梅雨に入ったり、蒸し暑くなったり、コンディションの維持が大変。なんだか疲れたなということで終わった一カ月だった。
色々した気もするけど、何もしていない気もする。7月で盛り返そう。
今月のお金の収支
使ったお金まとめ
家賃 | 53,880円 |
電気 | 9,802円 |
水道代 | 3,500円 |
通信費(スマホ) | 3,281円 |
通信費(Wi-Fi) | 5,368円 |
Netflix | 1,490円 |
ブログサーバー代 | 1,100円 |
キックボクシングジム | 8,410円 |
合計 | 84,427円 |
食費 | 28,940円 |
本代 | 12,314円 |
趣味代 | 9,900円 |
生活用品費 | -円 |
その他 | 7,840円 |
合計 | 58,994円 |
リムレスの伊達メガネが欲しくて、探しまわる。やっとJinsのネットで見つけて、喜び勇んで購入するも、届くのが7月中旬。
3週間くらい待ちが発生する。舐められてるのか。今年の夏は伊達メガネやサングラスで彩っていきたい。楽しむべし。
資産推移

証券口座 | 32,713,406円(+9,480,762円:+40.80%) |
銀行口座 | 2,254,540円 |
合計 | 34,967,946円 |
ボーナスが入ったことで、かなり良い感じになってきた。しかし車の購入で、120万円くらいここから無くなる。泣きそう。
なんだよ。車の購入ってもっとワクワクするもんじゃないのかよ。
良かった&悪かった、お金の使い方
尖ったお金の使い方はなし。ただ駐車場の使用契約料など、面白くない出費が多かった。
一度実家に帰省もした。いつもは高速バスで帰る。時間が合わなければ、特急で帰る。しかしギリギリまで新幹線に乗っても良いかななどのマインドになっていた。
あれだ。アンカリング効果ってやつだ。自分でも分かった。車の購入などもあって、大きな金額に触れすぎたのだ。数千円の差なんてバカらしくなっているのだ。
気を引き締めるしかない。お金の使い方なんて、それはそれ、これはこれなのだ。
今月に観た映画まとめ

- 恋愛小説家
まあまあ。昔のラブコメという感じ。主人公のジャック・ニコルソンがとにかく嫌な奴すぎて、あまり感情移入はできない。だけどキャラ造形とか、強迫性障がいの様は、真に迫
るものがある。きっと生きづらいんだろうなと思ってしまう。出てくる登場人物たちはなにかしらの欠損を抱えていて、それを補完する関係性は好き。 - あの星に君がいる
韓国発のアニメ映画。人物の顔がイケメンとも美女とも取れない絶妙なラインをしている。昔観ていたマクロスF的な楽しさがある。途中からオチは読めたけど、近未来的な映像
も良いし、良くも悪くも宇宙に執着している主人公とその両親の描写が良い。主役2人が仲を深めていく過程が好き。 - コンサルタント2
一作目の方が好き。でもこれはこれで面白い。アクションが全面に出すぎて、密かにヤバい奴がいる感は薄れてしまった。一作目で当たり前のようにいた助手の存在がピックアップされているのも面白い。主人公が最初に婚活パーティーに行くシーンが一番好きかも。 - ナミビアの砂漠
人とコミュニケーションをとるとは、関係性を築くとは、ということを突っ込んだ作品。主演の河合優実はマジでスゴい。ここから大スターになると思う。主人公の身勝手さに「このクソ女!」と思ってしまうけれど、きっとこうしか生きれないんだろうなという同情もしてしまう。彼氏役の2人もタイプが違って良い。どちらも幼児性がどこかに残っていて、それ故に衝突するんだろうなって感じた。鼻ピアスを開けたりタトゥーを彫ったり、金原ひとみの世界観が漂う。 - 28週後
ゾンビが走る。絵面がフレッシュ。だけどそれ以外はいまひとつ。20年近く前の映画ということで、見慣れた要素ばかり。あんまり今見る必要はないかも。アベンジャーズになる前のジェレミー・レナーを観れたのは価値あり。廃墟の町で、盗んだ原付で兄妹が走るシーンは好き。
今月は観た本数は少なめ。かつアタリもあまりない。「ナミビアの砂漠」は良い作品だったんだけど、ちょっと尺が長い。
映画というのは腰を据えて観るべきで、ハズレが続くと、やる気が萎えてしまう。7月こそはアタリの映画を引きたい。
改めて思うけれど、その月の満足度は、その月に観た映画の満足度に左右される部分も多いのかもしれない。新しい学び。
今月に読んだ本まとめ
読んだ本リスト

- 魔男のイチ(2・3)
1巻から引き続き購入。ラスボスめいたキャラが出てくる。絶望感がすごい。ストーリーやキャラクターの紹介フェーズは終わり。ようやく動き出してきた感じがある。話は面白いし、世界の広がりも感じる。ただこの話がここからどう展開していくかは読めない。ライバルとか出てくるんだろうか。他にも魔男が登場するみたいな展開になったらアツい。 - 塞王の楯(上・下)
今村翔吾の作品にハマる。時代小説だけど読みやすい。最強の鉾である銃と、最強の楯である石垣。動乱の世界を終わらせるために正反対のアプローチをする二組織の話。主人公が覚醒するシーンや、少年漫画のような燃える展開が多い。思想が同じなだけに、ライバルと認め合い、鏡像関係になっているのが良い。本当の意味での悪人はおらず、それぞれの美学を持っているのが美しい。 - イクサガミ(天・地・人)
最高。最近読んだ小説の中で一番血がたぎる。少年漫画のデスゲームを明治の世界で実現。るろうに剣心とスティールボールランを混ぜた感じ。暗殺剣の使い手(義兄弟も多数)、地方の腕自慢、アイヌの訳ありもの、清や台湾の行ける伝説などなど、とにかくキャラクターが全部光ってる。事情が噛み合い、共闘するシーンや、自然と出来上がるライバル関係など、目が離せない。来月に完結編が出る。読まねば。 - 軽薄
金原ひとみに一生ついていく。30歳の人妻とその甥19歳の不倫の話。普通に考えたらドロドロ案件だけど、不思議と爽やかに読める。倫理的に正しくはないのだけど、そういう思いもあるんだなと思わせられる心理描写はさすが。極めてミニマルな話だし、旦那にバレて修羅場みたいな展開もない。ここも新鮮。主人公は被害者になっていた過去のトラウマがあり、甥は加害者になっていた過去のトラウマがある。ここが噛み合うラストは、歪だけど引き込まれる。 - 一次元の挿し花
このミステリーがすごい大賞。200年前に見つかった人骨が、4年前に失踪した妹のDNAと一致した、というあらすじ。絶対に面白いやんと思うものの、期待は越えてこず。「いや、そりゃ、辻褄は合うけれども・・・」という戸惑い。この謎が話の推進力で、中盤で判明するため、そこからの消化試合感も否めない。しかしこのミステリーがすごい大賞、調べたら賞金1,200万円だそうな。M-1超えとるがな。謎は笑いよりも格上。 - 行動経済学こそ最強の学問である
読んでおいて損はない本。ダニエルカーネマンやダンアリエリーを読むのが正しい順序だけど、即効性があったり、とっかかりに良い。これを読むと人間はつくづく不合理というか、思考のクセに支配されている生き物だなと思う。エモーションよりも淡いアフェクト、ここが決定に大きな影響を及ぼす。自分は騙されないように、そして人には有利に立ち回れるように、行動経済学をマスターしたい。
今村翔吾の作品にハマった月だった。歴史小説というのは、なかなかハードルは高い。司馬遼太郎とかは読んだけど。あとは北方謙三か。
ただ歴史小説を下敷きにしているものの、現代のエンタメを上手に盛り込んでいるのが絶妙。バトルものではありがちな展開も、歴史小説に落とし込むと新鮮に見えるんだから、あら不思議。
面白かった表現まとめ
- 感じざるをN。Nって誰?
- (食べ物に対して)ほぐれてる。マッサージの120分くらいほぐれてる
- クドカン作品と阿部サダヲくらいマッチしてる
- ファストパスのUSJくらい進む
- (牛の料理を食べて)牛めっちゃくるやん、マタドールでも避けられへんくらいくる
- 郷ひろみくらいエキゾチック
- 自信過剰、遊戯王なら禁止カード
- 池田エライザの谷間に住所変更
- タイガーウッズ、スーパーショットは体幹で打つ
- 戦場カメラマンの一番の望みは失業すること
20世紀を代表する戦場カメラマンであるロバート・キャパ - 世界を変えるのに10秒もいらない
ウサイン・ボルトより、カッコ良すぎ - 日焼け止めを綺麗に洗い流せずに、夜中に腕が夏のかおり
aiko「恋のスーパーボール」
バラエティ「あれみた」でのツッコミが多め。「タイガーウッズ、スーパーショットは体幹で打つ」は梅田サイファーのKBD。
面白かったエンタメ
- イカゲーム
なんだかんだ息の長い作品。美男美女と、そうではない人達の割合が毎回秀逸。消費者金融から、こういうおじさん出てくるよねって人がきちんといるのが素晴らしい。世界一のYouTuberのミスタービーストが自分のYouTubeで企画をしたり、アメリカ版のイカゲームも出ているけれど、そちらはあまり乗れない。カイジとも似ているけれど、ゲームのレベルは低い。ライアーゲームとも違う。烏合の衆だし、頭の回転も度胸も良くても並み以上。IQ200です!みたいなキャラクターはいない。いたらそもそも借金してない。就職難や経済が暗い韓国とは言え、お金に困窮するレベルの人しかいないわけで、パラサイトのソンガンホみたいな奴ばかり。ここがリアルくさくて良い。 - 女性誌
男性誌とまた違う世界観。ライフスタイルも多く載せている。そして「男からしてそんなにそのファッションはグッとこやんで?」というものも多くある。逆も然りなはず。結婚に関しての記載も多く、こういうところからメディアのマーケティングって進んでるんだなと感じさせられる。
初めて経験したこと
実家に帰り、ニューバランスのスニーカーを履く。これは19歳の頃に買ったもので、付き合いは干支一週分を越える。
そして壊れた。上下が離れてしまったのだ。スニーカーは加水分解するとか、一生物ではないのは脳内では理解しているのだけれど、いざこの瞬間がくると戸惑う。
ニューバランスのスニーカーは、履き心地がとても良い。足の矯正具を作っている会社が発祥なだけある。このウンチクをこれまで何度言ったか分からない。
デザインも丸っこくて可愛い。しかし新しく買おうという気はあまり起こらない。理由はシンプル。みんな履きまくってるから。
スニーカーにこだわりもない人でも、ニューバランスは履いてる。ルイヴィトン的な位置付けになってる。
となると僕はこれからの人生でもうニューバランスを履くことはないのかもしれない。
その他
仕事のだるさがピークに差しかかっている。やる気もなければ、異動も決まった。
する業務じたいはそこまで大きく変わらなさそうではあるものの、勤務地が変わる。通勤時間も伸びる。
車通勤になるので、車を買わないといけない。だるすぎる。車なんて金食い虫だとずっと思っていた。買ってなどいられない。
仕事の目標は、仕事になく、FIREすることである。ただFIREした後に何かをしたいかと聞かれると、それもはっきりとはしていない。
仕事や、人生をかけてやりたいことなどないのかもしれない。文章を書いていたいし、面白そうなことをとにかくやってみたい。
ただそれ以上にやりたくないことが多いのだ。車の所持なんてその最たるもので、どうしたものかと頭を悩ませている。
ただどっちにしろ買わないとエラいことになるので、購入するのはマストになりそう。まぁ良い機会なので、二度目の転職を視野に入れても良いかもしれない。
新卒で入った会社から今の会社にきて、気がつけば3年以上経った。早いもんだ。2020年に東京に住み、2021年に大阪に転勤になった。
東京に住んでいたのは、人生の1年間だけ。しかもコロナ禍の真っ只中、楽しでいたとは言い難い。もう一度住んでみたいなというのは、心の片隅にあった。
別に一生じゃなくても良い。数年とかでも良いから、東京での生活を謳歌してみたい。となると転職活動をするしかない。
車を買うのは避けられなさそう。仕方ない、諦める。とりあえずは購入をして、しばらくは車通勤をするしかない。まぁするけど、するフリに近い。
- 車を買う
安い中古車を買う - 車が運転できる様になる
このスキルは身につけておいて損はなし、練習期間だと捉える、旅行先でもレンタカーを借りれる様に - 転職活動を進める
年収アップ、キャリアアップの転職をする - 東京に3〜5年住んでみる
この変化を、今年中には起こしたい。異動じたいは8月以降で、これを書いているのは6月初旬。
僕は極度の面倒くさがり屋で、安きに流れがち。なにかの機会がないと踏ん切りがつかないと思っていた。
今がちょうど良い機会なのかもしれない。一生今の会社にいるとも思っていなかったので、ここらが潮時である。
そして祖父母の老人ホームにお邪魔する。扉の前に、愛犬の写真を見つける。正確にはテレフォンカード。時代。
僕も昔いっぱい遊んだ。亡くなってもう20年以上経つ気がする。でも記憶は鮮明に残ってる。その後にじーちゃんもばーちゃんも、新しい犬を飼うこともなかった。
ペットらしいペットを飼ったことのない僕からしても、唯一のペットとも言える存在だった。こういうのを見ると、ふと子供の心に戻ってしまう。
