気付きました、「炒める」という技法で男の自炊は全て対応できるのです。一人暮らしを始めて一ヶ月、基本的に自炊をしているのですが、その中で最もするのが炒め物料理。
一人暮らしで食費がかさむ方は自炊をするのが一番。ですが、自炊を面倒くさいと感じている方もいるのでないでしょうか。
僕は炒め物をメインにしてから、5分以内で美味しくて栄養がある料理を作る事が出来る様になりました。断言します、炒められれれば自炊は楽勝です!
・食費を安く済ませたい!
・自炊ができる様になりたい!
・一人暮らしが不安!
という人にむけて書きました。炒め物さえできれば一人暮らしの食事事情は全て解決します。お題「#おうち時間」
目次
炒め物はこう作るんだ!
炒め物は自炊の強い見方
僕の食事の大体のパターンは、米と炒め物のコンビ。余力があれば、3日分くらいのみそ汁をまとめて作ります。自炊をしていて、気付いたのは、炒めるという手法は非常に優れているとういうこと。
僕の思う炒め物の強みは、
- お肉や魚と野菜をバランス良く摂取できる
グリルがなくても、野菜と一緒に魚を炒めれば問題なし - すぐに料理が完成する
- お金がかからない
油があれば何とかなる - 量の調節が自由自在
- 食材を熱するだけなので、焦がさない限り基本的に美味しい
すぐにできるし、量も多く作れる、つまりは男が自炊する際は、炒め物さえできれば向かうところ敵なしなんですだ!ちなみに、僕の冷蔵庫の中身はこんな感じ。休息時に食べるチョコレートと、調味料と野菜と肉って感じですね。
冷蔵庫の外に保管している食材はタマネギだったり、ジャガイモだったり、油だったり。冷蔵庫に入れすぎると冷却の効率が悪くなって、ムダに電気代がかかってしまいますからね。
では、炒めてみましょう!
では、料理を作っていきます。というかこの1パターンだけできたら、最悪死なない!笑まずは、スーパーの発明品「炒め野菜セット」を使います、すでに炒めやすいサイズにカットされているという秀逸な商品。これは非常に便利で、時短&生ゴミが出ないんです、後片付けも楽!
そして、続いてはお肉の登場。今回は鶏肉、豚肉の日も多いですね。牛肉は高いから基本的に買いません!笑
そして、時間があったのでカット野菜の他にも、玉ねぎ1つ、ピーマン1つ、もやしの袋から適当に投入。(入れる前に油はひいています)
そうして、最初に紹介したカット野菜と鶏肉をドッキング!フライパンは賑やかになってきました。これだけ摂取すれば栄養面も抜かり無いはず。お肉は面倒なので、ノーカットです!笑
調味料は醤油と塩のみ、鶏肉の上に適当にまぶします。ここはマジで感覚、Don't Think、Feelってやつですね、
ここから、着火!燃えるフライパン、踊る食材達!お肉に火が通って、野菜がしなしなになっていればフィニッシュです。火力や食材の量にもよりますが、5分もいかないくらいかな。
皿に入れた後、フライパンにまだ余熱があったので、卵もあたためます。これは完全に余力があればでOKですね。まぁ、卵入れておけば栄養面でさらにパワーアップするだろうと言う安易な考えです。
完成しました!
さて、完成です。みそ汁は以前にまとめて作っていたもの。ご飯3合くらい一気に炊いておいて、数日間に分けて食べる。メインの真ん中のお皿だけ作りました。色々野菜切りましたが、カット野菜とお肉だけなら本当に5分かからない。これが魚だと、調味量を塩オンリーにするだけです、かんちこちん!
炒め物の味つけはどうするんだ?
僕は以前に、味付けをする歳に、焼き肉のタレなどを使っていました。何もないと、味なしになるんじゃかろうかという思いからです。しかし、焼き肉のタレも微妙に値が張る。美味しいけれど、毎日食べていると飽きる。
そんな時に、ヒント与えてくれたのがいつもの村上春樹先生。がちがちのハルキストなんです、僕は。小説は何回も読み返していますが、一人暮らしになってから村上春樹作品の料理描写に思わず目がいく様になりましたね。環境が変わると、着眼点も変わるもんです、ジブリの食事シーンももう一回見返したい。
僕の大好きなイギリスのバンドRadioheadのボーカルであるトム・ヨークにも影響を与えたと言われている「ねじまき鳥クロニクル」。 ここで主人公のオカダ・トオルが家で料理を作るシーン。
薄切りの牛肉と、玉ねぎとピーマンともやしを中華鍋で強火で一緒に炒め、塩と胡椒を振り、醤油をかける。そして最後にビールをさっとかける。一人暮らしをしているときによく作った。
醤油と塩でいいんですね!(胡椒は家にない、ビールは好きじゃない笑)
というわけで、味付けは醤油と塩で解決です。十分に美味しいです、安価で済みます、ありがたや。
料理は難しく考えすぎない方が良い
美味しく食べれるレベルはすぐ作れる
僕は一人暮らしを始める前は、料理という物を難しく考えすぎていました。料理は、特殊な技能を持った物しか会得できない秘技だろうと勝手に捉えていました。しかし、そんなことはありませんでした。
やってみれば何とかなるんです。そこら辺のお店のクオリティに並ぶのは難しいですが、「美味しく食べれる」レベルであればすぐに実現可能です。過去の記事でも料理について触れていますので、あわせて見てみて下さい。
また、炒め物はフライパンさえあれば、何とかなります。僕が愛用しているのはティファールのフライパン。今の家はガスですが、オール電化の家に行った際にも使える様にIH対応のものを買いました。特にこのフライパンで、今のところ不都合はありません。何を買うか悩んでいる方がいれば、オススメです。

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- 発売日: 2016/03/01
- メディア: ホーム&キッチン
食費は計画的に抑えよう
自炊の大きなメリットは食費が安くなること。過去の記事にて、食費について一ヶ月の計画を立てました。通常通り食べていると、一ヶ月に90食あるわけですね。
僕は夕食は、基本的に400円以下で済ませる様にしています。 先程の写真の料理も400円かかっていないはず。お肉や野菜はまとめ買いすると安い。
そして、一人暮らしの強い見方はもやし。一人暮らしをして初めてスーパーで買い物をする様になったのですが、もやしは安いんです。パックに入って30円くらいで買えてしまう。
しかも、最初から手頃な大きさなので、使いやすい。◯郎系のラーメン屋で「もやしは2kgまで無料」みたいに書いてある店とかありますね。
太っ腹な・・・赤字にならないのか・・・
とか思っていましたが、まぁなりませんね。。。安価で食事のボリュームを増やせる打ち出の小槌がもやしなのだと知りました。今後もお世話になります。
まとめ
今回の記事をまとめます。
- 炒め物は簡単にできて美味しい
- カット野菜を買い、肉を切らずに投入すれば超時短になる
- 炒め物の味付けは醤油と塩で問題なし
- 料理はハードルは高くない
- 肉や野菜はまとめ買いで安く仕入れるべし
- もやしは食費を抑えたい時に便利
料理は大変かもしれませんが、慣れてくると日々の息抜きになります。では、最後に先日買った雑誌POPEYEに掲載されていた、建築家・作家・画家・音楽家でもある坂口恭平さん文章を紹介して終わります。
手も昔は足だった。どこにも移動できない今、手を使ってどこまでの旅をしてみるのはどうだろうか。
これが僕が提唱する「手首から先運動」である。手で何をするのか。手で「作る」のだ。作るって何を?私は芸術家でも職人でもない、と困っちゃう人もいるかもしれない。そんな人でも、誰でも取り組むことができる創造。それが料理なのである。
家にいながら手軽にできるクリエイティブな活動が料理なのですね。
ではでは!