東京ってどこで遊べばいいのか?土地勘も何もない僕、毎週末東京の様々なところに足を運ぶようにしています。その中で、もともと知っている地名に行くこともしばしば。渋谷、原宿、新宿、秋葉原、代官山、青山、中目黒などなど。
そして、お洒落スポットに共通している点を見つけました。「お金がないと楽しめない」ということですね。(笑)お洒落なものを買ったり、お洒落なカフェでランチしたり、とかくお金がかかります。しかし、先日お金をかけずに楽しめる面白スポットを見つけました。(正確には寄付制ですが)
それが中目黒にある「寄生虫館」!寄生虫と言うと、眉をしかめる人もいるかもしれません。しかし、これが意外や意外。ホルマリン漬けにされて、きれいに棚に並べられた寄生虫さながら芸術品。一味違った東京散策にもってこいです!
・中目黒を散策したい
・お金をかけない遊びがしたい
という方にむけて書きました。下の写真はクラゲなので関係ないですが。笑
中目黒という街への憧れ
ROOKIESとEXILE
今年の4月に東京に転勤。コロナウイルスの自粛期間ということもあってどこにも遊びに行けず。というかどこも開いておらず。。。家で悶々としている時に、色々調べました。どこに行ったら楽しいかな、どこに行くのがお洒落かな。
その中で、興味があるエリアの一つが中目黒。地元奈良にいた頃から「大人のお洒落エリア」という印象を持っていました。芸能人の会話でよく出てきていたりしていたので、そのイメージが強かったんですかね。マンガ「ROOKIES」で、ライバルの高校が目黒川高校だったりしましたね、そう言えば。
後はEXILEの街というのも知っていました。事務所があったり、関連ショップも多かったりすると。そこまでファンなわけでもないですが、なんかメンバーいるんじゃないかなってキョロキョロしてみたり。
実際に中目黒のコンビニもEXILE一色。これ普通のコンビニですよ、もう完全にオフィシャルショップやん!(笑)
中ではグッズが所狭しと並んでいます。
寄生虫博物館
しかし、僕はその中で一つ目を引く場所を見つけてしまったのです。それが寄生虫館。むむむ、痒い所に手が届く気がする、なんて悪趣味なと思っちゃった。(笑)
目黒川の「寄生虫館」を発見して、実際にたどり着くまで2カ月近くかかりました。4月の頭に発見したのですが、コロナウイルスの影響もあり寄生虫館はずっと臨時休館状態。き、寄生虫に会いたい。その休館が終わり、営業を再開したのが6月半ばごろ。
HPで確認し、テンション上がりまくりました。これで行ける!!早速週末に向かいました。しかし、唯一の難点が駅から遠い。歩くこと15分くらい、ある程度道なりなのでさくさく行けますが。
中目黒「寄生虫館」に行ってみた!
外観は普通のビルという感じ。道路に面していますね。1階・2階が寄生虫館となっています。そこまで大きくないコンパクトな博物館です。
中学校の時の一戸建ての友達の家くらいの大きさですかね。
分かりづらいわ!
調べていて知ったのですが、この寄生虫館何と無料です。正確には寄付制です。昔行ったニューヨークのメトロポリタン美術館を思い出しますね。僕は無寄付でした。
ごめんなさい。。。
中には、寄生虫のホルマリン漬けがきれいに陳列されています。ホグワーツにこういう教室ありそうだよなとか思いつつ。実際はかなりグロテスクな物だと思うのですが、丁寧に保管され陳列されているので、何かの芸術品の様な品の良さ。
「気持ち悪い」みたいな感情は全く湧いてきません。不思議なことにカップルで訪れている方もいますね。息子と父親というペアもいました。お父さんが熱心に、
地球は寄生虫の星なんだ
と寄生虫の解説をしていました。
色々な展示品、これ収集するのなかなか大変だっただろうなぁ。売店には、寄生虫に関する書籍はもちろん、あろうことかオリジナルTシャツまで販売していました。Tシャツは写真NGだったので泣く泣く撮影断念。(笑)まぁ、入館料なくて寄付制だから物販は大事よね。
そして、この偉大な寄生虫館を作った方は山口 左仲さん。山口さんの年表ありましたが、寄生虫に人生を捧げていた感がすごい。。。
こ、こんな人がいたなんて・・・
英語の論文を書くときに使っていたノートとか、実際のスケッチブックなどもあったんですが、書き込み量が半端ない。。。執念を感じる。。。(笑)
生物の授業が好きになること請け合い!
特に面白かったのが、陰嚢の写真。実際は非常に恐ろしいのですが、ここまでくると浮世離れしすぎてギャグっぽい。(笑)
◯玉めっちゃデカいやん
どんな分野にせよここまで情熱を持って、一つのことに打ち込んだ人の姿って頭が下がりますね。見習わないとって背筋が伸びるというか。僕は高校生の頃理系で、物理・化学の専攻だったのですが、中学校の時にここに来ていたら生物を選択していたかもしれないなぁ。
高校1年生の生物の授業で、顕微鏡でミドリムシ見てスケッチする時にピント合わなさすぎて、資料集の絵をそのまま描いたこともあったっけ。山口 左仲さんは絶対そんなことしなかっただろう、うん。(笑)
まとめ
お洒落なカフェやアパレルショップにちょっと飽きた方是非行ってみてください。新しい発見があること請け合いです。
- 寄生虫を身近に感じられる
- 寄生虫館はオリジナリティがある場所、ここでしか体験できない
- 一つのことに打ち込んだ人の素晴らしさを体感できる
今までにない経験ができた休日になりました。この寄生虫館見学から数時間後に、宗教勧誘に遭い強制入信させられたのはここだけの話です。(笑)
ではでは。