人生を楽しむコツ、置かれている状況を好転させるコツは「主体性」です。どうすれば人生が今よりも充実するか常々考えていましたが、一つの解答を見つけました。何事も主体的に行い、指示待ち人間から脱するのです!
今すぐ自分の現状を変えたければ、「主体性」を持ち率先して行動することですね。僕も新入社員時はビビるくらいダメダメでしたが、自分から動く様になり周りからの目線が大きく変わりました。
このままではいけないと思うけど、何をすれば良いのか分からないという人は、「主体性」を発揮しましょう。
「主体的」があればダメ人間から脱出できる!
人間は毎日色々な選択をして行動しています。1日約60,000回もの選択をしているなんてのも見たことがあります。しかし、全く同じ行動をしていても、周りからの印象と自分の満足感ががらっと変わることがあるんですね。
それは、「言われる前にやったか」と「言われてからやったか」の違いです。前者は社会では有能と見なされ、後者は必ずしも無能とは見なされはしませんが評価は高くはなりません。
「ファイトクラブ」のエドワード・ノートン扮する「僕」も きっと指示待ち人間だったんだろうな。。。笑
新入社員の頃の僕は愚かしいことにこんな感じでした。
色々仕事を任される、当然ながら優先順位が高いものから着手していく。しかし、最も優先順位が高いもの以外は「言われてからやればいいや」って。 「締切が近くなって督促されてからすればいいや」という脳内回路。
うーん、、、非常に良くないです、我ながら。笑
ある程度年次を重ねて、人に指示を出すことも増えてきましたが、頼んだ人がこんな感じだと本当に大変です。。。指示を出す側に回って初めて実感しました。笑
逆に、逆に!!!仕事を頼んで最も助かるのは、「頼んだ内容+α」をしてくれる人。僕が頼んだ処理が何故必要なのか、それが他の業務に影響があるかまで類推し、工夫を加えて提出してくれる人。
こういう人がいると、本当に助かります。また力を貸してほしいって思いますし、自分も組織でそういう人間でありたいと思いますね。
「主体性」って言葉は若干曖昧な部分もありますので、「主体性」を発揮するための具体的な心得を書いておきます。それは、「これは必要かなと少しでも感じたら、それはしておくべき」ということ。効果大ですが、簡単じゃないですか?
仕事でも、恋愛でも「主体的」であれ!
「主体性」の重要性を教えてくれる書籍を2つばかり紹介します。仕事編と恋愛編で一つずつ。
moto :「転職と副業のかけ算」
まずは、仕事編ですね。僕が買って本当に為になったなぁという本です。motoさんの「転職と副業のかけ算」という本。このmotoさんっって人の経歴がなかなか面白い。
1987年生まれの方でまだお若いのですが、経歴はてんこ盛り。
- 短大卒業
- 地元のホームセンター入社(年収240万円)
- 人材会社に転職(年収330万円)
- リクルートに転職(年収540万円)
- ITベンチャーに転職(年収700万円+副業200万円)
- 広告ベンチャーに転職(年収1,000万円+副業4,000万円)
サラリーマンをしながら副業で年収5,000万円を達成していると。ここで気になる副業ですが、自身の転職経験をブログやこの様な書籍にして発信しコンテンツ化しているものとのこと。
つまり、自分で頭を使って市場価値を上げ、知恵を絞って転職をしてその過程やノウハウを悩めるサラリーマンに提供していると。裏のない至極王道の稼ぎ方ですね、憧れる。。。
そして、そのノウハウを詰め込んだ本には金言が山ほど載っていますが、その中でも僕の説を後押ししてくれる記載事項を紹介。
転職で最も評価されるのは、「考えた上での行動経験値」です。指示の裏にある背景を理解したうえでの行動ならば、しっかりと評価されます。逆に、最も評価されないのは、「言われたことだけやった行動」です。「なぜこれをやるのか?」を自分で考えないと、自分の思考が停止してしまい、市場での評価はあがりません。
やはりです、やはり自分で考えて行動すれば評価される。主体性がなく、ただ言われたことだけすると 評価されない。中間はないんですね、悲しいかな。
ちなみに、このmotoさんの「転職と副業のかけ算」は以下の記事でも引用しました、合わせて確認してみて下さい。
大島薫 : 「モテたいって思っている男ってなんであんなに気持ち悪いんだろう」
恋愛でも同様に、「主体性」が大事です。以前にも記事で書いた内容ではありますが、大島薫さんの著書「モテたいって思っている男ってなんであんなに気持ち悪いんだろう」にて恋愛においても主体性が大事と書いていました。
詳しくは以下の記事にてご確認ください。
体は男、だけど見た目と中身は女という大島さんからのアドバイスは身につまされるものが多いです。男は男の言い分や考え方があり、女は女の考え方があり。時として脳の作りの違いなどで片付けられてしまいますが、大島さんはその橋渡しをしてくれる存在。男性・女性のそれぞれの意見・言い分を理解しているという稀有な方なのです。いいとこ取りやん!笑
金言・格言満載。芯を食った意見が多く載っているので是非この本を読むか、僕の記事を是非見ていただきたいです。しかし、「主体性」に関して書かれている部分のみをもう一度。
言われたからやるではなく、言われる前にやる。
恋愛は主体性が大事。
主体性が大事だと気付かされたあるエピソードが載っていました。大島さんの友人の女性の話で、食事は基本的に彼氏とワリカンだったそう、特にそれに対して悪い感情もなかったみたい。しかし、ある日「ホテル代もこれからワリカンにするから」と言われて始めて、嫌だと思ったとのこと。
ここで女性側の意見。
もうホテル代のワリカンが嫌だということも伝えず別れようかなって。だって、例えばこれで私が「ホテル代ワリカンは嫌だ」って言って、仮にこれから彼氏が払ってくれても『彼女に言われたから払う』ってことじゃないですか。それじゃ意味ないんです。
なるほど。。。言われる前にする!自分がしたいからする!恋愛時における愛情の伝え方は主体性がとても大事なのだという教訓です。
どうせするなら「主体的」にした方が得!
さて、結論です。
- ある行為を行うとします。
- しかし、全く同じ行為を同じ時間をかけて行ったとしても、周りの人からの印象や自分の満足度が大きく変わることがあります。
- 違いは、主体的に行ったかどうか!
- どうせするなら「主体的」にしたほうが得です!
仕事だったら、例えば上司に指示を仰ぐ時。「どうすればいいですか?」と聞くのと、「どうすればいいですか?A、B、Cという選択肢があって、僕はBだと思っていますが。」みたいな聞くのでは全然違います。
これは、仕事・恋愛にとどまらず人間関係全てに当てはまります。友人関係や家族関係でもそうです。近頃「イクメン」なる言葉をしばしば耳にしますが、主体的に育児をする人がこれまで少なかったからこそ出てきた言葉なのかもと思ったり。
最後に、最近僕のしている努力を紹介します。これが「主体性」にまつわる努力なのか、少し怪しいところではありますが。笑
それは、接する人に笑顔で対応すること。「何だ・・・そんなことか・・・」って思われる方もいるかもしれませんが、やってみるとこれがなかなか難しい。店の店員さんにお会計時にも笑顔で接しないといけません。頰の筋肉が硬直してなかなか笑顔が出ないんですね。笑
まぁ、こう書くとピースフルな人間だと思われるかもしれませんが、そんなことは全くありません。自分から人に笑顔で接するとリターンが大きいことは何となく分かっているから。全くお金もかかりません、ただ笑っとけばいいだけです。
後は、ありがたいことに人に昔から「笑顔が良い」と褒められることがしばしばありました。つまり、自分にとっては特筆すべき武器という考え。せっかくリソースがあるなら使わないなら勿体無いなと。
「100万ドルの笑顔」なる表現がありますが、周りの人に主体的に笑顔で接することで本当に100万ドル相当のリターンがあるんじゃないかと。
ちなみに、最近のベストスマイルは一時期話題になったイタズラ好きな美人サッカーレフェリー 。笑顔一発で世界中にファンを作りました。この一撃で20万ドルくらいは元をとったのでは!?笑
youtu.be
自分が何をするかも大事ですが、自分の行動を周りがどう受け取っているのかも同じくらい大事です。周りの目を気にして生きるのなんて正直かったるい一面もありますが、「主体的な人」、「自分ごととして動いてくれる人」という印象を与えて損はありません!
ではでは!