【月刊】振り返り

【月次】25年12月振り返り。21世紀、第1クオーターが終わる。

ブロ豪(コルレオーネ)

文豪ならぬ、ブロ豪|関西出身、独身アラサー|資産4,000万円突破|ABEMA primeに出演、ひろゆきとも討論|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|

25年が終わる。21世紀の4分の1が終わったということだ。驚きを禁じ得ない。

 

 

 

今月のお金の収支

使ったお金まとめ

 

 

 

家賃53,880円
駐車場代+保険20,000円
電気 11,000円
水道代 2,500円
通信費(スマホ) 3,281円
通信費(Wi-Fi) 5,368円
Netflix 1,490円
ブログサーバー代 1,100円
キックボクシングジム 8,410円
合計104,529円

 

食費28,681円
本代12,555円
その他107,870円
合計149,106円

 

資産推移

 

 

資産合計はこんな感じ!

 

 

証券口座26,901,098円(+7,532,248円:+38.81%)
銀行口座1,346,337円
合計28,247,435円

 

今年も無事にNISA枠360万円を埋め切った。昨年よりも余力が出てきて、枠の外で個別株を買ったり、ゴールドを買ったりもした。

 

日常生活にハリがないんだけど、成長投資枠240万円を埋めるまでは目標があって、燃えていた気がする。積立投資枠は放置なので、あまり燃える要素はない。

 

6月くらいまで必死こいて、成長投資枠を埋めていた。S&P500が下がったタイミングで買いを入れたり、タイミングを伺っていた。

 

この熱狂がまた年明けにやってくる。次で三年目。だからあと三年続く。年明けには0カウントに戻る。また世界戦のゴングが鳴るのだ。

 

お金をざっくり振り返る

社会人9年目、残業単価が3,000円を越える

 

 

年末ともなると、毎年のように、お金について考える。ふるさと納税もしないといけない。

 

サラリーマンをしてもうすぐ10年になる。仕事をしていると、年収アップを狙うには、残業代で稼ぐという方法にすぐに頼ってしまう。

 

仕事で評価を上げて、多めに賞与をもらえるように努力するというのもあるのだろう。

 

しかしJTCにおいて、そんなものは非効率だ。確実性がない。しかもそんなに差はつかない。となると、残業代で稼ぐのが一番手っ取り早い。

 

Z世代で「残業キャンセル界隈」というものをしばしば耳にするけど、定時で帰るのは賢明ではないし、したたかではない。

 

周りから白い目で見られるし、何より残業代が入らない。そう、何より、残業代が、入んないのだ。

 

社会人を10年も続けて、一番良かったと思えることのひとつが、残業単価が3,000円を越えたことだ。

 

時給3,000円をぶん回せるなんて、かなり爽快なことではないだろうか。大学生の時に、大阪ミナミの深夜のバーで、11時から朝の5時まで時給1,000円で立ちっぱなしのバイトをしてた。

 

 

偉くなったもんだ、俺も。定時を過ぎても、しばらく席に居座って、ネットサーフィンをしたり、人の目を盗んで趣味などに勤しんでから帰る。真にしたたかというのは、こういうことだ。

 

会社に個別ブースがあるので、そこに入って、周りにバレないように、イヤホンを付けて、YouTubeを観たり、文庫本を読んだりする。

 

家出することを、会社で行う。さっさと帰って、周囲と不和になるのであれば、チームビルディングという意味でも、これが正しい。

 

と、好き勝手に書いたけど、上記は全て妄想であり、コントである。僕がそんなことするわけがない。

 

アイスホッケー選手は低所得だった

 

 

大人になって、新しく生まれた尺度としてはまさに金銭面。具体的にはキムタクのプライド。

 

見ている途中に、「そういえば、アイスホッケー選手って、年収いくらなんだろなー」と思い、すぐに検索。

 

驚異の平均年収300万円強。トップ選手で1,000万円くらいだそうだ。泣ける。マジか。

 

トップ選手の年収でも、俺の年収のちょい上くらい。野球やサッカー以外のスポーツを、日本で極めるのはコスパが悪すぎる。

 

前の会社で、一日中ヤフーニュース見てる課長の年収が1,200~1,300万円やったで。たまらんよな。

 

プライド観ていて思ったけれど、アイスホッケーはコンタクトスポーツで、かなり危険な側面もある。学生時代からのめり込んで、狭き門をくぐって、年収500万円もないんだったら、夢がなさすぎる。

 

資本主義って面白い。能力や才能と、稼げる分野が必ずしもフィットするとは限らないのだ。

 

ちなみにアイスホッケーは「氷上の格闘技」と言われているのだそう。だらだらと会社員をして、実際の格闘技を趣味でしているくらいがちょうど良いのかもしれない。

 

良かった&悪かった、お金の使い方

 

 

コートを買った。人生でコートを買ったのは、二度目かもしれない。一度目は大学生の四回生の頃。今はもうあるんだかないんだか定かではない、ブラックバイバンキッシュという渋谷発のブランドのコートを買った。

 

黒のチェスターコートで細身のもの。気に入って良く着ていたけど、社会人になってから、あまり着なくなった。ノースフェイスとかちょっと良いダウンを買ったりして、そちらをメインに着ていたから。

 

スーツに合わせるコートは、父親が買ったけれど、サイズが合わなかったものを譲り受けた。マッキントッシュフィロソフィーのもの、多少は値が張るもの。ステンカラーコート。

 

でも着てみて分かったけれど、僕はステンカラーコートがあまり似合わない。襟が高いものはどうもしっくりこないのだ。

 

社会人になって、もう十年近いけれど、プライベートでコートを着た記憶はほとんどない。しかし最近になって、コートを着てみても良いかもと思ったのだ。

 

冬になると、ダウンか、レザーのライダースしか着ていない。歪。偏っている。味変と言うか、気分転換と言うか、一着くらい今っぽいコートを着ても良いはずだ。

 

最近思うことなんだけど、ファッションに興味を持ち始め、こだわりを持って服を買いだしたのが、十五年ほど前、高校を卒業した頃。

 

「なんでそんなの買ったの?酩酊してたの?」と後々に思ってしまうようなものを、最初は買っていた。しかし数年経って、徐々に洗練されていって、満足のいくものを買うようになった。

 

着回しやすいものを揃えて、これからは安泰だ、もう一生服を買い足すこともないなどと考えていたけれど、そうもいかないと気が付いた。変わるのだ、流行は。

 

 

十年前にどこに着て行っても恥ずかしくなかった服は、現在ではどこか浮いてしまうのだ。もちろんそこまで変じゃない。

 

メンズの服装なんて、そこまで大きな差はなく、一部の人が敏感なだけだ。しかし一度気が付いてしまうと、妙に気持ちが悪くなる。

 

十年前に買ったチェスターコートは細い。今の感覚からするとタイトすぎる。流行ってスゴい。

 

買った当初は決まって見えたのに、今はちょっと過剰に見える。体型は変わっていないし、体重の増減もさほどない。

 

髪型は変わったけれどそれくらい。世間のファッション相場を覚えた脳が、違和感を感じさせるのだ。

 

ということで、コートを買った。ユニクロCのロングコート。値段9,900円。十五年ぶり、扶養家族から飛び出て買ったスーツは、昔買ったスーツの半額以下。

 

今月に観た映画まとめ

 

 

今月観た映画はコレだ!!!

 

  • 崖っぷちの男
    アバターの主演のサム・ワーシントン。最近観てないな、そういえば。まぁまぁって感じ。ツッコミどころも多い。冤罪を晴らすために、大芝居をしたり、潜入したりしてて、そんだけ色々したら、もう有罪やんみたいなところまで行ってしまう。ただ徐々に全貌が見えてくる展開は好きだし、交渉人との間に生まれる信頼関係も好き。ミッションインポッシブルの十分の一くらいのドキドキ潜入シーンも、潜入しながらカップルの絆が深まったり、思わぬ暴露があったり、初の共同作業って感じで良い。THE 軽く鑑賞できる映画。
  • テルマ&ルイーズ
    巨匠リドリー・スコットの作品、存在を最近まで知らなかった。ベビーシッターの2作目で、オープンカーでドライブに行く際に、「テルマ&ルイーズ!」と言っていたので、ここで知った。ニューシネマを彷彿とさせるし、「明日に向かって撃て」とか、「俺たちに明日はない」に近いテイスト。道中で犯罪行為に手を染めるうちに、自分の殻を破り、新しい自分を知っていく過程が好き。結構めちゃくちゃなことをしてるし、下品なキャットコールされたくらいで、トラック運転手のトラックを爆破するとか、冷静に考えるとめちゃくちゃなんだけど、BGMもあって不謹慎な爽やかさがある。主人公二人が破壊しているのは、社会というより、その社会を構築した男性イズムで、男根のメタファーでもある拳銃を使って、そこを破壊していく様が爽快。メキシコに逃亡したいが、目的地も知られ、結末はバッドエンド確定なんだけど、最後に自分たちである種の自由を勝ち取るのも美しいラスト。そしてブラピがエロいし悪い。割とこいつのせいで、大きな捻じれが生まれてしまった気がする。(褒めてる)

  • スーパーマン
    ジェームズガン監督作品は高確率で当たってる気がする。最も信用できる映画監督のひとり。最近観た、というか人生で観たアメコミ映画の中でも、トップクラスに好き。不要な説明がなく、いきなり始まる、良い。しかもいきなりピンチから、良い。絵的にもフレッシュだし、ロイスだけでなく、スーパードッグや、ジャスティスギャングなどの味方も見ててワクワクする。というかチョイ役まで存在感あり、好きになる。主人公ですら好きになれない作品もあるのに、モブキャラまで好きになるってよく考えたら偉業すぎる。敵キャラには敵キャラの正義があるというジョジョ感、そしてフィジカルバトルではスーパーマンのクローンというまさに、スペックは一緒だけど思想が違うという鏡移しになっている構図も素晴らしい。またトリックスターになるスーパードッグも、行儀の悪さがラストの戦いで逆転の一手につながるという伏線も良い。また実の両親との訣別、育ての両親との愛情という帰着も良くて、最初と最後で、想いを馳せる両親が切り替わるのもニクイ。結論、めっちゃ好き!

  • プリズナーズ
    推理ものかと思ったけれど、そうではない。人間の過ちの話。めちゃくちゃ面白い。娘が失踪した父親がおかしくなっていく様がリアルだし、犯人と思われる男を勝手に質問攻めにする。気持ちは分からんでもないと思っていたら、監禁までしだして「おやおや」となっていき、「え、もう引き返せないで?娘が戻ってきても元通りとはならんで?」と堕ちていく。正義を司るジェイクギレンホールがなんか新鮮。信仰や宗教にまつわる話も大きく、そういった宗教観があるとなお楽しめたのかも。真の黒幕の設定も意外性があって良かったし、見て損はなし。
  • ミッションインポッシブル:ファイナルレコニング
    これで完結なのか、トムありがとう。過去の回想シーン多め、一作目を観たのが中学生くらいの頃、懐かしい。MIシリーズで、マクガフィンという映画用語を覚えた。今回もマジでマクガフィンで、話の筋は正直分からんくなるし、「アクションすげえええ!でもこの人って何してるんだっけ?」ってなる。本作に限らずに毎回なる。でもそれで良い。きっと撮りたい映像があって、シナリオはそこに沿っているだけなのだから。トップガンは空だけなのに、今回は陸も空もそうだし、めちゃくちゃ海要素がある。とにかく大自然の中で、イーサンがハントしてる。昔のアクション映画よろしく、見せ場は少なめ、地味に見えるシーンも多い。でも俺は好き。文句言う奴はこっち来い、俺が黙らせる。
  • サブスタンス
    めちゃくちゃ好き。ボディホラーというジャンルでの、新たな傑作。細かく設定された若返り薬の設定も、妙なリアル感があって良い。しかも使ったら、そんな感じで、体が二つになるんやってな驚き。コメディかなと思ったら、ホラーだった、と思いきや、最後は行きすぎてコメディーになる。もう終わったかなと思ったら、最後爆速でぶち抜いてくれる感じも堪らない。男性キャラは総じて、嫌なやつばっかりだし、女性を搾取することしか考えていない。だからこそ最後のシーンはスカッとする。若く美しい姿を見てしまい、もともとの自分の姿に自信がなくなり、何度もメイクをするけれど、満足できず結局デートをブッチするというシーンが一番泣ける。
  • ズートピア2
    一作目はめちゃくちゃ楽しかったよなと思い、続編も鑑賞。結果としては大満足。というか1作目から10年近く時間が経っていることに驚き。今回のヘビは先住民のメタファーなのかなと思ったり。主人公二人のロマンスではないけれど、特別な相棒感がとても良い。ニックは相変わらずニヒルで良い男。のっけからハイテンションで話は進むし、アクションも見どころあるんだけど、結局は相互のコミュニケーションの話というのも好きだし、異種間の信頼関係というのも人種や宗教と置き換えられる。羊たちの沈黙やシャイニングなどの往年の名作のメタファーなども豊富。目的を達成するために、「~するために、~する。そのため、~しなくては」という少しまどろっこしいところもあったけど、全然許容範囲内。
  • ゆれる
    20年近く前の作品。俳優がみんな良い。オダギリジョーは陰があるチャラいイケメン。と思いきや、意外とセンシティブな一面もある。真木よう子、可愛い、ファムファタル。香川照之、大和田常務就任前、うだつが上がらない、けれど、暴発してしまう男がよく似合う。真相としては、事故だったのか、故意だったのか、悩むところだけど、たぶん事故だったんだろうな。女性をハブにしてライバル関係のようになってしまう兄弟や、田舎のどん詰まり感が上手く表現されている。オダギリジョーのとった選択は軽薄だった気もするけれど、実は勘違いだった気付くシーンもあったり、引き返せないところまで達したものの、取り返せるのではという期待を込めたラストも良い。出所した兄と、兄の有罪を確定させる証言をした弟、あの後はどう続くのだろう。
  • ナイブズアウト デッドマンアライブ
    なんだかんだシリーズ3作目。意外と好き。というかイギリス×ミステリーという雰囲気が好き。ダニエルクレイグは老けたなと思いつつ、やっぱイケオジ、スーツが似合う、好き。なんだかんだ尺が長いし、もっと縮めても良い。ツッコみたいところはあるけれど、冬の夜長に腰を据えてじっくり見るにはちょうど良い気もする。登場人物も一癖あり飽きない。最低限のキリスト教知識があれば楽しめる。トリックも一応の整合性はあるし、日本の推理ものほどどんでん返しに凝っていなくて、シンプルに作られているのは個人的に好印象。
  • キャドー湖の失踪
    みんな大好きシャマランの新作。タイムリープものと聞いていたけれど、時間軸ごちゃごちゃものみたいな感じ。藤子不二雄とか、ジョジョに出てきそうな話。結構好き。どういうことなん?となるものの、終えてみると、理解できる。湖のふもとで、とある一家が、それぞれを助けようとする話。分かりにくい部分もあった気もするけど、たぶん自分の集中力の問題。U-NEXTで調子乗って1.4倍で観たから。ヴィルヌーグの「灼熱の魂」とかみたいに、あいつが子供だけど、意外と親で、みたいなのも終わった後に分かるとすっきりする。
  • 横道世之介
    小説も昔に読んで気になっていた作品。160分と長尺だったのだけれど、在宅で仕事をサボりながら鑑賞。贅沢な体験。長いという批判はありそうだけど、必要な長さだと思う。僕はめちゃくちゃ好き。ノスタルジーというのもそうだし、情報を出していく順番も上手い。七並べしたら絶対に勝てない。吉高由里子の超お嬢様っぷりも好き。大学生になった時は無限の可能性があるけど、何かを選ぶと、他の選択肢が消えていく。あの時に毎日会っていた人が、その後ぱったり会わなくなる。こうして人生を振り返ると、感傷的な気分にもなるってもんさ。

 

 

 

今月に読んだ本まとめ

読んだ本リスト

 

 

今月読んだ本はコレだ!!!

 

  • 「ボクシングの見方が分かる本」
    元日本チャンピオンである細川バレンタインの著書。那須川天心vs井上拓真戦を見て、改めてボクシングの面白さを感じて購入。はじめの一歩も読んだ、最新の10巻くらいは読んでないけど、責める人はいないはず。キックボクシングのスパーもしている。しかしボクシングってまだまだ知らないことも多い。なんで4団体もあるねんとか、チャンピオン多くね、とか、色々ある。それに試合を見ても、判定の基準は分かったような分かってないような、ずっとそんな感じ。というか歴史を見ても、ボクサーってめちゃくちゃ多いし、その割に知らない。PFPでトップ常連のオレクサンドル・ウシクは日本じゃ全然知られてないし、何がどう強いのか、どういう強さなのかあんまり分かっていない。そういうことを解決してくれる一冊。格闘技の試合は、ボクサーなんて一年に3回程度。こうなると一回一回を噛みしめて楽しむしかない。
  • 成瀬は、都を駆け抜ける
    いや、好き。もうめっちゃ好き。成瀬の三作目。読むと毎回、「なんか俺も面白そうなこと、無節操にやってみよう!」というマインドになる。とりたてて大きな事件もないのだけれど、一番行動力に火をつけられる作品。成瀬の見た目はまぁまぁなんだろうというのもすごく良くて、キャラとか人生観で慕われているのが伝わってくる。圧倒的な主人公なのに、毎回周囲の人間の一人称視点というのも良い。成瀬の行動は読みやすいんだけど、スタート地点が毎回読めない。突拍子もないところから、予想通りブレることなく走ってくれる。簿記を勉強する、手話を学ぶ、琵琶湖観光大使の格好で通学する、男の子と二年間文通する、などなどやっぱり読んでいて飽きないんだな。
  • 国宝(上・下)
    映画を観ないで、小説だけ読む。一人の歌舞伎に生きた男の人生を描く骨太ドラマ。マニアックな歌舞伎の知識も出てきたりと、渋い内容な気もするのだけれど、これが受けるというのはとても健全な傾向な気がする。才能はあるけど、歌舞伎の血が入っていない主人公。才能もあるし、正しい血筋のライバル。このキャラ設定も良いし、お互いが歩み道のりが決別し、また交わりあうのが最高にあがる。長い人生を描いているからこそ、できる技なんだと思う。役者というのはきっと業が深い存在なんだろう。芝居が人生の優先順位で最も高い。最高の読書体験のひとつ。
  • 禁忌の子
    こういった作品は、「一次元の挿し木」よろしく、風呂敷の広がりはすごいけれど、謎は科学技術で解決するという部分はちょっと肩透かし。ただそれ以外のトリッキーな仕掛けではなく、時間帯や人間心理をもとに、理詰めで解いていく謎解きは好き。序盤の掴みも良いし、小出しに謎が出てきて、飽きずに最後まで読める。オチもグロいと言えばグロいけど、これもまた一興って感じ。ヴィルヌーグの「灼熱の魂」と抱き合わせ販売したい。
  • 勝手にふるえてろ
    映画は観たけれど、小説では初めて。綿矢りさの書く女性って感じ。男だから理解しづらい部分はあると思うんだけれど、こういった拗らせた感覚は誰にでもあると思う。恋愛にしろ、もっと他の物にしろ、きっと誰しも心の中に、理想があって、歳をとるごとに諦めるというか折り合いをつけていく。それをフル無視する主人公。自分に正直であるという人間性は見習いたい。ただそれ故に、暴走してしまうのが、とんでもなく綿矢りさ。絶滅した動物のWikipediaを読むのが好きというくだりや、片想いすぎて、相手からは名前を覚えてもらえていなかったりと、好きなシーンもいっぱい。
  • 春にして君を離れ
    イギリスが誇るミステリーの女王アガサ・クリスティーの作品。ポアロのイメージが強かったけど、こちらの方が好きかも。ミステリーではないものの、真実を突き止めるというテイストが強め。自分では良き妻、良き母と思っていた女性が、旅で待ちぼうけをくらって、果てなき内省を続けるって話。気が付かなかったのか、あえて気付かぬふりをしていたのか。自分の人生が実は思っていたものとは違っていたということが分かってくるという怖さ。国も時代も違うし、女性としての幸せというのも現代とが違うけど、おそろしく射程の広い作品。捉えたいように世界を捉えていても、実は恐ろしい真実が潜んでいるのではとぞくっとする作品。
  • 頬に哀しみを刻め(S・A・コスビー)
    小島秀夫のその年の年間ベストになっており、以前から興味あり、やっと読了。結果、まあまあ。ちょっと長いし、犯人捜しのドキドキも弱い。ミステリーと思って読むのは良くない。ただ黒人や貧乏白人に対する世間の偏見や、まだまだ残るLGBTQに対する排他的な姿勢などが理解できる。アメリカの暴力的で、クローズドな風俗を噛みしめられる作品。カジュアルな人に、「シャツ恐怖症なのかい?」と言ってみたり、言い回しや表現が、あまりにアメリカ的でつっかえてしまう部分もあり。同性愛者だった息子に対するあまりの無理解ぶりを徐々に反省していく過程とか、息子を失ったもの同士が徐々にバディになる黄金パターンの展開とか、読み進めていて楽しい。とても映画的なストーリーだと思う。そのうち映画化されそう。
  • ジェノサイド(高野和明)面白いんだけど、トータルしてまぁまぁという感じ。主人公のコガケントにそこまで感情移入できない。成長曲線が急なのは良いし、父親からのバトンってことで、ザ・ワンである必然性も理解できたんだけど、もっと片鱗というか、こいつなら確かにやれそうみたいな設定が欲しかった。なんというか全体的に、佐藤究の下位互換。複数のキャラのストーリーが同時に進むのは良いし、作者の博学感も尊敬。ゲリラ戦の描写なども手に汗握るし、知略を尽くした攻防戦も良い。ただ後半は疾走感を意識しすぎてか、アクションに頼っていて、もうちょっと展開が欲しかった。日本の描写はのっぺりしてる。アメリカの刺客と、日本の平凡な東京理科大学生が逃げるのは難しそう。身辺警護の、元プロの凄腕じじいが助けてくれるみたいな展開が欲しかった。
  • まず牛を球にします(柞刈湯葉)
    最高、最強。SF短編集の中で一番好きかも。なんというか、文章から肉体感を感じる。表現難しいけど、地続きの感覚の人が、発想とユーモアで産地直送してくれている気がする。般若の音源みたいな工夫を感じる。それぞれの話が、面白いフィクションのワンアイデアで萌芽し、そこから広がっていく。「まず牛を球にします」とか、「犯罪者には田中が多い」とか、もうタイトルの時点で、惹きつけられる。後書きでその小説がどうやって生まれたか、どんな着想を得たのかも書かれていて、とても刺激になる。現実に起こる複雑な現象を高度に単純化した科学的なモデルでとらえることを喩えた表現で、「休憩の牛」というものがあり、それをモチーフにしたらしい。すごい、かっこいい。俺もこうなりたい。他の本も読むわ。
  • 氷点(下)上を読んだのが7月とか。かなり前。やっと完結。めちゃくちゃ面白い。自分の娘を手にかけた男の娘を引き取る、とんでもホームドラマ。起きることはミニマルだけど、心理描写がとにかく丁寧。特に母親が、娘に対しての攻撃がひどい。しかも意地悪なだけだったのが、娘が成長すると、その若さや美しさに対する嫉妬も入り混じるあたり何とも言えないリアルさ。キリスト教を下敷きにしていて、罪と許しを描き切っている。倫理観に訴えてくるし、エンタメとしても、文学としてもとにかく面白い。名作!
  • ペッパーズゴースト(伊坂幸太郎)
    まあまあ。ただ伊坂幸太郎は読むと、ワクワク感は必ずある。キャラクターのとぼけたチャーミングさ。魅力的なアウトローキャラ。ノリの良い会話。空気感はいつも絶妙。相手から飛沫感染をすることで、その人の未来を見ることができるという設定も面白い。読んでいた小説と現実世界がリンクするという部分で最高にワクワクした。しかし話は広がりそうなのに、意外とこじんまり終わるし。ラストの四割くらいは一アクションを延々行なっている感じ。ダレる。ワンピースの和の国編で、最後あたりの戦いが長いなってぐだぐだ感を思い出したりする。
  • 僕たちの戦争(荻原 浩 )
    まあまあ。昭和19年の軍国青年と、現代のフリーターの体が入れ替わる話。現代といっても、20年前。出てくるFFは8、時代を感じる。プロットは面白いし、現代のメインキャラの祖父母が若者として出てくるって展開はやっぱり面白い。しかし現代と過去の入れ替わりをするなら、もっとギャップを描いてほしかった。軍国青年ゆえの生真面目さで、現代の問題を解決する、かたや現代のテキトー感で、軍国の抱える課題を解決するみたいなシーンがあるとなおよし。

 

 

面白かった表現まとめ

 

 

  • レンチン45秒 チンぬ
  • 貧乏には品がある、貧乏臭さには品がない
  • Nintendo不一致
  • 「賞賛の嵐」に対して、「中一のSMAP」
  • 貧乏には品がある、貧乏臭さには品がない
  • キングカズ、絶対に免許返納しないタイプ
  • 伝聞で話しているだけなら、琵琶法師と同じ
  • 物事がうまく運ぶことを、「コード進行」と表現する
  • 陋劣
    卑しく軽蔑すべきこと
  • Googleマップのストリートビューくらい、移動するの早い
  • タイプど真ん中、13番!、誰がアタック25で言うねん!
  • スマブラみたいな拍手

 

 

 

面白かったエンタメ

 

 

  • ストレンジャーシングス第5シーズン
  • プライドキムタクの代表作のひとつ。世代なはずで、小学校の時に放送されていたんだけど、この時はテレビをほとんど見てなかったので、なんだかんだ初めて視聴。とにかくキムタクがキムタク。今の自分と同じくらいの年齢なんだけど、キザなところがまたハマる。何をしても絵になるし、若いキムタクの万能感というか、なんでもアリにしてしまう感を、久々に感じた。ただストーリーはそこまで。というか11話あるんだけど、ちゃんと全部見ていない。飛ばした話もある。音信不通になってたヒロインの彼氏が出てくるんだろうな、出てきた。生き別れのキムタクの母親出てくるんだろうな、出てきた。こことここはくっついて、別れそうになって、また戻るんだろうな、戻った。とにかくこうあってほしいという予想内にハマる。こいつはかっこいいし、自信満々だけど、弱い一面があるんだぜ、やっぱな。だけどえてして、昔の名作・ヒット作で、ありきたりに見えたのであれば、それは後に浸透したというだけの話なのだ。あと時代だなというか、ジェンダー感が古い。女性は男性を待て、一歩引け、みたいなムード。恋のライバルに、キムタクのチームメイトが「あいつにあの子を譲ってやってくれねぇかな」みたいなシーンがあって、今言ったら炎上しそう。あいつは化け物じみた量のトレーニングをしている!みたいに言われるんだけど、あんまり練習シーンはなし。キムタクは割と、恋愛の比重多め。ホッケーのルールも結局分からず。だけどこれは飛ばしながら見ていたからかも、Maybe。

 

M-1グランプリ。冬の風物詩。年末の代名詞。優勝はたくろう。気になるコンビは?、と聞かれて、ドンデコルテと答えていた僕は先見の明がある。

 

自画自賛というか、あまりにダサいことを書くんだけど、僕は良いものが見抜ける。

 

アニメ化が決まるより前に、「チ。」を面白いって言ってた。「地面師」は公開前から張っていて、公開された日にほぼ全部見て、周りに布教した。

 

ミルクボーイも優勝するより前に(正確には一週間前だけど)、面白いと言っていた。

 

他にもいろんなケースがあるんだけど布教した周りは覚えちゃいない。「お前の言ってたこと当たってたな」とか、言われたい。

 

何かを勧めた際に、「お前が言うならおもろいわ」みたいな、「お前とおったらおもろいわ」の派生形みたいなコメントももらいたい。

 

ということはさておき、M-1をリアルタイムで観る。一年間できちんとテレビを観るのはマジでこの機会くらい。CMの多さに毎年びっくりする。

 

そしてテレビの設定をしていないので、TVerで観るんだけど、テレビのアプリではなぜか見れない。

 

パソコンかスマホのブラウザで観てねと言われる。謎。なんでやねん。TVでも良いやん。

 

なんだかんだ毎年M-1は楽しい。待ち時間が、実際に漫才を見ている時間と同じくらいあっても、お祭り気分なのであまり気にならない。

 

「今年めっちゃ良かったよね」というのが毎年繰り返されて、ボージョレ・ヌーヴォー的になってるけれど、今年も楽しめた。M-1が始まったのは2000年代頭で、ここから急激に漫才って進化したんだと思う。

 

えてしてエンタメのどのジャンルも、20年前の作品を観ると、いなたいというか、古さを感じる。当時はコレがイケてたんだなって思う。聖闘士星矢やキン肉マンを初めて読んだ時の感情と同じ。

 

漫才もきっとそうなっていて、21世紀の第一クオーターで、驚異的ともいえる進化を遂げたはず。その起爆剤になっているのが、紛れもないM-1なんだと思う。

 

ただこういう登竜門は、大きくなればなるほど、功罪も生まれる。そもそもM-1は、「10年で売れないコンビはもう無理、引導をくれてやれ」という、紳助a.k.a.父ちゃんの意向でできた大会。

 

しかし今ではM-1で結果を残さないと売れない、みたいな世界線になってきている。

 

またニューヨークのトークで、数年前に決勝まで行った「くらげ」の一人は、まだまだバイト暮らしらしい。「シシガシラ」の禿げてない方も、直近で給料よりもカード額の方が高かったらしい。

 

芸人というのはやはり修羅の世界で、M-1の決勝に出るまでが、あまりにハードルが高いのに、出てもウケないとまた一般人に戻ってしまう。

 

普通の人間社会で、こんなに成果が分かれる勝負事ってなかなかない。受験の方がよっぽど優しい。

 

志望校に落ちても、実力があれば、多少偏差値は下がっても、似たランクの大学には行ける。しかしM-1は実力があっても、その日のパフォーマンスのみ。すべらないコンビでも、滑り止めはない。

 

のるかそるかの勝負に、人生を賭けている芸人はやはりカッコいい。今年もきちんと積立NISA額を埋めて、人生をアメリカ経済、もといS&P500に人生を委ねている僕とは別次元。

 

トップバッターは不利。80点台が一人からでも出てしまうコンビはセカンドステージに行けない。ここらへんはいつも通り。

 

余談だけど、M-1の翌日には必ず、新しく出てきた審査員の審査が的確だったみたいな、審査員を審査するネット記事が出る。

 

こんなコメントをした、それに対しネットではこんな褒めコメントがあった、という世界で一番ムダな記事が粗製乱造される。

 

頭を絞り、オリジナリティを競い、自分たちの言葉で作ったネタを持ち寄る大会をネタにして、何の意味も、想いもない記事が湧き出るというのも、風刺が効いていて良いと思う。

 

優勝はたくろう、めっちゃ面白かった。ドンデコルテも良い。というか出てきたコンビ、全部良い。全員売れてほしい。才能が報われてほしい。

 

初めて経験したこと

 

 

認知度と存在感は抜群なアーティスト。誰もが知っているけれど、知っている曲を5曲上げろと言われたら、答えられない。

 

その筆頭が永ちゃんこと、矢沢永吉、だと思う。ファンの人、ごめんなさい。次点はGACKT。ファンの人、ごめんなさい。

 

髪型や服装をマネして、車のナンバープレートを「・830」にする。熱狂的なファンはいるけれど、そうではない人との温度差もある。

 

那須川天心と井上琢真の試合を見て、「そういえば天心の入場曲って永ちゃんだったよな」と思い、「止まらないHa~Ha」を聴く。

 

イントロからしてカッコいい。1986年の曲らしい。40年前、ばびるわ。

 

ライブ映像を見たりしていると、10年くらい前の、東京ガールズコレクションで、ライブをしている矢沢永吉の動画がおススメに出てきた。

 

え、東京ガールズコレクション?TGC?女子高生とか来るんでしょ?10年前と言えども、永ちゃんはすでに60代半ばくらい。

 

その当時ブイブイいわせていた藤田ニコルのおじいちゃんくらいの年齢なはず。言っちゃあなんだけど、場違いな感じもする。

 

ここで以前に見た、HIPHOP業界の対談を思い出した。ブルーハーブのBOSSとAK69。

 

今はHIPHOPブームで、SNSでバズったラッパーが、カラオケのように音源を流してライブをしているだけ。AKはそう批判していた。

 

ライブはもっと経験や実力がモノを言う。アウェーで、自分に興味がない観客や、ファンがいない中でも、どれだけ記憶残すかの勝負だ。ベクトルは違うけど、2人の意見はここで共通していた。

 

え?マジでこのシチュエーションじゃね?矢沢ファンなんて、TGCにはいない。矢沢あいのファンすらいるかも怪しい。年齢も半世紀くらい違う。

 

さて、どうなってるねん?気になって動画を開いた。

 

笑ってしまいそうになる。なんかもう登場してすぐに、会場が湧いてる。ファッションショーのステージの奥、折り返してくる位置にマイクスタンドが置いてある。

 

たどり着くまで、それなりの距離を歩かねばならない。ここからしてもう盛り上がってる。

 

 

所作というか、歩き方というか、手の降り方がもう堂に入ってる。ザ、矢沢。なんかボタンの数が多い、黒のおそらくレザーのコートを着ている。中は柄シャツ。矢沢だよな、矢沢だよね。

 

体をくねらせ、しならせながら、空中の一点を指差す。歩きながら何気なくするこのポーズが、震えるくらいにカッコいい。

 

今度セレクトショップに行って、店員さんに「気になる商品ありますか?」って言われたら、このポーズしようと思う。

 

マイク掴んで、シャウトしてからライブ始まるんだけど、こうなったらもうスゴい。ペンライトが会場中で、グワングワン揺れている。

 

おもむろにマイクスタンド掴んで、体の向きに合わせて、抱え込む。シャルウィーダンス?みたいな感じ。体位変換くらいエロい。

 

お家芸のマイクスタンドをぶん回すとこなんか、ちゃんと会場から驚きの声が上がる。

 

鈴木京香が過去に、「マイクのケーブルが流れ星みたいに舞っている」と、えらく詩的な表現をしていたんだけど、マジでその通りだった。

 

とにかく終始圧倒される。たぶん場数というか、こなしてきた経験値が桁違いすぎる。

 

衒いもないし、照れもない。迷うことなく、自分のパフォーマンスをしている。年齢層がいつもと違うなー、大丈夫かなー、なんて下手したら考えすらしてなかったのかもしれない。

 

マンガでいえば、ネテロ会長。シルバーズ・レイリー。激的に強いジジイキャラ。めっちゃ癖になる。

 

chatGPTに登録する

 

 

やっとこさではあるんだけど、先月にChatGPTに登録をした。やっとである。大学でプログラミングを学んでいた人間とは思えぬ。

 

使っていて確かに便利だと思うけど、まだ使いこなせてはいない。気になったことをググる、いくつかのサイトを見る。この従来の方法を、短時間で行っているだけな気もする。

 

AIに論理的思考力はない。データから見て、そこに続いて違和感のなさそうなものを選ぶだけらしい。

 

0から1はないし、なんかもっと面白いことができる気もする。

 

これはもう人類の癖なのか、新しいテクノロジーが出ると、必ず「仕事がなくなるぞ、オワタ」みたいなムードになる。

 

産業革命とかで確かに、なくなった仕事はあれど、新たに爆誕した仕事もある。

 

結局のところ、僕からしたら、仕事が変わっても良い。もっと言うと、固定給が入れば何でも良い。

 

みんなそうだろ?そうなんだろ?仕事がなくなるのが怖いんじゃなくて、収入が亡くなるのが怖いんだろ?

 

昔見たアメリカのドキュメンタリー、リーマンショック直後、「仕事をくれ!」と道で叫ぶ失業者の人がいた。「お金をくれ!」が正しいよな、仕事というだけ、人としての矜持が垣間見える、なんて思ったもんさ。

 

世の中は理不尽なもんで、仕事がなくなると言われているのに、相変わらず車通勤をしないといけない。

 

ムダな進捗報告だけの会議をしないといけない。なんでなん、奪ってくれないの。ヤツはとんでもない物を奪っていきました、あなたの定例ミーティングです、ってならないんだよな。

 

考えてみると、ちょっと不思議。世の中の仕事というのは、誰かを楽にするため、世のため人のためだと、聞いている。

 

働くということは「傍を楽にする」ということらしい。何回も聞いた。

 

天才エンジニアたちが作ったAIという技術は、世の中を良くするため、誰かを楽にするために生まれたはず。というか技術とかテクノロジーなんて総じてそうだ。

 

しかしその技術が出たことで、鬼の首を取ったかの如く、危機感をむき出しにして煽られる。

 

誰かを楽にするにため、というのは、面倒ごとが減るということで、その面倒ごとを飯のタネにしていた人は職を失うということなんだろうか。

 

そうなると仕事なんかしても無意味じゃん。自家撞着に陥る。

 

でもちょっと考え方を変えると、そんな無意味な仕事だったら、最初からなくて構わないし、奪われても大丈夫とも言える気がする。

 

考えると出口がない。とにかく金が欲しいというのと、面白いことがしたい、というのは僕の中で変わらない。

 

そして仕事は面白くない。だから別に奪われても、まぁ仕方ないかって感じ。

 

清掃や介護などの必要だけれど、給与の安いエッセンシャルワーカーは取って代わられない。

 

しかしあまり何の役に立っているか分かりづらい企業の法務部などは、置き換えられてしまう。日本昔話のオチみたいな話。

 

診断をするだけの医者はAIに代わり、看護師はそのまま。フィジカルの要素があるということが大事なんだろう。

 

AIは加速度的に進むけど、僕の人生の悩みを解決してくれたり、願望を叶えてくれない。

 

美肌になる方法を教えてくれるけど、美肌にしてはくれない。筋トレメニューを組んでくれても、マッチョにはしてくれない。

 

視力を上げてはくれないし、睡眠の質を向上させてくれない。AIを使えないと困るのはそうなんだけど、人生の深い悩みを、あんまりAIは解決してはくれない。

 

M-1に出たいので、漫才のネタを書かせてみても、文学賞をとりたくて小説を書かせてみても、なんとも中途半端。

 

課金すれば動画生成もできるんだろうけど、まだそこまでしようという意欲は起きない。

 

AIを使いこなしたいと思うものの、これは目的じゃない気もする。自分の課題を解決するというのが目的で、AIを使いこなすのは手段だ。

 

となると、文学賞獲りたいとか、健康診断で上半身の筋肉が足りないのが分かったので、そこを改善したいなどの目標を達成するために使うのが良い。

 

AIで議事録は作れるし、報告書はある程度作成できる。しかし読んでいて楽しい、娯楽用の、エンタメとして耐えうる文章は作成できない。なので僕がしたいことは、AIではまだまだ代替できない。

 

AIが発達しても、村上春樹はいてくれないと困るのだ。

 

筋肉をつけるとか、見た目をもっと良くするとか、睡眠の質を改善するとか、ノウハウは教えてもらえても、結局は自分の努力の上に成り立つ。

 

なんでAIはどうでも良い、こだわりなどない部分だけ補ってくれて、本当になんとかしたいものを解消してくれないのか。理不尽。

 

どれだけ技術が発達しても、身体性や、折衝能力が不要になることはない。健康で、面白い人間になる努力を怠ってはならない。

 

その他

収支の振り返り

 

一年間の収入と支出を振り返る。気が付けば毎年やっている。冬の季語にしても良い。ただ字余りは確実。

 

クレジットカードの金額と、銀行口座の引き落とし分を合計する。費用の建て替えなどや、幹事として代わりに支払った分などあり、実際に年間で使った金額は280~290万円ほど。

 

といいつつざっくりな計算なので、もう少し低いかもしれない。月に20~23万円くらいで生活をしていることになる。

 

意外と高い。海外旅行に行ったり、高額な買い物をしたり、それも各月に馴らしている。

 

中古車の購入金額は、一旦除いて考えてる。もっと金のかからない男だと思っていたんだけど、まだまだ脇が甘い。

 

本の購入代金はOKとする。服も多少は買ったけど、そこまで買っていないはず。スニーカーは結局一足も買わなかったな、たぶん。

 

誰かとの飲み会や交際費が高かったのかもしれない。悲しいかなというのか、物欲は枯れてきた。

 

大学生の時、自由にできるお金が5万円とかだった頃が、一番欲しいものがあった。10万円以上するものがギリギリ買えない。そんな時期が一番物に対する欲求が強かったのだ。

 

でも今はそんなことはない。その時に欲しかったものはいくつか買ったけれど、買っていないものが大半だ。もう欲しくなくなっちゃった。

 

若い頃は、物欲とか、物に対する憧れに賞味期限があるなんて知らなかった。

 

社会人になった時、僕は銀行口座は一つしかなかった。ネット証券口座もない。その口座はメガバンクではない、地銀のものだった。最後の春休みにニューヨークに旅行に行ったせいだろうか、口座には10万円しか入ってなかった。

 

あの日から、もうすぐ9年になる。資産4,000万円を越えた。なんなら4,200万円くらいある。

 

大学生の頃はほぼ貯金なんてなかった。あったらあっただけ使ってしまっていた。一シーズンで着なくなる服をいっぱい買った。

 

もうそんなことはしない。分別ができたから。お金の使い方が洗練されたから。

 

でも、もうそんなことはできない、とも言えるかも。分別なんぞを身に付けてしまったから。

 

きちんと資産形成をしている今。お金がもっとあれば、もっと人生が楽しくなると、無邪気に思い込めていた昔。さてはて、どっちが幸せだったんだろう、難しい。

 

26年の目標

 

 

そして来年に向けて、新しく目標を立てる。と言いつつ、25年になって決めた目標をもうあんまり思い出せない。毎年のようにいくつか達成し、いくつか未達成なんだろう。

 

来年の目標を考え始めている。これは僕の風物詩のようなもの。毎年10個くらいとりあえず作って、走り出す。

 

最初の一ヵ月くらいは、めっちゃ意識して、2月に入り、3月になり、アウターが不要になる頃には、何の目標を立てたかあんまり思い出せなくなる。

 

結果1年が終わってみれば、運良く数個達成できました、でフィニッシュ。僕の一年はいつだってこんな感じ。

 

25年も何かしら目標を立てたはずだけど、ぱっと思い出せぬ。これはこれで記事にして、ログにしておいた方が良いなと反省。

 

僕はお金大好き、金の亡者。ボクシングの偉人、フロイド・メイウェザー・ジュニアは、Money(金の亡者)と異名が付いていたけれど、僕も拝命したい。

 

「お前らが休んでいるとき、俺は練習している。お前らが寝ているとき、俺は練習している。」という明言を、練習の部分を、貯金とか倹約に、置換したい。

 

金銭面に対する目標は毎年立てていて、ここはきちんとクリア。誰か褒めてほしい。

 

10個も乱立させるメリットは、さすがに10個もあれば、1個くらい達成しないとって頭になるからだ。

 

まぁ僕の能力うんぬんよりも、S&P500の成長のおかげではあるんやけど。

 

金銭面とあわせて、毎年僕が立てている目標は、「未経験のことをする」というもの。

 

その年によって、10個とか30個とか、個数は変わるけれど、マインドは同じ。

 

いつもと違う道を歩いたというのでも、カウントする。生まれて初めて車を買った、というのももちろんカウント。非常にガバガバな裁定という気もする。

 

どこまで未経験で、どこまでが経験済なのか、その指標はジャッジマンであるはずの自分も分かっていない。

 

しかしそこは重要ではない。新しいことをしようという気概が大事なのだ。

 

なんでもかんでもメモをとっても、人生で役に立つかは分からない。しかしなんでもかんでもメモを取ろうとする姿勢は、人生を良くするはずだ。これと同じ。

 

異動になって業務が変わった、車を買った、タイに行った、ムエタイを見た、仙台に行った。読んだことのない本をめっちゃ読んだし、初見の映画も数多く享受した。まあまあの初体験はあったはず。

 

来年も未経験のことを、そりゃもう、わんさかやっていきたい。

 

  • 80~100万文字書く
    毎日2,000~3,000文字ペースでコンスタントに書く
  • 未経験のことを30個する
    週に1回あればベスト
  • 海外に3ヵ国行く
  • 上半身の筋肉量を3~5㎏増やす
    腕立て伏せの習慣化、プッシュアップっていう方がカッコいいか
  • トーク力の向上
    結局だけど、面白い人が勝つ
  • AIのスペシャリストになる
    ここ最近感じた新テーマ
  • M-1グランプリに出場してみる
    友人に誘われたので、思い出作りに出場する。しかし友人と住んでいるところはそれなりに離れてる。さてどうしたもんか。

 

今年は色々映画を観たけど、個人的にめちゃくちゃ刺さった作品は少なかったかも。吟味しすぎるのも考えもの、とにかく手あたり次第に見る方が良いかもしんない。

 

小説はたぶん50万文字くらい書いたかも。来年はもっと書く。一過性で終わらせてはいけない。

 

文章を書くのが、なんだかんだ一番楽しい気がする。おもろい文章を書けば、そこまでのインプットに意味が生まれるし、自分の人生を肯定できている気すらする。

 

世の中が全般的にそうなのか、リモートから出社をするように風潮が変わってきている。正直なところ、出社しても、あまり意味がない。

 

会社はコストカットだなんだと言う割に、出社を推奨してくるのは本末転倒過ぎる。交通費だってバカにならないのに。

 

そんなムダを推奨してくるならと、僕は出社をしても、デスクでサボってブログの記事や小説のネタをWordに書いて遊んでいる。

 

こういう時に、文章を書く趣味というのは、とても便利だ。傍から見れば、Wordで書類を作っているようにしか見えない。がっつり小説の続きを書いているのに。

 

会社に出社し、デスクで何食わぬ顔をして、コーヒーマシンで抽出したホットコーヒーを飲むながら、小説を3,000~4,000字/日をノルマに、淡々と書き続ける。

 

趣味や買いたいもの、推し活などがあって、「~するために仕事してます」みたいな人は、ちらほらいる。

 

そのはるか上空にいる。だって休みの日でも、楽しくて文章を書いていて、会社のデスクで給料が発生している時間に文章を書いているんだから。

 

読んでいて、ハッとさせられる文章を書きたい。クリシェが極限まで薄い文章を書きたい。

 

AIにできない発想をしたい。ヒカルの碁の神の一手ならぬ、神の一文をしたためたい。

 

来月が人生で、一番楽しい月になる!(確信)
  • この記事を書いた人

ブロ豪(コルレオーネ)

文豪ならぬ、ブロ豪|関西出身、独身アラサー|資産4,000万円突破|ABEMA primeに出演、ひろゆきとも討論|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|

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