お盆はセールの時期!買い物に行かれる方も多いのでは?
僕も元々服やファッションは大好きで、よく買い物にも行きます。ウインドウショッピングだったり、お店に入って試着したり楽しい時間。
しかし、買い物の際に毎度頭を悩ます存在が、、、それは、、、
服屋の店員さん!
いや、分かっています!店員さんも仕事だというのは・・・好きで話しかけてくる人ばかりというのは・・・
でも、あなたも苦手だって感じてませんか?笑(もちろん、店によっては全然声をかけてこないお店もあります。最初に断っておきます。)
服屋の店員さんとのトーク
面白くはない・・・
服屋の店員さんで、苦手だと思うのは言わずもがな話しかけられること。そもそも面白くない、話していて。笑
でも、これは完全に僕の行き過ぎた注文であることは自覚しています。
いきなり初対面の相手に、注意を完全にひける様な興味深い話なんてできる訳がない。年齢も、過ごしてきた環境も違うし、少しのやり取りでどんな人間か分かりませんし。共通の話題も、当然ない。
となると、出ました!天気の話!!
もうこれしかないですね。あとは、「何かお探しですか?」くらいかな。
喋っても、完全に会話が尻すぼみになることは目に見えてます。だったら、話さなくても良いやん!?その特攻精神いらんやん!?
和牛の傑作漫才もとりあえず載せときます。
当たり前のことしか言わない
商品を見ていると、ほぼ必ず言われるのが、「試着しても大丈夫ですので。」という旨の内容。
これ、言う必要ない気がするんですよね。もし、「その商品、デリケートですので試着はお断りしています。」だったら、声かけてほしい。
だって、間違って試着して、後々問題になったら怖いし。
共通認識として、「試着は可能」ってみんなの頭にあると思います。それをわざわざ口に出さなくても良いかなって。
多分、マニュアルか何かで「客には声をかけましょう」ってなってるとは思います。だから、店員さんは上の指示をきちんと遂行していて、組織の人間としては正しいのです。
でも、共通認識をなぞる為だけの声かけは、「会話の為の会話」になってる気がするんですよね。
決断の催促をされる
これが、一番辛い。店に入る、店員さんに声かけられる。店の中を一緒に回る、少し気になる商品を見つける。
というか、気まずくて何か商品を適当にチョイスする。その説明を受ける、そして「はい、買いますか?」みたいな雰囲気になる。

だって、服って基本的に高い買い物じゃないですか。勿論値段の幅は結構ありますが。
服でも、数万円のものもあります。それより安い家電買う時でも、色々ネットや雑誌見ますよね。
それなのに、いきなり勧められて、「さぁ、どうですか?」ってなってもなかなか購入しようってならないですよ・・・僕がマイケルジャクソンなら、まだしも・・・
逆に提案、服屋の店員はこうなってほしい
「1人で見ます」という意思表示をさせてほしい
以前、何かの記事で、「アパレルの商品数は2倍になり、売り上げは2分の1になった」とありました。
なんとなく腑には落ちます。商品数は2倍になったのなら、単純計算で2倍は見る時間がいるのに、話しかけられるとその時間を確保できませんよね。
お店に入った際に、「1人で見ます」みたいな札置いておいてほしいなぁと。ホテルのドアに「寝ているので、入らないで下さい」の札をかけるみたいに。
人によっては、話しかけてほしい人もいると思います。僕がたまたま話しかけられるのが苦手なだけで。
なので、そもそも客自身に話しかけられたいか、そうでないか選ばせるのが良い気がするんですよね。ある種、セルフサービス的な感じです。
買いたい気持ちを後押ししてほしい
僕が店員さんに、声かけてほしいタイミングが8,9割方購入を決めている時。でも、「値段がちょっと高いな〜」って感じてる時に、「似合いますよ!」みたいなこと言ってほしい。
これ、完全にわがままです。笑買いたいけど、最後の一歩が踏み出せない時に背中を押してほしいわけです。
レジで会計した後に、「僕も同じの持っていて、使いやすいですよ」とか、「飽きずに使えるデザインですよ」とか。他の会話はなくても、最後のそういう一言もらえるだけでいい気はするんですよね。
業界そのものの見直しが必要!?
とまぁ、ド素人が色々書きましたが、ここからは根本的な話。
例えば、本屋さんで店員から声かけられることってありますか?「どんな本をお探しですか?」と。
例えば、スーパーやコンビニで店員から声かけられることってありますか?「どんな食べ物をお探しですか?」と。
例えば、CD・DVDショップで店員から声かけられることってありますか?「どんなCD・DVDをお探しですか?」と。
実は、あんまりないはず。
ご飯屋さんで声かけられることはありますよね。「料理は何にしますか?」って。これは、もうその店で食べると決定しているからで、声かけられるのはある種当たり前。
つまり、服屋のみが、買うか未確定な状態であるのに、客に売り込みをかけるシステムに既になってしまっているのです。
おそらく、服屋の店員になる際の研修などでそういう様に指導されているのが大きな原因なのだろうとは思いますが。
アパレル業界のかなりの裏まで暴露しているこの本。「誰がアパレルを殺すのか」によれば、
- 作者: 杉原淳一,染原睦美
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2017/05/25
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (8件) を見る
販売員(いわゆる服屋の店員さん)は給与体系が良くないとありました。
販売員として、年齢を重ねた後、本社に異動して別の職種で働いたり、管理職に昇進する例はまだ多くない。
また、販売員の方が、買い付け担当(バイヤー)や商品企画担当者になりたいと思っても、そのアパレル会社にそのルートがない場合も多いらしいのです。
転職をしようにも、「3年のバイヤー経験必須」という条件がついている場合もほとんどとのこと。
つまり、アパレル業界そのものの根本的な解決が必要なんだろうなぁと。
販売員さん・服屋の店員さんは確実に、一般人に比べおしゃれで、垢抜けています。ファッションセンスという才能は、正直群を抜いているだけに勿体ないというか。
実店舗の服屋の店員さんを減らす。そして、その分の人員がバイヤーや商品企画などをローテーションで経験すればアパレル業界も変わりそうな気がします。
まとめ
僕はファッションは好きですし、服屋も好きです。ネットで服を買うのはやはり慣れなくて、実店舗で試着し買うスタイルでずっといます。
自分でじっくり見てから買うか決めたいと思っているので、あまり話しかけられたくないタイプなわけです。実際、服屋の店員さんは皆おしゃれで、洗練されていて、かっこいい!
こんな人達が、もっともっと色々なアイデアを業界に吹き込んでくれれば、ついつい買ってしまいそうなのになぁと思った次第です。
かなり生意気な記事になってしまいました・・・笑
ではでは!