそこ一軒しかないお店に行きますよ、こちとら。不合理です、ダン・アリエリーです。。。
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デートでチェーン店を利用してはいけない理由(ちゃんと論理的で納得がいくもの)があれば本当に教えてほしい。絶対ないやん、あるわけないやん。
背伸びをして、お高い店に連れて行く。これは確かにかっこいいです、男の腕の見せ所みたいなところでしょう。
でも無理して身の丈に合わないお店に行くよりも、2人で吉野家とかマクドナルドとかに行ける関係性のカップルの方が素敵だと思うんですよね。
みんなもっとチェーン店に敬意を払おう!
東京に来て、驚いたのが日高屋。関東では至るところで見かけますが、関西には全くないんです。僕が関西から引っ越す際に、友人から日高屋の株主優待券をもらいました。
関西では店がないから使えない、代わりに使ってくれとのこと。僕からすると、聞いたことのないお店。
ですが、おいしい!めっちゃちょうど良い。東京に引っ越してきて、徒歩圏内にお店を見つけ入ってみたのですが、びっくり。
値段、ボリューム、味、全てがちょうどニーズを満たしているんです。中華料理だけど、王将と違う良さ。関西にあっても絶対に流行ると思うんやけどな。
すっかり好きになって、もう何回も行きました。自分の生活圏内になかったチェーン店が急に現れた時ほど興奮することはないですね。(サンドウィッチマン風)
そんな中思うのが、世の中の人がチェーン店に対するありがたみが薄れているということ。あって当たり前って思っていませんか?
そりゃデートに向いているお店、食材のこだわり(高級部位とかはチェーン店にはないですし)などは、高級店や個人のお店には勝てません。
ですが、もはやチェーン店は生活インフラです。昨日の会社帰りに吉野家に行きました。早く出てきて、美味しくて、すぐにお店を出れて時短。この素晴らしさを当たり前と思ってはいけない。
もっと感謝すべきなんです。難しいことは言いません、せめてチェーン店でご飯を食べる時に、スマホを見ながらは辞めましょう。
先人たちが構築した飲食業界のシステムに多大なるリスペクトを!
ところで、スタバって高くない!?
チェーン店の中で、オシャレレベルがトップの殿下スタバ。でも値段ちょっと高くない!?ってお話。
自炊は5分あれば完成する!
自炊メインと書きました。自炊は実は簡単です、手間も時間もそこまでかかりません。オススメは「炒め物」、5分あれば準備できます。
自炊を趣味にしよう!
基本は自炊、たまに外食だと外食のありがたみも増すというもの。自炊を趣味にすると、生きやすさが変わります。
知り合いの女性で、ご飯が作れるヒモを養っていた方もいました。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- チェーン店は、上位互換のない最強の飲食店だ!
- チェーン店はデートには不向きだが、論理的な理由はない
- みんなもっとチェーン店に敬意を払うべき!
残りの人生でチェーン店にあと何回行けるのか?全く新しいチェーン店も今後増えていくのでしょうか。
願わくば価値観のパラダイムシフトが起こって、最初のデートでチェーン店に行くのがクールな世界になってほしい。
「チェーン店に気兼ねなく行ける関係をあなたと気付きたい」というメッセージだとかなんとか解釈しちゃって。
ではでは!