【月刊】振り返り

【月次】26年5月振り返り。資産5,000万円突破、我、準富裕層也。

ブロ豪(コルレオーネ)

文豪ならぬ、ブロ豪|関西出身、独身アラサー|資産4,000万円突破|ABEMA primeに出演、ひろゆきとも討論|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|

26年5月。平和である。先月か異動したけれど、なんとかやれている。五月病はまだない。吾輩は猫である、名前はまだない的なノリ。

 

そして驚くべきは、資産が5,000万円を突破したこと。アゲアゲ相場だから起きたマジックだろうけど、準富裕層の仲間入り。

 

 

 

今月のお金の収支

使ったお金まとめ

 

 

 

家賃53,880円
駐車場代+保険20,000円
電気 11,000円
水道代 2,500円
通信費(スマホ) 3,281円
通信費(Wi-Fi) 5,368円
Netflix 1,490円
ブログサーバー代 1,100円
合計96,119円

 

変動費は87,364円。そして自動車税30,500円。え、自動車税って高くね!?車持ってるだけで、こんなにかかるんだね。

 

資産推移

 

 

資産合計はこんな感じ!

 

証券口座48,873,114円(+21,499,813円:+78.54%)
銀行口座765,903円
ゴールド647,499円
合計50,286,516円

 

資産がめちゃくちゃ増えた。3月末なんて4,266万円だったのに。気が付いたら5,000万円を突破している。

 

底値を叩いた時から、グンと伸びている。2ヶ月間でもちろん給料は入ってきたけど、それにしても600万円くらいUPした。

 

資産をアメリカ株にほとんど突っ込んでいると、時たまこんな乱高下が起こる。徐々に慣れてきた。

 

血糖値が急に上がったり下がったりすると、気分の落ち込みがあったり、メンタルに支障が出るらしい。これと同じで、資産の上下もハートを抉ってくる。

 

2022年に投資信託を買った。この時は貯金ばかりで、全てキャッシュで持っていたのだ。その金額が1,200万円ほど。

 

5年続けた前の会社をやめた際、退職金が約100万円。「100万円なんて大金やん、やったー!」などと思っていたけど、4年も経てば、数ヶ月で数百万円の資産が増減する魔境に突入している。

 

この時に、ヴァンガード社のS&P500に連動した投資信託を買って、今月遂に「+102%」となった。2%ではない。100あったものが、202になっている。

 

金融をかじったものなら確実に耳にしているであろう「72の法則」で考えると、4年で2倍だから、毎年18%も増えたことが分かる。

 

物価は上がっているが、それ以上に株は踊っている。そうなるとキャッシュ以外の資産を持っている者や、資産形成に回すお金がある人の独壇場。

 

富める者は、どんどん豊かになる。良いスパイラルに乗れたと思う。

 

一方で、今から社会人になった新入社員は大変かも。東京に住んでいたりしたら尚更。初任給は上がっているけど、生活費にお金を取られ、貯蓄に回す余裕はない。

 

どんどんジリ貧になっていく。スタート時点では大きな差はないはずなのに。積み重ねがいかに大きなものかが分かるってもの。

 

良かった&悪かった、お金の使い方

 

 

最近はコンタクトレンズをする機会がめっきり減った。メガネが楽で良い。メガネはコンタクトと比べると、度が緩い。

 

黒縁メガネを買った。度入りの眼鏡を買うのは久しぶり。コンタクトつけてると疲れるので、最近付ける機会が減ってきた。5年ぶりくらいに買ったのかも。

 

伊達メガネやサングラスは購入するのに、度入りの眼鏡を買わないってよく考えたら変な話。

 

トムフォードのメガネが欲しかったり、プラダを着た悪魔2でメリルストリープが黒縁メガネをかけていたりと、最近その欲が高まった。

 

Jinsショップに行くと、セールを行っていて、少し値段が安めになっていた。フレームとレンズ代で12,000円くらい。

 

 

そう考えると、Jinsって高くなった気がする。俺が社会人になった2017年なんて、5,000円くらいで買えたのに。

 

そう考えると、鯖江なんかめちゃくちゃ高い値段がする。20万円のとかもあるよね。工芸品としての側面もあるだろうに、なんでそこまで高いんだろうか。

 

使っている金属部品も圧倒的に多いであろうスマホの方が値段が安いのは謎。

 

コンタクトの方が度数は合っているし、パソコンでの細かい作業には向いている。Excelする時なんて、コンタクトの方がやりやすい。

 

しかし洗う手間が面倒だし、ずっと付けているとなんか落ち着かない。

 

それに最近はパソコンでそんなに細かい作業することもなくなった。やる仕事がコミュニケーションが多くなってきて、楽できるようになってきたのだ。

 

ということで新しく買ったメガネをかけて、日々をもっと楽に生きていこうと思う。

 

今月に観た映画まとめ

 

 

今月観た映画はコレだ!!!

 

  • プラダを着た悪魔2
    5/1公開で、9時の回を観る。日本最速で鑑賞。しかしあまりハマらず。一作目はかなり好きなんだけど。アンディが野暮ったさが抜けて変身していく様が好きだったのに、その楽しさは今回なし。ミランダが有能に見えるシーンもなくて、ただの面倒なお局さんに止まってる。アンディが最初の炎上案件を苦労して解決したって描写も少ない。結局やったことは、ルーシーリューとのインタビューを設定しただけ。他の活躍は、電話かけまくったくらい。最後は資本力の殴り合いで、金銭バトル。アンディである必要はないし、蚊帳の外感。取ってつけたような恋愛パートも無駄。せっかく20年越しなんだから、もっとファッション業界の趨勢をネタにしたら良いのに、紙媒体じゃなくたったよぴえん、くらいで終わり。ただ絵面はやっぱり強いし、オシャレをしたくなる。今年の夏はサングラスをかけて過ごすのだ。
  • サンキュー、チャック
    個人的にはかなり好き。スティーブンキング原作。SFかと思いきや、ミステリー要素強め。第3章→2→1の順に進む。謎が明らかになるが、それをさらっとした説明で流すのも域。一人の人生はそれだけでドラマたりえるし、ミステリーたりえる。3章はなんとなくつじつまが合わずに、大丈夫かなと思うが、最後まで見て納得。第2章のドラム&ダンスシーンが本作の白眉。多幸感MAXで、この瞬間があるから人生は価値がある、という感覚を思い起こさせてくれる。終わってみればものすごく小さな個人の話だけど、それぞれの人生には価値があって、それぞれの持つ世界は宇宙にも匹敵する大きさを秘めている。
  • アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方
    トランプの人間臭さが伝わる。もともと人間臭いけど。悪徳弁護士ロイ・コーンがとにかく光る。めちゃくちゃだし、これを師として、のちに踏み台にする様が良い。ウルフオブウォールストリートのディカプリオよろしく、悪い奴を手本にしてしまった的な。成り上がりムービーとしても良いし、最後にディスコミュージックが流れて、現在のトランプが出来上がっていくのも気持ち良い。奥さんを豊胸させたのに、それをディスったり、プレゼントにパチモンの石が入ったカフスをあげるシーンとか、ド畜生ムーブが笑ってまう。
  • ミッキー17
    巨匠ポンジュノ作品。設定は面白いんだけど、賛否が分かれていると知って、鑑賞する。終わってみて納得。微妙なところもある。個人的にはトータルで好きだし、楽しめた。ハリウッド映画ってことで、スノーピアサーとオクジャのミックスって感じ。明らかにトランプな、アホな独裁者。何度も再生されこき使われる主人公の悲哀。前半はテンポも良いし、なぜこんな地獄に落ちたのか、どんな艱難辛苦にあっているのか、テキパキ語られる。待遇がひど過ぎて、「はいはい、これだけやってくれれば、最後にスカッとさせてもらえると良いね」ってマインドになる。ただ宇宙船の中の生活など、もっとSF的な掘り下げも欲しかった。後半は結構タルい。終わってみたら、アホな独裁者が、遠い星に遠征して、無理解なまま先住生物に攻撃して、返り討ちにあうって話。秀吉とかと同じ末路。もっと面白いスペクタルにするとか、テンポを早めるとか、やりようはあったと思う。
  • ピーナッツバターファルコン
    良作のロードムービー。終わりも良いし、今後この疑似家族がどう進んでいくのか楽しみになる。ダウン症のザックのテンプレにはめられたくないという気概。老人ホームに放り込まれて、自分の居場所はここじゃないと飛び出したのも感情移入できる。プロレスラー憧れで突っ走るのも愚かしいけど青春だし、それを受け入れるプロレスラーも、引退したけれど昔のコスチュームで対応してくれるの粋。ラストは呆気ない気もしたけれど、これくらいのちょっと距離をとった感じが良い。
  • The Call
    韓国映画。佳作。同じ家、過去の住人と時を越えた電話というコミュニケーション、設定が面白い。過去から未来に攻撃できるのに対して、未来から過去へ影響は与えれない。しかし実際に起こった事故に誘導する攻撃など、目からウロコ。親切心で助けてあげたものの、とんだモンスターで、トラブルに発展していく。そのモンスターも、激ヤバスピ全開マムの被害者で、モンスターの誕生譚になっているのも面白い。
  • JSA
    映画「みかんの丘」を思い出した。敵同士だけど、同じ地域で生活し、奇妙な友情が生まれる。ブラックジャックでも似たような話が合った。名作であるのも納得。ミステリーとして進んでいき、板門店で起こったとある事件の経緯を探っていく。ノースコリアもコリアもいがみあっているけど、同じ人間同士で、心が触れ合うシーンは良いし、損得なく助け合うシーンも美しい。だけれど終わりがくることは冒頭から分かっていて、複雑な感情で見守ることに。イビョンホン、ソンガンホ、俳優も豪華。ラストの一枚の写真で終わるあたりも切ない。
  • 恋人たちの予感
    映画レビューで高評価が多かったので鑑賞。あの頃のアメリカラブコメって感じ。最初は険悪だった仲だけど、時を経てカップルになりました、以上!みたいな話。個人的にはまあまあ、見る前と後で人生に影響はなし。メグライアンがキラッキラ。会話のユーモア感はいまひとつ。こういうのはもっと伏線があっても良いと思う。昔はこうで、11年後に実は気がつきました、なんて展開がほしい。二人の思考回路が近かったり、すれ違ってしまう過程は、これぞラブコメって感じ。
  • クライム101
    スタイリッシュな犯罪映画。ストーリーに特段の目新しさはなし。ただ映像がいちいちカッコいいし、犯罪シーンはアガる。犯人とそれを追う刑事は定番だけど、強奪される品物に保険をかけている会社で、正式契約をエサに釣られている女性も巻き込むのが面白い。犯罪絡みであっと驚く発見はなかったけど、プライベートで出会った女性と親密になっていくのに際して、自分を打ち明けられず、最後に自己開示をするに至るってラストが好き。
  • ディストラクションベイビーズ
    賛否両論あるけれど、個人的にはかなり好き。話はあるようなないような。ただただアクションとバイオレンスで紡がれていく。俳優陣がとにかく豪華。柳楽優弥。菅田将暉。小松奈々。池松壮亮。村上虹郎。他にも何人か。今売れている役者を先取りしている感じ。柳楽優弥がとにかくすごい。実在している人間ではなく、不条理、災害、理不尽を具現化した存在。もしくはそのメタファーだと思って鑑賞していた。それに付き従う、自称猛獣使いの菅田将暉が一番タチが悪い。純粋でひたむきな暴力はなぜか応援してしまい、弱者ばかり狙う暴力は嫌悪してしまう。アクションで見せる映画としてはかなり好きかも。村上虹郎パートはそこまで乗れず。
  • 空気人形
    是枝作品。タイトルは昔から知ってたけど見たことなかった。ペドゥナのスタイルがめっちゃ良いし、井浦新の好青年感も良い。無生物主語、ここに極まる。最初はファンタジックな恋愛世界なんだけど、徐々に歪んでくる。でも音楽はずっとポップで大人が読む御伽噺という印象。空気人形に空気を吹き込むシーンがベッドシーンのようにハッとさせられる。でも働くレンタルビデオ店の店長に搾取をされるし、好きになった井浦新の欲望を押し付けられる。首絞めプレイと同義で、結果報いを受けてしまうのも良い。板尾創路も良いし、心を持ったのも面倒だと一蹴するクズっぷり。作中にも出てくるけど、アリエルと同じ。無垢な存在が世界の醜さを知る話。
  • 碁盤斬り知らなかったけれど、古典落語「柳田格之進」が原案らしい。そんな落語あるんや。聞いてみよっと。「ミッドナイトスワンの草彅剛が」と書かれていたのがなんかツボ。SMAPの、ではないんやなって。話のストーリーは単純だし、その割に尺は長め。でも面白い。身分や暮らしぶりの垣根を越えて、囲碁でコミュニケーションを図っていく様が良いし、囲碁に向き合う姿勢で、柳田の人間性が描写されているのも無駄がない。また頑固で、完全無欠とは言い難いのも良い。敵役である斎藤工が、完全な悪とも言えないあたりもニクい。特に「お金を取ったっていわれのない嫌疑をかけられて、武士ぴブチ切れ、乙です」みたいな、当時のよく分からん美意識で話が急角度で変わっていくのも良い。「給食費盗ってない?」から生まれる最大級のトラブルみたいな。落とし前を付けるときに、きちんとタイトルが回収される。というか、あれだけトラブルあったのに、最後はしゃんしゃんと縁談するんやってのが、現代にはない人情。縁切りレベルだと思うんだけど。

 

「ミッキー17」で、グロいしキモい生物が、実は友好的で、倫理観を持っていたという展開は、レベルEを思い出す。

 

 

サゾドマ虫の話。ミッキー17のオチは、これと同じような感じなので、これを世紀末頃にやっていた冨樫はやっぱりスゴい。

 

今月に読んだ本まとめ

読んだ本リスト

 

 

今月読んだ本はコレだ!!!

 

  • 中村文則 列
    昨今で一番人を斜に見ている作家こと中村文則先生の作品。彼の左手は蛇、にも通ずる世界観。動物うんちくが多い、この作品では猿。カフカの城と似ていて、列に並んでも、一向に先頭にはたどり着けない。ただ列があるのみ。列は人生のメタファーで、終わりなきラットレースにも似ている。列の先は、新たな列に、T字にくっついているだけかも。もし今の列が違うと思ったら、他の列に並べば良い。列という誰もが分かる現象を、主題に置くという発想ができている時点で勝っている。列に並ぶ人の咎や、悔恨の念が明らかになっていくのも良い。というか村田沙耶香と中村文則は、こじらせた人間を書かせたら、右に出る者はいない。
  • 破局
    過去の芥川賞受賞作品。BUCK-TICKの櫻井敦司の息子、どんなDNAやねん。話自体はこじんまりしている。終わってみれば、とあるラグビー部筋肉むきむき字意識高め大学生が、冷めきってた彼女と縁を切り、フレッシュ年下女と付き合うも、その性欲に振り回され、最後にフラれる。そんだけの話。善人というには欠点のある友人たちとの人間関係も良いし、公務員試験を受けるものの、主人公が本当に何を望んでいるのかが分からないのも良い。元カノと新カノのそれぞれのキャラ立ちと、それぞれの歪さも良いし、結局全員自分のエゴと執着だけで動いているのも面白い。
  • 友罪気になっていた小説で、この機に読む。まあまあ。罪がメインテーマになっていて、思いっきし重罪を犯した人物、罪の意識を抱えている人物、が出てきて、全員絶妙に当事者意識を抱えてるのが上手い。でも少年Aと元AV女優のカップルはさすがになんでも、フィクションすぎ。親友が少年A、って設定は良いんだけど、親友とは言い難いし、主人公もクズとしても振り切れてないし、善人と呼ぶにはキモイ、どっちつかず。登場人物が未完成な人間性、というと、カッコいいけど、全員しょうもないって感じ。少年Aだということを突き止めるシーンまでは面白いんだけど、そこからは延々と主人公の倫理感が語られるだけで、読みごたえがない。
  • 地球星人
    村田沙耶香大先生の作品。キモいし、グロいし、救いがない。褒めてる。めっちゃ褒めてる。コンビニ人間と、世界99の間って感じ。一貫して、「普通」であることの意味を問いかけてくるし、エモーショナルな要素を排して、人間を客観的に見ている。ラストで「合理的」という言葉がキーワードになってくるんだけど、人間は合理的にツガイを形成し、巣を作り、繁殖するという動物的な側面を強調される。世間に溶け込めず、架空設定を信じて、自分を守る主人公。虐待気味の母と姉、性的犯罪をしかけてきた美貌の塾講師。2パート目で結婚していたんだけど、読んでいると、結婚生活の異常性も伝わってくる。性的関係のない夫婦に対して、母親や友人など外野が、SEXのことを「仲良し」と表現して、「夫婦は仲良ししないとダメだよ」と余計なお世話なことを言ってくるのも激キモ。
  • 秘密
    東野圭吾の初期の名作。文章はまだまだ粗削りだけど、なにより話が面白い。登場人物の見せ方があんまりスタイリッシュじゃない感じもするけど、設定も面白いし、最後の着地も大好き。妻a.k.a.外見は娘が、成長していく過程で取り残されている感が寂しい。主人公が内緒で電話を盗聴するくだりなどが痛くて良い。ラストも良いし、なんならこのラストのためだけに読んでいたまである。妻がわがままの業突張りという気もするけど、そういう思考になるのも致し方ないかなと思ったり。
  • 贖罪の奏鳴曲中山七里の御子柴シリーズ。面白い。日本のジェフリー・ディーヴァーって感じ。まぁ結局真犯人が、リンカーンライム的な感じだったんだけど。読者を驚かせようという仕掛けに満ちていて、中山七里のプロとしての矜持を感じる。九条の大罪とも通ずる、悪名高い弁護士が生まれるまで。そして実はこいつが悪役なのではと思わせるミスリード。名人芸。法律もそうだし、その他のディテールに至るまで、入念な下調べを感じさせられる。障碍を抱えている人を無垢だと判断してしまうアンコンシャスバイアスもくすぐられ、一気に読んでしまう読書体験だった
  • 1ラウンド1分34秒芥川賞受賞作。読みやすい。開いた文章で、するする読める。ボクサーの世界は勝つか負けるかしかなく、非情な世界。勝ったボクサーはメディアに出演し華々しいが、それよりもはるかに負けて散っていくボクサーも多い。武器であるはずの思考力が自分を縛り、どんどんとドツボにはまっていく。練習メニューを変え、細かい改善を積み重ねていく、ボクシング経験者が書いたのかな。登場人物はミニマムだけど、想像の幅があって、潤敏額という妙味がある。読んでよかったと思える作品。
  • インストール
    綿矢りさのデビュー作。2001年、インターネット黎明期。エロチャットのバイトで稼ぐというのも時代感があって良い。この二年後に蹴りたい背中を書くんだから、綿矢りさはやっぱりすごい。不登校になった女の子、ちょっとませたエロ知識を知っている小学生男子。主人公の変なノリとテンションも最高。お隣さんが百貨店で働いてて、きわどい下着を、作りすぎた料理をおすそ分けする感じで、持ってくるシーンがなんかツボ。句読点の区切りなど、ここからも綿矢りさの非凡さが伝わってくる。
  • 人間
    又吉の長編。火花も劇場もそこまでだったけど、これはかなり好きかも。最後の沖縄帰省パートはいらない。でも何かになりかったけどなれなかった、朝井リョウみたいな展開は最高。文化人枠になった芸人と、ブロガーとの批判合戦の部分が白眉。双方の理屈をこねくり回して、一人で書いているあたり、感心してしまう。メインの登場人物に、芥川賞受賞、沖縄にルーツあり、など、又吉の人間性が散りばめられている。何者にもなれない、この葛藤を最も抱えるのは、売れていない芸人なのかもしれない。青春時代の群像劇、過去の痛かった自分、男同士の醜い嫉妬、などなどクリエイティブな世界を志した人間が読むと胸に刺さる。
  • ゴールデンボーイ
    「サンキュー、チャック」を観た後に、スティーブンキング作品を読みたくなる。「ショーシャンクの空に」の原作「刑務所のリタ・ヘイワース」も収録されている。大筋は映画のストーリーと同じ。でも映画の方がカタルシスがあったかな。リタ・ヘイワースは女優で、このポスターを飾っていたのがタイトルの由来。おしゃれ。ゴールデンボーイも名作。ホラー小説家と評されていたけど、地に足のついた恐怖って感じ。「あれ、いつの間にか引き返せなくなってる」という怖さが満ちてる。時代背景もあるんだろうけど、抽象化すれば、とある大きな罪を抱えている人を強請っているうちに、その罪を知りながら黙っていたという罪が生まれてきて、お互いに首根っこを握った状態になってしまった、みたいな話。最初は敵対関係だったけれど、唯一の理解者になっているような、秘密を握られたが故の、素で話せる相手になり、自己開示をして赦しあう関係性になったというのも皮肉なな話。軌道に乗るまでには、ふーん、って感じだったけど、共犯関係になりだしたあたりからぐんぐん引き込まれる。風船に空気を詰め込み、いつ弾けるのかとびくびくする。極めてサスペンデッドな状況、最高にサスペンス。
  • 通天閣
    西加奈子の読みやすさ。吉本新喜劇的な、分かりやすい人情もの。出てくる人物がそれなりにこじらせれてるし、人生がうまいこといってない。終わってみて、前向きなテンションになるけど、状況はひとつも変わってないのも、ちょっと突き放してて良い。あ行を吃音になるキャラが「産まれた!」と噛まずに言うシーン。好きな人ができたと彼氏にフラれた女性キャラが、「相手が仕事頑張ってるから好きとかじゃなくて、尻がデカくてそそるとか言えよ。頑張ってない私は悪いのか。ああ、ちくしょう、顔もそこそこ良くて、私のこと好きな男友達とかに愚痴りてえ」とか、赤裸々に語るシーン。ここら辺はめっちゃ好き。

 

 

 

「地球星人」は最高だった。作者名を隠して読まされても、一発で村田沙耶香作品だと分かる自信がある。

 

どんな人生を送ってきたんだろう。毎回読んでて怖くなる。どこにいたの?どうやって生きてきたの?中島みゆきの糸的な。

 

主人公がずっと思想がおかしいのも怖い。バトロワの相馬光子が、最後に幼児退行して、子供の頃に好きだった魔法少女に助けを求めるシーンを思い出す。

 

死の間際でもないのに、ずっとこの調子で、それを30歳過ぎまでやってる感じ。いっちゃってるぅ。

 

面白かった表現まとめ

 

 

  • 波の下にも都がございます(安徳天皇)
  • JOYのCMみたいに散っていく
  • ラグビーはラ式フットボール、サッカーはア式フットボール(アソシエーションフットボール)
  • 大殺界
  • 〇〇(地名)の人口の80%はヤンキー、20%は不審者
  • 今日はマボロシ島が見えんのう
    毎日チェックするものに対して
  • メモ取る時に何も書いていないことに対して、○×ゲームしてる
  • 物入り
  • 蓮っ葉
  • 玉手箱を開けたんかってくらい老けてる
  • お前は青学の柱になれ
  • 平成の氷河期で滅び損ねた恐竜
  • 受肉
  • 居丈高
    いじょうだか、かと思いきや、いたけだか
  • その術はオレに効く

 

 

なぜかふと思い出したナルト。

 

面白かったエンタメ

 

 

  • 正直不動産
    ドラマで全10話で7話目まで見る。感動のレベルでいくと、吉本新喜劇に近い。でも毎回新しい不動産知識をベースにして、話を組み立て、まつわるヒューマンドラマを作るのがすごい。用いてる知識が専門的な分、人間ドラマはある種ベタな方が安心して見れる。大人になると、こういう実社会の舞台裏とかカラクリを見れるのが面白い。FPで勉強していた知識とも結びつくし、知識が重層的になっていく快感がある。山Pを久しぶりに見たけど、肌がつるっつる。ビジュが強い。ずっと見ていられる。
  • 井上尚弥 中谷潤人
    最高。判定で勝負は終わったけど、凄腕同士の勝負はきっとこうなる。ダウンもなし。一撃食らったら終わりという緊張感と、勝ちに徹する姿勢が見えて、まさにプロの試合。切られたら終わり、巌流島の武蔵と小次郎を彷彿とさせる。PFP2位対9位。下馬評通り井上尚弥の勝利だったけど、中谷が圧倒しているラウンドもあり、本当に良い勝負だったと思う。終わってみれば、この日の試合はすべて判定。もともとは20~21時で試合というスケジュールだったが、21時40分ごろから開始。外で食事をしていて、観るのをあきらめていたが、慌ててLeminoでPPVを購入。当日券7,650円。高い。ちけっとぴあで買うにも、アカウント作成が必要。ダルい。しかし対価を払ってもなお観る価値があった。入場シーンからして圧巻。布袋がギターをかき鳴らしてる。もとより身長差とリーチがあったが、井上尚弥のヒット&アウェイで、その差を埋める。しかも最後までずっとスピード維持。中谷は中谷で、左手を温存し、一撃必殺を狙い、それぞれの作戦が見えるのも面白かった。内容もそうだし、ボクシング史に残るエポックメーキングな試合。リアルタイムで観れる感動を噛みしめる。32戦無敗同士。今後この二人を超える日本人ボクサーが生まれるのかも怪しい。立ち合えてよかった。日本人ボクサーが覇権をとっている時代に、格闘技を好きでいて良かった。
  • 地獄に堕ちるわよ
    キタコレ。ずっと待ってた。実在した犯罪史や、裏社会をエンタメにするならネットフリックスが一番強い。役者も軒並み良くて、戸田恵梨香は最高。ミサミサの時代が思い出せない。生田斗真は九条の大罪にも出ていて、無痛おねだり事件を機に、地獄に堕ちて、ネットフリックス専属になりつつあるのかもしれない。細木数子って、小学生の時にやたらとテレビで見た記憶があるけど、なんでこの人は支持されてるの?、なんで気が付いたら消えてるの?、と「ズバリ言うわよ」ってフレーズは知ってるし、メガバクフーンが細木数子に似てると聞いて爆笑したり、存在そのものは知っていた。でもこの映画で、細木数子がどこからきて、どこに消えたかが分かった。恋多き、それ以上によく多き女性で、日本の戦後史と紐づいた存在だと知る。惚れっぽくて、新しい男と出会うと、柄にもなくときめくのもなんか可愛い。中盤ちょっとだれたけど、初婚のモラハラの家で、家の象徴だった鶏をまるごと鶏料理にしたのは最高にアゲ。

 

初めて経験したこと

 

 

  • 伊良湖オーシャンリゾート

 

伊良湖オーシャンリゾートに泊まる。会社の福利厚生を使って、なんだかんだ一万円くらいで宿泊できた。渥美半島の先っちょ。

 

どうも外国人観光客っぽい人がいるのが怖い。なんでおるねん。日本に飛行機でやってきて、ここに行くのはマニアックすぎる。

 

 

見渡す限りのオーシャンビュー。朝と晩のバイキング。たまらん。高級旅館で、和室に泊まって、そこに御膳が運ばれてくるみたいなやつあるやん。あれもええねんけど、やっぱりビュッフェが一番でっせ。

 

とにかく何度も往復をする。家族旅行以外で、ホテルにこだわった旅行は初めてかも。

 

 

旅館なんて、泊まれればOK。寝れればOK。サウナあったら御の字、みたいな世界観だった。しかし渥美半島の先は、良い意味で何もない。自然のみ。

 

ただただビーチがあるのみで、日が暮れると遊べるところがない。ビーチを延々と散策する。恋路が浜という、ファンシーなネームの浜辺があって、カップルを見かける。

 

 

女性はウェディングドレス、男性はスーツ。どうも結婚式で使う写真っぽい。分かる、映えるもんな。

 

だって海なんて波が高くて、「東映」って文字が今にも出てきそうなんだから。ここで面白かったのが、カップルを見かけ、うろちょろしてたら、ずっと遠くに同じ服装のカップルを見かける。

 

縮地やん、移動するのめっちゃ早いな、と驚くもまさかの別のカップル。衣装はたぶんレンタル。だとしたらなぜ男性は、岩壁と同化してしまう茶色のスーツなのか。保護色を着る必要性は、外から見ていてもあまり感じない。

 

ホテルには15時くらいからチェックインし、周辺を歩き回る。気持ちにゆとりのある旅行。ホテル目当てに旅をしてみるというのは今回、初めての経験となった。

 

 

名物の灯台にも足を運ぶ。伊良湖岬は、「日本の白砂青松100選」、「日本の道100選」 、「日本の音風景100選」、「日本の渚」に選定されたらしい。

 

めっちゃすごいやん、というよりも、「そんなに100選あるんでっか」という気持ちの方が強い。この白い灯台は、灯台50選みたいなのに選ばれていた。

 

50選という括りもあるのね。俺もなにがしかの、「〇〇選」に加入できる人間になりたい。全然関係ないけど、灯台を見るといつも、「バトルロワイヤルで毒持られたとこやな」って感じてしまう。

 

その他

 

 

資産が5,000万円突破。気が付いたら到達。実感はまるでない。アメリカ株盛り返してきたなー、からの、月末だし総資産計算でもすっかってことで、計算したらしれっと越えていた。

 

4%ルールを知った時、まずは5,000万円を目指そうと思ったのだ。年間200万円、月に16~17万円。ギリ生きていける。

 

ただインフレ真っただ中だと、ちと厳しいか。なのでまだ仕事は続ける。というか、おれ、サイドFIREできるくらいまで来たんだな。思ったよりも早かった。ここ4年の伸びがエグい。

 

羽田圭介の「Phantom」。中小企業に勤めている女性が、生活費を切り詰め、銭ゲバになって、節約&投資に励むも、徐々に喪失感に苛まれてくって小説。めっちゃ好きなんだけど、主人公が目標にしている金額が5,000万円。

 

おれ、もはや、ラブファントム。資産5,000万円は、準富裕層。

 

ブログを読み返すと、資産3,000万円突破a.k.a.アッパーマス層に到達したのが、24年10月。1年半強で、壁を突破した計算になる。複利すごい、株式市場エグいってばよ。

 

phantomの主人公は、プライベートを切り詰めすぎて、なにも楽しめてないんだけど、俺は違う。旅行もしてるし、好きなものを買ってる。そして資産が伸びている。流れが来た。乗るしかないこのビッグウェーブに。

 

来月が人生で、一番楽しい月になる!(確信)
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ブロ豪(コルレオーネ)

文豪ならぬ、ブロ豪|関西出身、独身アラサー|資産4,000万円突破|ABEMA primeに出演、ひろゆきとも討論|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|

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