「あいづち」って会話で最も重要な要素ではないでしょうか。あいづちを上手く入れてくれれば、ついつい話してしまいますよね。
逆に、自分のあいづちが上手くハマっていると、相手も色々しゃべってくれます。
あいづちはそんな会話における潤滑油だと思うのですが、ここを疎かにしている人が多い気がします。
個人的に気になるのが「間違いない」と「それな」という言葉。同意を示すきちんとした日本語ではありますが、乱用している人が多い気がします。
「ヤバい」などもそうですが、楽な表現に走らず考えてあいづちを打つことで人間関係はより豊かになるはずです。
間違いないです。(笑)大事なのは、いつものあいづちに+αを加えること!
・あいづちを使って、会話を盛り上げたい!
という人に向けて書きました。「あいづち力=会話力」です。
最初に結論から!
この記事のまとめ
- 同じあいづち、安易な表現を使い回すのは危険
- 話している最中は数パターンのあいづちをローテーションで使う。話の終わりには、必ず+αを心がける
- あいづちは結局テクニック、人に好感を持ってもらう技である
いつも同じあいづちしかしない人が多い
大学生の途中あたりから社会人の今まで、定期的に感じていることなのですが、「間違いない」・「それな」を多用する人が多い気がするんです。(笑)
僕の杞憂だったり、たまたま周りに多かっただけかもしれませんが。ですが、ある程度の人は「あるある!」と思っているのではないでしょうか。
何を言っても同じあいづち、「あ、面白いこと思いついた!」と思って発言しても同じ返し。
これをされると、話す気が徐々に失せてしまいます。逆に言えば、これを他の人にしていると、おそらく相手は退屈しているかも・・・
やはり会話や人と言葉のやり取りをする中で、意識しておきたい(と個人的には思っている)ことは安易なあいづちや表現を避けるということ。
幸か不幸か、ある種万能な言葉って世の中にあふれていますよね。しかし、簡単な言葉を好んで使っているとだんだんあいづちのレパートリーが減っていきます。
- 間違いない
- それな
- ほんまそれ
- ヤバい
- ウケる
他にも色々あるかと思いますが、これらの言葉を連発するのはヤバいです。(笑)
僕は同じあいづちを打ち続けるのは相手にとって失礼にあたると思って控えてる様にしています。
あいづちは文中と文末で分ける!
話の途中のあいづちは数パターンのローテーション
あいづちと言っても、出て来るシチュエーションはそれぞれ違いますよね。話の途中で出てくるあいづちと、話の終わりに打つあいづちは別物です。
話の途中のあいづちは特に気の利いたことを言う必要はありません。そういうことをいちいち入れていたら、相手のペースを崩してしまいかねません。
ここでヒントになるのは、過去記事でも紹介した中井朋宏さんの「ウケるは最強のビジネススキルである。」という本。
元芸人だったという異色の経歴を活かし、様々なコンサル業務で成果を出してきた方の本。
全てのビジネスマンに読んでもらいたい、だって面白い人増えたら社会が幸せになるじゃないですか。笑
- 作者:中北 朋宏
- 発売日: 2019/06/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
色々なテクニックが紹介されているのですが、この本の中でも、あいづちについて触れられています。ここで書いているのは、あくまでビジネスにおいてですが、
- そうですよね
- なるほど
- おっしゃる通りですね
- 確かに
- はい、はい
この5パターンを抑揚を付けて、順次言うだけでOK。実際試してみますが、これでほぼ問題なし。
相手が話しているを受けて、リズムを作ってあげるイメージですね。
あくまで相手の話のターンなので、邪魔せず話しやすい環境を提供することを心がけましょう!
話の最後はいつものあいづち+αを意識する
そして、問題はこちら。話の終わりにするあいづちです。今まで色々話を聞いてきて、「どう思いますか?」という様な場面。
ここで、どの様にあいづちを打つのが良いのか。テレビでお笑い芸人などを見ていて、気付いたのですが、話が上手な人には必ず+αがあるのです。
「間違いない」と言っても、絶対にそれだけで会話が終わらない。その後に必ず何かを付け加えているのです。
例えば普通は、
ですが、ここに+αがあると、
とかこういう感じ。別に面白いことは何も言っていないですが、良いですよね。会話に乗っかてくれているというか、広げようとしてくれている感じがしませんか?
他にも、
ですが、芸人とかであれば、
とかこんな感じ。これは笑いを狙っていますが。(笑)
あいづちですが、基本はコンパクトでOK。そして話の終わりには、いつもしている自分のあいづちに+αを加える努力をしてみて下さい。
これで結構変わる気がします。LINEなどでも、何か言ってもスタンプだけで返してくる人もいますが、そこに一言あるかないかで受け取る印象は全然違いますよね。
あいづちはテクニックである!
思うことには、あいづちは結局テクニックなんだなと。というか、マナーと言ってもいいかもしれません。
特殊な才能は全くいらず、練習したり、訓練したりすれば誰でもできる様になるはずです。
そもそも、僕は人への興味が薄くて、そこまで誰かに会いたいという感情がない。裏を返せば、人に合う回数が少なくても行為を持ってもらえばOKなのです、僕の中では。
その中で、考えたのが「あいづち+α」という手法。 話の最後に、ある程度オーソドックスなあいづちを打ち、無理矢理にでもそこに一言・二言絶対に付け加える様にしました。
このテクニックは効果があって、よっぽど変なことを言わない限り、まず悪く思われることは無いです。
自分に興味を示してくれたとか、自分の話に食いついてくれていると思ってもらえること請け合いです。
僕はこのテクニックを全員が実践してほしい。そうして、僕の周りから、何を言っても「間違いない」しか言わない人が減ってほしい。(笑)
まとめ
最後にこの記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 同じあいづち、安易な表現を使い回すのは危険
- 話している最中は数パターンのあいづちをローテーションで使う。話の終わりには、必ず+αを心がける
- あいづちは結局テクニック、人に好感を持ってもらう技である
あいづちを制するものは会話を制す、これ過言じゃないはず。
会話の入り「アイスブレイク」に関しても、記事を書いていますのでセットで読んでみて下さい。きっと会話力が上がるはず!
ではでは!